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2010年 03月 09日

フリーサウンドノベルレビュー 『ベルリン教室』

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今日の副題 「センスが光る下ネタ多め、青春ドラマ!?」

ジャンル:下ネタ多めの青春ドラマ(?)
プレイ時間:1時間程度
その他:選択肢なし、一本道。
システム:NScripter

制作年:2010/?/?
容量(圧縮時):77.3MB



道玄斎です、こんばんは。
今日は東京、又しても雪が少し降りました。寒くて暖房機器をガンガン付けていたら先ほどブレーカーが落ちましたw
こんな寒い日は大人しくゲームをプレイするのが良かろうってんで、面白そうな作品を早速プレイ。1時間という程よい尺と、笑いありジワリとくる部分ありの満足感の高い作品でした。
というわけで、今日は「小豆クリーニング」さんの『ベルリン教室』です。
良かった点

・ギャグとシリアスの切り替えが上手く、内容的にも満足出来る。

・画像の使い方グラフィック周りにセンスを感じる。


気になった点

・下ネタ成分が多めなので、そういうのが苦手な人はちょい注意w

ストーリーは、ふりーむの紹介文から引用しておきましょう。
「知ってる? 夜の教室には天使が居て、
 片想いの恋を叶えてくれるんだって――」
夜の学校を舞台に繰り広げられる天使と子羊の
少し不思議な青春ドラマです。

立ち絵ありイベント絵あり、エンディングテーマあり。
選択肢はありません。
プレイ時間は50分程です。

割と僕の中の乙女回路が暴走したので、その辺りを
楽しんでもらえれば幸いです。よろしければ是非。


※ 一部、不適切な表現が含まれます(ふりーむ注)

こんな感じです。
長いこと、ふりーむを利用していますが、“ふりーむ注”で不適切な表現が含まれます、と記述されているのは初めてかもしれませんw 
ここで云う不適切とは、所謂下ネタの事で、結構ぶっ飛んだネタが出てきますw 
もしかすると下ネタ多め、という事でギャグ作品かと思ってしまう人もいるかと思うのですが、ギャグの場面とシリアスな場面の切り替えがとてもスムーズで、上手いなぁと思いました。

これ以上ないだろ……っていうくらいの下ネタが出たかと思えば、意外なほどシリアスで熱い展開があったりと、プレイしていて飽きる事がありません。
ギャグっぽいテイストの上にシリアスが載っかっているとか、或るはシリアスな上にギャグが載っかっている、という感じでもなくて、結構綺麗に場面場面で色んなテイストを見せてくれる、そんなタイプですね。
尺も過不足が無い、というか、きっちり1時間くらいの作品としてパッケージングされている、という印象。尺や全体の雰囲気とかも含めて、職人芸的な技術が光っていたのではないかと。

そういえば、スクリーンショットを撮る時は、基本方針として「最初に出てくる一枚絵」を使う事にしています。
その最初の一発目が強烈なネタバレを含んでいたり、或いは作品本来のテイストとは違うギャグ調のデフォルメキャラが出てくるようなものだと、色々考えてそれなりに穏当な所を持ってくるんですが、本作もどこをとってきたらいいか、結構悩みました。

最初の一発目はやっぱり、ネタバレになっちゃうので(私としても是非驚いて貰いたい場面なので)そこは避ける事が決定。かと云ってタイトル画面だとちと味気ないですし、やっぱり作品の特徴というか味が伝わりにくいかな、と思って。
で、スクリーンショットを見て貰えれば分かるように、本作はモノクロなんです。きっちりと下書きをして、その中から本線を選んで影を指定して、彩色して、というタイプではなくて、或る意味ざっくりとした線が活きているイラストでした。イラスト自体が上手いですから、「様になる」ざっくり感というか、なかなかいいですよね。

所謂立ち絵に相当するようなものもあるのですが、マンガのコマみたいな使い方でかなり沢山の一枚絵が入っています。ちょっと新鮮でセンスのある見せ方ですね。まぁ、下ネタ率は高めですけどw

作品の面白い部分(笑い的な部分)とストーリーがモロ重なってしまうので、ネタバレが出来ないのですけれども、先に引用したストーリーを見て、「お! ピュアな恋愛ものか!」なんて思ってプレイしちゃうと、良い意味で裏切られる事間違いなしだと思いますw
これはこれで全然OK! というか、普通にかなり面白い作品でした。色々書きましたけれども、仕掛けの部分でも内容的な部分でもかなりの力作だと思いました。

ただ、下ネタに抵抗があるような人にはちょっと勧め難いかなぁ、やっぱり。
ギリギリ全年齢対象で、実質15禁くらいかもしれませんw


生活が乾いている……なんて方は、本作で笑って感動して、と栄養を補充してみると良いのではないでしょうか。
吟醸にすべきかどうか、かなり迷って……いて、もしかしたら吟醸にするかもしれません。今のところは取り敢えず無印で。

それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-03-09 23:08 | サウンドノベル | Comments(2)
Commented by Low at 2014-06-22 09:40 x
おはようございます。

「ベルリン教室」
なんか 響きが・・・だったので レビューに名前があったけど 見てませんでした。

先日 「さつきとショーコ」 を読みまして。その表現にびっくりしました。こんな やり方もあるんだと。 
荒井小豆 さんの他作品も読んで・・・ あ~  『ベルリン教室』って聞いたことある~と。

レビュー読みました。 うんうん 書いてあることに 激しく同意(禿同とかいうの?

あ~ 題名の由来が気になります・・・ 知ってたら教えて~くださいまし。なんか 題名から 読むの避けてた・・・・^^;
Commented by s-kuzumi at 2014-07-02 21:00
>>Lowさん

題名の由来は分からないですねぇ。
何か、私の知らない、著名な本や出来事、そうしたものが元ネタになってる可能性もあるんですが……。

まぁ、シュールな雰囲気が伝わってくるタイトル、って事で、ひとまずいいのかな、と思ってますw


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