2008年 11月 12日

なんてことない日々之雑記vol.137

道玄斎です、こんばんは。
只今帰宅いたしました。いやぁ、今日も疲れましたねぇ。


で、昨日レビューを書いたと思いきや、次の章があるのを見落としていました。
作品自体がオムニバス的な進み方をしていくので、そして作品自体が「Part1&2」だった為、二章を読み終えた時点で「これでお終いか」と思ってしまいました……。
近日中に全てのパートをやり終え、修正致します。



■たまには心理学

そんなわけで、ちょっと気晴らしというか、そういう目的で心理学関係の本を読んでいます。
といっても、お堅い専門書ではなくて、割と入門者向けの本です。身近なテーマを取り上げ、そのテーマに合致する代表的な学説を挙げて説明を加えていく、という体裁のもの。
「あの娘のハートをゲットしようZE!」的なものでもなくてw 著者の方は実際に大学の教育職に就いており、心理士か何かの試験対策問題集などを出版なさっている方です。

忘れもしない、私の大学に入学して初めての授業が心理学概論でした。いや、その月曜一限からあったってだけなんだけども。当時はてきとーに居眠りしたり、授業フケたりしていたものですが、意外と内容って覚えているものなんですよね(あっ、さぼったりもしてましたけど、ちゃんと単位取りましたよ?)。
内容の約6割くらいは既知の概念だったという。そもそも文学系統でしたから、心理学ってのは、純粋に「心理学科」とかに進まなくても、随所随所に出てきて割と馴染みの深いものなんですよ。神話とか昔話とかやってると、そこで、ユングの集合的無意識って厭でも覚えちゃうものだったりします。

私はトーシロなんですけれども、フロイトって人がいて、「人間は性衝動(=リビドー)に突き動かされてる」って言うわけですよね。で、ユングは徐々にフロイトの論から離れて、「定型」とか「無意識」とかそういう方面に進む事になります。

けれども、私が個人的に好きなのは、フロイトをそのまま突き進めていっちゃったライヒという人ですw 
こう書くとフロイトとライヒは仲良しみたいですけれども、実はフロイトはライヒの事を嫌っていたようですよ。
で、何が凄いってこの人「性的なエネルギー」を信奉するあまり、エロ本を敷き詰めた箱を考案したり、その「性エネルギー」をオルゴンエナジーとか呼んで、一種のヤバい人になってしまいます。私の記憶が確かならば、この人裁判に掛けられて、その裁判の席でも「オルゴンエナジーで洪水を起こしておめぇらを一掃してやるわい!」とか言っていたようなw
意外とお勉強でも面白いのって、こういう本筋とは離れた脇道の怪しげなエピソードなんですよね。

まぁ、月曜一限にそういう授業を受けたりして、次の授業を受けようと校舎を出た所で、学生運動家と教職員の小競り合いにぶつかったのも良い記憶w
まだ、私が大学生だった頃は、学生運動の残り火みたいのがあって(私の大学だけ?)、授業前のセンセーが来る前にまずそいつらが教室に入ってきて、教壇にて学生達をアジテートしていく、みたいな光景が良く見られました。

で、次の授業がその小競り合いの最前線に居た強面の先生の授業だった時は、正直びびりましたけれどもねw


ま、心理学の本なんかを読んでいたら、そういう昔の記憶が次々と出てきたぞ、と。
記憶に関する説も色々あって、記憶は減衰していくから忘れてしまう、という説、新しく何かを覚えると古い記憶が消されていく、なんていう干渉説(だったっけ?)、或いは、記憶自体は実はあるんだけども、それを検索する事が出来なくなるから忘れたという現象となる、なんて説が代表的なものだったと記憶しています。

私が気になっているのは、「実は忘れていないくて、検索が上手くいかない」説です。
私の場合、記憶の引き金って意外と「香り」なんですよね。電車の中とか乗ってると、色々な匂いがします。オッサンの匂いとか、女性の香水の匂いとかね。
で、たまに、なんですが、電車の中とかで何かの匂いがふっと薫ってきて、その瞬間に「この匂いは、小学二年生の時、となりの席に座っていた知美ちゃんの匂いだ!」とかw なんか変態みたいですけれどもw 
その時まで、小学二年生の記憶なんてもうスパーンと消えちゃっていて、知美ちゃんなる人物なんて忘却の遥か彼方へ行っていたはずなのに、匂いによって鮮明に記憶が蘇ってくる。ついでに当時嵌っていた、砂場に水道水を流し込んで、人工のアイランドを作る、という遊びを思い出したりして。
更に、その遊びに従事していた仲間と、人工アイランド計画に名前を付けようと、決めて、私が「水」→「清流」→「清水」から「清水建設」というプロジェクト名はどうだろう? と提案した事まで思い出しました。なんか変な子供ですよねぇ……。なんで当時、そんな建設会社の名前を知ってたんだっていうw

けれども、この香りによる記憶の再生って一般的な気がしますね。
例えば、

皐月待つ 花たちばなの 香をかげば 
            昔の人の袖の香ぞする

という『古今集』所収の著名な和歌がありますよね。
これも、和歌ではあるし、不確かな部分は多いものの、香りによって昔の恋人を思い出す、というわけで、結構、そういう経験ってみなさんもありますよね? 

まぁ、そんな事を考えていたら、下車駅に着いたというわけですな。


というわけで、今日はこのへんで。
それでは、また。
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by s-kuzumi | 2008-11-12 23:48 | 日々之雑記 | Comments(0)


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