久住女中本舗

kuzumi.exblog.jp
ブログトップ
2008年 08月 21日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『お父様と私』

b0110969_20555466.jpg

道玄斎です、こんばんは。
東京はつい先ほどまで、雷と雨が凄かったですね。断続的に青い光が見えて、窓打つ雨の激しさは久々でした。

さて、どうにもここ最近調子が出ないので、今回も番外編という事であっさりさっくりプレイ出来るものをご紹介致します。
そうは言っても、実はこっそりあのゲームをやり直したりしているんですよ? 多分、近々あのゲームに関して何か書くと思います。
そんなこんなで今日は「めだかまんが」さんの『お父様と私』です。ちょっぴりダークで後味の悪さがあるんですが、そういう作品好きな人、意外と多いですよね? かく言う私も結構好きですw

ストーリーとしては、余命幾ばくもない父親(若くてカッコいい)が、死を迎えるその日まで娘と交流していく、というもの。最初は微妙に育成シミュレーションっぽいのかな? と思いきや別にそうしたものもなく、エンドが分岐するオーソドックスなノベルタイプの作品でした。
イラストもふんわりとした優しいタイプですね。作者様は同人誌をイベントにて頒布していらっしゃるようで、サイトの方を拝見すると可愛らしい絵柄の御本を何冊も制作なさっている事が分かります。

エンドは3つ。
選択肢は結構多い気がするのですが、エンドを見るのはそんなに難しくありません。全て二択ですから、どちらかを選び続ける事で二つは難なく見ることが可能。あとの一つは、歴戦のノベルゲーマーの皆さんなら、きっとカンが働いてどうすれば良いか分かるでしょうw

若干、ストーリー的な分岐はあるものの、基本は一本道の作品だと考えると分かりやすいかな。結構、効果的な小道具が出ていたりもします。その最たるものが「ジギタリス」。
どうやら花言葉は「健康」とかそういう意味があるらしい。今、ネットでざっと調べてみると「熱愛」なんてのもあるみたいですね。
花言葉って、複数の説があって、どれを信じたらいいのか分からない所が困りますね……。

ちなみに「ジギタリス」。これは有毒です。心臓のクスリとして使われていた歴史があります。私も昔、自生していたジギタリスの葉っぱを採取して、乾燥させてちょっぴり食ってみた事があるんですが、何となく心臓がドキドキバクバクいったような、いわなかったような……。
あー、絶対にジギタリス、見つけても食ったりしちゃ駄目ですよ。マジで有毒の植物で、死亡する事もあるんですから。


最初に述べましたように、エンドはどれも暗め。
バッドエンドが一つに、通常エンドが二つという布陣ですが、もう、どれがバッドだか分からんなぁw 私は、End Aなんて結構好きですね。
結局、視点人物である父親(=私)は死んで幽霊状態で、最後娘を見守る事になるのですが、娘に彼氏が出来て、「あぁ……彼氏か……」というような、なんだか妙にやるせない父親(=私)のセリフでシメられます。
娘に彼氏が出来た時の父親って、こんな感じなのかなぁ……。ゲームという形で疑似体験しても、妙にゾワゾワするというか、妙な気分になるというか、厭な気持ちになるというかw


ちなみに、セーブも既読スキップも付いていません。どのエンドに到達しても手動でゲームを終了してやらないと、いけなかったりもします。つまり、タイトル画面に自動で戻らないんですね。
とはいへ、1ルート5分でエンドが三つですから全てプレイしても15分程度。一度見た所はCtrlでとばしちゃっても良いでしょうから、そんなに負担にはならないと思います。


こんな天気の悪い日は、こういうちょっぴりダークな短編をプレイするのにぴったりです。
ダークな展開がお好きな方は是非。

それでは、また。
[PR]

by s-kuzumi | 2008-08-21 20:55 | サウンドノベル | Comments(0)


<< フリーサウンドノベルレビュー ...      フリーサウンドノベルレビュー ... >>