久住女中本舗

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2009年 07月 10日

なんてことない日々之雑記vol.218

道玄斎です、こんばんは。
何か暑くて暑くてダレています……。



■初めて聞いたモノ

今日も今日とて、しょぼくれた顔をして歩いていると、町中で冊子を渡されました。
例によって宗教です。

新約聖書の分冊を渡されたりしたんですが、今まで見たことも聞いたこともないようなものでした。
その名も「回復訳」。ほら、メジャーなのは、新共同訳とか、七十人訳聖書とかそういうのであって、キリスト教系の書籍を読んでいてもちらほら名前が出てきます。何しろ手元にある聖書も新共同訳だもんね。

で、やっぱりこういう宗教的な活動をなさっている方ってのは、「ターゲット」になりそうな人に声を掛けるに決まってますから、きっと今日の私は、この世の終わりのような顔をして歩いていたんでせう。

その冊子を私に差し出したオッサンは、早口で色々まくし立ててるんですわ。
「聖書に従おう」とか、「自分はそれで救われた」とかさ。
んで、そういうオッサンの語りを聞いている内に、私も頭が回り始めて、こっちも質問してみたって訳だ。


道玄斎「あの、結局、あなたがたはカソリックなんですか? プロテスタントなんですか?」

オッサン「……いや……兎に角我々は、カソリックだとかプロテスタントとかではなくて、聖書に忠実に生きるという事を目的にしていて……」


なんて答えてます。
聖書に忠実に、とか云っているわけで、福音主義に近い感触なので、最初プロテスタント系の一派かと思っていたら、どうもそうでもないらしい。
オッサンの弁を借りると、「聖書にはカソリックになろうとか、プロテスタントになろうとかそういう事が書いてあるわけじゃない。飽くまで聖書そのものに立ち返ろうという運動」という事なんですけれども、開祖(キリスト)の教えを受け継いだ組織ってのが当然あるわけで、そうした組織が枝分かれして、現在のようなカソリックとプロテスタントになったわけですよねぇ。プロテスタントなんて宗派(?)の数は数千とかあるんじゃなかったっけ?

んで、渡された聖書、底本がギリシャ語ネストレの二十六版なんだそうな。
聖書の文献学的な研究ってのは、歴史も複雑さもきっと半端じゃないだろうから、素人の、しかも日本の文献学を少し囓った程度の私にゃぁ、何が良いのか全然分からないのですけれども、このギリシャ語ネストレの訳は良い底本みたいですねぇ。

まぁ、ざらっと貰った聖書の分冊を見てみると、兎に角注記が多い事に気がつきます。
一ページの半分は注記です。正しいのか正しくないのか、判断は付かないものの、かなり詳細な註が付けられており、読みやすいっちゃ読みやすい。ただ、こう「!」(びっくりまーく)が聖書に付いたりするのはどうなんだろう……w 他のヤツにも「!」って付いてましたっけ???

意外とね、文語訳の聖書なんかも味わいがあって私は、良いと思うんですよね。
文語訳は、良い感じのある一節を取り出した時に、それが「格言」としてビシッとキマるわけで。

ともあれ、今日、私に声を掛けてきた団体は、ちょっと怪しげな感じがしないでもないんですよねぇ……。


というわけで、オチも何もないですが、明日もちょっと早めに出ないといけないので、今日はこのへんで。
それでは、また。
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by s-kuzumi | 2009-07-10 22:44 | 日々之雑記


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