「ほっ」と。キャンペーン
2007年 09月 06日

フリーサウンドノベルレビュー 『星の降る丘』

b0110969_23103662.jpg

今日の副題 「いかで月を見ではあらむ……」


お勧め指数(五段階評価):三
ジャンル:地域振興型SF恋愛(?)
プレイ時間:一時間~


道玄斎です、こんばんは。
今日も又、面白い作品を見つけてきました。 「えびしゅうまい2nd」さんの『星の降る丘』です。
名古屋の地域紹介アリ、SFアリ、恋愛アリと盛りだくさんの内容で楽しめました。この手作り感が非常にいいですよねぇ。こういう作風やスタイルは結構好みです。

ジャンルの所で、「地域振興型」なんて書いたのは、当然『ハーバーランドでつかまえて』を意識しての事です。『ハーバーランド~』では神戸でしたが、本作は名古屋です。
結構、色々な名古屋の姿を見せてくれて楽しめますね。「ナナちゃん人形」なんてきっと現地の人しか知らないんでしょうねw とはいえ『ハーバーランド~』の二番煎じ、という感じでもなく、好感の持てる作品だったと思います。
良かった点

・さっくりとプレイ出来るが、しっかりとした中身。

・名古屋ガイドも兼ねているので、多方面からプレイを楽しめる。

・ヒロイン森山さんが私の理想の女性像にかなり近いw


気になった点

・作風には合っていると思うのだが、イラストが微妙かも。

・究極的な謎は残されたままなのが、少し消化不良かも

詳しいストーリーに関しては、リンクを張っておきますので、そちらを御覧下さい。

ざっと説明すると、
主人公千尋(男)は、名古屋の高校に転校する事になり、名古屋での生活を始めた。
ある日、千尋は根強いファンを持つSF映画のリバイバルを見に行く事に。そこで長い髪にメガネを掛けた女の子を見かける。千尋は何故かその女の子の事が気になって……。

と、まぁこんな感じです。しかし私は文章ヘタですな。
ストーリーのフォローをしておくと、メガネの女の子は森山さんといいます。
かなり直球で私の好みの女性像を体現していて、些か驚きましたがw

手作り感溢れる作風で、好感が持てますね。イラストは些か微妙なんですがw
作品の手触りは、先にも触れました通り『ハーバーランドでつかまえて』に『Flood of tears』を足したような。
いや、本当はもっと近い作品があった気がするのだけども、思い出せない……。

シンプルでクセの無い文章とストーリーで、危なげなくプレイ出来るのも本作の大きな魅力です。無口で無愛想な森山さんに一生懸命モーションを掛けていく千尋の姿は、私自身の若かりし日々を思い出させてくれましたw 世捨て人の今となっては懐かしい思い出ですが。
まぁ、私の事はともかく、少しづつ森山さんが千尋にうち解けていく描写は、なかなかのモノがあると思います。ただ、もう少しここに分量を加えて、二人が仲良くなっていく様子を描写しても良かったかもしれません。
千尋は、最初っから森山さんに惹かれていて行動を起こすのですが、その気持ちを咀嚼するというか、振り返るというかそういうのがあっても良かったのかな、と。

随所で織り込まれる名古屋紹介もいい味だしてますね。
意外と、こういう地域密着型の作品って少ないですよね?『ハーバーランド~』とあとは『ほたこい』くらいでしょうか?
「地域密着型」でピンときた人は、是非プレイして貰いたい作品です。

そうそう、今日の副題で気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、『竹取物語』風なSF作品の要素も含まれています。星ヶ丘という実在の地名と、SF要素を結びつけているわけですが、究極的に森山さんの正体が分からないという、ちょっとした消化不良感は残ります。

かなり面白いと思うのですが、情報サイトにあまり載っていないのが不思議でした。
レビューもあまり無いのかな?意外と掘り出し物かもしれませんね。

気負わずプレイ出来る良作ですので、多くの人にプレイして貰いたい作品です。


/* そういえば、本作をプレイ中にマシンが一度落ちました。落ちた後にCPU使用率を見たら、大体、起動させただけの状態で13~15%くらいの使用率。最近、コメントで示唆して頂いた為、少し気にしてモニターを続けていたのですが、他のゲームでは起動させただけでは8~11%くらいが多かったです。とはいへ、このくらいの使用率ですから、ゲームのせいで落ちたって事は無いんでしょうね。いよいよマシン交換を真剣に考えるべき時なのかもしれません…… */

※最後の最後に蛇足。サークルさんのトップページに載っている『眼鏡同盟』っていう本、非常に欲しいのですが、委託販売とかされないのでしょうかね?是非ゲットしたい一冊ですw
[PR]

by s-kuzumi | 2007-09-06 23:19 | サウンドノベル | Comments(0)


<< なんてことない日々之雑記vol.2      フリーサウンドノベルレビュー ... >>