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久住女中本舗

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2011年 08月 30日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『Glare』

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道玄斎です、おはようございます。
今日も今日とてあまり眠れなかったので、早朝からノベルゲームです。
というわけで、今回は「クレナイブック」さんの『Glare』です。これは、生放送でお勧め頂いた作品ですね。



原則……プレイ時間が20分程度くらいまでの作品を「番外編」とし、それ以上、30分以上の作品を通常レビューとして扱っているのですが、極々稀に例外もあります。
本作も又その例に漏れず、私のプレイ時間でピッタリ1時間くらいだったのですが、こういう作品(後述)ですから、番外編として取り扱う方がよかろう、と思い、そのように致しました。

本作、ちょっと変わった作品でして、「コマンド入力型ノベルゲーム」とでもいいましょうか、ある日主人公(名前は自由に設定出来ます)の元に「粗品」としてやってきたメイドロボットである所のグレアにあれこれと、「文字入力」で指示を与えて、ストーリーを勧めていきます。

これが単純な一本道のノベルゲームだったら、恐らく……番外編にまさに該当するような尺だと推測されるわけですが、結構、その指示内容で詰まる事があります。
ある文字列を入力してもダメで、それなら、と別の文字列を入れてもやっぱりダメで……。と試行錯誤を繰り返していくと1時間……或いはもっと掛かる人もいるかもしれません。

ここで、ヒロイン(?)グレアについての解説も必要でしょう。
『ちょびっツ』(分かる?)に出てきそうな、人型をした“家電”です。それが又、ヴィジュアルからして「ツン」な感じ全開で、正直、「どっちが主人なんだよ」と突っ込みたくなる感じですw
当然、凄く可愛いですし、後半に入っていけば、段々とデレてきます。

ツンデレの原義は、人前ではツンツンしているけれども、二人っきりになると、デレデレし出す、というものだったと思うのですが、今ではそうした定義も変質して、最初はツンツンしていたけど、時間経過(心の交流含む)と共に段々とデレデレしてくる女の子、となっています。
後者の定義に従えば、グレアも又、ツンデレなのです!
あっ、ちなみにラスト近辺でエロシーンがあります……が不思議とエロい感じがしません。これは悪い意味ではなくて、グレアが愛おしくなっちゃって、エロさを感じる事が無くなっちゃっている、という事です。


さて、本作を語る上でハズせないのが、「文字列入力の難しさ」でしょう。
或る場所で、ある文字列を入力しないといけない、というわけで、正直結構大変……。
ただ、文字列入力の際に「ヒント」と打ち込んでやる事で、或る程度のヒントは与えて貰えます。

コツとしては、グレアの発言に出てくる固有名詞は片っ端から試す、という事かな。
兎に角、グレアの発言に注目して、その中でキーワードになりそうな言葉を探していけば、或る程度までOKだと思います。
あと、たまにグレアが意味深な事を云ったりしますから、そういうのも逃さずに。

ただ、それにしても最後の三連発は凄い難しかったです。
実は……あまりにも難しすぎて、攻略サイトみちゃいましたw ちゃんとそういうレビューというか攻略情報を載せてくれている所があるんですねぇ……。私なんかまだまだですね。。


後半、一気に文字列入力が難しくなりますが、その苦労に見合うだけの可愛らしいグレアが見られるので、是非是非途中で投げる事なくプレイしてみて下さい。



それでは、また。

by s-kuzumi | 2011-08-30 07:49 | サウンドノベル | Comments(2)
Commented by Low at 2014-04-14 13:02 x
「文字列入力型」は厳しいものがあります。 初期のアドベンチャーゲームはそれだった記憶が^^; 行き詰まりばっかで 放り投げることが多かったような・・・  しまいにゃ プログラム裏からやって 絵みるとか・・・ そんなことした覚えも・・・

今では難しいでしょうね 解析できるんだろうけど 面倒そう・・・だいたい本末転倒だよねえ^^;

Glare 行き詰ってしまいこんでありました。今回引っ張り出して やってみました(攻略サイト使用^^;)

うーん むかしDL したので ちゃんと 成人仕様で グレアちゃんでした^^
Commented by s-kuzumi at 2014-04-15 21:27
>>Lowさん

「文字列入力型」も、結構面白いんですよ。
割と、ミステリー風味の作品にあったりするんですけど、サクサクっと回答していけた時の快感とかはやっぱりありますしね。

大体……徐々に難しくなって……というのが一つのパターンですけど、最後の謎を(自力で)解いた時は、やっぱり感動がありますもの。

ノベルゲーム、或いは、サウンドノベルに対して、「ゲーム性」云々って云いにくい部分はありますが、こういう、ユーザーが考えて入力するタイプの作品には、「ゲーム性が高い」って云ってもいいんじゃないか、と思うんですよ。

クイズゲーム的な意味でのゲーム性、なのかもしれないですが、こういうのもたまにやってみると、凄く面白いですよね。
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