久住女中本舗

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2010年 04月 09日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『15811402259533』

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道玄斎です、こんばんは。
今日は、昨日ふりーむにて、何だか妙に素っ気なくて、だからこそ引っかかる作品を見つけたのですが、プレイしてみたら3分というかなりの短編だったので、その作品のご紹介。
Elimi-250」さんの『15811402259533』です。

ちなみに、NaGISA netのNaGISAさんをゲストにお招きしたオフ会を5/29(土)に予定しています。
ノベルゲーム愛好家、レビュワー、制作者色んな方に来て頂いて、楽しくお話出来ればいいな、と思っております。詳細はこちらから
開催の日が近づきましたら、又改めて告知を致します。どうぞ宜しくお願い致します。



というわけで、今回は番外編。
ゲームを探す時って、大体、「マイ情報源」みたいなサイトがあって、そこを順次回って新作を見つけたりするわけですが、その中の一つ「ふりーむ」にて、気になる作品を見つけました。

タイトルが数字の羅列。
で、紹介文も妙に素っ気ないんです。
普通、こうした紹介文って、ストーリーの概略なり、或いは作品のウリなんかを書いたりするものですよね。そこに「王道学園恋愛コメディ」なんて書いてあれば、大凡どういう作品か分かりますし、ダウンロードの一つの指針にもなります。

ですが、本作の場合スクリーンショットの雰囲気、或いはその素っ気ない紹介文(?)でかろうじて「ホラーかな?」という事は分かるのですが、その他、ゲームに関わる情報がすっぽ抜けている印象。

これは意図的にやっていると思われるのですが、中々興味深い手法です。
情報を「出さない」事によって、逆に興味をかき立てるってわけですが、まんまとハマってしまいましたねw

短い作品ですし、ネタバレをしてしまうと本当に興を削いでしまうので、そういう事は今回は致しませんw
ふりーむで掲載されている程度のデータで、何とか本作について語ってみましょう。

スクリーンショットを見て頂ければ分かるように、所謂「チャット」でストーリーが進んでいきます。
プレイヤーは、何て言うか神の視点で以て、このチャットを遠巻きに見ている、というような、そういうスタイル。
このチャットの雰囲気が上手いですよね。凄いリアル感を感じるっていうか、どこかで実際に目にした事があるような、そういう「チャット」的な「チャット」が良く描かれているんじゃないかな、と思います。

そういえば、『ブラックオクトウバー』という作品も、こうしたチャットの描写が光る作品でした。
或る意味で、相手の顔が分からない無機質な文字と文字だけのやり取り。それが何とも云えない緊張感や緊迫感を演出するんですよね。
こういうのは、「デジタルな感じのフォント」にしてみても、味が出ます。この前、本屋さんに行ったらフォントの辞典みたいのがあって、パラパラとめくってみたのですが、凄く面白かったですよ。
拘り過ぎちゃうのもまたアレですけれども、ちょっとしたスパイスや飛び道具的に、フォントを利用してみる、というのもアリだと思います。

少しだけ、中身にも触れておきましょうか。
やっぱり、ちょっと怖いお話なんですが、「ジワリジワリと恐さが来る」タイプかな? 妖怪だ幽霊だ、じゃなくて心理的な圧迫感でジワッと、ね。
ああいう人、たまにいるんですよ、ホント。幸いにして私自身直接関わった事はないんですが、相談として持ちかけられた事があって、「本当にそういうのってあるんだなぁ……」と。
みんなも気をつけて!!


短いながらも、ちょっと面白いギミックの利いた作品でした。
「この数字の羅列は一体なんなんだ?」と思った人は、是非ダウンロードしてプレイしてみましょう。読了後に同梱のファイルを開くと……数字の意味が分かるかもしれません。


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-04-09 23:25 | サウンドノベル | Comments(0)


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