2011年 05月 13日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『姉さま』

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道玄斎です、こんばんは。
今日の東京は晴れておりまして、少し気分が良いですね。最近、身の回りで厭な事が多いのですが、雨にも負けず風にも負けずという事で、ノベルゲームをプレイ致しましょう。
というわけで、今回は「しそ漬け」さんの『姉さま』です。作者さんのサイトが見つからなかったので、ふりーむのリンクを張っておきます。



今回は番外編。
プレイ時間は凡そ10分、という辺りですから、番外編にするのが妥当でしょう。

本作は、Yuuki Novel製ですけれども、一本道なのでご安心をw
で、内容としては、先日他界した「姉」を振り返りながら、妹(と思しき人物)が、姉の日記を読みながら、姉が死亡するまでの経緯を見ていく……。

と、まぁ、こんな感じです。
ですので、所謂カレンダー型のスタイルになっているのですが(日記を読む、って体裁だもんね)、スクリーンショットをご覧頂ければ分かる通り、ホラー寄りの作品ですw

背景が、テレビの砂嵐のような感じで、ポツンと人物が描かれているのですが、その独特なギスギス感がいい味を出していますねぇ。

そんな形で、「姉さま」の日記を読みながら、その生活を追体験していく、という趣です。
ただ、姉の生活には隣に住んでいる「佐々木さん」という人物が随分と関わっているようです。途中で「ちょっと……佐々木さんが可哀想!」って思ってしまったのですが……。
真相は是非、最後まで読了してみて下さい。

佐々木さんとの関わりの中で生活をしていく姉の姿は、どこか可笑しくて、ホラーと表裏一体になっている笑い、があるような気がしますねぇ。

笑う、という行為とホラーというジャンルは相性が悪そうですけれども、人間、恐くてしょうがない! って時には思わず(ひきつった)笑いを浮かべてしまう、と云います。
又、本作のようなサイコな感じのホラーだと、「笑える」要素っていうのが、結構重要で、その笑いの裏側にある恐さ……みたいなものを見せてくれる作品が割とあるんじゃないかな? という気が。

凄くトリッキーなわけでもなく、かと云って、ドストレートってわけでもなく。
読了する時に「恐らく、こういう事なんだな……」と納得出来るタイプの作品。

そういえば、一点だけ気になったっていうわけでもないのですが、冒頭部に「女のわたしから見ても」みたいな文言がある事から、本作の「日記」を読んでいる人物が、「姉さま」の妹である、と推定されます。
が、「姉さま」が帰省しようとした際に、弟の凜という云い方をしていたような……。ここはもしかすると、「妹の凜」なのかもしれませんね。

それにしても、佐々木さんから、彼女はどう、見えていたんでしょう?w
ちょっとシュールなサイコホラーです。プレイ時間は十分ですので気になった方は是非どうぞ。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2011-05-13 20:24 | サウンドノベル | Comments(0)


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