2009年 02月 17日

ノベルゲーム愛好家のDTM勉強会 第八回目

道玄斎です、こんばんは。
色々作業がこの時期、立て込んでいて、中々ゲームが出来ずイライラすると昨日書いたような記憶があります。段々終わりは見えてきているのですけれども、結構厳しいものがあるなぁ、と。

んで、ゲームが出来なきゃ、日々之雑記とかしか更新出来ないので、少しでもゲーム寄り(?)という事で又してもDTMの話題を。
いえいえ、今日はもう効果音は作りませんw 流石にあれだけやると私も飽きてきてしまいました。かといって、また何か新しいものを作って、ってやると時間が無いし、めんどくさい。よって、今まで上げた音源で使い回せるものを利用して、ちょこちょこっとw



■和風っぽい曲を(再び)考える。

先ずは、お聞き下されば幸いです。

こちらからだうぞ。

そう、これは第二回目の時にブチ上げてみた、和風っぽい曲です。
こいつを、解剖して「和風っぽい曲」の本質(っていうと大げさだけども)に迫ってみようじゃないか、という企画。
勿論、内容は私が書いてるくらいだから、超易しい。
誰でも分かる、即試せる、がモットーですよ。詳しい方のご意見やご指摘があったらうれしからまし。

で、上の曲は、本当に何となく鍵盤にお琴の音をセットして、適当に自分の気持ちよい感じに弾いていったものです。和風っぽさは多少意識しましたが、だからと言って何かをしたわけじゃなくて、和風っぽい音(=お琴、本当は大正琴)を使う、「お琴の音に合うようにする」くらいのもんです。

さて、聞いて頂いて、何か気がつく事はありますでしょうか?
「ヘタクソだな……」「マジでどーしよーもねぇ……」とか、そういう感想もありましょうが、そこは今回は放っておいて頂戴w

もうちょっと分かりやすくする為に、メロディ部分だけを切り出してみましょう。イントロの所は無視してね。
あっ、ちょっとDAWを変えたりして、当てている音色が異なりますが、お琴系である事は間違いないと思うので。。とにかくベタっと打ってます。

というわけで、こちらもだうぞ。

さて、如何でしょうか?
気がつく人は気がつくけれども、作った本人でも気がつかなかったんだから、意外と気がつかない人も多いかもしれません。
そう、似非和風の曲はメロディ部分に「ファ」と「シ」の音を一音も使っていないのです。ちなみに、普通に白鍵のみしか使ってませんよ?



■こいつが「47抜き」(よなぬき=四七抜き)だ。

というわけで、似非和風の曲は、ドレミファソラシドの中で「ファ」と「シ」の音を避けて作られていました。私も気がつきませんでしたw

つまり、

ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド

という一般的なハ長調の音階ってのがあって、その四番目と七番目の音、「ファ」と「シ」が抜けているわけですな。
よって、

ド レ ミ ソ ラ ド

なる音階になっている、という。
これを俗に「47抜き」(=よなぬき)と呼ぶようです。勿論、四番目、七番目の音を抜いて音階が構成されているから「47抜き」です。
別にハ長調でなくても、四番目と七番目の音を抜けば47抜きになります。その場合は四番目と七番目に相当する音が「ファ」と「シ」じゃ無かったりするわけですが、そこらへんは分かりますよね?

この47抜き音階は、日本の伝統的な音階だそうな。
だから、これを使って曲を作ると、自然と和風っぽい曲になるという寸法。というか、「和風っぽくしよう」と思って、適当に鍵盤を弾いていると、47抜きを意識せずに行っていたりするわけです。私のようにw
や、本当に、適当にファとシを避けて鍵盤で弾いているだけで、和風っぽくなりますぜ。音色を和風っぽい音にしてやると効果倍増。
是非是非おためしあれ。



■折角だから沖縄風も。

和風の音階を見たわけで、それに派生して、沖縄風というか琉球風の音階も調べたら見つかったので、ついでにご紹介しておきましょう。
例によって、白鍵のみ、「ドレミファソラシド」でいきますよ?

今度は「レ」と「ラ」を抜きます。
つまり、

ド ミ ファ ソ シ ド

となるわけですな。

こんな音になります。

どうでしょう? かなりそれっぽい感じが「ミ」「ファ」の辺りから漂ってきませんか?w
これはつまり、先ほどの47抜きと同様に、ドレミファソラシドから二番目の音と六番目の音を抜いているわけです。

というわけで、ジングルっつーか、それっぽいものをこの琉球音階で作ってみました。

こちらからだうぞ。

適当に、このドミファソシドから音を選んで打ち込めばOK。意外な程簡単にそれっぽいものが出来るでしょ?
ゴメン。補足。今Wikipediaを見たら、ちゃんと解説がありました。それによれば、この26抜きは、
同じように、ニロ抜き音階は「二六抜き音階」とも表記し、ニロ抜き短音階を西洋音楽の短音階に当てはめたときに主音(ラ)から二つ目のシと、六つ目のファがない音階のことである。俗楽の陽旋法がこれに当たる。

だ、そうです。



如何でしたでしょうか?
和風にしたけりゃ、47抜きを、琉球風にしたけりゃ26抜きをしてみろって話ですな。
詳しい方にとっては「常識」レベルなのかもしれないのですが、鍵盤で実際に弾いてみたりすると面白いですよ?
和風っぽいノベルゲームを作る際とか、結構使えるテクではないかと。こういう考え方が合っているのかどうか分からないのですが、ドレミファソラシと七音の中からメロディを考えるのではなくて、五音の中からですから、少しは楽なのではないかとも。


というわけで、今日はこのくらいかな?
何かのお役に立てれば幸いで御座います。


それでは、また。
[PR]

by s-kuzumi | 2009-02-17 20:01 | 日々之雑記 | Comments(0)


<< なんてことない日々之雑記vol...      なんてことない日々之雑記vol... >>