久住女中本舗

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2008年 10月 12日

なんてことない日々之雑記vol.126

道玄斎です、こんばんは。

なんだか、結局微熱が続いていて、明後日にでも医者に掛かろうと思います。
何か、この時期は本当に体調を崩しやすいので、皆様もどうぞご自愛下さいませ。

そういえば、今日は少し時間が出来たので、ノベルゲームをプレイしてみました。
少し長目の作品で、まだコンプリートしていないのですが、過去に一度プレイしている作品でした。或る意味でベタベタな所もある。けれどもそのストレートさが作品の良さになっていたり、或いはテンポが良かったりして、少し季節外れになっちゃうのですが、近い内にご紹介しようかな、と思っております。



■今も昔もニガテなモノ

最近、体調が優れず、休める時にはベッドでぐったりしているのですが、ただぐでっとしているだけだと勿体ないので、昔から読もう読もうと思っていた本をちらほら読んでいたりします。

『十八史略』という、古代中国の歴史書なのですが、その版本が手元にあって、そいつを読んでいます。所謂「漢文の本」なんですが、返り点や送り仮名(場合によってはルビに相当するものが付いていたりする)が付いているので、難しいながらも何とか何とか。

とはいへ、私、漢文って昔っからニガテでして、ちゃんと返り点・送り仮名がついていても「どういう意味だ??」と頭をひねること屡々。
それでも、無理矢理読んでいくと、色々発見があって面白いんです。昔昔に覚えた「漢文単語」(って言い方はしないと思うけれども)とか、意外と今現在、私たちが何気なく使っている漢語の意味を改めて発見し直したり。

そういや、その道の人には当たり前の話なんですが、こういう版本とかで漢文を読んでいると、送り仮名で“y”みたいなもの、或いはカギ括弧みたいな文字が出てきます。
その場合“y”みたいのは「シテ」と読み、カギ括弧みたいのは「コト」と読むのでした。こういう本を読んでいると、とっても懐かしい気持ちになります。


昔、それでも漢文は結構勉強したのですが、私の漢文学習に大変お世話になった先生がいらして、色々とトレーニングをして下さいました。その割、ニガテなので申し訳なさ全開でしたけれども……。
そのトレーニング方法の一つに「復文」というものがあります。普通の漢文のトレーニング方法って、白文(返り点、送り仮名が付いていない素の漢文です)や、返り点だけ付いている文章を自分で訓み下していくわけですが、この「復文」は読んで字の如く、「訓み下したものを漢文に復元する」というちょっと特殊なトレーニング。
うんと、分かりやすく説明してみましょうか。

「書ヲ読ム」という訓み下した文章があります。これを見て、元の漢文の形にするわけです。
そうすると、「読書」となります。「読」と「書」の間にレ点(正式名称は雁がね点です)を打つわけですね。そして「読」には「ム」と「書」には「ヲ」と送り仮名を振ってやります。
まぁ、別に白文にしてもいいんだけども、私は漢文ニガテですから、自分で返り点、送り仮名を打ちつつやっていたと思います(それでも、ミスばっかりしてたけど)。

この復文、戦前とか、そのくらいの時期に随分とやられたトレーニング方法だったようですが、現代では廃れてしまっているようです。今、ちょっとネットで調べてみたら、それを実践なさっている先生がいらっしゃる一方で、昭和26年の国語の学習指導要領では「復文練習は避ける」なんて書かれていて、それ以降は廃れてしまった練習方法なんだなぁ、と痛感致しました。

私自身は、とってもこの復文が好きで、漢文自体はニガテだったものの、ちょっとしたパズルを解くみたいで、毎回楽しみにしていた記憶があります。


ご指導下さった先生とも大分、ご無沙汰してしまっているので、近い内にご挨拶に行こう、なんて当時一緒にやっていた仲間と、この間話しておりました。
難しいけれども、折角の秋の夜長ですし、教養として昔を思い出しつつ、漢文に親しんでも良いかな、なんて考えています。



そんなわけで、今回はこのへんで。
それでは、また。
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by s-kuzumi | 2008-10-12 22:17 | 日々之雑記


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