久住女中本舗

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2010年 01月 07日

ノベルゲーム愛好家のDTM勉強会 第十七回

道玄斎です、こんばんは。
今日も一曲ブチ挙げてみて、「簡単に」「誰にでも作れる」もの、そんなメソッドをご紹介してみましょう。



■コード進行? んなもんかったるいわい

取り敢えず、音楽制作の環境を揃えて、いざ「曲を作らん!」と意気込んだはいいけれども、結局何も出来なかった経験ありませんか? 私にはあります。というか現在進行形でその状態w

シーケンサーの類でしたら、フリーでも本当に優れたものリリースされ、実際使っている方も多いみたいですよ。私は、「自分が使って楽しい」からFL STUDIOを使っているので、今回もFLの環境で作ったものをブチ挙げてみたいと思います。

そういえば、今までFLの最上位版だったXXLエディションを使っていたのですが、更に上のSignatureエディションなるものが出てきて、今なら62$でアップデート出来る(勿論、一度購入すれば生涯無償でアップデート可能!)わけで、買おうかどうしようか迷っています。
実は、XXLエディションにマキシマイザーやらが付属したものがSignatureエディションで、あんまりマキシマイザーとか使わないんですよね。
ちまちまっと要所要所でゲインを稼いでってやっていると、十分過ぎるというか。ですのでちょっと購入を迷っています。


それはさておき、曲が作れず途方にくれた私は、「すぐ出来るポピュラー音楽」的なマニュアルを買ってきて、熟読してみるのですが、なんかめんどくせぇんだ、これがw
要するにコード進行が載っていて、それにメロを付けろ、みたいなそういう体裁の本が多くて、そういう作り方をする人も多いらしく、実は実用的な本なんですが、「コード進行」なんて云うわけでさら、ただでさえ良く分からないコードなるものを順次進行させていかねばなりません。

「どうしたもんか……」そんな悩みを抱えつつ、某CDを聴いたわけです。洋物のポピュラー音楽です。
曲自体は凄くいい。格好よさやノスタルジックな雰囲気、或いはセンチメンタルな部分を刺激してくれるような、そんな素敵な楽曲だったんです。意外かと思われる方も多いかもしれませんが、ジャンルはHIPHOP。

で、その曲を何度か聴いていて気がついたんです。
「これ、二小節くらいのフレーズが延々と鳴ってるだけじゃん……」と。
話を単純化すると、曲が2つのコード「だけ」で出来ていたんですよね。

そうした限定された条件で素晴らしいものを作る、というのはやはり職人芸的な、技量が必要となるわけですが、テクニックとして「お手軽」に盗めそうじゃありません?w 
というわけで早速パクってきました。珍しくフルレングスの2分オーバーのブツ。ただ、細かい所は全然詰めていなくてベロシティの値も碌に弄っていないという体たらく。まぁ、ラフミックスみたいなもんだと思って。
まだまだ音を追加したり、色々やる予定だけれども、時にはパパっと人目にさらす事も大事。

こちらからだうぞ。




■どーやって作ったか

取り敢えず、「コードは二つしか使わん!」と最初に決め込みましたw
二つだったら何とかなるよね。四つ五つと増えていくと大変だけれども。古典的なロックなんてスリーコードで何とかなるけれども、もうちっと「ノベルゲームで使えそうな曲」がいいんですよね? あまりにもド単純なもの、何か小学校の音楽の時間で出てきそうなもの、そういうものは排除する方向で話を進めていきます。

よくよく考えてみれば、ちょっと素敵なギターの音源を持っていた事に気がつきました。
そいつで以て、2つのコードをアルペジオ風に弾いてパターン化します。んで、FL付属のドラムループ素材をはっ付けて、大まかにざっくりと「曲らしきもの」の体裁を整えてやります。
あとは、そいつを頭から終わりまで鳴らしながら、適当に音を付けていくだけ。

多分……本当に適当だから音がぶつかっている所、あると思います。が、そんなの気にしない。
ピアノの音の処理の仕方が本当に良くないのですけれども(もちっと装飾パートくらい付けてやりたいもんだ)、一応、mp3に変換する時にはYAMAHA C7 GRAND PIANOのサンプリング音源をサンプラーに読み込んでほんのちょっぴりリッチな感じを出しつつ。。
ただ、これ、滅茶苦茶重たいので(立ち上げるだけでメモリーを1G以上喰う……)、本当に書き出す際のみ使用する、という感じ。

作っている最中だと「あれも入れたい」「これも入れたい」みたいな、妙な欲が出てくるのですが、先ずは「ざっくりと形を作る」のが先決。
細かいアレンジみたいな部分は、最終的にやればよかろう、と後回し後回し。

で、ピアノでメロっぽいものを付けて、それもループさせ、ついでにストリングス的なものをこっそり二番目に仕込んでひとまず完成。
それにプラスして、ギターでちょっとだけジャラ~ンと鳴るアクセントの部分を付けて、オートメーションで音量なんかを変化させて(殆どフェードアウトの部分だけれども)完成。

所要時間、1.5時間くらい。
もっともっと詰めて作ればそれなりに聞こえそうでしょ? 何となく物憂い雰囲気の場面とかに使えそうなループ可能な曲モドキ、一丁上がり。

近い内に、またあれこれやって、ブラッシュアップを図る予定ですが、何か使えそうだったら、使ってやって下さい。
ちなみにタイトルは、「shamrock」。制作中の仮タイトルは例の「下総中山落花生」的なものなので、わざわざ書かなくてもよいでせうw 実は、こっそりもうちょっとしたら大量発生すると思しき「桜ソング」へのアンサーソングというか、「道玄斎流桜曲」みたいな性質もあったりしますが、やっぱりあんまり関係ない、ねw



■まとめ

・2つのコードでもループさせれば、意外と曲の背骨になる。

・コードのループを鳴らしつつ、ドラムループも仕込む。

・適当にメロっぽいものを付ける。音がぶつかっても気にしない。

・ちょこちょこっと調整して完成。

と実にお手軽な方法です。
たまに、普段聴かないジャンルの曲を聴くと、色々パクれるネタがあっていいですねぇ。


何かのお役に立てば幸い。
それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-01-07 01:36 | 日々之雑記


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