2008年 10月 04日

フリーサウンドノベルレビュー 『いのちのシルエット』

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今日の副題 「動物好きにもお勧めです」

ジャンル:動物ノベルゲーム(?)
プレイ時間:順調にプレイすれば、1時間程で。
その他:選択肢はないが、「キーワード」を入力する事でストーリーが読める。
システム:吉里吉里/KAG

制作年:2007/4/1
容量(圧縮時):9.37MB



道玄斎です、こんにちは。
今日は、以前にお勧め頂いていた作品です。私自身も興味があってダウンロードだけはしていたのですが、ついついプレイが遅くなってしまいました。
というわけで、今回は「Glasses!」さんの『いのちのシルエット』です。
動物視点から人間社会(というか、山盛山高校の関係者?)を見ていく、ほのぼのとして、それでいてギャグ(BLネタがあるw)や、シリアスな部分もあって中々面白い作品だったと思います。
良かった点

・ほのぼのとしたお話と、ギャグやシリアスのバランスが心地よい。

・以外にBGMとか挿入歌、エンディング曲に妙に力が入っている気がw


気になった点

・キーワードを探していくのが結構だるいw

ストーリーは、サイトのURLを張っておきましょうかね。こちらからどうぞ。
って、まぁ、あんまり説明になってないわけですが、寧ろこのくらいの方が、実際にプレイして楽しめるかもしれません。


実は、ゲームを起動した瞬間に詰まってしまいましたw
「いのちのシルエット」の「の」の字にカーソルを置いて、クリックするとゲームを始めることが出来ます。

気になった点で挙げたように、「キーワード」を入力する事で新しいストーリーを読むことの出来る、そんな作品です。最初は「がっこうのざつだん」だけしか読むことが出来ないのですが、このお話を読んで、尚かつ「キーワード」を探さないと次のストーリーにいけません。

ゲームの中にヒントが出てくるんですけれども、基本的に、「太字」のものをリストアップして、入力すると新しいストーリーを読むことが可能に。
大体、一本一本のお話は5分とかその程度なんですよね。動物視点の妙にゆるくてほのぼのとしたお話だったり、或いは彼らの飼い主(?)の日常の一コマだったり。
ストーリー性みたいなものはないのですけれども、これはこれで、とっても楽しい作品に仕上がっていたように思います。

そういえば、作者様は『秋風夜空』を作られた方のようです。懐かしい作品ですね。SFテイスト全開で結構面白かった記憶があります。
で、本作もやっぱり「作り慣れてる」感があります。割とギミック(キーワード入力とか)が表に出てきてはいるものの、手慣れた感じがヒシヒシと。


キャラクターの中で、私が好きなのは、フェリシアお嬢様ですね。16歳の英国貴族のお嬢様。色んな事情があって、山盛山高校に転入。絵に描いたようなお嬢様で案の定高ビーな感じで、私の心の琴線をこれでもかっていうくらいかき鳴らしてくれます。
これもほんっとしつこいくらい言ってるから、今更繰り返すのもアレなんだけども、「お嬢様に使える従者」になりたいんですよねぇ……。私、自分がナンバー1ってのはあんまり好きじゃなくて、ナンバーワンを支えるナンバー2が好きなんですよ。新撰組で言うと土方歳三みたいな。ってそこまでいっちゃうとナンバー2なんだかナンバー1なんだか分からないですけれどもw

んで、特に「お嬢様」にお仕えする、というのは本当に子供の頃からの憧れで、ずっと夢見ている内に、こんなに歳を取ってしまいましたw けれども別に「自分よりも年下のお嬢様」にお仕えするのが厭なんじゃないんですよ? 全然OK。寧ろ歓待。
自分と同じ、若しくは自分より年上だったもう「お嬢様ではない」ですしねw


軌道修正軌道修正。
登場する動物たちは、一見のほほんとしているように見えて、結構みんな重ためのバックグラウンドを背負っています。保健所であわや殺されそうだったりとか、野良猫で死にかけていたところを拾われたとか。
ほのぼの、のほほんと、トバし気味のギャグの中に、こうした重めのバックグラウンドがちらりと語られる。このバランス感覚がとっても良かったです。動物キャラで好きなのは、犬のアレックスとネコのミヤですかね。割とこう、私自身にとって自己投影しやすいというか。


さて、気になった点としては、意外とキーワードを探すのが大変という辺りでしょうか?
こういう作品ですからストーリー的にとか、そういう部分であれこれ言うのは野暮というもの。
ただ、キーワードを見つけないと話が読めないわけで、しかもそれが意外に難しかったのでちょっと取り上げてみました。
落ち着いてゆっくりと読んでいけば、割といけるんですけれども、中には微妙に注意を要するものもあったりして……。
で、不思議なのは、「complete」の文字が出てきているんですが、「April.8」が埋まらないんですよね。仕様? 或いは単純にキーワードが足りない? 

そういえば、ストーリーを全部読んでも、だからといって何か結論が出たりとかそういうのはないんですよね。まぁ、のんびり読んでちょっと和んで、というようなタイプの作品ということになりましょうか。


大体、こんな感じの作品です。
挿入歌とか、力が入っているだけに、かなり笑えますし、ラストエピソードはちょっとやり過ぎな感じがするのですが、フェリシアお嬢様の靴下が出てきたから良しとしておきましょうw

キーワード発見スキルのある方だと、1時間もあればコンプリート出来るかな。
ちょっとほのぼのとした楽しい作品です。興味があれば、是非休日にでものんびりとプレイしてみて下さい。動物好きにもお勧めですよ。

それでは、また。
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by s-kuzumi | 2008-10-04 11:51 | サウンドノベル


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