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2009年 12月 30日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『Elevator of Horrors』

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道玄斎です、こんにちは。
本日二本目のご紹介。何だか無性にホラーがやりたくって、探していたら見つけました。選択肢で細かく分岐する、というよりも割とあっさり目のホラーの方が今の私の気分に合ってるみたいです。そういう作品ご存じの方がいらしたら是非お教え下さいませ。
というわけで、今回は「じゅえる★ぼっくす」さんの『Elevator of Horrors』です。サクサク読めていけましたので番外編、という事で。


所謂短いホラーが連続して何本も語られる、というそういうタイプの作品。
以前にも、この手の作品プレイした事はありますが、あまり数は多くないのかな? ともあれ、サクサクっと読んでいけるスピード感がいいですねぇ。

本作の大きな特徴は、作品の中身そのもの、というよりも、その「怖い話」を包み込むように存在している設定だったりします。
遊園地とかの「アトラクション」を模していて、エレベーターを上がりながら怖い話が連続再生され、プレイヤーはそのアトラクションの「参加者」みたいな、そういう設定でした。単純に怖い話を詰め合わせました、っていうよりも、一つの作品としての纏まりも感じられますから、これは中々秀逸な仕掛けだったのではないかと思います。

肝心の怖い話そのものですけれども、実は怖くありませんw というか、お馴染みの都市伝説系の怪談なので、私なんかは最初の数行を読むだけで「この話は……」とオチの部分まで分かってしまっていたという……。
多分……一般的に有名なお話が多いんじゃないかな、と。9番目の話は初見でしたけれども。

個人的にちょっと面白かったのは、アトラクションの案内人のお姉さん(?)の語り口だったりしますw
一話、怖い話が語られるごとに、コメントを入れてきたりしてこちらにかまってくれるお姉さん。その妙にあっさり風味な口調が素敵で面白かったです。
で、このお姉さんとの会話の中で微妙に選択肢が発生するのですが、基本一本道です。選択肢の選び方で、一応二種類にエンドが分かれますけれども、中身の「怖い話」自体には変化はありません。最初にちらっと述べた設定の部分で、オチがついたり付かなかったりする、という感じ。


お馴染みの都市伝説系の怪談、なんですけれども、独自の設定があったり、テンポ良くサクサクと読んでいける部分があって中々楽しかったです。
怖い話大好き! って人には物足りないかもしれませんが、都市伝説だとか全然詳しくない、って人がプレイしてみると面白いかもしれませんね。

それでは、また。
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by s-kuzumi | 2009-12-30 15:47 | サウンドノベル


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