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2008年 08月 09日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『うおおけ』

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道玄斎です、こんにちは。
表があんまり暗いから、思わず「こんばんは」と書きそうになってしまいました。

さて、今回は番外編、ご紹介頂いた作品です。
大人も子供も大丈夫、電子絵本というヤツですね。とても幻想的で美しい一枚絵や、リアル指向の美麗なイラスト、そして私好みの伝承っぽい昔話風のストーリーが綴られていく作品です。
というわけで「のっぺりや」さんの『うおおけ』です。


番外編ですから、尺は短め。10分もあれば読めてしまいます。
作品のテイストは、ちょっぴりもの悲しい昔話みたいな体裁ですから、短いのも当然ですね。これがずらづらと1時間も続くようなお話だと、それはもう昔話ではないですよねw

じゃあ、昔話って何さ? と言われたら明確な定義を私は思いつきません。
うんと問題を端折って考えると、結構胡散臭いな、って自分でも思うのですが一般人が「口承」で以て、現在まで伝えているものが昔話なのかな、と。
口承ですから、読むのに一時間も掛かるようなストーリーってのはないんですよ。誰しもが稗田阿礼みたいなすごいヤツじゃないですからね。
と、早速脱線しつつあるわけですが、つまり、昔話だから尺が短くて良いのじゃ、という事を言いたかったわけです。


さて、やっとここに来て中身のご紹介。
ストーリー自体は短いから、あんまり紹介しない方が良いのですが、古今東西割と普遍的にありそうな、お話になっています。何か本当に実在していそうなお話ですよね。
ほんのちょっぴり人魚姫っぽい部分とかも。

けれども、一枚絵の破壊力が凄いですね。
普通に人物のイラストなんてかなり美麗だと思います。デフォルメ指向ではなくて、かなりリアル指向の絵柄なんですが。それにも増して本作を印象付けるのは、「海の中」の絵ですね。
何ともファンタジックで、不思議にして美麗なイラストで一気に引き込まれます。独自の世界が見えてとっても素敵なイラストでした。

文字表示領域が若干小さくて、少し文章が読みにくかったりするのですが、短い作品なので、許容範囲でしょう。
あんまり解説めいた事を書いてもしょうがないので、このへんで。こういう作品は、つらつら何かを書くよりも、ご紹介する事の方に意味があるタイプだと思っています。

ほんの少しもの悲しい、昔話風の作品です。
たまには、こういうものいいものですね。

それでは、また。
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by s-kuzumi | 2008-08-09 15:38 | サウンドノベル | Comments(0)


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