2009年 09月 11日

ノベルゲーム愛好家のDTM勉強会 第十四回

道玄斎です、こんばんは。
今日も何かしらゲームをプレイしようと思ったのですが、ちょっとした話のネタがあるので、久々にDTMなお話を。



■FL STUDIO9 遂にリリース

というわけで、FL9が出ましたよ。
本家本元の「音楽を作る事をメイン」に活動していらっしゃる方も、布教やwikiの管理や整備など色々やって下さっている訳で、私は私なりに草の根的に「ノベルゲームからのDTM」で、このFL STUDIOを大プッシュしていこう、という話です。

一般的なDAWとは違い、FLはダウンロード販売がメインなので、メジャーヴァージョンのアップデートであっても即座に落として使用出来ます。

デモ版と製品版の境目も、実は殆ど無いんですよね。
デモ版をダウンロードしてきてインストール。んで、regcodeの認証をしてやれば、デモ版が普通に製品版に早変わりします。デモ版の制限は、「プロジェクトが保存出来ない」という事だけで、wavやmp3、oggなどの書き出しはちゃんと出来ます。

ノベルゲーム(の音楽)の制作でFLを使おう! と声高に叫ぶ理由の一つが、このoggへのデフォルトでの対応です。別にwavを適当なソフトでエンコードしてもいいけれども、デフォルトでoggが書きだせると、ちょっと嬉しいですよね(他のDAWでも出来るんだっけ……?)。
ゲームに使用する「音系ファイル」の拡張子は、oggが、昨今主流になってきていますから、そうした潮流にもバッチリフィット。Vst/VstiにもDXiにも対応していますから、拡張性も。

そういや、割と昔の事なんですけれども、某Linux系の雑誌を読んでいた時に、oggの記事が載っていました。記事の内容は「mp3よりoggの方がいーぜ!」ってなものでしたけれども、課題として「作り手にまでoggというフォーマットは影響を及ぼす事が出来るのか?」と書かれていて、今のノベルゲームを取り巻く状況なんかをみると、ogg結構頑張ってるんじゃない? と思います。
例の『かたわ少女』が使用しているren'pyも確かwav、ogg、mp3の三つに対応していました。

そういえば、我らが姫君FL-CHANも、今回も滅茶苦茶頑張ってました。
Fruity Danceを立ち上げた状態で、aboutを見たり、ブラウザから音を引っ張ってくる時に活躍してくれます。


まぁ、宣伝はこのくらいにして。
で、元々FLに搭載されているDirect Waveなるサンプラーが非常にグーになってました。
別に単体でアップデートして使えば良かったんだけれどもヴァージョン9が出るのが分かってたから、足踏みしてたんですね。

何でそんなにサンプラーというか、Direct Waveに拘っていたのかというと、どうしても読み込みたいサンプルがあったのです。大凡定価で3200000円くらいするヤマハのC7なるグランドピアノ、そのサンプルを持っているんですね。
元々製品として販売されていたものが、何故かフリーになっていたという。詳細はこちらから。

で、FL8に付いていたDirect Waveでは、このサンプルを読み込ませようとすると、FL本体も巻き込んでハングしてしまったのですが、今回の9に付属しているものでは、読み込みに成功。ちゃんとグーな音が出てきます。giga用のヤツで読み込ませたんですが、ちゃんと使用可能。
折角、グーなピアノ音源が手に入った訳なので、ちょっとね、頑張って一曲作ってみようかな? なんて思っています。

ただ、一つだけ欠点があって、メモリの使用量が1Gを越えてしまうw
取り敢えず軽いFL Keysで作って、最後に差し替えるって使い方の方が、安全かもしれませんね。

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※追記
そういえば、FLを使っていてどうしても分からない事がある。
それはやっぱりライセンス絡みの問題。wikiも読んだのだが、イマイチスッキリしないものが残っている。
私はFL8のXXLをBOXで購入して、本家サイトに登録。その後追加で29$を払い、Life Time Free Updateのライセンスを購入した訳です。

で、このライセンスは、基本となるFLのProducer Editionを生きている限り最新版にする事が出来る、という事で、それに加えてXXLに付属していたプラグインのライセンス、この二つを合わせてXXLと全く同一の環境が構築出来る。という認識でいいのかな?
多分、ここまではwiki等を参照して合っていると思う。問題は、本家サイトのアカウントに出てくるライセンスには最近「XXL Bundle」なるライセンスが追加されていた、という事。
そのすぐ下に従来通り、「Producer Edition」のライセンスが表示され、さらにその下に「Life Time Update to Producer Edition」というライセンス表示が確認出来る。

となると、デモ版をアンロックする為のregcodeは、XXL Bundleの方なのか、はたまたProducer Editionの方なのか? どうも、そこが良く分からない。
今回、FL Studio9をインストールするに当たり、XXL Bundleの方でregcodeを解除した。結果は勿論、ちゃんと解除され快適に使用出来ている。となると、このXXLとProducerの二つのライセンスが表示されているという事の意味はどこにあるのだろう?

推測1:実はProducer Editionの方でregcodeを解除すると、飽くまで「Producer Edition」に付属しているプラグインのみしか、初期状態ではアンロックされず、手動で、XXLにバンドルされる、例えばSytrusなどのregcodeを解除してやる必要があるのではないか? と、するならば、そうした煩雑な手間を省く為のregcodeの配布場所として、ライセンスに「XXL Bundle」が存在しているのではないか?

と、そんな事が頭をかすめるのだけれども、どうもこれはハズレらしい。
というのは、試しにSytrusのライセンスを見てみたら、「FLに最初っから入ってるよ。Vstiとしてダウンロードしたいならこちらから。もし、デモが解除されなければ、regcodeを実行してみてくれ」的なメッセージが表示されるからである。これは以前からそういう表示だった。つまり、XXL Bundleなる、不可解なライセンス表示がProducer Editionと並列する形で表示される以前、単純にProducer Editionのライセンスだけが表示されていた時と同じ。

んー、ちょっとそこらへんがややこしくて分かりにくい。
一渡りwikiには目を通しているのだけれども、どうしても、ここが分からないので、詳しい方がいらしたら御指南下さいませ。
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■音楽の本

今回は、ちょっと硬派な本を読んでいます。
芥川龍之介の息子である、芥川也寸志の『音楽の基礎』。岩波新書ですけれども、面白いですね。
今から30年くらい前に出た本なんですが、普通にDTMに還元出来る話が一杯載っています。多分……新古書店なんかで一冊100円くらいで出ていると思うので、興味があれば是非是非。



■音楽が秀逸だったアニメ

実は、ここ最近では珍しくアニメを毎週見ていました。
タイトルは『青い花』。まぁ、何て云うか一種の百合というか……w

私の妹が、元々の原作マンガが好きで、私もちょくちょく読んでたんですよね。そしたらいつの間にかアニメ化されて、ついに昨晩最終回を迎えてしまいました。

音楽も素敵だし、舞台(=鎌倉)も素敵。
女の子も可愛いし、何か瑞々しいというか。凄くセンチメンタルな感じで、私のツボ直撃なアニメでしたねぇ。
最後の最後の演出。ちょっとあざとい気もしないでもないけれども、逆に言えば「アレしかない!」という感じで、ジワッと来ました。というか、ちょっぴり泣きました。

原作が付いているアニメだと、原作とどう共存するか? という辺りが難しい所ですが、『青い花』は原作の良さを活かしつつ、アニメ版としてキッチリと独立した一つのお話になっていて、そこらへんのストーリーの組み方や組み替え、演出は凄く巧み。
第二期やらないかなぁ……? なんて窃かに期待しているのですが……。



というわけで、昨日二時間半くらいしか眠れていなかったので、今日は少し早めに休む事に致します。
今日はDTMといいつつ、普段の日々之雑記のノリも随分混じってしまいましたw
それでは、お休みなさい。
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by s-kuzumi | 2009-09-11 20:37 | 日々之雑記 | Comments(1)
Commented by sorayuki at 2009-09-12 20:54 x
こんばんは。遅れまして
レビュー400本おめでとうございます。
私が初めてここにお伺いした時は100本目…だった。


>OGGについて
oggの良いところは低ビットレートも良い音が出るところかな…
(詳しくは知らないのですが、74kbpsのMP3と比較したところ
明らかに良い感じでした、高音部が余り崩れない印象)

データ容量の削減って光通信の時代と言えど
重要だと思います。(容量も微妙にMPEGより軽い)
だからと言って絶対フォーマットはOGGって訳では無いですが
MP3も量的には圧倒している存在なので


>芥川也寸志の『音楽の基礎』
…面白そう。
本屋に普通に売っている本ですが、久石さんの『感動を(ry』
って本も直観などについて詳しく書かれていて良かったですよ。

作曲初めて良いことと言うと、音の構造を分解しながら聴ける
ことでさらに楽しみが深まると言うか…(個人的な意見ですが)

FL試してみようかな…。


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