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2010年 03月 31日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『たとえばこんな七不思議』

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道玄斎です、こんばんは。
今日は、例のシリーズでお馴染みの方の作品を扱おうかな、と思います。
というわけで、今回は「インコ」さんの『たとえばこんな七不思議』です。

歴戦のノベルゲーマーならば、きっと目にした事があるであろう『フリーソフト○○○○』というタイトルのシリーズ。毎度毎度、私達を笑わせてくれるシュールな作品群な訳ですが、今回はタイトルからして「フリーソフト」という言葉が抜けており、ちょっと新機軸を見せてくれるのかな? と思いきや、結構いつもの調子でしたw

こうやってリリースされる作品を都度プレイしていると、作者のインコさんに対して、付き合いの長い友人というか、そういう感触すらもう覚えてしまいますw

「いつもの調子」とか書きましたけれども、オチは超展開で吃驚しましたw
超展開なのはいつもの事、なのですが、スケールがデカくなっていて笑うしかない、というw
お馴染みの背景画像、お馴染みの音楽、なのですがその「お馴染み感」を逆手に取って、上手く笑いに持っていく……そういう確信犯的な作りが、インコさんの作品の魅力の一つかもしれません。

きっと、あまり目にしたことの無いような、そういう背景素材とかだと、本作独特の「可笑しさ」って半減すると思うんです。
それなりにノベルゲームをプレイしていると、「おや? この曲は……」とか、「この画像は○○という作品で使われていたな」なんて気がつく事が屡々あります。多分、プレイ本数が100本とかを超えてくると「こういうシーンで使われる定番の背景、定番の音楽」とかも分かるようになったりして。
そんな「一度は目にした事のある定番素材」である事、を逆手に取った笑いのセンスがとっても好きですw

さて、今回は「七不思議」が一つのテーマ。
中学校とか高校とかにある、学校にまつわる七つの怖い話。どうやら七つ全部を知ると、とんでもない事が起きてしまうらしいのですが……。

この「七不思議」を軸に据えた作品は結構お目に掛かります。
私が妙に気に入っている『学校七不思議』とか、モロですね。
そういえば、私、どうにも気になっていることがあって、それは何で「七つ」なんだろう? という事です。

ラッキーセブンとか、七つっていう数字と幸運を結びつける考え方ってあるみたいですが(元々は野球で七回で点が入りやすいことから、という説を聞いたことが)、七不思議という事で不思議とは云え、実際は怪談で、怪談の登場人物はそれが怪談であるが故にロクな目に遭いませんw
となれば、ラッキー的な文脈で「七」という数字を使っているわけじゃなさそうです。

パッと思いついたのは、七が奇数である、という事。
日本人って割と奇数、好きなんですよ。
例えば「○○三人衆」とか「○○五人衆」とか何となく日本風でしょ?
他にも、三月三日や五月五日はお祝いするけど、四月四日には何も無かったり。
曜日とかで考えると、日本人っていうより、元々大陸から入ってきた思想という気はしますねぇ。

ま、そんな脱線もこの辺にしておきましょう。あっ、七不思議に詳しい方からの情報は大歓迎です。

で、本作ではオカルト研究部の二人が、「七不思議」ではなく七不思議から漏れた「没七不思議」の内容を辿っていくという、もうそれ、七不思議じゃないじゃんw
あー、ちなみにそれぞれの「没七不思議」の内容は下ネタ系ばっかりでしたw ちなみに割と女性向けw

こんな調子で、終わるかと思いきや、最後の最後で超展開ですよ。
背景画像が切り替わって、キャラが何故か「背景画像」に言及するという、そういうメタゲーム的な部分も地味に面白いんですよねぇ……。

っと、番外編なのに、随分と長くなってしまいました。
「いつものように」楽しく、又、「いつもより」ぶっ飛んだそんな作品です。
プレイ時間も10分あれば十分。
『フリーソフト○○○○』シリーズをプレイ済みの方も、そうでない方も是非プレイしてみて下さい。

それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-03-31 01:50 | サウンドノベル | Comments(0)


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