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2010年 09月 15日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『Sister』

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道玄斎です、こんばんは。
今日もさっくり、短めのものをプレイ。“デスクトップ積みゲー”になってるんですが、「何故もっと早くプレイしなかったのか!」と後悔する事も屡々。
というわけで、今回は「QUADRIENNALE」さんの『Sister』です。


本作は、例の百合ゲームコンテスト(?)のGirls Party参加作だったようです。
百合……的な要素は無いわけでもないのですが、直接的な描写やら、或いは生々しい描写は皆無です。寧ろ、幼なじみの女の子同士の友情とか、そっちの方に焦点が置かれるので、百合が苦手って方でも問題なくプレイ出来ると思います。

舞台は教会、礼拝堂という事でしょうかね。
元気系の夏と、おしとやか系の柚の幼なじみ二人が、礼拝堂で偶然顔を合わせ会話していく……。というのが大筋です。話を見ていくと、どうやら夏と柚は半ば絶縁状態にあったようで、二人にまつわる過去から現在までのエピソードが彼女たち自身の口から語られていくことになります。

単純なエピソード集で、何となく百合! ってんだったらアレですけれども、ちゃんと短編の良さを活かした「一ひねり」が加えられていて好印象ですねぇ。
後半、「ん?」となるセリフがあって、それがラストの伏線というか布石になっているんですよね。

そして、勿論、期待を裏切らない、結構「いい感じ」のラストが待ってます。
総プレイ時間で云えば、5分かそこらなんですが、過去から現在までのエピソードが、五月蠅くないレベルで語られていくので、割と作品としての厚みがあったんじゃないかな? と愚案致します。

ここらへん、さじ加減が難しい所で、エピソードを並べていけば一本の作品になるのか? って云ったら、必ずしもそうじゃないわけで。
「どのエピソードを並べるのか?」「どの程度の数並べるのか?」という割とシビアなジャッジがあって、作品のバランスが保たれたりします。
又、礼拝堂らしい静謐な空間の雰囲気も良かったですよね。そんな場所で、仲の悪くなってしまった二人が偶然出会い、昔を思い出し会話していく……。それだけで十分オイシイわけですがw


この手の「コンテスト内容によってジャンルコード」が決まっている作品には、いつも書いてる気がするんですけれど、先ずは先入観無くプレイしてみてもいいんじゃないかな、と。
一応百合、っていうだけで、本当に普通に何も予備知識無くプレイしたら、百合作品……とは思いがたい部分すらありますし、それで十分楽しめるものになっていたと思います。
云うまでもなく、百合好きの人でも楽しめますよw

今日は大体、こんな所かな。
そろそろ、ワンプレイ2時間くらいある、遊び応えのある作品もプレイしたくなってきたので、近々何か見つけてきます。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-09-15 23:49 | サウンドノベル | Comments(0)


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