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2010年 01月 15日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『シーミュの図書館』

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道玄斎です、こんばんは。
今日も今日とて番外編。ただ、今回はちょっと変わった作品です。
というわけで、「シーミュの図書館支援会」さん(でいいかな?)の『シーミュの図書館』です。


ちょっと変わった作品、と云いましたけれども、ノベルゲーム……って感じでも実はないんですよね。
というのは、本作「図書館シミュレーションゲーム」なのです。
プレイヤーは、司書さん(シーミュ)を操り、運び込まれた本を日本十進分類法に基づき、本棚にしまっていく、というもの。
本棚に仕舞い込む前に、その本を読み、ちらっとストーリーの概略だったり著者情報が見れたりするんですが、山あり谷ありのストーリーはありません。その本の内容が一つ一つ一発ネタになってるってくらいかな?

別になんてことないゲームなんですよ。
けれども、何故か滅茶苦茶ハマってしまって、合計で4時間くらいプレイしたかもしれませんw いや、下手するともっとかもしれない……。ワンプレイは大体15分も掛からないですね。馴れてくると5、6分ってところ。なので、今回もプレイした合計時間は多いけれども番外編で。

読むことが出来る(整理すべき)本は、全部で200冊くらい。
一度ゲームをスタートさせると30冊かな? 配架するまでセーブもロードも出来ないんですけれども(というかセーブもロードもない)、そんなシンプルなゲームの作りが何故か、絶妙なハマり感を出してくれるという、かなりの変わり種。

多分、これもVIP発のものだと思うのですが、プログラムも既存のそれに拠らず、組める人が組んだようです。シーミュの立ち絵も可愛いし(ちょっぴりクールな和服美人……)、図書館の背景画像もすっごく素敵で、シンプルなハマりゲーって感じ。
こんな図書館があったら、一日中入り浸っていたいです……。

で、一度クリアしてしまうと、タイトル画面から一度読んだ本を読み返す事が出来ます。
一回二回プレイしただけじゃ、全然「本リスト」が埋まらないハズ。
この本リストをコンプリートすべく何十回もプレイしちゃいました。結局最後の最後まで残った本が『ばかをなおすほうほう』という本でしたw 私にバカを治すなと云っているのか?w

総じて見ると、本で笑えるものは実は少なめ、なんですが、中にとんでもない奇書の類が混じっていて、そういう本を「発掘」していくのが楽しいですねぇ。
一番ツボだったのは、「元サマルトリアの王子」が書いた『妹が女帝になってて行き場がない』という本w 居ましたよね、妹。王子が旅に出ている間に女帝になってしまったようですw
よーく考えてみると、「元」王子ですよ? 妹が女帝になった、というのはまぁこの際良しとしましょう。そうすると、「元王子」なる人物の地位ってのはどうなるんでしょうね?

普通に考えれば、女帝たる妹が適当な婿をとって、その子が王位を継ぐんでしょうから、王朝の系譜が変わってしまいます。こういう場合……元王子ってのはどういう処遇をされるんだろう……。


っと、脱線はこのくらいにして。
最初の10回くらいは、今まで見たことのない本を目にする事も多いので、かなり熱中してプレイ出来るんですけれども(私、熱中しすぎて昨晩熱を出しましたw)、本リストも大分埋まってきて「残り5冊」とかそのくらいになると結構辛くなってきます。
いや、中々お目当ての未読の本が出てこなくてねぇ……。にも関わらず毎回毎回『俺とタゲの攻防』なる本が出てきちゃって、「またお前かっ!」とw
その分、目当ての本が出てきた時には「よっしゃ、来た来た!!」とか一人でエキサイト。

もしかすると、運の良い人だったら1時間ちょっとくらいでコンプリートも可能かもしれません。
プレイに際して、別に日本十進分類法を知っている必要もありませんし(私も910が日本文学って事くらいしか知りませんでした)、ちゃんと懇切丁寧なチュートリアルも付いています。
一度、チュートリアルに沿ってプレイしてみてるとコツが掴めると思いますよ。

若干、気になった点は、システムが少し不安定な部分があったかな、という所。
別に急にソフトが落ちたりって事はなかったのですが、閲覧モードで、本を閲覧してから再度ゲームをスタートすると、図書館の図が乱れて表示されてしまったり、なんて事がありました。再現性のあるバグかと思いきや、もっかいやってみたら、今度は上手く表示されたりして。
もう少し、安定して動作するとよりプレイに没頭出来たんじゃないかなぁ、なんて思う次第。


少しノベルゲームとは離れてしまうかもしれませんが、没入度の高い作品でした。
本が好き、図書館が好き、なんて方は是非プレイしてみて下さい。


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-01-15 19:17 | サウンドノベル | Comments(0)


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