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2011年 07月 23日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『クラシックプレイ』

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道玄斎です、こんにちは。
何か関東はここ数日結構涼しくて過ごしやすかったのですが、今日にきて又、暑くなってきましたね。こんな時はサックリプレイ出来る作品をやるのが吉。
というわけで、「えむす」さんの『クラシックプレイ』です。



尺が私がプレイして20分くらいでしたので、番外編にてご紹介致します。
前回、『なかない負け犬』という作品を取り上げたのですが、最近、ちょっとメイド成分が足りてない、という事に気づいて、あれこれ探してきたのが本作ですw

メイド、とは名言されていませんが、お屋敷に勤める使用人、という事でこれはもうメイドと云っても過言ではないでしょう!

キャラクターは割とクセの強いネーミングなんですが、プレイしている内に気にならなくなってきます。
主人公(ヒロイン?)のデフォルトの名前が名々子(自分の名前に変更してみるのも一興かも?)で、お仕えしている家は天下家、と云いますw

ストーリーにも軽く触れておきましょう。
このお屋敷には、離れの池の近くで男の幽霊が出る、という噂があり、話題になっていた。一見気丈だが、その実恐がりな名々子は、夜の見回り当番をする事になり、件の池で溺れている男と出会うのだが……。

という感じ。
その男は、このお屋敷の跡取り息子の統一朗で、彼はある事件がきっかけになって、精神を病み、隔離されていた。という事が分かります。
そして、名々子は隔離されている池の側の小屋に足繁く通い、統一朗と交流を深めていくのだけれども、彼は精神を病んでいるので……。


っと、この辺りにしておきましょう。
一本気なヒロインが読んでいて心地良いのですが、反面、少し激情家だよな、と思う所も無きにしもあらずw キャラクターで云えば、意外と脇役のゴン蔵さんがいい味出してましたね。統一朗と離れで一緒に暮らしている庭師のおじさん(おじいさん?)です。

使用人としての姿や、優しかった統一朗をかばおうとする保護者的な姿、そして、名々子の気持ちにいち早く気づいたりするところ、結構美味しい立ち位置だったと思います。名前がちょっとダサい感じなのも却ってマッチしていたんじゃないかしら。
名前が「宗一」とかだったら、寧ろ庭師と名々子のフラグが立っちゃいますからw


んー、まぁ、男はねぇ……一般的に女性よりも引きずるんですよ、色々。
だから、ああなっちゃうのも宜なる哉……。
中盤~後半、それに耐えきれずに、ちょっと感情的になってしまう名々子に対して思う所はあるけれども、あの感情の爆発、みたいのが無ければあのラストには結びつかないわけで、全体としての纏まりは良かったので、気になりつつも、その勢いがあってこそ、という部分かもしれません。

意外と、ノベルゲーム/サウンドノベルって、ラスト付近の爆発力って影響が大きい気がしますよ。
少々の粗を吹き飛ばしてしまうくらいの勢いや、破壊力があると、やっぱり読後も良い印象、というか興奮が冷めない状態になるので、私個人の感覚としては、やっぱりラストで一つ見せ場が欲しいな、という所はありますねー。


メイド属性……というのに惹かれてプレイしたわけですが、作者さんのサイトを拝見するに、本作も女性向け、という事になるみたい。
そういえば、ラストは、その後を読者に委ねるような、そういう終わり方で作品の雰囲気に合っていたと思います。

一応、女性向けという事になっていますが、男でも問題なく楽しめるので、興味を持った方(特にメイド好きの方)はプレイしてみては如何でしょうか?



というわけで、今回はこの辺りで。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2011-07-23 15:44 | サウンドノベル | Comments(0)


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