「ほっ」と。キャンペーン

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2007年 12月 31日

なんてことない日々之雑記vol.34

道玄斎です、こんばんは。

行ってきましたよ。例のお祭りに……。
兎に角疲れました。宣言通りに黒っぽい格好で。ただ、髪の毛がじゃんかじゃんかのままで、なんだか落ち武者みたいになってましたがw

すごい人の出でしたので、今日参加された方はうがい手洗いを忘れずに。
お風邪など召されませんよう。


で、案の定ノベルゲームなんかが集まっている一角をメインに廻ったりしました。
交流のある方には、ご挨拶をして(失礼が無かったかどうか、戦々恐々としております)、又購入させて頂いたサークル様(主にフリーゲームをリリースされている方)には、いつも楽しませて頂いている旨だけお伝え致しました。


あおぞら幼稚園
さんが、まさかの10円での頒布だったのには少々びっくりしました。
「本当にいいんですか?」とつい二度も聞いてしまいましたw


ノベルゲーム関係以外にもちょこっと気になったものがあったので、ブースを回ってみたら、完売が多くてがっかり。電子工作系(?)のものなんですけれどもね。
やっぱり、朝一番でいかないと欲しいものって入手出来ないんですよねぇ。
とはいへ、これはお祭りみたいなものですから、雰囲気を楽しんだり、あるいはそういうがっかり感も含めて楽しむ、というのが正解。

というわけで、しっかり楽しんできましたよ?


で、午後二時くらいにはゆりかもめに乗ってしまいました。
その後新宿の本屋をうろうろして、帰宅したのが六時ちょいまえくらい。

取り敢えず、正月退屈しないだけのモノは確保出来たので、悠々と寝正月(酒正月?)を楽しみたいと思います。


それでは、良いお年をお迎え下さい。



つごもりに よきどちたちと かたりあふ
         いのちののびる ここちこそすれ

道玄斎
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by s-kuzumi | 2007-12-31 20:24 | 日々之雑記 | Comments(6)
2007年 12月 30日

フリーサウンドノベル関係の雑記 箸休めvol.15

道玄斎です、こんばんは。

やっとこさ帰ってきました。温泉、良かったですよ。
ちょっと髭剃り負けして、肌が荒れていたのが一発で直りました。と言ってもまだ少し荒れているんですけれどもね。


さてさて、もう完全に年の瀬というヤツですね。
今年一年間、皆様にとってどのような歳でありましたでしょうか?

一応、(今の所)フリーのサウンドノベルとかノベルゲームとか場合によってはアドベンチャーゲームとか、略してADVなんて呼ばれるもののレビューをメインに活動してきたわけで、私なりにフリーのノベルゲーム(と、ちょぴっとフリーじゃないノベルゲーム)について振り返ってみたいと思います。


・昨日のラジオの事。


昨日はまた止まっていたホテルが違うホテルでして、そこはネット設備が無く、超楽しみにしていたラジオを聴く事能わず。本当に本当に残念。
今、ラジオ用のスレッドを見てみると三桁に迫る勢いだった事が分かります。
いやぁ、掲示板の中身も思わず「ニヤっ」とするような濃い中身で、トーク自体も非常に濃密だったと予想されます。にしても、本当に聴けなかったのが口惜しい。
誰か、聴かせてくれませんか?w



・ブログ始めた。


というわけで、七月くらいでしょうか?
ブログを始めてみる事にしました。今、ご覧になっているモノです。
元々、割とブログには懐疑的で「手打ちでHTMLを書いてた人間のやるもんじゃねぇ」と酷い偏見を持っていた事を白状しなければなりません。
実際、使ってみるとこのエキサイトブログの使い勝手はともかくとして、「楽」の一言です。
基本的なタグは一発でアイコンをクリックしてやればOKだし、さらっと書き流す事も可能。「こりゃ普及するわけだわ」と痛感しました。

で、最初は「俺こと道玄斎」と「あの人こと久住」が、なにやら怪しげな書物を読んだ記録だったり、どうしようもねぇ日々のどうしようもない話をつらつら書いていたのですが、もう何ヶ月もずっと私のターン。久住は「いまさら岩波文庫の青シリーズで割り込めません……」とぼやきつつも、裏でこちょこちょやっています。もう暫くしたらまた表(矢面ともいふ)に出てきてくれるでせう。

こういったブログを始めてみた、という意味では新しい事にチャレンジ(っていうと大げさだけどもね)した一年だったなぁと。



・サウンドノベルの事。

上の話題と関連して。
結局、活動実態の無いサークル(?)の活動の一環にしようと思って始めたものの、そっちが今の所の専業になるというw

元々、こうしたフリーのサウンドノベルをプレイするのが大好きだったので、「何かやらなきゃ」と思って真っ先に思いついたのがそれらのレビューを書く事でした。折しもいくつか参考にしていたレビューのサイトがいつの間にやら消失したりしていて、恩返しっていうと大げさだけれども、自分もこの世界に貢献出来たらなぁ、と身の程知らずにも思ったのでした。

新作を追いつつ、過去の作品もプレイする。
発表順に日次的にレビューを書かなかったことが、私にとっては良かったかな、と思います。
温故知新と言いますが、最先端のモノをプレイした次の日に、昔にプレイしたもので遊ぶ。私は記憶力が凄く悪いので(三歩歩いたら忘れる鳥頭)、隣接した時間の中で新旧のもので遊ぶと、それぞれの良さや逆に気になった点なんかも見えてきて新鮮な体験でした。
振り返ってみると、私が良く「ぼたんゆきテイスト」と呼んでいる一連の作品群(って言い方はマズイかしら?)の時代的変遷みたいな、そういうのを一人で楽しみながらプレイしていました。

非常に多産なゲームメーカーさんを追っかけたり、或いは過去でプレイしてこなかった作品をプレイし直したり、はたまたご紹介頂いて自分が見逃していた作品をプレイしたり、充実した日々を過ごしました。

今年発掘した、注目のゲームメーカーさんを(以前に答えた事があったけど)挙げておくと、「花を吐く抄女」さんですね。
一応、即売会で作品を頒布なさるけれども、その直後にはフリーにして配布してくれる心意気。また、独特な言い回しや雰囲気を持った作風で、直球で私の好みだったりします。声優さんのチョイスも中々グーだと思います。ちょっと気怠い感じの女性のキャスティングは本当に絶妙。

基本的にこのブログで取り上げているゲームはみんなお勧めです。
一応の目安として途中から導入した三段階、乃ち「大吟醸・吟醸・無印」が私個人のお勧め指数となっています。



・出会いの事。

公私に渉り色々な出会いがありました。
勿論、ノベルゲームに関わる方達との出会いを忘れる訳には参りません。

畏れ多くもレビューを書かせて頂いた事がご縁となって、交流を持てた憧れの人も居ますし、色んな方から作品を紹介して頂いたり、或いはコメントを付けて頂いたり、或いは原稿を書かせて頂いたり。
自分が大好きなこの界隈で、こうしたご縁が出来た事、本当に嬉しく思います。

出会いがあれば別れもあるのが人の世の常。
今年も色々な別れがありました。結構自分の中でダメージになっているようなものもあったり、こっちも盛りだくさんでしたね。
別れは無い方がいい。



・お酒の事。

私はお酒が弱いです。
今も軽く一杯呑んでいますが、もう結構いい気分です。
日本酒・焼酎が好きで、あまり洋酒は飲みません。ワインなんかも家にはあるものの、全然栓を抜いていませんねぇ。
これは不思議なもので、ワインだとかウイスキーだとかを呑むと、絶対に次の日に響くんですよね。具体的に言うと二日酔い。頭痛が酷い。

日本酒も呑みすぎると二日酔いになるけれども、洋酒よりは全然いい。
一方で焼酎ってヤツは結構呑んでも全然二日酔いにならない。平日は割と焼酎を寝しなに呑む事が多いです。意外と神経質で不眠症気味の私は、お酒の力で眠る事も多いので。
そんなこんなで、日本酒も焼酎も絶対に切らせません。

そういえば、今年はあまりベルギービールは呑まなかったなぁ。
近所のスーパーに一応ちょこっとベルギービールは置いてあるので、正月は日本酒を楽しんだ後にでも、ベルギービールを買いに行きますか。



・コンピュータ

ついに、コンピュータを新調しました。
セレロンの2.8GHzでWindows2000が走っていたマシンです。OSもずっと2000でした。XPなんていらねぇよ、と。
ただ、さすがにガタが来たみたいで、それでもパーツを交換したりすれば全然現役で使えた筈なのですが、大事な仕事中にマシンが壊れては、という事で思い切って出来合のマシンを購入。ずっと自作マシンだったので、ちょっとだけ寂しい。

それにしてもVistaの使い勝手の悪さは異常。
例のDTMの件でも、MidiMapperが入っていないらしいんですよね。だから、それと関係するのかどうか定かではないもののMIDIの音楽で音が出ないものがあったりする。
フリーのDTMソフトもなんか動かないものもあったり、ね。

こりゃ、またアレな話なんだけども、マイクロソフトオフィスも最新ヴァージョンが付いてきてインストールしたわけですが、こいつの使い勝手の悪さも……。
そもそも文章を書いたりというのは、私は断然一太郎派なのです。なんだけども、世間一般ではWordを使うのが半ばデフォルトなのでした。Excelなんかはしょうがないんだろうけれどもね。



・敷島の道

たまに、へんてこな和歌をここにも書き付けています。
へんてこと卑下しつつも、自分では気に入っているものもあったりします。実は密かに私家集(しかしゅうと読まず。しけしゅうと読むべし)を編んでいたりしますが、恐らく日の目を見ることはなかろうかと。
とはいへ、今年はそれなりの数の歌を詠みました。某著名歌人(多分誰でも知っている歌人)と肩を並べて連載を持つ、私の知り合いである歌詠みがいるわけですが、その人の和歌に平然と駄目出しをするという恥知らずな事もやっていますw
敢えて言うけれども、私の歌の方が古式ゆかしい伝統を踏まえた良い和歌であろうかと、自画自賛してみるw たまには自画自賛も必要。

今回の旅路で、何か一首良い歌が読めるかなと期待していたのですが、全然駄目でした。
結局、新鮮なものを見たり、美しいものを見たりしても自分の心みたいなものが、静かでないと和歌は詠めませんねぇ。それは私が全くの素人だからなんでしょうけれども。
自分の心が見るモノ、感じるモノを写す鏡のようになった時に始めて、自分でも良いなと思える歌が出来る。



・員外 フリーじゃないノベルゲーム。

こいつを書くのを忘れていたぜ。
というわけで、追記という形で書いてみます。

所謂、商業作品で、しかもまぁ恋愛モノとでもいいましょうか。
ぶっちゃけ美少女ゲームってヤツです。
今年も隙をみて何本かプレイしましたね。18禁じゃないヤツも含めて。

敢えて、メーカー名やブランド名、或いは作品名は出しませんが、「発想が良い」ものが多かった気がします。
ただ、発想自体は良くても、一本の作品とみたときにどうか、と言われれば「ちょっとな」と思える作品があった事も事実です。斬新な設定、良い発想はあれど、それをストーリーに載せテーマに結びつけ、最終的にエンディングで結実させていく力みたいなものが不足していたような気がします。

フリーのものと、商業のものを同列で語る事は愚かしい事だとは思うのですが、フリーで提供されている作品の方が商業作品を凌駕しているような事もありました。
ただ、細やかな設定や細部に渉る演出の妙などはやはり商業は凄いものがあります。
勿論、フリーでも「これは……」と思えるような凄い作品も今年は沢山ありました。ただ、敢えて無茶を承知で、フリーのノベルゲーム、商業ノベルゲームという大きな枠でならして見てみると、そういう細やかさみたいな所にはやはり、商業に軍配が上がる。

来年も商業作品にも密かに目配りをしつつ、ゲームを楽しんでいきますよ?
ただ、少し忙しくなるのでペースは落ちると思いますが。



まぁ、大体このへんでしょうか。
取り敢えずは、明日コミケに行ってきます。多くの方にお会い出来るのを楽しみにしています。

多分、黒っぽい服装をした背の高い仏頂面の男が(同人ゲームのブースのあたりに)居たら、それが私です。
どうぞ、お気軽お声を掛けてやって下さい。

それでは、また。
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by s-kuzumi | 2007-12-30 22:16 | サウンドノベル | Comments(0)
2007年 12月 28日

なんてことない日々之雑記vol.33

道玄斎です、こんばんは。

結局、今泊っているビジネスホテルに共用のネットスペースがあって、そこでこれを書いています。
普段使い慣れていないマシンだと、著しく操作が悪くなりますな。

それはさておき、なんだかんだで旅(?)を楽しんでおります。
隙を見ては温泉に浸かって、湯治気分でございます。たまにはこういうのも悪くない。

こちらは何と言っても魚介類が美味しいですね。
せっかく来たんだし、ということで食事は魚介類が多いです。ちなみに饂飩も食べました。
やはり関東圏の饂飩とは汁の色が違う・・・・・・。けれども、こっちの饂飩も美味しいなぁ。

明日はまた別の場所に移動するわけですが、明後日には帰宅予定です。
めったにない旅(?)なので(私はあまり自分の居住地域から動きたくないタイプw)、目一杯楽しんでこようと思います。

あー、最近スパムコメントが増えましたねぇ。
帰ったらこいつも何とかしないと。。

それでは、また。


おくれりと いへる湯桁を かぞへつつ
          されどたのしや 死出の旅路は
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by s-kuzumi | 2007-12-28 21:29 | 日々之雑記 | Comments(0)
2007年 12月 27日

「マリア様がみてる キラキラまわる』 今野緒雪 コバルト文庫

道玄斎です、ごきげんようw

一応、「ライトなノベル」のカテゴリで日記を書いているのですが、ちょっとだけ告知を。
向こう数日更新が出来ないかもしれません。というのも明日(というかもう今日か)四国に行かねばならないのです。ネットカフェなんかを利用して更新が出来たらやってみようかと。
大体、毎日更新していた(時たまそうでないときもあったけどさ)ので、なんだか自分の中でも調子が狂ってしまいますね。
今日(というか昨日)、レビューを書けて良かったと思います。最近、レビュー以外の記事が多かったしね。

まぁ、何だかんだで更新してしまうかもしれませんが、ネットカフェなんかだとゲームがプレイ出来ないので、こういうグダグダしたものを更新するかと思います。
旅路とはいへ、一週間とかそういう話ではないので、割とすぐに戻ってきます。31日は私も楽しみにしていますし。

ということで、だめ押しの告知。
さくらミント」さんが、31日のコミックマーケットに参加されます。
『月照 ~ツキノテラス~』のパッケージ版を頒布なさるのですが、私もライナーノーツを書かせて頂いております。まぁ、私の文章なんざどうでもいいのですが、是非コミックマーケットに行かれる方はお手にとってみて下さい。とても良い作品なので。



さて、本題です。
ネタバレもあるので、未読の方はご注意を。

『マリア様がみてる』の新刊を読了しました。
私はライトなノベルは読むのが早くて、「マリみて」なら大体30~40分で一冊読了してしまいます。子供の頃から本ばかり読んでいたせいでしょうか、割と本を読むのは早いのではないかと自負しています。

ですが、今回は読了するまでに凄い時間が掛かってしまいました。
最近、一気にライトなノベルを読むのがなんだか辛くて、半分くらい読んであれこれ作業をして、読むのを再開するという手順を踏んだので、購入してから12時間後くらいに読み終えた事になります。まぁ、いい歳こいてこんなのを読んでいるというのは、一般的には恥ずかしい事なのかもしれないのですが、好きなものはしょうがないw

それはともかく、今回は短編を予想していたのですが、見事に裏切られました。
ちゃんと「本編」のリリースでしたね。

今回は、なんだか少しだけ「??」が多かった気がします。
割と前半部のトーンは暗めだし、志摩子さんの生い立ちに関する衝撃的な事実がいきなりポンと出てきたり。
前巻での祥子様の異常行動は車の免許を取得する為だったというのは、なんだか拍子抜けしてしまいました。実際、瞳子と祐巳ちゃんのロザリオ授受を「あっ、もう終わり?帰っていいっすか?」とあっさり流したのは、この試験勉強のせいだったんですか……?
だとしたら、なんだかなぁ?という気がしないでもないw

意外と今回は、祐巳ちゃんと柏木さんが良い雰囲気(?)です。
しかも由乃さんと祐麒も微妙にいい感じでくっついています。祐麒にもいい思いをさせてやってほしいと切に思いますw

さて、今回一番いただけなかったのは69ページです。
本を持っている方は開いてみて下さい。イラストページです。
志摩子さんが、志摩子さんが……、帽子を被っている!!しかもニット帽と思しいものを。

志摩子さんは帽子なんて被らないんだい。しかも洋服もなんだか「普通の女の子」チックなんですよねぇ。俺は志摩子さんにはプリーツスカートにブラウスとかわりとカッチリとした小綺麗な衣装以外認めないw

どうでもいいのですが、私は「マリみて」占いなんかをやると、殆ど必ず「白薔薇」属性になります。白薔薇のメンツは大好きなので(聖様のお姉様もとても良いキャラです。一発キャラだったけど)自分としては嬉しい限り。

マリみて界隈では抜群に人気のある聖様ですが、それは言わずもがなであの「いばらの森」のエピソードが素晴らしかったからでしょう(あと「あの経験」を踏まえた上でのあのキャラクター造型もね)。
だけれども、考えてみるとああいう経験って割と誰でもあるような気がするんですよね。
聖様の唯一無二の最高に切ないエピソードでありながら、或る程度の普遍性を持っている。そういう所が聖様人気を後押ししているような気がします。

いよいよ、祥子達三年生は卒業となります。
次回は……けどやっぱり短編集かな?w
早く本編が読みたい気はするけれども、祥子様がいなくなると凄く寂しいですね。



さて、大分酔いも廻ってきました(そうアルコールを入れつつこれを書いています)。
明日はそれなりに早いのでぼちぼち床に就こうと思います。
それでは、また。
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by s-kuzumi | 2007-12-27 03:16 | 読書 ライトなノベル | Comments(2)
2007年 12月 26日

フリーサウンドノベルレビュー 『あっち向いて、ホイ』

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今日の副題 「隠れた名作」

※吟醸
ジャンル:ほんわか淡い恋愛もの(?)
プレイ時間:一時間ちょいくらい。
その他:一本道だが、選択肢はある。ただし、それが機能しているのかちと怪しいw 
システム:IMAGE



道玄斎です、こんばんは。
今日も今日とて昔にプレイした作品を掘り起こしてきました。
あまり知られていないとは思うのですが、隠れた名作ではないかと思っています。
というわけで、今回は「kuma story」さん(でいいのかな?)の『あっち向いて、ホイ』です。
良かった点

・優しいほんわかとしたストーリーが魅力的。

・イラストや背景もオリジナルのものを使用。作品の雰囲気に合うような、ふんわり優しげなイラストや背景で好印象。


気になった点

・システムに難がある。

・選択肢は、機能しているのか?w

ストーリーは、私が手早く纏めておきましょう。
高校生のハンチョとヤヤは小学生の時からの幼なじみ。
いつも二人で登校するが、「あっち向いてほい」で負けた方が鞄を持つという遊びをずっと続けている。
そんな風にじゃれ合う二人だったが、バレンタインの日が近づいてきて……。

と、まぁこんな感じ。

あまり知られていない作品だと思うのですが、これは名作だなぁ、と思います。
ストーリーだけを追えば、或る意味でベタなんですが、なんと言っても、恋愛未満といっても良いくらいの淡い雰囲気がたまりません。ベタな素材を飴細工を掛けたみたいに美しく加工したといった感じでしょうか。
本当に、「ほんわか」という形容が似合う作品です。

キャラクターメイキングという面で言えば、主人公のハンチョはそんなに新味があるわけじゃない。結構意味不明な言動を繰り返す良くあるタイプのキャラ。
ですが、ヒロインのヤヤが凄い魅力的。所謂天然系の女の子なんですが、彼女のほんわかとした立ち振る舞いが、作品世界の雰囲気と繋がっていて好感が持てます。
今時、こんな娘はいないよなぁ、と思えてしまうくらいピュアな女の子。

イラストや背景も魅力的でしたね。
味があるイラストで、あまり類を見ないタイプの独自の世界が垣間見えます。絵本と漫画の中間くらいの雰囲気のイラスト、といった印象。
背景も手書きの風合いが出ているもので、作品に綺麗にとけ込んでいます。
ただ、少し気になった点もあります。
それは、ヤヤの髪の毛がボリュームがありすぎるというw 横向きとかではそんなに気にならないのですが、正面を向いた時、或いは後ろ姿を見るとなんだか二つに縛った髪の毛がやったら大きく見えます。この髪の毛が良い意味でちょっと「野暮ったい」感じのヤヤというキャラを、演出しているのは確かです。だけれども少し大きすぎやしないか?w


プレイしていると、顔がにやにやしてしまってどうしようもないくらい、淡い、それでいて甘酸っぱい雰囲気を楽しむ事が出来ます。
「あっち向いてほい」という遊びがやはり作品の一つのキモになっています。割とプレイ時間が短い作品でしたので、こういうギミックを一貫して使っていくと話の焦点がぶれずに良いですね。

この「淡さ」が作品の大きな魅力です。
正面切って「恋愛」みたいなものを描いた作品はともすれば、そして、特にこういう作品をプレイした後だと妙に「生々しく」思えてしまうんですよね。
「こんな男の子と女の子なんていないだろう」というレベルでの、もう絶滅危惧種みたいな二人が織り成す淡い恋の物語。本作はそういった趣のお話です。

まぁ、主人公の馬鹿っぷりみたいな「お約束」が随所随所にあるわけですが、ギャグセンスも上々なんじゃないでしょうか?私は結構笑えましたよ?


さて、気になった点はやはりシステムでしょう。
IMAGEというシステムを使って作られているのですが、あまり使い勝手が良いとは思えない。特に「ロード」に問題がありました。
私の環境が今はVistaになったせいなのかもしれないのですが、セーブは出来る。けれどもそのデータからロードしようとすると失敗する(一番最初から始まってしまう)ので、その点ちょっと不便だなと思いました。
まぁ、一時間ちょいの作品ですから一気プレイを推奨しますw

あとは、作品のキモである「あっち向いてほい」です。
ストーリーの中では巧みに使われていたこの遊びですが、プレイしていると選択肢が出てきます。具体的にはこの遊びに沿って最初は「じゃんけん」のグー・チョキ・パー。これでヤヤに勝つと次は右・左を選択出来る事になります。

今回のプレイでは、何と一度もヤヤに勝つことが出来ませんでした!
じゃんけんまでなら何とか勝てる。けれども「ほい」の部分でいつも違う方向を選択してしまう。
けれども、文章を追っていくと「もしかしたらデフォルトで勝てないようになっているのでは?」という疑問が頭を擡げてきました。勝てない事が前提となって話しが進んでいるような気がしないでもないんですよね。
前回プレイした時はどうだったか覚えていないのですが、もしかしたら「勝てない」仕様なのかもしれません。

兎にも角にも、淡い雰囲気が魅力の隠れた名作です。
良くある学園モノとは一線を画した、ほんの少しだけノスタルジックでやさしい物語を楽しんでみて下さい。
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by s-kuzumi | 2007-12-26 20:53 | サウンドノベル | Comments(2)
2007年 12月 26日

なんてことない日々之雑記vol.32

道玄斎です、こんばんは。

ちょっとダラダラしながら色んな事を書いてみようかと思います。
ここしばらくは、「日々之雑記」を書くのを控えていました。まぁ、理由は単純明快で「そんなもん誰も読みたくないから」ですw

とはいへ、三本とか四本とかレビューを書いたら一本くらい日々之雑記を挿入している事になりますね。面白いゲームの紹介はそれはそれでカタルシスを得られるのですが、たまに無性に何かを書きたくなることありません?w
これは非常に言い訳がましいのですが、レビューばっかり並んでいるよりも所々全く関係なさそうな記事が入っていた方が、何となくバランスも取れそうな気がします。

年末という事で大量に日々之雑記を書くという愚行をお許し頂ければと思います。年末って全然関係ないけれどもw


まずはニュースから。

http://www.asahi.com/national/update/1225/TKY200712250305.html?ref=rss

こんなニュースを見つけました。
良いことですな。
私は文系大学院出身者ですので、こういうニュースも意外とアンテナに引っかかってきます。この四つの大学のうちの一つが私の母校でもあるので余計に。

理系については殆ど分からないのだけれども、文系の大学院(特に人文系って言えばいいのかな?)は、「閉じこもり」というか閉鎖的な空気が蔓延しています。院生になると学校を越えた勉強会とか、或いは学会とかで他校の知り合いが出来るので、色々と情報が入るのですが、大体どこも閉鎖的な空気を持っている、というのが私の感じた印象でした。勿論、分野によっても違ったりするだろうけれどもね。

こういう閉鎖的な空気が出る最初の関門(?)は、入学試験の時でしょう。
この四つの大学のうちの某大学が大学院入試の試験問題を「自分の大学の学生に流出させていた」というニュースもちょっと前にあったと記憶しています。
文系の大学院入試の試験問題は不透明度が高い。例えばの話ですよ?ある教授が自分の研究室で卒業論文を書いている将来有望な学生を恙なく大学院へ入学させようとする。
そういう時に、試験問題の中に彼が得意とする分野の問題を多くしたり、なんて事が出来るんですよね。尤も多くの良心的な先生方はそんな事はなさらないと思います。これはたとえ話ですよ?

で、多くの場合、入学試験は共通問題と専門問題に分かれているのだけれども、点数の比重は圧倒的に専門問題にあるわけです。共通問題とかは持ち回りで試験問題を作るので恣意的な操作は入りにくい。けれども、自分が進もうと思っているコースの試験問題は、そのコースの担当者であり、自分の所属している研究室の主たる教授が作っている事が殆どだったり。採点だってその教授がやりますぜ。だからたとえ話だってば!

それに今回のニュースで流れたような大学間の交流みたいなものが、今ほど言われていなかった時代、かなり「純血主義」を採っていた大学もあります。つまり、自分の大学の学生だけを大学院に進学させようとする、という事です。
タテマエ上は、大学卒業の資格があったりすれば誰でも試験は受けられます。けれども、その大学のそのコースに所属していないと解けない(解きにくい?)問題なんてのが出たりするんですよね。例えばセンター試験みたいな感じの試験とは全然違うわけです。勿論それがそれぞれの学校の校風なり、特色なりを体現するものとして機能している面はあるにせよ、あまり健全ではないんだろうな、と私は考えます。
ですので、「試験問題流出」なんてニュースを見たときも「今頃そんなことを……」と正直思いました。

で、今回のニュースは研究室の移動が一年間出来るっていう事。
これは見識を広める上で多いに役に立つと思います。それだけじゃなくて、学生にとって有利な事が多いでしょう。
例えばA大学の修士課程の人が、この制度を利用してB大学の研究室に一年間移る。彼(若しくは彼女)はその後研究の方向性が変わって博士課程でB大学の方に進みたい、なんて考える場合の足がかりにもなったりしますからね。

ただ、問題なのがこの制度を利用する為に「推薦状」が必要なのかどうか、という点。
もし必要だとしたら、「書いて貰える人」と「書いて貰えない人」が出てきてしまうんですよ。それは単純に優秀さの違いから来るものかもしれないし、単に教授との折り合いが悪い、という事かもしれない。優秀であるか否かという判断であるならば、まだ納得出来る点はある。けれども、折り合いが悪いと、どうにも納得出来ない。
実際、大学院は教授=神様なわけで、超封建的社会です。まぁ、それは一般社会でも同じですけれどもね。 理系は修士課程まで出るのがスタンダードな形になっていますけれども(それも分野に拠るみたい。知り合いは数学科だったけど普通に卒業した)、文系はさにあらず。
経営学とか、そっちの修士課程は今後どんどん進学者が増えると思いますし、社会に出たときに実に役に立つし、有利に働く面が多い。
けれども、半分趣味みたいなそういう分野の大学院に行ってしまうと、結構その後の人生が厳しくなりますw
尚かつ、そこで教授と折り合いが悪くなったりしたらもう目も当てられませんw
難癖つけて追い出そうとしたり(退学を促す)、或いは指導を行って貰えないとか、そういう数々の不利益を被る事に……。だからこれもたとえ話だって!

自分の弁護をするみたいで、非常に心苦しいんだけども、寧ろ実学じゃない部分が重要なんですよw 陳腐な本を引くのは気が引けるんだけども『国家の品格』というベストセラーがありました。あれはかなり右掛かった主張が前編に渉って繰り広げられるんだけども、実学じゃない文学とかそういうのが実は一番大事、と言ってるんですよね。

自分自身の体験で考えてみると、現状の日本だとやっぱり実学以外は「趣味の領域」と捉えられる傾向がある。それに実際半分趣味でやってたわけですしねw
それに社会に出て役に立つ知識かっていうと、勿論、全然そんな事はなくて。
ただ、外国の方とお話する時に、妙にスムーズに話しが出来るというメリットがあるのかもな、と思っています。日本にやってくる外国の方は割と日本の文化や歴史に興味を持っている人が多いような。んで、アイルランドの人と雑談してる時とかに「ケルトの神話と日本の昔話でそっくりなのがあるぜ」とか話してやると、凄い話が弾みますよ。 共通する神話・昔話なんていうのはユングが既に看破していてこれを「集合的無意識」っていうもので捉えているのですが、実際に外国の神話とか昔話を調べてみると凄い面白い。
少しだけ人生が豊かになる、というメリットもあるのかもしれません、が、だからといってお嫁さんが見つかるとかそういう実際的なメリットは享受出来ないのでしたw

まぁ、何が言いたいのかというと、相互の大学の行き来が出来るようになった、というのは非常に良い事。だけれども、体裁ばっかり整えてもしょうがない面もあって、もっとお金を払って通っている学生に密着したサービスだとか、学生が変なところ(教授との折り合いが悪いとか)で不利益を被ったりしないような、内部浄化のシステムも必要だぜ、と。それだけ。



次の話題。

ネットでの立ち振る舞いについて。
色々、自分のネット上での活動で目に付いた事や、それに触発されて昔、我が身の上にもあった事など思い出したので、ちょっと書いてみようかと。
要は黄金律「自分がやられて厭な事はやらない」。 これだけ言えば十分でしょう。
昔、良く管理していたウェブサイトのメールアドレス宛に「殺してやる」的なものが来たりしたものです。こんなの貰って嬉しい人はそうそういないぜ。それだったら「ちょっと、むかつきますよ!」ってメールを呉れた方がよっぽど嬉しいw
日常生活でもネットでも黄金律を守れば、そうそうめんどくさい事にならないんですけれども、そういうの分からない人が多いというのは非常に嘆かわしい。

更に書いてみる。 以下、小学生向きのネットの心構えみたいな話になってますので、不快だと思われたかたはスルーして下さいw

ネットでのコミュニケーションは或る意味で楽な面があるけれども、或る意味ではリアルでコミュニケーションを取るよりも気を遣わなければいけない事もあるわけです。皆さん既にご存じですよね。
ひとへに、それはネットでのコミュニケーションが基本的に「文字によるコミュニケーション」である、という所にあるように思えます。日常生活だったら身振り手振りだったり、表情などの情報で喋っている言葉は辛辣であっても「冗談で言ってるんだな」とかそういう事が分かります。

所がネットは文字によるコミュニケーションが殆どですから、明示的に自分が「冗談で言っている」とかそういう情報を示してやらないと相手に伝わらない。
「(笑)」とか、私が良く使う「w」とかの起源はそういう情報を付与しようとしたものとして、私は捉えています。違うかもしれないけどw

喋るように書く、という所謂言文一致っていうのは、意外とへんてこな文章になるんですよね。
ニュアンスが全然伝わらないから。小説だったら地の文で場面説明なんかがあるからいいけれども、実際のネットでのやりとりでそんな地の文を書いたら、ただの変な人ですw
私自身、コメントのレスを付ける時に何度も推敲をしたり(その割へたくそで無礼な文章を書いているような気がします。この場を借りて陳謝いたします)、一旦投稿したものを消して書き直したり、なんて事も屡々です。
元々、私が書く文書はデフォルトのままだとなんかブスーっとしたそういう、仏頂面の男みたいなそういう文章になっています。それに実際私は割とブスーっとしているタイプみたいで、昔人に「あなた、笑ったりも出来るんだね……」と言われて猛烈にショックを受けた経験がw
そういう私が、そのまま文章を書くと、まるで怒ってるみたいなので、語尾をたをやめぶりにしてみたりするわけです。最近はすっかり丸くなったので、もうデフォルトでこんなグダグダな文章ですがw

ただ、別に本当にブスーっとした文章を書いてもそれは個人の自由(表現の自由?)ですから、本当は全然OKなんですよ。
だけれども、喧嘩をふっかけたいとかそういう意図が無いなら(普通無いよね)、文末に魔法の言葉を置いておくと良いでしょう。

文末に「お気に障ったとしたら申し訳ありません」とか一言付け加えるだけで心証は全然違います。「ごめんなさい」と「ありがとう」は魔法の言葉です。これを言われたら大抵の場合は、許しちゃいますよね。こういう魔法の言葉を上手くつかって、誤解されないようにすると良いですねぇ。尤も、物凄く嫌みな使い方をすれば話は別ですがw

最初に書いた「殺してやる」ってメールだけども、「あなたを殺してやろうと思います。ご不快になられたら申し訳ありません」って書いてあったら、私はなんだかこのメールを送ってくれた人と仲良くなりたいなぁ。そうそう、最低限の敬語というかそういうのも大事よね。
そりゃ、何度もやりとりしてお互いの人となりが或る程度分かっていれば多少崩してもいいとは思うけれども、いきなりやってきて初対面(ネットだから対面じゃないか)で無礼な口をきく、というのは文章作法以前に、人間としてどうかと。

私もまだまだ人間としての修養が足りません。
この文章が皆様にご不快な思いをさせてしまったら申し訳ありません。



次、
今度は、自分の悪癖について。恥をさらす覚悟で書いてみます。

無くて七癖と申しますが、私は自覚しているだけでも108個の悪癖を持っておりますw
流石に108ってのは冗談ですが、「なんでこういう厭な性分なんだろう」と思う事が良くあります。自分が最大に嫌っている自分の性格は、微妙に完璧主義的な所があるという事です。完璧主義なんていうと、非常に高潔な人間のように思えるかもしれませんが、そういうのとはまた次元が違います。

何かをやろう、と思った時、私は大抵完成した理想の絵が見えます。
それは理想ですから、とても美しい。けれども実際に自分が取り組んでみると当然、理想通りにはいかないわけで、物凄いジレンマに苛まれる事になるのです。
で、あれこれ弄って出来ないと、投げてしまうというw 駄駄っ子そのままみたいなw
けれども、ちょっと前に宣告した通り、来年度の目標は「すぐに結果が出なくても、少しづつ確実に腰を据えて物事に取り組む」です。この歳になってこんな目標を設定している辺り、私のだめだめ振りが良く出ていますねw

特に遊びの分野でこういう傾向が顕著で、遊びはミッションクリティカルなものではないから、自ずと自分を甘やかしてしまうんですよね。けれども、遊びは遊びだからこそ真剣にやった方が楽しい。だから来年の目標の裏テーマは「頑張って遊ぶ」ですw

ただ、来年は結構忙しくなりそうで、どこまで遊べるかちょっとだけ不安ですね。勿論、隙を見てノベルゲームはプレイしたりしますよ?



次、
時間について。

私が書いた駄文の端々から、私が結構神経質なタチだというのは、そろそろ皆様も分かってきたのではないでしょうか?w

私は、人と待ち合わせをしたりする際には、公私問わず、待ち合わせ時間の最低15分前には待ち合わせ場所に到着しているタイプです。意識的にやっている、というよりも相手を待たせるより待つ方が好きというマゾ的な性質から来ているのかもしれませんが。

いや、ねぇ、それが結構な頻度で待ち合わせ時間の30分前とか下手すると一時間くらい前に既に居るなんてケースが多いんですよ。さすがに待ち合わせ時間の二時間前に到着してしまった時は、「俺って馬鹿だ……」と悲しくなりましたw

で、色んな人間が居ますから、「いつも遅刻してくるヤツ」っていうのもいるわけですw
ヤツと待ち合わせすると必ず、十分は遅れてくるって人いませんか?
最近は、大分丸くなったので大人しく本を読んでいたりして、有意義に時間をつぶして心穏やかで居られるのですが、若い頃はかなりこういう他人の行動にイライラしていましたw

若い頃の私の思考はこうです。

たまに、遅刻するとか、電車が急に止まってしまったとか、そういうやむを得ない遅刻はある。それは許容出来るし、実際問題、自分も電車が止まってしまったら遅刻するかもしれない。

けれども、毎度毎度遅刻するヤツがいる。これは頭に来るけれども何となくほほえましくも思える。が、そういうヤツは大抵、会議だとか試験だとかそういう時に遅刻する事はない。
もし、本当に会議だとかに平気に毎回遅刻してくるんだったら、そいつは大物だと思うし、仲良くしたい。けれども、実際そういう事は無い。

つまり、そいつは物事の優先順位を付けているんじゃないか。
そして、私はその優先順位に於いて、劣位に置かれているんじゃないか?

と、まぁこういうことを考えて一人で腹を立てていました。
若かったですねw 今じゃ寧ろ読書の時間が増えて喜んだりしています。 一日が30時間あって労働基準法がちゃんとまかり通る世の中ならば、毎月十冊くらいは多く本が読めるのに、と思う今日この頃。



次、
好物。

お酒です。お酒は弱いです。けれども好きです。日本酒が好きですけれども、焼酎も大好きです。大体一合も呑めばかなり酔います。だから本当は自宅で一人で呑むのが一番気楽なんですよね。

・明鏡止水

最近、好きな日本酒の銘柄です。これは美味しい。
日本酒は好きだけれども知識みたいなものはまだ全然ないなぁ。ちゃんと勉強したい。
日本酒って口を切って、冷暗所に保存しておくわけですけども、保存期間が長くなれば味が変わります。これは本当は駄目なのかもしれないのだけども、少し味が変化した方がふっくらとした味になるお酒もあるような気が。以前やはりここで書いた「梅の宿」というお酒がまさにそれです。普通に口を切ったばかりで呑んでも美味しい。けれども、少し時間がたつと味が更に良くなるような……。


・御幣

これは焼酎。「いつもの銘柄」というヤツです。
色々と試してみたのだけれども、これが値段と味のバランスが一番いい気がする。一瓶千円しないし、それでいて味の方もばっちり。蛇足だけどもネーミングがいい。

あと甘いモノが好きですね。お菓子。洋菓子も和菓子も好き。
一般的な意味の食べ物で言うと、基本的に何でも食べられるんだけども「紅ショウガ」が好きです。あとは蕎麦とか麺類は大好き。

けれども、素麺だけは嫌い。三輪の神様にゃぁ申し訳ないが、何故か素麺は大嫌い。


さて、今日はこの辺で。
こんなつまらんものに、お付き合い下さり恐縮です。
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by s-kuzumi | 2007-12-26 02:14 | 日々之雑記 | Comments(0)
2007年 12月 25日

フリーサウンドノベルレビュー 『Silence ~涙をふいて』

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今日の副題 「ずっと一緒に……」

ジャンル:恋愛ノベル作品(?)
プレイ時間:二時間半~三時間くらい
その他:選択肢はあれど基本的に一本道。バッドエンドもあり。実妹との恋愛描写があり苦手な人は注意。
システム:Hyper Novel System



道玄斎です、こんばんは。
クリスマスになりました。少しだけ感傷的になって昔プレイしたものを探していたところ、「いつか取り上げよう」と思っていた作品を思い出してプレイしてみました。
もうこれで通算三回か四回くらいプレイしていますね。しかもセーブデータに刻まれていた最終プレイは2007年の一月一日でしたw なんかこの季節になるとプレイしているみたいなんですよね。
というわけで、今回は「Circle Mebius」さん(でいいのかな?)の『Silence ~涙をふいて』です。いまだに根強いファンがいる名作の一つですね。
良かった点

・伏線の張り方やストーリーの運び方が上手い。

・可愛らしい一葉や瑞穂のイラストは、今現在の主流の絵ではないが、魅力的。

・「泣きゲー」と評しても良いくらいに、泣かせるシナリオ。感動出来ます。


気になった点

・もう少し、音楽にヴァリエーションがあっても良かったかも。

・実妹との恋愛という事で、意外と人を選ぶテーマ。

ストーリーはVectorの紹介文から引用しておきましょう。
妹の一葉と一緒に暮らす主人公の悠次。
何気ない日常‥‥それがずっと続くと思っていた。
やがて、、二人の距離は縮まっていく。
そして奴に束縛されていたという、二人の辛い過去とは?

同人サークル『Circle Mebius』が製作された、
あの感動系同人ゲームをシステムを入れ替えて完全フリー版で公開。
切ない感動を、どうか感じて欲しい。

こんな感じ。
今回、プレイしたHNS版は移植版でして、もしかしたら作者は上の紹介文をお書きになっている「北本」さんとするのが良いのかも。ちょっと判断に迷う所です。

それはさておき、有名な名作ですよね。
ご存じの方も多くいらっしゃるのではないかと思います。
しかも、実妹との恋愛という非常に扱いにくいテーマでありながら、感動的なシナリオが現出しているという。
そういえば何年か前に『恋風』というやはり、実妹との恋愛をかなりリアルに捉えた漫画がありましたが、「妹モノ」ならぬ「実妹モノ」は明確に好き/嫌いが分かれますよね。
一応、三等親以内の婚姻は禁じられていますし、自分自身に当てはめてみても自分の妹と恋愛をする、というのは非常に気持ち悪いw 俗に言う「妹モノ」は妹は妹でも実の妹がヒロインである事の方が少ないんじゃないかしら?大抵は義理の妹だったり、或いは「妹的存在」とかね。

ちょっと脱線していいですか?
最近、シナリオ制作関係の本を読んだのですが、プロがキャラクターの設定の段階で「絶対に避けなきゃいけない」ものがあるそうです。それはネーミングで「ヒロインがプレイヤーの母親と同じ名前になること」だそうですw 確かにそれは萎えますねぇ……w 美少女ゲームに特徴的な名前のヒロインが多いのはこういう事情に拠るものだそうです。

話を戻すと、ヒロインが自分の姉や妹、或いは伯母さんとか祖母とかね、そういう人と同じ名前だったらやっぱり萎えるんですよね。
つまり、このように妹が居る人に、実妹と恋愛するゲームがプレイ出来、且つ感動まで持って行けるのか?というかなり厳しい問題を本作は潜在的に抱え込んでいる事になります。

本来はこの作品は、十八禁のゲームだったわけで身も蓋もない言い方をすれば近親相姦が描かれていたのです。今回プレイしたのは通常版という位置づけで、そういったシーンはカットされています。念のため。

ま、こういう事情があるので、ちょっと調べてみただけでも意外と賛否両論ある作品なんですよね。私自身は妹がいるのですが、それでも本作はしっかりプレイ出来ましたし、結構感動してしまいました。そんなにドロドロとしたものが描かれるわけではないので、あまり先入観を持たずにプレイしてみて欲しいな、と一プレイヤーとして思います。


さて、良いなと思ったのは伏線の張り方とストーリーの運び方です。
前半は、主人公とその妹の一葉のなんてことない日常がコメディタッチで描かれていく。そこに見えるのはささやかな幸せの日々。
だけれども、彼らに「親」というか「保護者」の影が見えない。或いはそういう日々の描写のなかにちょこんちょこんと示される、その幸せに対する不安が読者に「?」を感じさせ引きつけていきます。

そして少しづつ、何故「親」が不在なのか、この二人に何があったのか?という問題が明かされていきます。あんまり「?」ばかり突きつけられても読者は困るのですが、プレイを勧めていくと適度に謎が解けていくような、そういうストーリーの運び方は上手いな、と思います。

中盤くらいからぐんぐんと感動の伏線みたいなものが張られていくわけですが、これまた凄く私好み仕掛けがありました。
一葉が自分と兄を仮託した「男の子と女の子のお話」をするんですよね。凄い大げさな言い方をすれば物語内物語みたいなね。
で、ちょっと事件があった後、主人公が一葉の気持ちに答える形で、そのお話に男の子の視点からシナリオを追加して一葉に語っていく。二人で自分たちを仮託したお話を紡いでいくこの描写は素晴らしいです。
こういうギミック、好きなんですよねぇ。

ラスト近くでは、畳み掛けるように安心と不安を交互に演出し、ラストに向けてストーリーが進んでいきます。この辺りは緊張感があってかなりグーなんですが、やや、くどさを感じる人もいるかもな、とも思いましたね。どんでん返しの多い大島弓子の「詩子とよんでもう一度」みたいな感じって言えば分かるかしら? 若い人は大島弓子なんて知らないのかもw どうでもいいんですが私は大島弓子の中で「好きな作品は?」と聞かれてぱっと思いつくのが「ミモザ館でつかまえて」です。ベタベタなのかもしれないけれども、この手合い、大好きです。

気になって点では、最初に挙げてありますが、少し補足しておくと、ツールの使い勝手があまり良くなかったかなと。しかし、もうかなり昔の作品ですからツール云々を言うのは的外れですな。
もう一点。ラスト付近で、元々の十八禁版では病院にいる一葉と主人公が性交渉を持つと思しいのですが、そのシーンをカットしてしまった為、少しその辺りのつじつまが合わなくなっている所がありました。
つじつまが合わないといえば、ラストシーンもそういう所が。あれじゃ完全に一葉が死んでると思うよ、とw あの周囲の反応はどうなんだ?とw


人を選ぶ作品ではあると思うのですが、先ずは先入観なくプレイしてみて欲しいと思います。
これが本当に生々しい世界の描写だったらもう少し、プレイしにくいかもしれないのですが、猫がしゃべったり(ギャラリーのオーナーをやってる)する、ほんの少しファンタジックな世界が舞台。
名作と呼ばれるだけのクオリティは保証します。
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by s-kuzumi | 2007-12-25 20:06 | サウンドノベル | Comments(0)
2007年 12月 24日

なんてことない日々之雑記vol.31

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道玄斎です、こんばんは。

早速、お酒を呑みつつラジオを楽しんでいます。
はっきりいって、私の私生活的なショットなんて誰も興味ねぇだろうって感じなんですが、まぁ「くりすますいう゛」ですし!みんなで寂しく騒ごうぜ!

写っているお酒はここ最近、ずっとお気に入りで呑んでいる「明鏡止水」の純米吟醸。
こいつがまた切れ味があって旨いんだわ。
お正月用に「出羽桜」の桜花吟醸も買ってあります。年末年始はアルコール漬けになる予定です。

今日は最近控えていた煙草を結構吸っています。
今日の銘柄は「さくら」。写真に写っていますでしょうか?

兎にも角にも、楽しくラジオ、聞きたいと思います。
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by s-kuzumi | 2007-12-24 20:59 | 日々之雑記 | Comments(0)
2007年 12月 24日

なんてことない日々之雑記vol.30

道玄斎です、おはようございます。

年内はもうすっかりと予定が空いています。
が、ちょっと四国の方に行かないといけない予定もあったりします。四国、初めてですねぇ。
そもそもあまり南の方には行ったことがない(京都以南は殆ど行ったことがない。岡山くらい?)ので、ちょっと楽しみです。

合間合間を見て温泉に入ったり、神社仏閣を見て回ったりしたいですね。
一番の楽しみは「大山祇神社」です。私の大好きな刀や鎧の名品がそれこそ山のようにあるので、早くもカタログを見たりしながら胸をときめかせています。

今日はひねもすのらりくらりと過ごそうかと。
あー、そういえば障子の張り替えでもやろうかしら。張り替えるときに大根の汁を付けると良くくっついて、且つはがしやすくなりますよ。
けれども購入したは良いが全然読んでいない本が10冊くらいあるし、こいつも消化してしまいたい。暇すぎるのも悩みの種でありますな。

で、今日は"くりすますいう゛"ですね!
予定のない皆様、こんにちは。仲良くしませうw
今日は、午後九時から(実は八時四十五分くらいから?)NaGISA NetのNaGISAさんがラジオ番組をおやりになるそうです。 クラシックやピアノ関係のラジオなのですが、私も是非聞かせていただこうかと思っています。
クラシックに関しては、悲しい事に私は全然詳しくありません。完全なトーシロです。ピアノを幼い頃に多少やっていようが、今掛かっているBGMが「Albinoni's Adagio/Baroque Promenade」というCDであろうが、親戚にプロのピアニストがいようが、詳しくないものは詳しくないのです。けれども、「じゃあ嫌いなのか?」って言われたらそんなことはなくて、眠れぬ夜にはグールドのゴールドベルク変奏曲を流すくらいには、好きなのです(しかしグールドの鼻歌で逆に目が冴えてしまうw)。

けれども好きな曲みたいなものを考えてみると、いかにも素人然としているというか、メロディアスなピアノ曲に偏っているというか。だから「クラシック好きなんです!」って人と話すと齟齬が生じたりするので、どうにも苦手。圧倒的に私の知識が足りないのが要因なわけなんですが。 
でも、こういうラジオ番組みたいな機会があると、一歩興味をもって踏み込むきっかけになるわけで、そういう意味でも今日の放送は楽しみにしています。

そうそう、ノベルゲームのラジオも計画していらっしゃるようで、聞いてみたいという人が多くなれば実現しそうですよ? これは期待大だ!
……。と思ったら日時も決定していた!!29日なんだけども、なんてこったい、その頃私は四国です……。誰か録音して聞かせてくれたらなぁw


取り敢えずは、夜のお楽しみに向けて、部屋に掃除機でも掛けてきましょうか。
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by s-kuzumi | 2007-12-24 11:39 | 日々之雑記 | Comments(0)
2007年 12月 23日

フリーサウンドノベルレビュー 『Whiteクリスマス』

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今日の副題 「She is embodyment of......」

ジャンル:ファンタジック恋愛コメディ(?)
プレイ時間:三十分くらい
その他:選択肢無し。一本道ノベル。
システム:Nscripter



道玄斎です、こんばんは。
さぁ、いよいよ十二月もハイライトですね。今日も今日とてフォルダを漁っていたところ丁度今の季節にぴったりの作品を見つけました。
というわけで、今回は「あおぞら幼稚園」さんの「Whiteクリスマス」です。
もうあおぞら幼稚園さんの作品もかなり取り上げてきました。本ブログにて、一番多く取り上げている作者様ですね。
良かった点

・シンプルで分かりやすいストーリー。

・ありきたりだが、優しい手触り。


気になった点

・あまりに直球すぎる所がなきにしもあらず。

ストーリーをサイトの方から引用しておきましょう。
冬休みがやってきた。
学校ではイジメに遭い、引き篭もり生活を送る山城守(やましろまもる)

毎日をネトゲー生活で送る日々。
不意に外に目をやると雪が降っていた。

「せっかくだし、ゆきだるまでも作るか」

そんなこんなで雪だるまを作り始めるが……

と、こんな感じです。

この一年間で怒濤のようにリリースされてきた短編作品の中の一つ、という位置づけになりましょうか。
本作はこれを書いている丁度一年前(正確には364日前)にリリースされています。季節感溢れる作品を数多くリリースして下さっているので、季節季節に合わせて楽しめますね。

あおぞら幼稚園さんのどの短編にも言える事ですが、「わかりやすさ」と「熱さ」が大きな魅力となっています。
私は頭が悪いので、ちょっと込み入った話になるとついて行けなくなってしまったり、なんて事が屡々ありますw そういう時は何度も読み返したり複数回プレイしたりするのですが、或る意味で賛否両論が分かれそうな直球の物語展開は、私にとって魅力の一つとなっています(勿論凝ったのが嫌いっていうんじゃないよ)。

ただ、敢えて述べるならばわかりやすすぎて、作品のギミック的なものがプレイ直後に読者に丸わかりになってしまう、という所もあるわけです。ただ、これは責めるべき所ではなく、作風として捉えるのが良いと思っています。

もう一点の「熱さ」は過去に何度も触れていますから、もう説明不要でしょう。
少しだけ述べておくと、熱さを体現する主人公の「男の子」は、どの作品でも魅力的です。
本作の場合、不登校の引きこもりという負の属性を最初から背負った主人公ではあるものの、ある出来事をきっかけにぐんぐんと成長していきます。この男の子が成長していくエネルギーが本作の熱さになりましょうか。
多少ご都合主義的な所も勿論ある。けれども、それを一蹴してしまえる力強さも同時に感じられるのです。

ストーリーそのものは言ってしまえば凄くありきたり。童話なんかにありそうなテイストのストーリーとなっています。
ただ、今回一つ気付いたのは、わりと社会派とでも申しましょうか、虐め問題だったり(他の短編ではニート問題だったり)とそういうものを作品に積極的に取り込んでいるんですよね。

ひどく大雑把に言ってしまうと、「現代のおとぎ話」。
「あったらいいな」と素直に思えてしまう、そんなストーリーが身の上です。
季節感を味わいながら、さくっと楽しんでみて下さい。
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by s-kuzumi | 2007-12-23 17:58 | サウンドノベル | Comments(0)