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2014年 04月 05日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『ネームテイカー』

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道玄斎です、こんばんは。
今日は、さりげなく積んであった作品をプレイしてみたら、尺が10~15分くらいの短いもので、且つ、ちょっと笑えるものでしたので、番外編にてご紹介。
というわけで、今回は「がっかり亭」さんの『ネームテイカー』です。ダウンロードはこちらからどうぞ。


「がっかり亭」さんと云うと、例の『無理やり主人公』の作者さんです。
今回も、軽妙で楽しい物語になっていたと思いますよ。

さて、中身の方ですが、舞台はファンタジックな世界。
主人公の女の子の名前は、何と、「ゼムギルガン」。およそ女の子の名前とは程遠いものですw
彼女は、もっと女の子らしい可愛い名前に改名しようと、彼女の住む国の首都までやってきたのだが……。

というが、簡単なストーリーの纏めになりましょうか。
つまり、主人公ゼムギルガンが改名を果たす、というのが、この作品の一つの目的です。
ストーリーのテンポは良すぎるくらい良いですし、本当にサクサクとプレイ出来て、合間合間にちょっと笑えるネタ(勿論、名前絡み)が入ってきます。

私がプレイして気になったのは、ストーリーというよりも、この作品の持つ、一つのテーマというか、そういう部分だったりします。
それは、所謂「キラキラネーム」(別名:DQNネーム)がハバを効かせている昨今の、現代社会を反映させているのかな? という辺りです。

とんでもない当て字系のもの、女の子なのに男の名前が付いている、もはや意味が分からないもの……沢山のキラキラネームがあります。
本作は、ファンタジー世界が舞台ですが、「男の名前が付けられた女の子」が主人公です。彼女の葛藤や苦悩、そしてそれが故に生み出される爆発力(とギャグ)を軽妙に描きながらも、ちょっと、そうした名前を巡る問題に踏み込もうとしているのかな、という印象でした。

今、検索して出てきたんですが、「恋恋愛(れんれこ)」やら、「振門体(ふるもんてぃ)」なんて名前もあるそうです。ホントかなぁ。
ともあれ、私が、キラキラネームに関して、物凄く気になっているのは、「その子が、歳をとった時にどうなるのか?」という事ですw

例えば、今の例ですと、「恋恋愛ばあさん」とか「振門体じいさん」とかに、最終的にはなっちゃうわけですよねw それはちょっと、いくらなんでもおかしいだろう、と思うわけですよw
赤ちゃんだったら、ちょっと変な名前を付けても、何となく馴染んじゃうような部分ってあるのかもしれないですけど、子供も成長して、老いて、やがては死んでいきますからね……。


というわけで、かなり短めのギャグノベル(一箇所選択肢アリ)なのですが、内側には、ちょっと、キラキラネームに対しての主張というか、問題提起というか、そういうものも持った作品だったのではないかと思います(そこが選択肢になっているのが、またいい感じ)。

ちょっと笑える部分もあり、名前について考えさせられる部分もあります。
短い作品ですから、サクッとプレイしてみて下さい。



それでは、また。



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by s-kuzumi | 2014-04-05 17:57 | サウンドノベル


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