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2007年 12月 20日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『願えばきっと……。』

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道玄斎です、こんばんは。
今日も体調が宜しくない。夕飯を食べ過ぎました。胃が重たい。

というわけで、今回は番外編です。
短い中に、オイシイ所を切り取って詰め込むセンスを感じる作品でした。

改めて作品を紹介します。
Persian blue」さんの『願えばきっと……。』です。作者様のサイトが分からなかった為(消失?)、ゲーム紹介サイトへのリンクを張っておきます。


ストーリー自体に新味がある、というよりも「オイシイ所を上手にカット」して、短編として食べやすくしたという感じですね。
例の「ぼたんゆき」テイストな作品、という事になりましょうか。
全体で大体五分~くらいなわけで、あっという間に読み終えてしまうのですが、その中に中編くらいの規模の作品のオイシイ所がぎゅっと詰まっている。けれども、そこに過度の無理は生じていない。さすがに出会ってその日のうちにつきあいました、みたいなのはどうも興が削げるからねえ。もうちょっと長い作品だったら最終的におつきあいする、というのはアリだし、一般的な(そして人気のある)纏め方の一つだと思う。
だけれども、短編の場合、本作のように敢えて「描かない」ことで、読者に想像の余地を残すっていうのは良い手法ですな。


ストーリー全体で見ると、「ぼたんゆき」テイストと書いた如くにありふれてはいるけれども、場面の切り取り方っていうのかしら、そういうのが巧みで良かったな、と。

中編作品の導入部分の第ゼロ章みたいな、そういう感じがしないでもない。
これは短編じゃなくて、もうちょっと分量の多い一本の作品に出来た気がしますねぇ。

そういえば、画が大変魅力的です。
単純に画が上手、というだけじゃなくて、なんていうかゆかしいものを感じさせます。魅力的。


ノベルゲームマニアには、あまり新味自体はない為にお勧めはしずらいところはあるのですが、まだこの世界(?)に足を踏み入れたばかりの方は、是非気軽に遊んでみて欲しいと思います。他の作品への足がかりにもなるかもしれませんね。
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by s-kuzumi | 2007-12-20 02:56 | サウンドノベル


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