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2011年 09月 19日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『晴れた日9月、恋天使』

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道玄斎です、こんにちは。
ちょっとタイトルで気になる作品があったのでプレイしてみたら、サラリと20分で終わるものでした。
とはいえ、中々他の作品では見られないような面白い特徴を持った作品だったので、取り上げる事に。
というわけで、今回は「サウンドノベルはまち」さんの『晴れた日9月、恋天使』です。



大体、恋愛モノって、主人公たる「自分」と誰かが、恋仲に落ちる……というものが99%くらいですが、本作は、主人公は「恋のキューピッド」を買って出る、言わば、黒子役なんですよね。

バイト先の喫茶店で、意味ありげな男女を見つけて、勝手に「この二人をくっつける!」と意気込む主人公ゆい。
恋のキューピッド宣言には、やや、唐突な感じがしないでもないですけれども、一行「恋のキューピッド業が大好き」とか書いておけば、事足りるわけで、さほど気になった点という訳ではないのですが、一応。

そして、意味ありげな男女の内の女――加奈さん――が、ゆいと同じ店にバイトに来る事になって、本格的にキューピッド業を始めるゆいだったが……。
という感じです。

いやぁ、何か良く分かるんですよ、女性の言動のもどかしさっていうか、男には絶対に理解出来ない類の独特な思考回路が存在している、という事。
最初にゆいが目撃した時は、加奈は男、修二をそれとなく袖にしていながら、かといって何となーく煮え切らない感じ。
その、何とも云えない煮え切れ無さ、に凄いリアリティを感じますw 完全に拒絶されている、という訳でもないけれども、肝心な所ではぐらかされたり、かと思えば妙に優しかったり思わせぶりな態度を取ったり……。

女の人のこういう謎行動って、既に中学生くらいから発動しますよねw そのくらいの時期から、女の子は「女」になっている、って感じなのかもしれません。

選択肢は、少なめ。
総当たりでやっても、さほど苦労しないでコンプリートが可能なんじゃないかと思います。エンド数は三つ、かな。グッドエンド一つに、バッドエンド二つ。
ワンルート10分くらいで、スキップを使えば、コンプリートまで20分程度。

主人公の恋愛に焦点が当たらない、という、結構新しいタイプの作品で、寧ろ加奈と修二の二人の関係を選択肢を使い明らかにする、というどちらかと云えば、ちょっと探偵的な所がある、っていうと近いかな?

一つ改善点があるとすれば、クリック待ちカーソルが付いていた方がプレイし易かったかも、という辺りでしょうか。さして内容には関わらない部分ですけれども、プレイしていて、ちょっぴり気になりました。


ちょっとそそられるタイトルと、今まであまりお目に掛からなかったタイプの作品で、尺こそ短いものの、結構楽しめると思いますよ。
是非、気軽にプレイしてみて下さい。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2011-09-19 16:25 | サウンドノベル | Comments(2)
Commented by hamachi at 2011-09-29 12:34 x
はじめまして。レビューサイト検索で参りました。
素敵なご指摘と感想うれしいです。
のちほどリンクを張らせていただきたくお礼報告かたがた書き込み失礼いたします。

説明が足りるような作品づくり頑張ります。
カーソルがないこともこのレビューをみて初めて気づきました。それでは。
Commented by s-kuzumi at 2011-09-29 19:41
>>hamachiさん

こんばんは、はじめまして。
こちらこそ、わざわざコメント頂き恐縮です。又、リンクして下さるとの事恐悦至極です!

結構云いたい放題いってるので、あまり私の云う事は気にせず、楽しい作品を作って下さいw

この度は本当に有り難う御座いました!


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