久住女中本舗

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2009年 10月 05日

なんてことない日々之雑記vol.237

道玄斎です、こんばんは。
ノベルゲームのレビューも目出度く400本を越えまして、400という数字が多いのか少ないのか、微妙に分からなくなりながらも、キリの良い数字ですから満足していたりします。
ま、一区切り付いたって事で、これからは少しのんびりモード。



■仲秋の名月

微妙に過ぎてしまいましたが、先日、所謂仲秋の名月が見られる事が出来ました。
月はやっぱりいいですよねぇ。満月も良いですが、弓張り月とか、その時の月の状態によって、色々呼び名が変わるわけで、ぶっちゃけるといつ見ても月はおもしろきものなり、と。

ところで、「仲秋の名月」と私は書きましたが、「中秋の名月」と書く方が今は一般的ですよね。
けれども、私はやっぱり「仲秋」の方を推したいと思います。
なんでかってーと、この「仲」ってのは、旧暦の月の数え方と関係があるからです。

今、一月を三分割すると「上旬」「中旬」「下旬」になりますよね? 大凡、10日ごとで移り変わるわけで、それに上中下を充てるのは凄く自然です。
ですけれども、古代(というか旧暦が使用されていた時期)は、単純にそれを上中下に分けず、「孟仲季」で分けていたのです。

で、季節に関してもこの三分割法でした。
昔の季節の数え方は、

1~3月までを春

4~6月までを夏

7~9月までを秋

10~12月までを冬

としていました。ですから『枕草子』を見て、「春は曙」なんて文章があっても、今、現在、私達が感じる「春」のそれとは実は大分違うって事です。そもそも旧暦で、だもんね。

で、それぞれ三ヶ月が一つの季節に相当していて、

1月だったら孟春
2月だったら仲春
3月だったら季春

なんて割り当てていくわけです。
だから、旧暦の仲秋だったら、実は8月なんですよねぇ。
そんな訳で、元々の数え方を考えると、「ちゅうしゅう」ってのは「中秋」よりも「仲秋」の方が良いんじゃないか、という事です。私は、そもそも懐古趣味だから、一般的には「中秋」であっても「仲秋」にしちゃいたくなるんですが……。



■たまにゃぁ、別の言語で

というか、未練がましく古文ばっかり読んでいてもアレですから、たまには別の言語を使おうと思って、書庫を漁りました。フランス語に関しては、もう全然出来ないので端から除外w 英書で面白そうなものが無いかどうか、チェックしたら、未読と思しき薄いペーパーバックが見つかりました。
『Goodbye Mr Hollywood』というモノ。出版社を見ると、オックスフォード大学出版のようです。その中の「オックスフォード本の虫叢書」みたいなレーベルから出されている本でした。

一時、ペーパーバックを読むのが趣味だった私としては、それなりに英書を読む自信があったりします。勿論、専門的な本じゃなくて、軽い読み物的なものだったら、という条件付きですけれども。
別に英語が出来る訳じゃないけれども、「分からない言葉は徹底無視」とかそういう、コツが分かってきたって事ですね。

正直ハリポタくらいだったら、高校卒業程度の英語力があれば、辞書を一度も引かず読了が可能です。
分からない語は無視して、兎に角「ストーリーの流れ」だけを追っていけばいい。ページによっては半分くらい良く意味が分からない所とか出てきますけれども、それでも無視して読み続ければ、全然普通に読めちゃいます。
まだ完成がなされていない『かたわ少女』なんかも、同じであれも分からない所はさっくり無視してやれば、普通に読めます(体験版をやっただけですが)。せいぜいハリポタと同じくらいなもんだ。

そんな訳で、少々気負って読み始めたのですが、何だか無性に易しい。
中学卒業くらいでも読めちゃう気がしますよ。どうやら、「英語がネイティブで無い人向けの本」だったようで、馬鹿みたいに易しい単語に、英々で巻末に注記が付いていたりします。

ページ数で云っても、40ページとかそんなもんなので、大して時間も掛からず読める、「手軽な洋書」と云った感じでしょうか? 大体、1時間くらいで読めます。
内容自体はミステリーでしたね。
簡単にかいつまんで話すと、「主人公である雑誌のライター(山とかそういうものが専門の雑誌らしい)が、可愛い女の子のせいで命を狙われてしまい、最終的に女はおっかねぇ、女は油断ならねぇ、と悟りを開く」というかw

ただ、普段使わない言語で読んだせいか、たった40ページですけれども、凄い充実感はありましたし、内容もスリリングで満足しました。ミステリーと云っても、本格的な推理モノという感じでもないし、凄く読みやすかったです。
たまにゃぁ、英語も使わないと、ただでさへ悪い脳みそが更に悪くなっちゃうからね。


折角の秋の夜長ですから、和書ばかりでなく、他の言語の本も読んでみると面白いかもしれませんよ?


それでは、また。


※こっそり恥ずかしい間違いを修正。
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by s-kuzumi | 2009-10-05 23:57 | 日々之雑記


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