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2009年 05月 13日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『nimono ニモノ』

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道玄斎です、こんばんは。
今日も番外編。さっくり遊べる作品のご紹介。
というわけで、今回は「空中喫茶」さんの『nimono ニモノ』です。「空中喫茶」さんの作品は、以前『雷雨』という作品を取り上げた事がありましたね。


というわけで、プレイしてみました。
大体、5~10分くらいで読了。
ストーリーは、中年主婦、マツコとイマコとモトミが「煮物パーティー」なる、何だか妙に庶民的な催しをして、そこで井戸端会議宜しく、あれこれ語り合う、というもの。

だけれども、特に明確なストーリーラインがある、というわけでもなくて、「風が吹けば桶屋が儲かる」的に、話がドンドン転がっていって……という。
その「煮物パーティー」で語られる会話は、発端部分こそ現実的というか、「ありそうな」感じを受けるのですが、兎に角シュールな方向へと流れていきますw
このシュール感を味わう、というのが本作の楽しみでしょうか?

あと、良かったな、と思うのは「有音と無音」の使い分けです。
或る瞬間にピタッと音が止まったり、逆に無音状態からいきなり音が鳴り出したり。そのタイミングの妙で、笑いを出したりしていました。
こうした「音」へのこだわりが、作者様のサイトが実は「音楽」系のサイトである、という所に由来しているのでしょう。サイトを方を見てみると、精力的に楽曲を作成している事が分かります。
本作のBGMもやはり、こだわりの自主制作作品という事みたいですよ。割と激しいビート感のある曲でした。

この曲調と、主婦の井戸端会議的会話というミスマッチな感じもアクセントになってますね。
「SUPERWAVE P8」みたいな音が鳴っていたのが印象的でした。

そんなに気合いを入れてプレイする、というよりも、やっぱりちょっとした息抜きに、シュールな感覚を楽しむ、くらいの気持ちで遊ぶ方が良いかもしれません。
意外と、こういう妙に激しくてシュールな作品、好きな人多いのではないでしょうか? 気になった方は是非プレイしてみて下さい。


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2009-05-13 21:28 | サウンドノベル


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