2010年 07月 23日

フリーサウンドノベルレビュー 『The Cute, Light, and Fluffy Project』

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今日の副題 「洋ゲー・短編・詰め合わせ」

ジャンル:洋ゲーの詰め合わせ作品(?)
プレイ時間:コンプリートで1時間半くらい。
その他:全部で四編のストーリーが収録されている。作品によっては選択肢分岐あり。
システム:Ren'Py

制作年:2009/7/28
容量(圧縮時):59.1MB




道玄斎です、こんばんは。
今日も今日とて洋ゲーをプレイします。ハッキリ云ってあまり需要があるとは思えないのですけれども、半分備忘録というか個人的な記録、って感じですかね……。
というわけで、今回は「The Cute, Light, and Fluffy Project」さんの『The Cute, Light, and Fluffy Project』です。

まぁ、異なる作者さん達の手より成る短編集ですので、変則的に「ストーリー」と「良かった点」「気になった点」は今回は省略しちゃいましょう。それよりも語るべき事が多い……ハズ。


最近、どうにも國産のゲームで「これは!」というものが見あたらなくて。
大体、このフリーのノベルゲームの業界に長い事身を置いて居ると(プレイヤーとして、ですけれどもね)、「沢山作品が出てくる時期」と「あまり作品が出てこない時期」が交互にやってきたりしている事に気が付きます。
で、最近ちょっと停滞期というか、そういう時期なので、私も國産ゲームよりも洋ゲーの方に偏りがちになってます。

今回は、色んな作者さん達の手による、「洋ゲー、夢の競演プロジェクト!」みたいな趣があったので、ダウンロードしてきました。
何か、見たことある作者さんが混じってたりすると、「俺も大分洋ゲーに詳しくなったなぁ……」なんて感慨も一入ですねぇ。それに、使用されている音楽にまで馴染みが出てきたら、結構「洋ゲー道」としてはいい線行ってるんじゃないかな? なんて思いますw

日本だと、ノベルゲームの音楽と云えば「TAM Music Factory」さん辺りがその筆頭に挙がると思うのですが、洋ゲーでは「SAM Free Music」さんの使用率が凄く高い。TAMとSAM……ちょっと似てますねw


それでは、作品の中身に入っていきましょうか。
本作は、 "Cuter than Fiction" "Cloud Fairy" "My Eternal Rival" "Five Minutes" の四編の作品の集合体です。ちなみにスクリーンショットは"Cuter than Fiction"の冒頭部です。
どの作品にも共通するキーワードがある、とかそういう感じじゃないんですよね。強いて云うなら「Cute」で「Light」で「Fluffy」な感じです。ってまんまですけれどもw

ストーリー性があって、或る意味で我々にもお馴染みなテイストの作品と云えば、実は"Cloud Fairy"と"Five Minutes"の二つかもしれませんw 
や、一応、誤解無いように云っておくと、他の二つにもちゃんとストーリーはあるんですけれども、あまりストーリーそのものの旨味が無いままに終了してしまっているというか。

例によって全部英語なんですけれども、やっぱりそれなりに読むことが可能です。
多分……一番読んで理解しやすい英文は"Cloud Fairy"なんじゃないかな? まぁ、私だって全部逐一意味が分かってるのか? と云われたら「分かるわけねーじゃん」としか云いようがありません。だって母国語じゃないんだもんw けど、一応義務教育は受けてますからねぇ……ギリギリのラインで内容を追っていく事は出来ますし、ゲームですからそれで十分です。

で、一番個人的に好きだった作品も"Cloud Fairy"なんですよね。
「理解しやすかった」という事と不可分じゃなさそうなんですが、ちょっと爽やかな英国ファンタジー的な作品で凄く良かったですよ(←勝手な印象)。
英国ファンタジーって云っても、例の魔法学院とかじゃないですけれどもねw

一話づつ解説していく……というのもアレですから、今回は"Cloud Fairy"に的を絞って話を進めて、興味を持って下さる人が居たら「あとはご自身でお読み下さい」方式にしようかとw

ちなみに、選択肢が入る作品は、この"Cloud Fairy"だけですね。
5つエンドがあるんですが、私は断然エンド3が好きです。寧ろその他のエンドは興ざめだろ! と思ってしまいますw
ストーリーの概略をかるーく説明すると、夏休みもそろそろ終わりの頃、庭に出てぼんやりと空を見上げている主人公の元に「雲の妖精」が降りてきます。どうやら、アクシデントで雲上世界から地上に落ちてしまったらしく、主人公(Gary)に助けを求めるのですが……という感じ。

選択肢の選び方によって、エンドが異なるわけですが、多分、素直に素直に作品に寄り添うようにして選択肢を選んでいくとエンド3に到達出来るんじゃないかな? と思います。
立ち絵とか、そういうグラフィカルな面では一番アレな感じはするんですけれども、この作品が何だかんだで一番練り込まれていていい感じだったな、と。ちょっと爽やかな感じがあって、こういう作品普通に好きですねぇ……。
「雲の妖精」なる存在も、ギリギリウソっぽくない絶妙な設定がなされていて、そういう部分も好印象でした。それこそスタジオジブリに出てくる「不思議な奴等が平然と暮らしている世界」みたいな。


一応、他の作品についても軽く語っておきましょうかw

"Cuter than Fiction"は、タイトルだけでどんな話か推測する事が可能です。「フィクションよりも可愛い」って事ですから……。
まぁ、コスプレ好きの女の子が男の子を翻弄するって感じw

"My Eternal Rival"は立ち絵はダントツで可愛いんだけれども、ストーリーそのものは薄い。
可愛らしい女の子の掛け合いそのものに主眼があった、という印象ですかね。

"Five Minutes"も又、お馴染みの不思議な女の子に男の子が翻弄される話、ですけれども、こちらの方が凝ってます。ただ、ちょっぴり読むのが難しいかも。私も後でもう一回読んでみる予定です。


大体、こんな所でしょうかね。
本作をプレイしていて、洋ゲーにも大分馴染んできた感触がしましたよw
率直な所を云わせて頂ければ、まだ、海外ではノベルゲームが浸透していない、というか、もうちょっと読み応えとストーリー性のある作品が出てきてくれればいいなぁ、なんて思ってます。

もし、そうした作品をご存じの方がいらしたら是非教えて下さい。
私も、もう少し洋ゲー道を究めるべく、色々サイトを廻り歩き、又作品をプレイしていこうと思っています。


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-07-23 22:51 | サウンドノベル | Comments(0)


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