2007年 07月 22日

フリーサウンドノベルレビュー 『メイドさんと柴犬』

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今日の副題「15禁だよねぇ……?」

お勧め指数(五段階評価):三
ジャンル:不条理メイド・巫女モノ(?)



道玄斎です。
ちょっと悪夢を見てうなされてしまったので、こんな時間に起きて、口直しにゲームをプレイしていました。
またしてもサクッと遊べるゲーム、という事で過去に遊んだ事のあるゲームを再度プレイ。
今回は「礼門屋」さんの『メイドさんと柴犬』です。
この「礼門屋」さんも多産なゲームメーカーさんですよね。「あおぞら幼稚園」さんと同等程度のリリース数を誇る数少ないサークルさんです。
シリアスな伝奇から、本作のようなギャグ、はたまた18禁のものまで幅広く手がけています。


本作は、やさぐれ系メイドさんと、その飼い犬である柴犬。そして淫乱系巫女が繰り広げる、不条理な日常を描く作品です。
一応、お勧め指数は「三」としたのですが、「3.5」くらいだと思って下されば。
俺は結構、こういうノリ好きです。少し、真面目な作品ばかり取り上げてきたので、ここらこういうものも紹介してみようかなと。

全体を通してプレイしても10~15分程度ですかね。
中身は8つのエピソードから成っていて、一つのエピソードは一~二分程度で読めてしまいます。この一つ一つのエピソードのテンポの良さは大きな魅力です。

完全なギャグ路線のサウンドノベル。当然、選択肢ゼロ。
けど、テキストにギャグ作品にありがちな嫌味がなくて、気持ちの良い展開が楽しめます。
内容は割と下ネタ多め……。特に注記はないんだけども、これは15禁かなぁ……?

メイドさんモノなんでしょうけれども、「ご主人様」は一切出てきません。
いつも各エピソードの頭で、アホな事をやって意識不明になっていたり、やはりアホな事をやって入院したりで、全然登場しないのです。
多くのエピソードが、淫乱巫女とやさぐれメイドさんのバトル(?)を描写するものとなっています。

ちなみにタイトル画面にメイドさんのイラストが表示されるだけで、本文中ではイラストは一切ありません。
よって、プレイ中に淫乱な巫女の姿とか、あられもない姿になってしまったメイドさんのイラストは拝むことが出来ませんw それでもテキストが面白いのでイラストの不備はそんなに気にならない筈です。

下ネタは苦手な人には、お勧め出来ませんが、「そういうのもOK」という人は是非プレイしてみて下さい。かなり面白いと思います。短い作品ですから、ちょっとした息抜きとして、楽しむのもOKですね。


・良かった点

先ず、先に述べたテンポの良さです。
各エピソードがかなり短く、「面白さ」を失う前に次のエピソードへと移っていくので、新鮮な面白さを最後まで保っています。

あと、効果音の使い方が上手い。無駄に上手いというべきか……。
又、タイトル画面のみに登場するメイドさんはかなり可愛い&綺麗です。俺は結構好みですな!

特筆すべきは、付属の「yome.txt」でしょう。
「現代メイドの心得(2007年版)」などが記述され、作者のメイドに対する歪んだ愛情(wを見る事が出来ます。一例を挙げてみましょう。


・パンチラは既に時代遅れである。スカートの展開は下着の見えないギリギリのラインを維持する事が美徳とされている。また見せる必要が無いので下着をつけていなくても問題は無い。むしろはいてない方が望ましい。


こんな感じです……。俺は個人的には下着は無くてはならないものだと思いますが。「readme.txt」は無視してしまう方も多いかもしれませんが、是非、本作では「yome.txt」を楽しんで下さい。かなり気合いが入ってます。



・気になった点

所謂リードミーにあたる文章、「yome.txt」があまりにも、ネタに特化しすぎていて、本来の役割を殆ど果たしていない。


*アンインストール
消す。

*操作方法
身体で覚えなさい。

*動作環境
動かなかったら諦めなさい。


これはあんまりじゃないか?w

あと、結構下ネタが多い(というかメイン?)ので、苦手な人には合わないかも。
ちなみに、俺が見た限り、15禁くらいかなぁ?そういう情報も「yome.txt」には必要だと思う。

もう一つ、タイトル画面に「終了」とか「おわり」とか、ゲームを終了させる為のポインタが無い。自分で体験してみて分かったんだけども、やっぱり無いと「画面上部」のメニューから終了しなくてはいけないので、意外とめんどくさい。


まぁ、全体的にこんな感じです。
全体的にやさぐれた感じなんですが(w 実際やってみると結構楽しめますよ?
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by s-kuzumi | 2007-07-22 04:55 | サウンドノベル | Comments(0)


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