2008年 12月 24日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『黒い都市伝説』

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道玄斎です、こんばんは。
先ほど、デスクトップを片付けていたら(というのも、物凄い数のフォルダやファイルが散乱していたのです。間違いなく100個以上のアイコンが……)、ダウンロードしておいたゲームを発見。しかも、超短編集と銘打ってありますから、さらりとプレイしてみたら、意外にも面白くて。
ただ、まぁ、短い作品ですから、今回は番外編、という事で。
というわけで、今回は「語らいの一時オンライン」さんの『黒い都市伝説』です。


私は、結構都市伝説とか、怖い話とか好きなんですよね。
昔、怪奇スポット巡りが趣味だった事もあったりして。尤も恐がりですから、日が照っている時しかそういう所にはいかないのですけれども。。

で、本作は「都市伝説」に焦点を当てた作品でした。
全部で三本、うんと短い都市伝説が収まっています。オリジナルのものもあるのですが、一方でお馴染みの都市伝説を現代風にアレンジしたものなんかも入っていて、結構楽しめます。正直、オチを知っていても凄い怖いんだけどもね。

あからさまな「妖怪」とか「お化け」とかよりも、都市伝説のように、日常空間と接点の強い怖い話(不思議な話)の方が、リアリティという面では上ですし、本当かどうか分からない、という近松門左衛門の虚実皮膜論的な面白さがありますよね。

タイトルとか内容をバラすと、一発で分かってしまうので、敢えて伏せながらお話しますと、第一話目が、著名な都市伝説(確か、アメリカ発だったかな?)を現代日本に舞台を移してアレンジしたものです。
すぐに「あぁ、あの話だな」と気がついたんですけれども、やっぱりラストは怖いですねぇ……。現代の日本では、より怖さが増すというか……。いや、怖いというよりも、ぞぞぞっとするような……。
ちなみに、全部読み終えると「解説」を読むことが出来ます。この第一話目に関連して「チフス・メアリー」の話がちらりと出ていましたけれども、あれはメイドさんなんですよね。

所謂キッチンメイド的なお仕事をしていたメアリーさん。だけれども彼女が働くと何故かチフスが発生するというw 私の記憶が確かならば、当局の方から「お前はもうキッチンメイドになってはいかん」と言い渡されたのに、懲りずにこっそりキッチンメイドとしてまた働いて、やっぱりチフスを発生させるという、或る意味凄い人です。
新聞とかにも載ってたんじゃなかったかな? メイドの歴史を繙いていくと必ず、この人にぶち当たるので、知っている人も多いかもしれませんね。 今、試しに検索を掛けてみようとして「チフス」と入力した時点で、検索の補完機能が働いて「チフス・メアリー」を出してくれました。
wikipediaにも記事があるので、興味のある方は是非、見てみて下さい。

っと、また脱線してしまいましたね。
で、第一話目以外に、第二話、第三話と三つのお話が収録されているのですが、第二話、第三話はオリジナル創作です。特に第二話なんて、実在していそうなお話しで、ちょっと面白いですね。第一話目ほど一発で「うわ、こわっ!」と感じるわけではないのですが、一瞬だけ考える時間があって、それから「うわぁ……」となるような遅効性タイプ。
スナッフムービー(スナッフフィルムとも)を絡ませたあたりに凄いセンスを感じました。

第三話目は、ちょっと怖いというよりも、かなりコミカルなお話に。
まぁ、実際プレイしてみて下さい。ノベルゲームばっかりやっている私には人ごとには思えませんね……w ただ、殆ど全年齢対象のものばかりやっていますから、私がそれで死ぬとしたらきっと「萌え死に」というヤツでしょうw それは或る意味本望。

どうやら、徐々にお話の数が増えていっているみたいです。
お馴染みの都市伝説とオリジナルのものを織り交ぜて、全部で30話くらいあったら、かなり楽しめるように思えますよ? あれ? ただ、今サイトの方を見ていたら、本作についての記述がないですねぇ……。一応、ベクターの方のリンクを張っておきましょう。こちらからどうぞ。


うんと短い作品ですから気軽にプレイしてみて下さい。都市伝説マニアも是非。
で、都市伝説に興味を持って、面白いお話を見つけたら、是非私に教えて下さいな。

それでは、また。
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by s-kuzumi | 2008-12-24 02:01 | サウンドノベル | Comments(0)


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