2008年 02月 08日

フリーサウンドノベルレビュー 『ジンクスホリック・シンドローム ジンクス2』

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今日の副題 「怖くて楽しい三人組」

ジャンル:女子中学生ジンクスホラー(?)
プレイ時間:三、四十分くらい。
その他:選択肢有り。早く選択肢を選ばないとバッドエンドになったり。
システム:吉里吉里/KAG


道玄斎です、こんばんは。
今回は以前紹介した雨夜」さんの『ジンクスホリックシンドローム』に追加パッチという形で、エピソードが追加されたのでプレイしてみる事にしました。
前回のレビューの時、私のミスでシステム面で難癖を付けてしまったのを激しく後悔しているので、せめてもの罪滅ぼしとして本作を布教していこうと。
いや、勿論面白くてプレイして貰いたいから布教しているんですよ?ただ、それに個人的な罪滅ぼし的な意味合いが付与されているだけで、作品として十分楽しい事は保証いたします。個人的にこういう雰囲気の作品、好きなんですよねぇ。

と、些か前置きが長くなってしまいました。
今後も、エピソードが追加されるんでしょうかね?前回、第一話はレビューしていますから、ストーリーや、良かった点・気になった点などを特に挙げていくのは辞めましょう。ちょっと今回はそんな訳で変則的な形となりますが、お付き合い下さいませ。

一応、おさらいという意味で、少しだけ振り返っておくと、サヤカ・ユーヒ・マオの中学生女子三人がジンクスにまつわる事件に巻き込まれたり、解決したりと、そんな感じ。


制作時期などについては詳しい事は分からないのですが、第一話よりも第二話の方がレベルアップしている印象。
勿論、怖さも、ね……。いや、今丑三つ時でしょ?(←今これを書いている時点で午前二時を回りました)さっきプレイしていてホントに怖かったんすよ……。
絶叫系の怖さ、ではなくて思わず「ビクッ」としてしまう怖さ。私にはこのくらいの怖さが丁度いい。これ以上怖いとプレイ出来ねぇよw

恥を忍んで告白すると、今抜き身を側に置いています。
ほら、『今昔物語』だったっけかな?なんかさ、侍の詰め所に板がひらひら飛んできて、即座に刀を抜いた人だけが助かって、ぼーっとしていた人は殺されちゃうなんて話がありましたよね?んで、結語として「男は常に武器を持って備えるべし」みたいな文句がついていたのを思い出して、ホラー系の作品をプレイしていて、一定以上の怖さを感知すると刀を引っ張り出してきて、鞘を払っておくのが習慣になっています。

兎に角怖かったわけですよ。
最初は、「横断歩道で白線だけ踏んで渡れたら良い事がある」というおなじみのジンクスのお話だったので、「ホラー度が下がったのかな?」と思ったくらいだったのです。
だけども、普通に怖かった……。あの「かごめかごめ」が流れてきた時点で「こりゃ危険だ……」と思いました……。

怖さについては、実際にプレイして確かめて頂くとして、女の子同士の姦しい掛け合いも健在。
この女子三人組の掛け合いが本作の魅力の一つですね。
第一話ではマオちゃんが被害者(?)だったわけですが、今回はユーヒちゃんに焦点が当たります。三人娘のキャラクターがちゃんと確立されていて、女の子同士のやりとりは読んでいて軽妙で楽しいものになっています。だからこそ、怖い部分が光ります……。

で、今回ちょっと気になった所がありました。ユーヒのセリフだったかな?セリフの中で「サヤカ」と表記すべき所が「ユーヒ」になっていたように思える箇所がありました。

「じゃあ、考えなおさなくて良かったんだよ。昨日はわたしが間違っていた。ユーヒが正解だった。そーゆーこった」

という部分です。発話者はユーヒで、会話している人物はサヤカ。多分ここの「ユーヒ」は「サヤカ」かな、と。まぁ全然話しは通じるので大した問題じゃないんだけどもね。


全体的な纏まり方という意味でも、第二話の方が良かったな、と感じました。
〆の部分が綺麗に纏まっていたように思えます。二度プレイしてみると、今回のオチの伏線がちゃんと張られていた事に気付きます。オチの部分が上手にジンクスと絡められていて好印象。

一応バッドエンドがあるわけだけれども、バッドエンドも含めてプレイしてみると、「ジンクスは信憑性がある」ような気もしてくるから不思議。
結論部分は、敢えて語りませんが、意外と「ジンクスに効力がある/ない」というその二つの間を行ったり来たりするような、そういう両義性のある物語なのかもしれないなぁ、と思ったりもしています。第一話なんかもそれっぽい感じしましたよね?

今後、またエピソードが追加されて、「これ以上追加はない」という状態になったら、全部の話を纏めてレビューを書きたいですね。
オカルトとかに興味のある人は勿論、ライトにホラーや、オカルトっぽいものが楽しめるので、実は万人にお勧めしたい作品だったりします。明るいノリのホラーなんて貴重ですよね。
楽しいノリと、意外に怖いホラー部分。是非楽しんでみて下さい。
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by s-kuzumi | 2008-02-08 02:28 | サウンドノベル


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