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2008年 02月 29日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『北の森の魔女』

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道玄斎です、こんばんは。
どうやら、今日は閏年の「閏の日」みたいですね。一年は365日と6時間あるので、それが四年続くと4×6で24=1日となるわけです。
ま、一日増えてもなんてことないんですが、落ち着いて考えてみるとせいぜい、生きている間で20回そこそこしか体験出来ないハズなので、思いっきり楽しむのが正解かもしれません。

さて、前置きが長くなりましたが、今回は番外編。
番外編では、「良かった点」「気になった点」を挙げたり、大吟醸・吟醸などの評価は付けません。予めご了承下さいませ。

というわけで、今回は「NOSTALGIC GARDEN」さんの『北の森の魔女』です。
「NOSTALGIC GARDEN」さんの作品は、『本当の願い事』を取り上げた事がありましたね。


番外編もそれなりの数、書いているのですが、本作はその中でもかなり短い作品ですね。
大体五分もあれば読めてしまう。というか実質三分くらいかな。
だからといって、クオリティ的なものはしっかりと確保されている点、良いですね。立ち絵などはないのですが、背景や音楽が作品の雰囲気に合っていて良かったと思います。
背景は、キャンバス地に油絵の具で描いたような感じですかね。意外とありそうで無かったタイプの背景かもしれません。

音楽のチョイスも上々で、「音の聞こえ具合」が良かったです。
スピーカーをモニタの左右に配置しているわけですが、綺麗な音が右で鳴って左で鳴って、みたいなw

内容に踏み込んでいきましょう。
ファンタジックな童話スタイル。悲恋モノに近い感じかな。直球で恋愛を扱ったシナリオっていうわけじゃないけれども、ちょっと切なさが残るような。

恋愛シナリオについてあれこれ考えてみると、私は「思いっきり夢を見せてくれる」タイプか、「思いっきり絶望する」タイプのどっちかが好きなのかも、と最近思います。
よくよく考えてみれば『本当の願い事』も「思いっきり絶望」させた後で「夢を見させてくれる」エンディングを持っていたので私の好みに合っていたのかもしれません。
本作の場合は、「思いっきり絶望」っていう程でもなくて「ちょっともの悲しい」くらいのテイストですね。それでも普通のハッピーエンド(それがどういうものかちょっと説明しづらいけども)の作品よりも私はこういうの、好きですねぇ。
そもそも、悲恋モノって私の大好物の一つですしw

立ち絵は作品中では出てきませんし、本作の主役である王子・魔女のイラストも皆無です。王子はなんだかぴかぴか光った状態の一枚絵が出てきますが、あれじゃ分からないもんね。
エンディングで魔女のイラストが見れるわけですが、可愛いかったです。。

そういえば、なんで魔女って良く「北」という方向とセットなんでしょうかね。ってそんな風に考えるのは私だけかもしれませんねぇ……
どこかで「西」と魔女の組み合わせも見た気がするしなぁ。
けれども、源流を考えてみると『オズの魔法使い』になるのかな?『不思議の国のアリス』がいまだに強い影響力を持っているのと同様に、『オズの魔法使い』も今なお影響力を持っているのかもしれませんね。
こりゃ、どうでもいい事だけども、『オズの魔法使い』って確か舞台はアメリカなんですよね。アメリカの少女が主人公って聞くとちょっとだけファンタジーな風味が減るような気がします……。


何はともあれ、短い時間で楽しめる良作だと思います。休憩時間とかに如何でしょうか?
ちょっぴり切ないお話を楽しんでみて下さい。

それでは。
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by s-kuzumi | 2008-02-29 17:49 | サウンドノベル


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