2008年 05月 14日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『妄想教室』

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道玄斎です、おはようございます。
今回は番外編。たまにこういう短い作品が出てくると私も楽しい。
というわけで「Gemini Works」さんの『妄想教室』です。

ちなみにこのタイトルで、『漂流教室』を思い出した、なんて言ったら年齢バレますか?w
いや、本当はもうちょっと若いんだけども。
システムは吉里吉里/KAGのデフォルトかな?短い作品ではありますが、プレイしやすかったです。

ストーリーは、或る日の放課後の小学校で、一部の生徒達が教室に閉じこめられ、「先生」と名乗る怪しげな子供から「死」についての授業を受ける、というもの。

うんと端折って纏めてみると「自立する事」みたいな、そういうのがテーマとなっている感じです。「自立」というよりは「自律」という感じですかね。

怖さ、みたいなものはあまり追求されておらず、やっぱりテーマ性の強い作品ではないかと。
とはいへ、中々出だしのドキドキ感は良いものがありました。
てっきり、最初の出だしで「をっ、恐怖系か!?」と期待してしまいました(そう、プレイした時は早朝だったので強気なのです)。

出だしとか、ストーリーの軸みたいなものは良いものがあると思いました。
ただ、如何せん、短い作品ですので最終的に少し消化不良がないわけじゃない。一体「先生」と名乗る子供は何者だったのか?とか、もう少し踏み込んでみても良かったかもしれませんね。

感触としては、もう少し設定を深めていけば短編ではなく、一般的な長さのゲーム(それがどの程度の長さなのか自明ではないけれども)になったかな?と思います。
そういえば、発話者の名前が表示されているのですが、「名前+発言」とワンセットで表示されるべきところが、ページをまたいでしまっていた所が何カ所かありました。こういう所を少し手直ししてみても良さそうです。

高校生くらいまでに特にお勧めです。
いや、歳を食ってくると「或る程度の縛り」というか「或る程度の不自由さ」があったほうが生きていくのが楽なのよ……w 不自由の中での自由。こういうものを実践、満喫出来るようになれば生きていくのが楽しいかもなぁ、なんて蛇足を加えて筆を擱く事に致します。

それでは、また。
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by s-kuzumi | 2008-05-14 06:52 | サウンドノベル | Comments(0)


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