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2008年 05月 31日

フリーサウンドノベルレビュー 『花兎』

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今日の副題 「雰囲気のある名作短編」

※吟醸
ジャンル:ある夏の日、田舎での一日(?)
プレイ時間:10~15分程度
その他:選択肢なし、一本道。本レビューはWindows版にてプレイ。
システム:Adobe Flash Player

制作年:?
容量(圧縮時):16.5MB


道玄斎です、こんばんは。
今日は、先ほどホラーっぽい作品をやっていたのですが、途中でエラーが出て進めなくなってしまいました……。ちょっとイライラっとなってしまったので、別の作品を。
というわけで、今回は「DD-HOST web」さんの『花兎』です。
良かった点

・Mac版、Unix版もあり、どんな環境でもプレイ可能。

・とても優しい雰囲気で、短いながらも感動出来る。


気になった点

・消化不良となっている主人公の設定がある。

ストーリーは、私が簡単に纏めておきましょう。
ある夏の日、主人公は10年振りに自分の故郷に帰ってきた。
実家に帰ろうと、バスを待っていると、少女が現れて……。

と、このくらいでやめておきましょう。

大体、私がプレイして10分程度でした。
本当なら「番外編」の方に入れるべきなのかもしれませんけれども、とても良い読後感を持っていて、素直に感動出来る良作だと思いましたので、通常のレビューで。

先ず、システムがフラッシュを使用しています。
ちょっと変わっていますよね?ただ、実際に10分程度の作品ですからプレイしにくい、とはあまり感じませんでした。実際、とても綺麗で洗練されたインターフェイスでしたよ。
敢えて、Unix版にてプレイしてみる、という手もあったんですが(愛用のVine Linux4.2で、ね)、ちょっと面倒だったので、机の上に鎮座ましましている、Windowsを使ってプレイしてみました。

夏の日に一人の少女と出会って、なんて感じだといかにもありそうな感じがしますが、作品自体が丁寧に作られており、ありがち感も感じる事はありませんでした。
背景なんかも、かなり気合いが入っていて作品の雰囲気を盛り上げてくれますし、音楽のチョイスもセンスがあったんじゃないかな、と。
なんか、本当にうだるような夏の日を、雰囲気たっぷりに描いているのですが、それが暑苦しくなく、寧ろ「心地よい暑さ」のような、一種の爽やかさを感じさせるもので、好印象。
これはやっぱり、クリーンな背景が一役買っているんじゃないかなぁ、と愚案する次第。

ちなみに、本作、以前にプレイした記憶があるんですよね。
その時はフラッシュじゃなかった気がするんだけども、気のせいかしら?意外と昔からある作品のように思えますが、詳しい事をご存じの方はいらっしゃいますか?
とはいえ、今回新たにプレイしてみると、昔プレイしたと思しき時よりも、遙かに洗練されており、より一層の感動があったように思えます。
もし、リメイクが施されたものだとしたら、大成功だと思います。

一点、気になった点を挙げるなら、主人公はどうやらラストのあたりを見ると、余命幾ばくもない、という感じみたいなんですが、その設定が本当にラストでぽんっと出てくるので、若干違和感を感じなくもないかな?と。
とはいえ、ストーリーの本筋の良さは変わらないのです。ラストのツボを押さえた感動の演出はとても良かったですし、妙なあざとさを感じる事もなく、気持ちよくプレイ出来ました。

本当に短い作品なので、ストーリーに関しての解説めいた事は今回はやめておきますね。
是非是非、プレイしてみて下さい。

少し季節を先取りしている感はあるのですが、暑さが増してくる時期にプレイするのにぴったりだと思います。

それでは、今日はこのへんで。
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by s-kuzumi | 2008-05-31 20:48 | サウンドノベル


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