2007年 09月 13日
今日の副題 「考える人」 道玄斎です、そろそろこんばんは、な時間ですね。 私はこれを書いたら、また作業に戻らないといけないのですが、こういう息抜きがないと日々の生活が送れないのでした。 テーブルを使いまくったサイトの方は「取り敢えずは見れる」ようにはなっています。 ただ、今まで50本くらい溜め込んだレビューを移す作業が、結構めんどくさくて実はまだ手を付けていません。 こういうのは、ちまちまと作業するのではなくて、時間のある時に一気にがーっとやっちゃう方が良いような気がしています。 そのうちサイトを公開出来るようになっても、このブログ自体は更新を続けていく予定です。 「最新のレビュー」はこっちで書いて、順次サイトの方に移していこうかなと思っています。そんで、最初の頃はちょくちょく更新していた、読書記録とかたまに書いてる「日々之雑記」とかの比重を少し増やそうかしら。 言い訳がましくて恐縮なのですが、今まで書いたものを移すのが送れている理由は、もう二点あったりします。一つには、本ブログで見ることが出来るレビューをリライトしようかと思ったりしているからです。リライトって言っても日本語がオカシイ所とかをちょこちょこ直したりとかそういうレベルですが。 あと、一応今現在「お勧め指数」なるものを付けているのですが、こいつをどうしようかと思案しています。あまり考え無しに「五段階評価」と、成績表みたいな評価の付け方にしてしまったのですが、この評価の付け方だと少しやりづらいな、と感じる事が多くなってきました。 かといって十段階評価にしても、あまり根本的な解決にはならないし、却って煩雑になってしまうのではないかと。 一番いいのは、やはり例の「推薦」「準推薦」「無印」と三つで区分けしてしまう事です。 三つくらいの枠で或程度ゆるやかに分けた方が、色々やりやすいのかなのかなぁ、と考えています。まだ一度も出していないのですが「お勧め指数」が「一」とかだったりすると、お互い気分悪いですしね……。 尤も、一応作品を選んだ上でレビューを書いているので、「一」なんてのは固より出る要素が無かったりするのですが、そうなると五段階評価にしている意味はどこにあるのか?なんて考えたりしているわけです。 三段階評価にして、「大吟醸」「吟醸」「純米」とかにしちゃおうかしら?w ほら、例えばですけども、「お勧め指数」で「二」とか付けると、怒っちゃう人もいるわけですよ。 幸い、今まで50本くらいレビューを書いてきた中では、多くの作者様から暖かいコメントを賜りまして、そうしたトラブルが無いわけですが(何だかんだで、微妙に辛口なレビューだったりするのでこの点、本当に感謝しております)、今後こうした状態が続くとも限りませんしねぇ。 こっちとしては例えばお勧め指数で「二」を付けたからと言って、その作品が「駄作」だぞ、って宣伝したいわけでは決して無くて。寧ろ何か「心に響くもの」があったり「ひっかかり」を感じたからこそ、取り上げているわけで。 纏めると、五段階評価にしちゃうと、こちらのそういうスタンスが伝わりにくいのかなぁ、という事と点数という枠に縛られて書きたい事が書けなくなっちゃうのは厭だよねぇ、って事なんですが。 こりゃまたどーでもいい事なんですが、昔々の日本にも「レビュー」ってのがあって『無名草子』っていうんですが、結構面白いですぜ。現代語に直すと「やな感じ」なんて書いてあったりして、結構辛口です。こうしたレビューからでしか復元出来ない物語も存在しているわけで、自己肯定するわけじゃないんですが、レビューにもちゃんとした存在価値があるぞ、と。いや、全くの蛇足ですが。 本当はこれに絡めてもうちょっと書きたい事もあったのですが、上手く纏められそうにないので、今日はこの辺で。 いにしへの 名も無き文を 尋ねみて 身の拙さを おもひ知る哉 道玄斎
by s-kuzumi
| 2007-09-13 16:57
| サウンドノベル
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Comments(6)
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吾妹木綿
at 2007-09-13 18:33
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数値での評価は「わかりやすい」からこそ「与える影響が大きい」ですよね。気にする人は凄い気にするだろうし。私は数値での評価は何人かでやるからこそ意味が発生するものだと思いますが。(ゲーム雑誌なんかの4人くらいの感じで)
思い切って「お勧め指数」じゃなくて「私の琴線指数」とか(^^; …それは冗談として。 指数「二」でも心に響くもの」があるって言う事になると「心に響くのにお勧めしないの?」ってことになっちゃう。じゃあお勧め指数ってなんだろうって疑問が生じてしまう。 いっそのこと「こういうところがお勧め」とかコメント書いたらどうだろうとか思ったりしました。…それも難しそうですね(^^; 個人的に製作者からの意見としてはさほど気にはしていないっていうのが本音なんですけども。
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私のレビューが「推薦」「準推薦」「無印」になっているのは、正におっしゃられる通りの理由によるものです。作品に得点とかつけたくないんですよね。たとえば100点満点で点をつけたとして、80点の作品は85点の作品より劣っているのかと言えば、そんな事はないですし、5点の差は何なんだという話になりますから(笑)。
なお、「推薦」「準推薦」というのは、クラシック音楽ファンにはおなじみの雑誌「レコード芸術」の方式を採用したものです。本当は更に上の「特撰」というのも作ろうかと思いましたが、あまり段階を細かくしてしまうと、結局点数をつけるのと変わらないので、3段階が妥当かと思って現在の方式をとっています。 個人的には、得点をつける方式は吾妹木綿さんが書かれているように、数人でやった方が意義がある気がします。得点を付けるという事は「客観性」を求めるからこそですしね。
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s-kuzumi at 2007-09-14 06:16
>>吾妹木綿さん
そうなんですよねぇ、結局「お勧め指数」ってなんだろう?って事になってしまうわけで、色々苦慮しております。「私の琴線指数」とか「私の」と飽くまで「私的な評価」という事を前面に出せば、或程度は緩和されそうなのですが、やっぱり難しい。 やはりNaGISAさんのスタイルのように、三段階にするのが現実的かなぁ?と考えております。 意外と吾妹木綿さんのようなお考えの制作者の方が珍しいのではないかと、思ったりする今日この頃ですw >>NaGISAさん 本当に仰る通りで、四段階にしてしまうと点数付けと変わらないので、結局三段階が一番落ち着きが良いですよね。 宜しければ、その三段階評価のスタイルを踏襲させて頂いて構いませんでしょうか?勿論「推薦」「準推薦」「無印」ではなくて、独自の詞に置き換えた上で使用致します。 又、防衛策としてw スクリーンショットの扱いに関しても、NaGISAさんの文章を参考にさせて頂きたいのですが、如何でしょうか? お願いばかりで心苦しい限りですが、何卒宜しくお願い申し上げます。
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吾妹木綿
at 2007-09-14 13:15
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道玄斎さんとNaGISAさんとはレビュー内容、観点が違うので逆に評価法は全く違うスタイルの方がいいのかなとも思ったりして。
読んでいて道玄斎さんのレビューはより「一プレイヤーの感想」という趣があると思うんです。だからこそ「私の~」っていうのをちょろっと書いたんですけども。 以前は私も凄い周りの声を気にしていましてどこかの掲示板で感想を読んだりしては凹みまくったりしていました(^^;。当時は自分の作品のことを自分で評価できていなかったんでしょうね。まあ、今でもぼろくそに書かれちゃうとやっぱり少しは凹みますし、良く書かれてればモニタの前でウキウキします(^^ 今後もどのようなカタチであれ道玄斎さんの「味」を失わないレビューを期待しています。
こんにちは、さくらミントのTAKERです。
個人的には、650さん(650の無味乾燥)のところのように、 カテゴリ別に評価がされていると、対策がしやすいかなと思います。 カテゴリ別には評価を付けるけど総合評価はしない、 または吾妹木綿さんが仰る「私の琴線指数」を総合評価にするとか。 とはいえ、レビューしていただけるだけで制作者側としてはありがたいので、最終的には吾妹木綿の仰るように道玄斎さんの個性を活かしたレビューであればいいな、と思っています。
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s-kuzumi at 2007-09-15 04:06
道玄斎です、こんばんは。
>>吾妹木綿さん そうですね。出来る限り作品の面白い所をすくい上げつつも、「私が感じた面白さ」(或いは気になった点)をメインで書いているような気がします。 だから割と「~」に似た手触りがある、とか書いてしまうのですがw その部分を「味」として認めて下さって、嬉しい限りです。これからも独自の「味」のあるレビューを書いていきたいですね。 >>TAKERさん 「月照~ツキノテラス」ベクターで、二位ですね!私自身、楽しく遊ばせて貰い、その勢いでレビューを書いたので、私も嬉しく思っております。 カテゴリ別で評価を行い総合評価はしない、というやり方でも結局「D~S+」といった細かい評価軸を設けてしまうと、例えば「Aの数が多ければ推薦」というように受け止められてしまいそうで、なかなか難しいものがあるのではないかと。 取り敢えずは今まで通りの「五段階」のお勧め指数をつけますが、近いうちに、三段階くらいの緩やかな枠にしようかなと思案しています。 ただ、皆様が仰って下さるように「味」を出したレビューを、そしてその文中で、評価点とは又別の基準みたいなものを見せられたら、なんて甘っちょろい事も考えたり……。 |
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