2007年 07月 09日

ソフト紹介 「小町文庫」

おはよう御座います。
俺です。

今日は、パソコンのソフトウェアを紹介してみようと思います。

別にFirefoxとかそういう必需品的なソフトじゃなくて、「あるとちょっと豊かな気持ちになれる」ソフトを。

というわけで、今日紹介させて頂くソフトは「小町文庫」です。

俺はメモだとか、ちょっとした記録をテキストファイル書き込んで保存しておく事が多いです。
サクラエディタ」ってエディタを使う事が殆どで、Windows標準の「メモ帳」でもいいのですが、もうちょっと高性能で、且つフリーなものを、という事で探したのがきっかけですね。

実際、結構使い勝手が良いと思いますよ。
興味のある方は是非「サクラエディタ」の方も試してみて下さい。


それで、俺はテキストファイルを、大量にパソコンの中に持っていまして、昔から、「テキストファイル専用ビューワー」があればいいなぁ、と思っていたのです。
例えば、2ペインになっていて左側で、ルート構造で、テキストファイルを収めたフォルダを指定して、右側で中身を表示する、みたいな。
でもって、お気に入りのエディタで編集出来るような機能が付いていたら最高だぜ、とか色々考えていたわけです。

そういう俺の夢と希望とはちょっと違うけれども、これはこれで心を豊かにしてくれる、テキストファイルビューワー。それが「小町文庫」です。

普通、テキストファイルは、横書きですよね。
けれども、このビューワーで開くと縦書き表示になります。
オマケに和装本のような、グラフィックでファイルを閲覧できますので、何とも楽しいのです。
和装本は、やっぱり独特の楽しさがありますね。
神田の古書店などでは、モノにも因りますが、比較的安価に和装本を買う事が出来ます。
私も何冊か持っていますが、所有するだけでも何だか嬉しいものです。やはり安いのは、明治初期くらいの和装本ですかね。勿論中身は活字じゃなくて、版木印刷ですよ?

「小町文庫」は和装本の体裁に、結構こだわっていて、装幀を何種類か選べたり、或いはユーザー定義のものに差し替える事も可能となっています。
長いテキストファイルは、「ページをめくる」事で、次の文章を見ることが出来るのですが、ページ数が表示され、本当に「本を開いている」感覚で使えるのです。

ページとページの間には、綴り糸が少し見えていたり、タイトルが題箋として表示されたり、となかなか粋な演出も。

基本的には、「本棚」と呼ばれる領域に、テキストファイルを登録し、本棚から好きな本(=テキストファイル)を選択して閲覧する事が出来ます。
こういう「実際には役に立たないけれども、演出として面白い」ものは大好きです。
本をめくるとき、本棚から本を選んで開くとき、ちょっと過剰な演出音がするのですが、そういう所も又、素敵。

ちなみに元のテキストファイルの、一行がどれだけの長さの文章であっても、適当に見やすい形に整えて表示してくれるのでいいですね。
多分、こういう所は設定で、好きな形にカスタマイズ出来るはずなので、あれこれ試してみるのも良いかもしれません。


さて、些か褒めすぎた感があるのですが、欠点というか「こうあって欲しい」という機能も沢山あります。先ず、

・テキストの編集が出来ない

という点です。テキストファイルは「見て楽しむ」というよりも、「実際にガシガシ書き込んで、消して編集して」という形で使う性質のものです。
ですので、ビューワー自体に編集機能が付いていると、非常に便利なのですが、そういった機能は付いていないようです。簡易なエディタでも付属していると非常に有り難いのですが。
折角、「本棚」にファイルが登録出来るのですから、編集が出来たらなぁ、と悔しく思います。

もう一点は、

・ドラッグが出来ない

という。テキストに書いたモノをドラッグして、コピペするのは、多分一般的な使い方なんだと思うのですが、悲しい哉、このソフトには領域を選択し、ドラッグそしてコピーを行う機能が付いていません。

纏めると、この「小町文庫」は「見るに特化したビューワー」という事になるのでしょう。
いや、そもそもビューワーだから、見る為のものなんだよね……。
テキストを見たりするだけなら、別に「IrfanView」でもいいと思うのですが、ちょっとこだわったテキストファイル閲覧をしたい人、なんかはこの「小町文庫」を使ってみては如何でしょう?

無味乾燥なテキストファイルを、格調高い本で読んでいるような……、そんな豊かな気持ちになれるかもしれません。
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by s-kuzumi | 2007-07-09 09:44 | 日々之雑記 | Comments(0)


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