久住女中本舗

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2009年 07月 04日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『しにがみ16ごう ~はじめてのおしごと~』

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道玄斎です、こんばんは。
今日も今日とて、寝付けずにフラフラと情報サイトを巡っていたら何となくゆかしくて、それでいて尺も短そうな作品を見つけました。
プレイ時間は5分くらいなので、本当に短編。けれども、これは「アリ」だな、と思ったのでご紹介。
という訳で、今回は「アマギ」さんの『しにがみ16ごう ~はじめてのおしごと~』です。作者様HPが分からなかった為、ベクターのリンクを張っておきます。

ちなみに番外編ですから、良かった点、気になった点などは特に項目を立てて挙げる事は致しません。


さてさて、久々のレビューですね。番外編ですけれども。
どうやら、本作、作者様の処女作のようです。ツールはYuuki! Novelだったりしますが、こういう一本道で且つ短編のものなら、操作に問題はありません。これが選択肢が沢山出てきて、複雑にストーリーが分岐すると「もう、やってられん!」ってなってしまうのですがw

プレイしてみれば(そして、後書きを読めば)、本作は「童話風」である事が分かります。
「しにがみ」=死神だなんて、ちょっと物騒な漢字のタイトルではあるのですが、それが平仮名で表記されている事からも、オドロオドロシイものが払拭されているのが分かるハズ。

内容も、これはアリだな、と思いましたよ。
5分で終わるものですから、ストーリーをなぞっていくのも止めておきましょう。

ゲームを起動した時に「そういえば、なんで16号なんだろう?」なんて思っていたのですが、そこらへんの説明も含めて、ちゃんと一個のお話になっており好印象。
途中でオチは読めてしまう部分はあるのですけれども、そうした感触があっても、やっぱり「いい話じゃないか」と思える感じ。こういう作品って、一種の癒しというか、そういう部分を担当してくれていて、丁度、今の私の気分にぴったりだったわけです。

で、イラストが良いですね。
リアリティがあって、且つ生臭くない。そういうテイストでした。立ち絵があるとかではないのですけれども、たまに一枚絵が出てきます。作者様自身が描かれているのか定かではないのですけれども、凄く上手ですよね。
商業ゲームのそれをなぞるようなイラストが、フリーのサウンドノベル/ノベルゲームに於いても一種の「定番」なわけですけれども、そればっかりだと食傷気味になってしまいますし、表現の幅みたいなものも狭まって、ある種の閉塞感を感じないわけでもないので。そういう意味でも、私は「味のあるイラスト」とかが結構好きなんですよね。

正直な所を云えば、イラストが無くても、ストーリー「だけ」で引っ張れるのならば、それでも良いんですよ。
そうした「イラストの無い作品」も過去に何度も取り上げてきました。何となく思い返してみると、名作が多い気が……。
ただ、本作の場合、イラストがたまに表示される、というのが良いアクセントになっていましたし、そのイラストもとても良いものだったので、それはそれで全然OK。

イラスト、或いは音楽と云った部分で、容量はこの尺にしては多め(30MB超)だったり、エンド後、エラーが出たり(別にソフトが落ちたり、とかではないです。もしかして私の環境だけ?)するんですが、エラー表示を何とかすれば、容量の問題は今はハードディスクも大容量の時代ですから、まぁ、許容範囲かな、と。
欲を言えば、半分くらいになると良いかな、とは思いますね。もしかすると音楽がwavなのかな? だとすれば、oggなりで圧縮すると容量もざっくりと。。

少しやさしい感触の童話風作品を読みたい方は、是非プレイしてみて下さい。
さっくり5分で読み終える事が出来ますよ。


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2009-07-04 02:59 | サウンドノベル


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