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2008年 12月 21日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『傘とひよこ』

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道玄斎です、こんばんは。
今日は少し気力が萎えていたのですけれども、ストックしてあったゲームの中でさっくりとプレイ出来そうなものが見つかったので、ちょこっとやってみました。
大体、十分もあれば全てのエンドを見ることが出来ると思うので、久々に番外編。

というわけで今回は「空想庭園」さんの『傘とひよこ』です。


本当にさっくりとプレイ出来るのに、ちょっとニヤっとしてしまうような恋愛描写が堪りませんね。何だか乙女チックで、とってもオイシイ10分間だけ切り取ったような、そんな感触です。

先ず、プレイし始めていきなり笑わされましたw
というのも、ちょっとカッコいい青年の「プリンが食いたい」という、何だか妙に間が抜けたセリフから本作がスタートするからです。
イラストもちょっとアニメのセル画っぽい感じでパキッとした感じなんですけれども、レベルは高いと思います。

で、そのプリンが食べたい男の子を操って、ゲームは進行していくのですが、いくつか選択肢がありエンドが四つに分岐します。と、言っても番外編に載せるくらいなので、全部見たとしても10分くらいでしょう。読むのが早い人だったらもっと短時間で済むはず。

一応、ヒロインが出てくるわけですけれど、ちょっと内気で頭が良くて、それでもって地味な感じという描写がされていて、私の好みのタイプでしたw 別に内気属性はあってもなくてもいいのですけれども、やっぱり女の子は派手なのよりも断然地味なタイプの方がいいですねぇ。
お化粧で言うと、お化粧しているのかどうか分からないくらいの薄化粧。そういうのが私のストライクです。

男の視点で全てのルートを見ると、エクストラとして、女の子視点から本作のトゥルーエンドを捉え直していく事が可能に。
やっぱり、別人物の視点から、今まで見た物語を捉え直していく場合、本作のように、トゥルールートのみとか、そのくらいに焦点を絞った方がプレイしやすいですねぇ。

作品の中身ですが、恋愛未満といった感じで、ちょっぴり甘酸っぱいものになっております。特に女の子視点から見ると、「あぁ、若いっていいなぁ!!」と思わずため息が出てしまうくらい。
それに加えて、作者様は女性と思しいのですが、女の子の生活にリアリティがあるというか、そういう所でも好印象。
本当にさりげない描写ですけれども、女の子同士のグループの存在とか、その辺りに軽く言及するだけで、物語とは直接関係がなくても作品にリアリティが生まれてきます。

私自身はそんなに気にならないのですけれども、王道的な学園恋愛モノって、ヒロインの女の子は何故か主人公(+その悪友)とばっかりつるんでいて、リアリティという面から見ると、ちょっとね、と思ってしまう人もいるみたいですよ。けど、そうしないと中々ストーリーって進展しないからねぇw


うんと短い作品ですけれども、恋愛未満の甘酸っぱい一場面を切り取ったような、そんな作品でした。雨が降っている日にプレイすると、ちょっと雰囲気が出るかも?

それでは、また。
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by s-kuzumi | 2008-12-21 22:59 | サウンドノベル


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