久住女中本舗

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2010年 06月 11日

なんてことない日々之雑記vol.296

道玄斎です、こんばんは。
最近、ちょっと調子が出ませんねぇ……。爽やかな短編作品でもプレイしたいなぁ、なんて思う今日この頃ですが、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか?



■いざこととはむ

のっけから変な話になりますけれども、古今伝授ってのが御座いまして、『古今和歌集』に出てくる草の名前、木の名前、鳥の名前を和歌の師匠が「これ!」と見込んだ弟子にのみこっそり教えるわけです。
所謂一つの秘伝、みたいな。

つまり、『古今和歌集』を読んで「○○鳥」と書いてあっても、その鳥の実体が分からない、という事があったんですね。例えば、「都鳥」って云われてもどんな鳥かイメージ出来ませんが、それが「ゆりかもめ」だって聞くと、ああ、あの鳥なのね。ってな具合です。
ゆりかもめって今じゃ、あの電車の……(以下略


何でこんな話をしているのかっていうと、ちょっと用事があり浅草の方まで行ってきたからです。
で、どうも、都鳥ってのはその古今伝授の中の「鳥」に入ったり入らなかったりしているので。。

某古典作品には、東下りと呼ばれる場面がありまして、色々良からぬ事をした「昔男」と呼ばれる男が、東(昔のド田舎)に下ってくる、って場面です。
で、その昔男ってのは、一つ凄い特技があって、それは「歌を詠むのが上手い」というもの。その時、詠んだ歌が、「なにしおはばいざこととはむみやこどりわがおもふひとはありやなしやと」というものです。ご存じの方も多いのではないでしょうか?
浅草付近にはそのものズバリの「言問橋」なる橋があったり、お団子を売っていたりするわけです。

この時期、浅草は修学旅行の学生さんで溢れかえっています。
仲見世をひやかしつつ、彼らの様子を見てみると「それ、後できっと後悔するよ……?」ってお土産を無邪気に買っている姿が目に入りますw
先日、鎌倉に行った時も、やっぱり修学旅行の学生さんが多くて、「班全員が木刀を買っている」なんて場面もあって、思わず笑ってしまいましたw 男の子だったら、まだ分かるんだけれども、女の子まで木刀を買っていたw

修学旅行の団体も多いですが、外国人の方も相当多いですよね。
雷門は、いつも写真を撮っている外人さんで溢れかえっていますから。
実を云えば、浅草に行くと云っても、勝手知ったる街だったりするので、別に観光的な気分はありません。雑多な商店街とか、裏道とかを通ると凄く懐かしい気持ちになりますねぇ……。

お昼は藪蕎麦にてざる一枚、七百円也。
その後、上野に出てごにょごにょと。電車で上野まで行っても良いのですが、実は歩いてもそこまで遠くないので(というか時間がちょっと余っていた)、歩いて上野まで。

上野は、東京での電車生活に於いてキーとなる駅の一つです。
幾つかそうした駅はあって、新宿とか渋谷だったり或いは、東京駅なんかもそうですよね。「そこの駅まで行けば取り敢えず何とかなる」。そういう駅です。

そういえば、昔、日比谷線(こっちは地下鉄)の上野駅で降りて、地下通路を歩いているとラーメン屋さんがありました。それが、喫茶店とかがある「地下の憩いスペース」じゃなくて、本当に通路の途中で唐突に存在しているようなラーメン屋さんでしたねぇ。
それがまた、凄く食欲をそそる良い匂いでねぇ……。けど、結局、一度も入らないままそのお店は無くなってしまいました。嗚呼、懐かしの若かりし日々……。


自分の記憶と照らし合わせても、東京は凄くここ10年20年くらいの間に変わった気がします。
そもそも1000年以上前には、「行き場所のなくなった人」が仕方なしに下って(京都を中心と考えるので、「下る」という表現になります。今は「上がる」ですね。上京するっていいますし)、「なんでこんなとこに来ちまったんだ……」と途方に暮れるような場所でした。

東京に長いこと居る私が云うのもへんですが、国の機能が集中している、という点は知格として、何かやっぱり東京が「都」って云うのは、実は何だか違和感があったりします。
自分の意識の中で、都はやっぱり京都なんですよね。んで、東京は「江戸」っていうそういう捉え方です。浅草なんぞ行ってみると、やっぱりそういう雰囲気、感じられると思いますよ。


さて、何となく日々之雑記でお茶を濁したので、今日はそろそろ眠ろうと思いますw
明日もちょっと出かけなきゃいけなくって。

けど、この土日で何か面白い作品、プレイ出来たらな、と思っていますのでどうぞ宜しければお付き合い下さいませ。


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-06-11 23:29 | 日々之雑記 | Comments(0)


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