「ほっ」と。キャンペーン

<   2009年 12月 ( 28 )   > この月の画像一覧


2009年 12月 31日

なんてことない日々之雑記vol.263 ~2009年大晦日~

道玄斎です、こんばんは。

先ほど(って、結構時間経ってますが)レビューを書いた後、買い物をしてきました。
まぁ、年末年始の暇つぶしの具を探しに行ったわけですが、何と『マリみて』の新刊が出てくるじゃありませんか。さっくりゲットしておきます。例によって「本編」じゃなくて「読み切り」みたいです。山百合会の面々が主役でない丸々一冊完結の「読み切り」って『マリみて』初だよね? 今日はこれを読みつつ眠りつく予定。

そうそう、先ほどレビューを書いた作品が「落語」を扱っていたものだったので、それっぽい本を立ち読みしてきました。雑誌だとかマンガだとかで溢れかえっている本屋さんなので、「伝統芸能」のジャンルはお粗末と云うしかない品揃えでしたけれども、何もないよりはいいよね。



まぁ、そんな訳で、2009年もあと六時間ほどでお終い。
ついに十桁まで突入、というわけです。子供の頃、21世紀ってのはどんな世界なんだろう? と地面から浮いている車とか想像したりしたのですが、世の中は思った程変わっていませんね。。

こっからが本題。
今年……145本くらいですかね? レビューを書きました。
ほぼ毎日、ここで取り上げるサウンドノベル/ノベルゲームと呼ばれるものを探してはプレイして、プレイして気に入ったものがあればレビューを書いて、と繰り返して。

そんな或る意味でダメダメな私に、いつもコメントにてお勧めの作品をご紹介して下さったり、メールを下さったり、本当に有り難う御座います。
そして何より素敵な作品を創って下さった制作者様にも、最大限の感謝を。本当に有り難う御座います。



今年は、昨年仕込んでおいたものが形になったり(ゲームのムック本ですな)、後半「Novelers' cafe」というノベルゲーム好きの交流場所も立ち上げましたし(というか、私は特に何もしていないw)、ノベルゲーム的な意味でも充実していたんじゃないかなっと。
来年もノベルゲームを軸にしながら皆様と交流出来ればいいな、と思っています。

それでは、一年間、本当に有り難う御座いました。
そして、来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


皇紀二六六九年 大晦
                    道玄斎
[PR]

by s-kuzumi | 2009-12-31 18:14 | 日々之雑記 | Comments(2)
2009年 12月 31日

フリーサウンドノベルレビュー 『檻演人 ~オリエント~』

b0110969_16303512.jpg

今日の副題 「落語少年の成長」

※吟醸
ジャンル:後ろ向き青春ビルドゥングスロマン(readmeより)
プレイ時間:2時間半~3時間くらい
その他:選択肢なし、一本道。
システム:NScripter

制作年:2009/6/?
容量(圧縮時):149MB



道玄斎です、こんにちは。
2009年のラストレビューになりそうですね。以前から作品名は知っていて、「いつかプレイしようかな」と思ってはいたものの、延び延びになってしまっていました。久々に容量多めのボリューム感のある作品で、内容も中々良かったのではないかと。
というわけで、今回は「Star Chasers」さんの『檻演人 ~オリエント~』です。
良かった点

・頭と尻尾の設定がちゃんと繋がっており、一貫したテーマを感じさせる。

・ヒロインが、段々といい娘になってきて……。こういう女の子いいですね。


気になった点

・文飾多めで、やや読みづらい部分がある。

・もう少し細かい描写があったら、と思う所も。

ストーリーは、少し長目ですが、サイトの方から引用しておきましょう。
本作の主人公、林谷 裕馬(はやしたに・ゆうま)は非凡な才能を持っていた。
落語。人を笑わせること。
落語部の林谷といえば、私立 会隅高校では知らぬものはいない道化師であった。


秋も深まり、イチョウの葉が黄色く色づき始めた頃、裕馬は蔵日 蘭(くらくさ・らん)
という女の子に出逢う
なぜかちょこまか付きまとう蘭と、それを迷惑に思いながらも突き放せない裕馬


そんな奇妙な関係がもたらした、ある小さな変化とは――

という感じ。
所謂、ちょっと内向的で心を閉ざした高校生が主人公、なんですが、彼には「落語」という特技があって、それが作品に一貫して流れてくるテーマというか主題と密接に関わっていたんじゃないかな、と。
何となく、上のストーリーを見ると、「道化師であった」とかね、太宰治の『人間失格』っぽい雰囲気があったり、はたまた「ちょこまか付きまとう」なんて属性を持ったヒロインが示唆されていたり、「こりゃ、一体どういうテイストの作品なんだ……」と戸惑ってしまう部分があるかと思うのですが、そんなに奇を衒ったタイプの作品ではなかったと思いますよ。『人間失格』っぽい、ってのは多少あるんだけれどもね。

で、落語ですよ。
古典文学にはそれなりに親しんでいる私ですが、落語は実は聞いたこと全然ありません。能とかもそうですねぇ。DVDとかで見たりという事はあるのですが、実際に能楽堂とかに行くという事は無くて、それは歌舞伎だったりも又然り。
落語なら、ハードルはそこまで高くないんですが、能とかって初見で内容が分かる人って居ないですよねぇ? 舞台で使われる言葉は「古語」ですし、或る程度能が発達した時代の「共通認識」みたいなものがないとどうしても辛い。能を楽しむってのは、ストーリーを予め予習しておいて、役者による表現の違いなどを見ていくって事なのかな? と私は勝手に思っています。

能とかよりも、もうちょっとハードルが低く楽しめるのが落語です。
これは古めかしい言い回し、みたいなものはありましょうが、取り敢えず現代語ですし、内容も分かります。本作の副作用っていうか、ちょっと寄席でも見に行ってみたいなぁ、なんて思いました。

それはともかく、高校生にして落語研究会を一人で作り、一人でやっている、実は心に問題を抱えた男の子が主人公。そんな彼に、何故かちょこまかと付きまとってくる女の子が現れて……と割と一般的なボーイミーツガール的な、そういう感じ。
また、その子(ヒロインですけれども)がヘンテコなヤツでねぇw 学校でも普通に浮いていて、教室で一人紙芝居とかやってて、最初「電波とまで云わないけれども、そうとうアレなキャラだなぁ……」なんて思っていました。一番、作品の前半と後半で印象が変わるのは、主人公ではなくてこのヒロインかもしれません。
ストーリーが進行するにつれ、ドンドン彼女の良い面が見えてきて、しかも包み込んでくれるような優しさがある子ですので、「この子いいじゃん……」と、手のひら返したように思ってしまうw

ボリュームが割とありますから、ストーリー的にも色々詰まっていました。
主人公そのものが抱える問題がやはりメインですけれど、商店街での演し物や、それに付随する「人情」なんて言葉が似合いそうな商店街の人々との交流……。
盛り上がりを担当するようなイベントもありましたし、満足感は高かったです。


一方で気になった点は、テキストが読みづらい、というのが一点。
というのは、難しめの語彙が多くて、日常生活を送る上で先ず使わないだろう、と思われるようなそういう言葉が頻出します。「韜晦」とかね。
でもって、文章の装飾……つまり文飾が過剰だったんじゃないかな、と。何かの事象を説明する為に、何かを引き合いに出さずには居られない、みたいな。
ラノベの主人公一人称の地の文みたいな感じで、所々にだったら良いんですが、殆ど全編に渉ってその手の文章になっていたので、結構疲れる所がありました。。
語彙の難しさってのは、主人公が落語をやっているから、という所でまぁ納得は出来るとして、面白い比喩を用いた表現ってのは、それがピンポイントで繰り出されるから面白さが倍増するんじゃなかな、と思います。文章にも多分、抑えるべき所は抑えて、盛り上げたり笑わせたりしようとする所では一気に、みたいな波があるはずですから。

もう一点は、大事な所の描写が抜けてしまっているのではないか、というもの。
というのは、後半、ヒロインの蘭が交通事故に遭うんだけれども、生きているのか死んでいるのか、生きているとしたら怪我の程度がどうだったのか、がその事故からかなり経たないと分からないんですよね。
で、「え? 死んじゃったの……?」と読んでいて本気で焦ってしまいましたw 
結果、生きてはいたわけですけれども、主人公とも面識があり且つ病院に入院している蘭のお母さんは何やってんだ? とか、ちょっと考えてしまう部分はありますねぇ。


大体こんな所かな?
ジャンルというか、それが「後ろ向き」なわけですから、結構主人公がウジウジとしていて、後半ジレてきちゃうんですが、落語というかもっと云ってしまえば「コトバ」のパワーというか、そういうものが一つのテーマで、ストーリーとの絡み方は中々良かったです。

うんと強引に書いてしまえば、主人公が大人へ一歩近づく、そういう成長譚なんですよね。そうした成長を後押ししてくれる存在として「商店街」のオッサン達、つまりリアルな大人もキャラクターとして素敵でした。

落語という馴染みのないものが取り上げられていたので、正直、知らない事も多くて、勉強になりました。多分……このシナリオを書かれた方、古典文学に造詣があるのではないかと思いますねぇ。普通『こぶとり爺さん』で即『宇治拾遺物語』が出てくる人っていませんし、落語の絡みでチラッと出てくる国語学的な部分の知識も光ってましたしね。

落語という少し変わったものがフィーチャーされ、キチンとそれが軸となり、ラストに結びついていたという事、ラストも気持ち良く終わった事(ちょっと引っ張り過ぎな部分もあるけどw)、そしてヒロインが中々魅力的だったという事で、ちょっぴり辛口に書いてしまっていましたが、今回は吟醸で。


またあとで、今年一年を振り返っての日々之雑記を書こうと思っています。
今年も最後までお付き合い下されば幸いです。


それでは、また。
[PR]

by s-kuzumi | 2009-12-31 16:38 | サウンドノベル | Comments(0)
2009年 12月 30日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『She is…』

b0110969_23493886.jpg

道玄斎です、こんばんは。
何と本日四本目のご紹介。ホラー作品をあちこちで探していたらピンと来る紹介文が付いていたのでプレイしてみました。或る程度尺があるのかな? と思っていたら意外や意外、10分程度で読了してしまったので、またしても番外編。
というわけで、今回は「zusammen」さんの『She is…』です。


親子ほどに年の離れた彼女と結婚しようと思っていたら、気味の悪い女が現れ「彼女とは別れなさい……」と告げてきて……という感じのストーリー。
そして、その女は、彼女をつけねらってことある毎に殺そうとしてきます。この女の存在で「何かあるな」と分かるわけですが、その「何か」が分からないじれったさみたいなものも、本作の場合、魅力の一つでしょうか。
あんまりジラされ過ぎるとイライラっとしてきちゃうんですけれども、短編でのジラしは時に非常に効果的です。

文章も、割と堅めなんですが、それが作品の雰囲気に合ってるんですよね。
年下の彼女と結婚しようと思っている男の一人称で、一文一文が割と短く簡潔で「私は~だ」とか「~だった」とか言い切りの形が多く、どちらかと云えば小説っぽい文章なのかな。テンポも良かったと思います。
そういえば、BGMは一曲のみ。少し不穏な感じの音が延々とループしていました。ホラーというかミステリーというか、そういうタイプで延々とどこか不穏なBGMがループするってのは、案外悪くないな、と思いましたね。ループされる事で、プレイヤーは気づかない内にグイグイと作品の中に没入していく、みたいな、そういう効果がある気がしますねぇ。や、勿論音楽そのものが良いものであるとか、作風に合っていたりというのが前提だとは思いますが。

大凡、世界中どんな地域でも「シャーマン」みたいな人が居て、トランス状態に入って神様的なものや霊的な存在からのお告げを聞く、という事があります。
で、そのトランス状態に没入させる時って、大抵ドラムなり弦楽器なりで延々と音をループさせ気持ちを高めていくんですよね。
延々と般若心経を唱えるとか、一定のリズムで鈴みたいなヤツを打ち鳴らすとか何となくイメージ湧くでしょ? もっと昔だと弓の弦をベンベン弾いて、巫女さんをトランス状態にさせる、なんて事が行われていたような、記憶があります。

本当にお告げが聞けるかどうかってのはともかくとして、同じ音を繰り返し聞くってのは、やっぱり人間の感覚器官に影響を与えるんでしょう。で、そういうメソッドがゲームのループ曲にも通用しているっぽい、というのは非常に興味深い。まぁ、特に本作がホラーとかそういうジャンルだ、というのも勿論あるんだけれどもね。

も一個、本作の特徴を述べておくと、選択肢に「制限時間」があります。
これ、結構焦りますよね……。5秒のカウントダウンが行われ、最適な選択肢を探していかなければならない。実は5秒って結構長いんだけれども、それが「カウントダウン」されると無性に焦りが出てくるから不思議。
ちなみに、間違った選択肢を選ぶとすぐにバッドエンドになりますから(「結局真実に到達出来ませんでした」という英語のメッセージが出てくる)トゥルーエンドを探して右往左往する事はないと思います。

こんな風に仕掛け的な部分で凄い凝っていたんじゃないかな、と。
短い尺であること、が活きているというか。


一方、ちょっとラストまで見ても釈然としない部分があったりもします。
多分……それも含めてのあのエンドだと思うのですが(タイトルのSheってのが、婚約者の彼女と謎の女のダブルミーニングになってる?)、結局、結婚をやめるよう説得してきたあの女は何者だったんだ? という所が少し不明瞭かも。
というのは、先にも述べたように割とサッパリとした描写なので、その女は「気味の悪い女」としか描写されずに、老女なのか少女なのか、はたまた妙齢の女性なのかもプレイヤーには分からないんですよね。イメージ的にはやや歳を喰ってる感じはするんだけれども……。そういう事情もあって、ラストまで到達しても、ややしこりが残るというか、スッキリ解決、という感じではありませんでした。

そうは云っても、テンポも良いですし、そういう部分も含めた「薄気味の悪さ」みたいなものを楽しむといいんじゃないかと思いますよ。


というわけで、あと15分くらいで大晦日。
明日は今年一年を振り返って、またあれこれ書いてみようと思います。


それでは、また。
[PR]

by s-kuzumi | 2009-12-30 23:49 | サウンドノベル | Comments(0)
2009年 12月 30日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『夏休みin宿題』

b0110969_1833018.jpg

道玄斎です、こんばんは。
まさかの一日三度更新。というか、デスクトップを片づけていたらダウンロードして解凍までしてあったフォルダを見つけて……という状況ですw 
先日もプレイした「インコ」さんの『夏休みin宿題』です。例によって軽いノリの短い作品なので、今回も番外編にてお送り致します。


本作は「夏休み」、しかも山のように出てくる宿題がテーマなので、思いっきり季節を外しています……w
そういえば、冬休みって宿題とかありましたっけ? 「夏休みの宿題」ってのがインパクト強すぎてよく覚えてないや。

まぁ、小学生或いは中学生くらいの時、夏になるとやってくる憎いヤツ……。
それが「宿題」です。普段出される宿題はまるっきり無視出来るのに、何故か無視が出来ないパワーが「夏休みの宿題」にはありますよね。
別に、本来ならばやってこなかったとしても、何か誤魔化しが効きそうだけれども、小学生のDNAに「やらないといけないもの」として刷り込まれているからしょうがないw 中学校とかになると「内申書」ってのがあって、そういうのに影響するから多少はあれこれするんだけれども、ぶっちゃけ夏休みの宿題をちゃんとやらなかったから二学期の成績で1がついたり2が付いたりなんて事は聞いたことがありません。
寧ろ、結構(親が)頑張ったのに2が付いたという悲しい過去すら私は持っていますw

で、悲しい哉、宿題が全く手つかずのまま残っていることに気がついた8/31。
慌てて、宿題に取りかかろうとする主人公……。それを冷徹なまなざしで観察し、プレイヤーに実況する「ナレーター」、この二人が本作のメイン。二人っていうかナレーターはナレーターですね……。


脱線しますけれども、兎に角、私はこの手の宿題が苦手で、八月の終わり頃家族親戚総出で手伝って貰って、無理矢理体裁を整えていたりしましたw お習字なら祖母が書いて、日記も適当にアイデアを出し合ったりして埋め合わせたり(日記ったって、一日中ゴロゴロしてテレビ見てましたってだけになっちゃうし……)、工作もそういうのが得意な叔父さんがやってくれたり……って私何もしてないじゃん……w

いやいや、読書感想文は自分で書いてました。
今で云う所のラノベを読んで提出したり、同じ感想文を使い回したり色々やったんですが、これに関しては結構好きだったかな? 
けれどもね、敢えて一言言わせて貰えれば「何か読んで自由に書きなさい」ってんじゃ、国語の力って絶対に伸びないと思いますよ。ちゃんと「書き方の型」を教えてあげないと。国語ってのは割と曖昧じゃ教科で、数学みたいにキチッと答えが出てくるものでは無かったりします。だけれど、そこに「型」っていう概念を持ち込むと話しは別で、思考の型とか、文章の書き方の型とか、そういうものを教えこんでいく事で、実はキッチリと解答が可能になる教科でもあるんですよね。
剣道でも空手でも何でもいいんだけれども、何で「型」が存在しているのか? って事を国語の先生は考えないと駄目ですよねぇ……。
しっかりと、本を読んで感想文の書き方、みたいのを教えた上で課すのならば意味があると思いますけれども、そういうの無しに、半ば無条件的に小学校なら六年間、「夏休みの読書感想文」があるという。「個性尊重」なんて云われてますけれども、それも型があってこそですから。
昔、何かに上手いことが書いてあって「型が出来ているから『型破り』なヤツが出てくる。型がないから『形無し』になってしまう」なんてありましたが、蓋し名言哉。

一番嫌い、というか「何をやっていいのか分からない」のは、作中でも描かれていましたが「自由研究」です。
「自由」な研究のハズなのに、何故か微妙な縛りが存在している、ヘンテコなジャンル……。
例えば、何枚か風景画を書いてそれを提出する、というのはアリだけれども、マンガ的なイラストを描いて提出するのはアウト、とかね。
で、この自由研究に限っては「親の出番」が非常に多くなりがちです。今思い起こしてみると「どう考えても、それ親がやっただろ!?」ってな力作が多かった気がしますw 
そういえば、必ず一人、やたらデカイロボットみたいのを作ってくるヤツ居ませんでした?w わたしゃ、覚えている限りでは近所のホームセンターで木を買ってきて、釘を打って「箱を作りました」とか何とか云って提出した記憶があります。制作時間5分w

自由研究は微妙ですが、感想文なら国語、算数ドリルなら算数と、何かしら教科と関わっている宿題が多い中で異彩を放っているのが「日記」……。
日記的なブログを付けている人ってのも多そうですけれども(私もそのクチだ)、それだって毎日必ず更新って人、中々いませんよねぇ? それに小学生の夏休みの過ごし方なんてヴァリエーションが少ないですから、あんまり書くことがないというw
しかもご丁寧に「※かならず、1日1ページのはんぶんいじょうはうめるようにしなさい」なんて書いてあったりしてさ、じゃあ、風邪か何かで一日中伏せっていた日はどうしろってんだw


あっ、何かすげぇ脱線しまくって長くなっちゃってますな……。
ともあれ、こうした災難を8/31に一気に身に受けた主人公、残された時間はあと12時間。一発逆転の秘策はあるのか? ってな感じの作品です。
こんなに脱線しちゃうくらい、小学校の夏休みの宿題ってのはトラウマになっていたりするもので、テーマとして面白かったです。

本編でのオチの部分はちょっと弱いかな? という気がします。
寧ろ、本編読了後に見ることが出来る「用語集」が面白い。本編の内容を補足してくれるような、そういうオマケ的な位置づけですが、笑える解説だったので、寧ろ本編に組み込んじゃった方が良かったんじゃないかな? なんて思いました。


懐かしさに浸るもよし、又厭な思い出と戦いつつ読むのもよし、の作品です。
今は冬休みで季節はズレちゃってますが、誰しも通る「夏休みの宿題」という名の修羅道、ノベルゲームで再体験してみて下さいw


それでは、また。
[PR]

by s-kuzumi | 2009-12-30 18:01 | サウンドノベル | Comments(0)
2009年 12月 30日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『Elevator of Horrors』

b0110969_15471379.jpg

道玄斎です、こんにちは。
本日二本目のご紹介。何だか無性にホラーがやりたくって、探していたら見つけました。選択肢で細かく分岐する、というよりも割とあっさり目のホラーの方が今の私の気分に合ってるみたいです。そういう作品ご存じの方がいらしたら是非お教え下さいませ。
というわけで、今回は「じゅえる★ぼっくす」さんの『Elevator of Horrors』です。サクサク読めていけましたので番外編、という事で。


所謂短いホラーが連続して何本も語られる、というそういうタイプの作品。
以前にも、この手の作品プレイした事はありますが、あまり数は多くないのかな? ともあれ、サクサクっと読んでいけるスピード感がいいですねぇ。

本作の大きな特徴は、作品の中身そのもの、というよりも、その「怖い話」を包み込むように存在している設定だったりします。
遊園地とかの「アトラクション」を模していて、エレベーターを上がりながら怖い話が連続再生され、プレイヤーはそのアトラクションの「参加者」みたいな、そういう設定でした。単純に怖い話を詰め合わせました、っていうよりも、一つの作品としての纏まりも感じられますから、これは中々秀逸な仕掛けだったのではないかと思います。

肝心の怖い話そのものですけれども、実は怖くありませんw というか、お馴染みの都市伝説系の怪談なので、私なんかは最初の数行を読むだけで「この話は……」とオチの部分まで分かってしまっていたという……。
多分……一般的に有名なお話が多いんじゃないかな、と。9番目の話は初見でしたけれども。

個人的にちょっと面白かったのは、アトラクションの案内人のお姉さん(?)の語り口だったりしますw
一話、怖い話が語られるごとに、コメントを入れてきたりしてこちらにかまってくれるお姉さん。その妙にあっさり風味な口調が素敵で面白かったです。
で、このお姉さんとの会話の中で微妙に選択肢が発生するのですが、基本一本道です。選択肢の選び方で、一応二種類にエンドが分かれますけれども、中身の「怖い話」自体には変化はありません。最初にちらっと述べた設定の部分で、オチがついたり付かなかったりする、という感じ。


お馴染みの都市伝説系の怪談、なんですけれども、独自の設定があったり、テンポ良くサクサクと読んでいける部分があって中々楽しかったです。
怖い話大好き! って人には物足りないかもしれませんが、都市伝説だとか全然詳しくない、って人がプレイしてみると面白いかもしれませんね。

それでは、また。
[PR]

by s-kuzumi | 2009-12-30 15:47 | サウンドノベル | Comments(0)
2009年 12月 30日

フリーサウンドノベルレビュー 『想色』

b0110969_11145682.jpg

今日の副題 「空気感が魅力の一作」

ジャンル:ファンタジック恋愛モノ(?)
プレイ時間:ストレートにトゥルーエンドまで行って小一時間くらい。コンプリートまで2時間くらい。
その他:選択肢あり、バッドエンドも何種類か。
システム:SDL

制作年:2004/8/21
容量(圧縮時):4.41MB



道玄斎です、こんにちは。
昨晩からちらほらプレイしていた作品を恐らくコンプリートしたので早速ご紹介。例のNovelers' cafeの方にて「埋もれた作品」スレッドというものがありまして、そこで紹介されていたものです。中々、自力で作品を探すというのは大変で、こういうスレッドを見てみると、未知の作品が多くて驚かされます。
というわけで、今回は「クイーンオセロット」さんの『想色』です。「おもいろ」と読むようですよ。
良かった点

・少し淡い感じのファンタジックストーリー。イラストの雰囲気も作品に良く合っていた。

・主人公の友人たる二太がいい味出してますw


気になった点

・システム面で難が……。

ストーリーはサイトの方から引用しておきましょう。
とある小学校に通う、画家を目指す6年生の篤は
中学進学を控えて、このまま画家を目指していいか
迷っていた。

ある日、体育で怪我をして保健室に行くと
顔に大きな傷を持った少女に出会う。
すぐに仲良くなった篤は、あっという間に
少女に恋心を持つ事になるが、校内でその少女を
探そうとしても見つけ出す事が出来ない。

篤は僅かな記憶から、少女をモチーフにして
絵を描く事になった。

そう、何と小学生が主人公です。
ただ、主人公は割と内省的というか、超文系というかそういうタイプなので「これ、小学生の発言じゃないだろ……」みたいな部分はあるんですよねw マセている、とも又違う老成している感みたいな。
主人公と、その友人の一人である二太が、結構そういうタイプ。二太の場合は、かなり脇役キャラ、としてオイシイんですよね。少し冗長になりがちなシーンでは思わず吹き出してしまうようなギャグを発してきて、アクセントを付けたり、かと思えばシリアスなシーンもこなせる、というマルチプレイヤー。

立ち絵や一枚絵があるのですが、アニメ塗りとは一味違う色の塗り方だったり、人物の線だったりが、絶妙に淡い感じで作品に良く馴染んでいたんじゃないかな、と思います。
また、芸も細かくて、良くみているとまばたきをしたり、デブキャラの二太なんて一定時間ごとに汗がドバッと体から出ているのを確認出来ますw

基本、一本道、という感じでいいのかな?
選択肢は結構な数があるのですが、選択肢によって複雑にストーリーが分岐していくタイプ、ではなく、それまでの選択肢でラストに変化が付く、という感じ。
顔に大きな傷を持った謎の少女氷香のルートがメインで、トゥルーエンドとバッドエンドがあり、選択肢如何によってはラストで今川さんのエンドも二種類かな? 見られるのですが、こっちは「ルート」というかバッドエンドの亜種みたいな感じでしょうかね。

ですから、多分、合計で四つのエンドかな。
氷香のトゥルー、バッド、そして今川さんのトゥルー、バッドの計四種類。
ヒロインが四人とかになっちゃうと、それだけで物凄くコンプリートまで労力が要るわけですけれど、二人で且つトゥルーとバッドの二つづづですから、本来ならさっくりどちらも見られるハズですよね。が、選択肢がかなり多い事、システム的な問題で既読スキップが無い事、セーブスロットの数が少なめな事、により結構困難な作業になりますw

一つ、救いがあるとすれば、作者様のサイトに(更新自体はもうなさっていないようです)攻略が載っている、ということでしょうか。これを見ながらやれば何とかなります、が、一点注意を。
というのは、攻略の手引きを見ながらプレイしていても意図したエンドが見られない、という事が屡々あったりします。それは攻略に誤りがある、とかではなくて多分、システムの関係だと思います。フラグがリセットされない、みたいな。
何しろ既読スキップがないわけですから、また最初っから「エンター押し下げっぱなし」で読んでいくのもちょっと怠い。多分……ですけれども、氷香なら氷香のトゥルーとバッドエンドを見たら、一度ソフトを再起動して改めて今川さんのエンドを見る、方がいいかもしれません。

いや、こういう事、私凄く多くて。
「攻略の手順通りにやっても、意図したエンドが見られない」なんて事があったら、一度ソフトを再起動すると上手くいくと思います。そういうケースに遭遇した際はお試しあれ。


ちょっぴりファンタジックで、どこか引き込まれるそういう作品でした。
やっぱり、空気感……みたいな部分なのかな。ノベルゲーム/サウンドノベルってシナリオやストーリーが滅茶苦茶重大な要素なんですが、それを支える作品の空気感、雰囲気……そういう部分も実は大事なんですよね。
ちょっぴり淡い、どこか切ない雰囲気があって実はそこにこそ、本作の魅力があるのではないかと。
ストーリー的にも、一番最初から示される画家志望の主人公の属性が、作品の盛り上がりにもちゃんと活かされていて、手堅く作られています。

システム的な部分以外で、気になった点としては、氷香トゥルーエンド、そのラストの展開でしょうか。や、気になったというのとは又違うな……。「それ、アリ!?」みたいなw 気になったというより吃驚したというかw けれども、やっぱりあそこは少し浮いていたんじゃないかなと。。

でも、実はそんな部分は瑣末な点でございまして、一番個人的に気になったのは(あまりにも個人的過ぎるので、上の「気になった点」には挙げませんでした)、氷香トゥルールートまでいった時のヤツの手のひらの返し方ですw 女はおっかねぇ、女は油断ならねぇ……w
以前も書きましたが、恋愛を主とするゲームで、主人公から「袖にされた」女の子がさっさと別の男を見つける、というのは見ていて何か辛いんですよw 「俺のこと好きなんじゃなかったのかよ!」と振っておきながら思ってしまうわけで……w


大体、こんな所かな?
少しシステム的に使いにくさはありますが、中々良い雰囲気の作品だと思います。
紅茶とお菓子を用意して、のんびりと淡い空気感を楽しむといいかも。
ちなみにコンプリートすると出現するっぽい「クソゲーモード」は爆笑必死のギャグになってます。結構あのセンス好きです……w 本編のイメージはぶっ壊れちゃうんだけどもw


それでは、また。
[PR]

by s-kuzumi | 2009-12-30 11:15 | サウンドノベル | Comments(0)
2009年 12月 29日

なんてことない日々之雑記vol.262

道玄斎です、こんばんは。
年の瀬は大掃除とか、何かと忙しいですね。私も先ほどちょっと買い物に出かけ、髪の毛を切り、年賀葉書を買い足しておきました。



■スピーカーが来た

というわけで、昨日注文したスピーカーがやってきました。
ローランドというかcakewalkの「MA-7A」というヤツです。お値段も一万円ちょっと飛び出るくらいですから、スピーカーとしては安い方でしょう。DTM向きのモデルなのでガシガシ利用してやろうと思っています。

で、早速、曲を再生してみたのですが、やっぱり違いますねぇ……。スピーカー一つでここまで音が変わるとは……。想像以上のパワーアップです。
机の作業スペースまで侵食しちゃうくらいの大きさはあれど、このサイズが恐らく最小サイズだと思いますから、サイズ的な問題は我慢しないとね。それに、どう考えても音の出口が小さいよりも大きい方が、良い音というか、素直に音が出てくるはずですから。

ちなみに、折角なので、付属品のジャックではなくて、ちょっと市販品のものにして更なる音質向上を図っています。それをスピーカーとオーディオインターフェイスに繋ぐ。
オーディオインターフェイスのOUTのRLにそれぞれジャックを差して、反対側のジャックを、スピーカーのLINE INのRLに差し込んで接続しました。ちゃんと音が出てるので合ってるだろう……と結構いい加減w

機器はローランド製が多いです。オーディオインターフェイスもローランドのものですし、MIDIキーボードもまた然り。値段が安いからか? はたまた何となくしっくりくるという感覚的なものなのか分かりませんが、ローランド製が多くなっています。昔SONARを利用していた事も一因でしょうか。

それはともかく、最初に曲を再生してみた時に吃驚したのは、低音が非常に良く聞こえた、という事。
具体的に云うとベースの音、フレーズがバッチリ聞き取れたんですよね。ただ、一方で、「ベース五月蠅すぎだろ」というのもあってw よくよく見てみると、デフォルトでスピーカーのBASS設定にENHANCERなる機能がオンになっているようです。エンハンサーですから、ファイナルファンタジーとかに出てくるエンハンスソードのエンハンスなんでしょう。向上させるっていうか、そういう意味の言葉ですから、低音を強調してくれる機能みたい。

寧ろ、音をスピーカーが加工しちゃうとマズい訳ですからさっくりそれはオフにしておきます。高音部分の設定と思しきTREBLEもデフォルトのまま弄らず、フラットな音が出るように。
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番とか流しているんですけども、クラシック好きがオーディオに拘るってのが、何か分かった気がしますよ。

一昔前、コピーコントロールCDなるものが導入された時に、真っ先に音質を損ねる、と突っぱねたのがクラシックマニアだったような。もしかすると、それはクラシック好きの人たちが微細な音の違いを聴く事の出来るオーディオ装置を持っていたから、なんて事もあるのかもしれません。

ギターでもシールド一つで音が明らかに変わる、なんて聞きますけれども、本当にスピーカーだけでここまで音が変わるとはおもはざりき。
とはいえ、別にこれ、高級機ではないですし、寧ろ入門用くらいの位置づけなハズなので、本当に良い物を買うとどうなっちまうんだ……。
まぁ、高級機を持っていても宝の持ち腐れなので、当分はこれを使い倒す予定です。
そういえば、エージングってのがあるらしくて、スピーカーも使い続ける事で音が良くなるんだそうな。100時間単位とかで音を流しっぱなしにすると、音が馴染んで結果的に音質が上がるらしい。やった事ある方いらっしゃいます? 本当に音質が良くなるならちょっと試してみようかなぁ、と思ったり。


で、一番楽しみなのは、向上した音質でノベルゲームをプレイする事だったりしますw
最近では、凄くクオリティの高い音を使用したフリーのノベルゲームも増えてきていますし、また一つゲームの楽しみ方が広がったかな、と。
今日、後でプレイしようと思っている作品があるので、楽しみですね。



■また、ちらっとやってみよっかな?

Noveler's cafeの方で、ちらほらと効果音を作っては出し作っては出しをやっているんですけれども、以前、このブログにて効果音制作の記事を書いた時に、何故か好評だったので(今から見ると、ちょっと……な部分が多数あったり)、又、現時点での効果音作りのやり方なんかも近い内に書いてみようかな、と思っています。

いつものように、シンセのプリセットを加工して、じゃなくて、もちっと違うやり方を解説してみたいですね。
役に立つのか立たないのか、それは分かりませんが、効果音なんかも自分で作れると楽しいしね。
そして、すっげぇ上達した人とかが出てきたらフィードバックが貰えるかな? なんて期待もあったりw

ちっと、使っているサーバーの容量がキツキツになっているので、以前上げた画像なんかは削除しちゃうかもしれません。毎年云ってますけれど、今まで書きためたものも整理したいなぁ……。




それでは、また。
[PR]

by s-kuzumi | 2009-12-29 15:43 | 日々之雑記 | Comments(0)
2009年 12月 29日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『フリーソフト質疑応答』

b0110969_0261716.jpg

道玄斎です、こんばんは。
今日はちょっと寝付けないので、一本、軽く笑える作品をプレイしてみました。お馴染みの『フリーソフト~』のシリーズ(?)の中の一本ですね。
というわけで、「インコ」さんの『フリーソフト質疑応答』です。



今まで、私がプレイしたこの『フリーソフト』シリーズでは、主人公(?)が、フリーソフトを作って、それを見た友人が突っ込みを入れていく、というタイプでした。
今回は、そうした骨子は同じなんですが、フリーソフトではなく「お悩み相談サイト」を立ち上げた主人公が、そこに寄せられたお悩みに例によってヘンテコな答えを返し、それを友人が突っ込むというちょっぴり変化球。

悩みを解決させてあげたいのか、はたまたその悩みを更に深刻なものにさせたいのか、良く分からない主人公に、今回も友人の突っ込みが冴え渡ります。

そんなに大爆笑! という訳ではないのですが、軽く笑えるネタが何本か詰まっている、という感じでしょうか? 浮気ばばれた相談に「良く切れるナイフ100選」なんてナイフのページを紹介したりw

ちなみに、何を以て良く切れる刃物なのか、ってのは、実は深い問題です。
刃物屋さんで、ナイフでもなんでもいいですけれども、買ってきますよね。それで家に帰ってケースから出して、手近な紙切れを切ってみたり、木っ端を削ってみたり。
だけれども、この状態の刃物は「箱出し」と呼ばれる状態なのです。箱から出した段階で良く切れれば、それはベストなんですけれども、その状態で満足のいく切れ味の刃がついていない事も屡々。本当に良く切れるのかどうか、それは実はちゃんと「研いで」やった後の状態で判断する方がベターでしょう。
又、刃物には目的というものがあって、木を削る為のものなのか、或いは汎用的に使えるものなのか、はたまた物騒ですえけれども、「戦闘」みたいなものを想定しているのか、目的にあった「切れ味」というのも大事になってきます。ぶっちゃけ、「コレクション」みたいなものでしたら、良く切れる刃がついていようといまいと関係ないって事ですな。

で、通常(?)自分の使用スタイルに合わせて、刃の形や角度も微調整するのがマニアw
私も、自分が良く使う刃物は調整して使っていたりします。元からついている(つまり、箱出しの状態の)刃よりも、角度を鋭角にしたり、とか、少し粗めの砥石で研いで「刃持ち」を重視したりとか(キンキンに研ぎすぎちゃうと、刃が潰れるのも早くなっちゃいます)。


って、無茶苦茶脱線してますがw
ともあれ、無茶苦茶笑える、とか漫才とかお笑いとか、そういうのを期待するのではなくて、ちょっとした娯楽としてプレイするのが良いかもしれませんね。
ちょっと塞いだ気分の時にプレイしたりすると、その微妙なギャグの塩梅が寧ろ心地良かったりしますし、ここまでくると、何て云うか「伝統芸」というか、「スタイル」みたいなものですからねw

個人的には、ギャグの面白さで云えば『フリーソフト恋愛忌憚』の方に軍配を上げるのですが、こちらの方が好きって人もいるかも? 
過度に笑いを期待するのではなく、本当にサラリと「眠る前の一服」みたいな感じでプレイするといいと思います。ちょっとダウナーな人にもお勧めのシリーズ。
是非気軽にプレイしてみて下さい。次回作と思しい『フリーソフト画像編集』は、期待大ですね。


それでは、また(今回は脱線多め……)。
[PR]

by s-kuzumi | 2009-12-29 00:26 | サウンドノベル | Comments(0)
2009年 12月 28日

なんてことない日々之雑記vol.261

道玄斎です、こんばんは。
もう今年も残すところ僅かとなりました。実はまだ年賀状を書いていないので、後ほど必死に書く予定だったりします……。
今日はそんな年末のどうでもいい雑感を……。


■東京の年の瀬

実は買い物に行きました。
そう、秋葉原へ、です。何を買いに行ったのか、と申しますと「スピーカー」です。実は、私の使っているスピーカーの調子が悪くて、買い換えようとずっと思っていたんですよね。で、あんまり高すぎる(10万オーバーとか)のはアレだけれども、ちょっと良い感じのものを買って、効果音を作る時なんかに利用したりしようかなぁ、なんて目論みがあったわけです。

で、東京で電化製品を買うとなれば、秋葉原択一と云ってもいいでせう。
割と、人は少なめ……だったんじゃないかな? と思います。寄り道せずにDTMとかそういうものが揃っているお店に行ったのですが、何となく気に入ったものがなくて。
値段とかじゃなくて、本当に相性みたいな部分で「こいつじゃなきゃ駄目だ」ってのが、愛用品にはついて回ります。スピーカーもまた然り。

実は、某大陸性のスピーカーをお勧めして下さった方がいまして、コストパフォーマンスが凄いという話でした。それはPCパーツショップにある、との事だったので、そちらにも足を伸ばします。
で、ありましたよ。「マジでこの値段で?」というくらい、大きなものでした。重さが16キロとかそのくらいのスピーカーが7000円くらいよ? 重さと出音のクオリティは必ずしも一致しないにせよ、これは正直凄い。本当は3000円台で買えるヤツを見てみたかったんだけれども、それは無かったので諦めました。
でも、果たして、16キロくらいあって、あの大きさのスピーカーがこの机の上に載るのか? という最大の問題が生じてしまった為、やっぱり買いませんでした。

そんな事をやっていたらお腹がすいてしまって。
でも、ご存じの通り、秋葉原には普通に入れる飲食店が少ないのです(って私が知らないだけ?)。数少ない普通のレストランというか、定食屋というか、そういうものは列を成していて、すんなり入れそうにない。
どうしたもんか、と考え込むと、雑居ビルの入り口に、可愛らしい女の子のイラスト付きのお店の案内が出てるじゃありませんかw ぶっちゃけ、メイド喫茶とかコスプレ喫茶とかそういう類のものだと思ってw

しばし考え、「まぁ、別に悪い選択ではあるまい」と無理矢理自分を納得させて、そのビルのエレベーターに乗り込みます。
エレベーターを降りるとそこは店内だった……みたいな、本当にエレベーターとお店が「直結」している感じ。悲しい哉、あの時間帯にも関わらず、客は私一人w エレベーターから降りた私を見つけ、お店のお姉さん(メイド風)がやってきて、お店の説明をしてくれます。

っていうか、説明が要るって、ここは普通の飲食店じゃねーのかよw
なんだっけかなぁ、何か「女の子にちょっかい掛けちゃ駄目ですよ」的な注意がメインだった気がします。んで、席についてメニューを見てみると、何か微妙に値段が高い気がする……w
しょーがねーから、一番安いカレーを注文。何と、注文した20秒後くらいにはカレーが私の席に置かれていましたw 早いにも程がある!
何しろ客が私一人ですから、お姉さんも手持ちぶさただったようで、私に色々話しかけてきてくれます。お姉さんの言によると、このカレーはルーから作っている手作りカレーなんだそうな。視認出来る範囲では「具」は一切入ってないんだけれどもw レトルトのカレーだって、もうちょっと「具」らしきものが入ってる気はします。あっ、ただね、味は確かに結構普通に美味しかったです。具が無い、というのはよく煮込んでいる為、具が溶けてしまっている、という感じでしょうか。

で、お会計をしてみてびっくり。
カレー(別段量が多いとか、上にカツが載っているとかそういうのではない)なのに、1300円くらいしましたw これは……多分……高いよ、ねぇ? カレーそのものは800円とかまだ許容出来る範囲だったんですが(っていうか、こんなもんでしょ?)、飲み物も頼んでいないのに、何故料金が膨らんでいるのかw
どうやら、「チャージ料」が掛かっていた模様。いや、まぁしょうがないけれども、何となくぼったくられた気分がするのは何故だらうw
カレー800円、チャージ料500円で、その差が300円ってのは、何か損した気分だよなぁ?

そんな何とも云えぬ摩訶不思議な気分を味わいつつ、スピーカー探しの旅は続きます。
一渡り色んな所を見て回ったのですが、どうもしっくりくるものが無くて。一番の問題はサイズかも。机の上に置くって事が前提になっているので、あんまりどでかいヤツだとちょっと、ね。
ローランドというかEDIROLのものが値段的にもサイズ的にもしっくりきたんですが、「もっといいのがありそうだ」という根拠の無い期待に突き動かされて、彼方此方彼方此方探し回りました。
で、結局、「アキバには無さそうだ」というw 一駅ですから御茶ノ水まで出て、楽器屋とかをやっぱり探すのですが、そこでも見つからず、何かここまで来ると妙なテンションになってきて、新宿のヨドバシとかにも行ってしまいました。
そこで、ふとね、思い出した事があったのですよ。それはiPodに付けているイヤホンがやっぱり不調で、それも買っておこう、と。こうしたポータブル音楽プレイヤーの為のイヤホンだったら、新宿のヨドバシだって一杯種類がありますし、値段だってさしたる違いはなかろう、というわけです。

でも、私はここで最大のミスをしてしまいました。
貧乏性で、ついつい「安いモノ」」をチョイスしてしまったんですよね。あっ、けどね、パナソニックだから、「自国のメーカーなら安心だぜ」という、國産至上主義的な古くさい考えがあった事はお伝えしておく必要があるでしょう。ちなみに、それまで使っていたイヤホンはソニー製。

イヤホン買ったら、付け替えるよね? そしてちゃんと使えるかチェックするよね?
帰宅して、それをやってみて、びっくり。音が悪い……。なんつーか、薄紙一枚挟んだような音っていうのかしら? 音像がぼやけるっていうか。しかも低音が歪む(ドラムのキックが特に酷い事になる)。
ここまではっきり音に違いが出た事、って今まで無かっただけに、何かがっかり。や、勿論、パナソニックが悪い、と短絡的に結論を出すのは早計で、きっともうちょっと値段高めの上位のモノだったら、そうした事も無かったのではないかと。そうは云っても、ソニー製のソレと値段も200円くらいしか変わらないんだけれどもねぇ。
そもそも、純正のイヤホンが高すぎるのが悪いw 2000円くらいで何とかならないのかね……。


帰宅して、なんとなーくムカムカした気分で居たわけですが、「媒体によってこれだけ音が変わるわけだから、寧ろ今日焦って、スピーカーを買わなくて正解だったのでは?」と、ポジティブシンキングをしてみたりして。
ただ、「○○を買おう!」と目的意識を持って出かけたのに、それを結局入手しない、というのは、何となくモヤモヤした気分は残ります。
ですから、未練がましく、ネットであれこれあれこれスピーカーを探して、結局アキバで見たEDIROLのスピーカーを注文しちゃった……。自分のバカさ加減がホント厭になりましたw 今日はなんかあんまり良くない一日でした。。



■彼女が還ってきた

そんな散々な一日でしたが、収穫もあったのです。
今、きっと本屋さんのマンガコーナーに行けば、谷川史子の新刊『清々と』の一巻が積まれているハズです。長いこと彼女のファンをやっている私としては、最近の彼女についていけない部分がありつつも、半ば条件反射でそれを買ってしまうわけです。
あっ、ちなみに『清々と』は「さやさやと」と読みます。「せいせいと」とか読まないやうに。

というか、今回に限っては、レジに持っていく前に「これは……期待出来るんじゃないか……」という一瞬の空白時間があったのは事実。というのは、表紙を見て頂ければ分かるように、「制服の女の子」が描かれていま す! しかも黒髪! しかもお下げ! 当然、良い意味での期待が膨らんでいきます。

早速、ビニールを破って扉絵を見て、再度びっくり。
清純そうな女の子が物憂い表情で微笑んでおり、その女の子を包んでいるのは白を基調としたセーラー服。風に揺れるスカーフ……。

1ページ目を見た時に確信しました。「俺たちの谷川史子が還ってきた!」とw
これだよ、これ! この雰囲気! 
谷川史子が描く恋愛は、淡いパステルとセピアに彩られる、なんて脳内キャッチコピーを作ってしまうくらい、私の大好きだった谷川史子の雰囲気が戻ってきていたんですよね。

ここ数年、ずっと「結婚」とかそういうテーマのものが多かったわけで、ずっと「中高生の恋愛」から遠ざかっていた谷川史子。けれども、私が読みたいのは彼女の「中高生が主人公の恋愛ストーリー」なのでした。それが2009年ももう終わろうとしているこの時期に出てくるとは……。

主人公「清」(さや)の住んでいる家も、例の純和風テイストで、往年のオーラ全開ですよ。
やっぱり、作風みたいなものは当然変化しますから、『りぼん』連載時のそれと全く同じ、というわけではないものの、ここ数年の中では一番「それに近い」感触です。

内容も普通に良かった……んだけれども、どこかで見たことのあるような設定がチラホラ。
ネタバレになっちゃうけれども、『マリ見て』とか『青い花』とか、そういう感じっすよ。どちらかと云えば『青い花』の方に近い。脱線しちゃうけれども、『青い花』のアニメは神掛かってましたなw 原作はまだ続いているのに、アニメはアニメの世界でキッチリと完結していて、しかもそれが死ぬほど美しい。
ま、そういう意味で「谷川ワールド全開!」って感じではないんだよね。そこが残念な所でもあります。

それは兎も角、やっぱり今回も「結婚」絡みのエピソードが一つ出てきました。
けれど、今回はそれが非常に良かったんですよねぇ……。
今回は第一巻ですから、続刊が出てくるわけですよ。掲載誌を購入しようかと真剣に考えるくらい、今回の『清々と』はイカす感じがしています。

「今回はいい……今回はいい……」なんてうわごとのようにぶつぶつつぶやきながら、五回くらい読み直しましたからw
恒例の後書き「告白物語」にて判明するのですが、担当さんがGJです。

「まずはヒロインは必ず黒髪でお願いします」

良く言ってくれた! 今のような世の中だからこそ、谷川史子の描きだすパステルでセピアな恋愛モノが必要で、その為には黒髪の女の子は必須なのです! 「豊乳のヒト」が出てくるか否かは私的にはどうでもいいw 
清らな女の子が居てくれればいいんだ……w

昔の少女マンガって、そういう所はキッチリ押さえられていた気がするんですよね。
『姫ちゃんのリボン』だって、姫子は「このままじゃふしだらな女になってしまう……」なんて、悩む場面もありましたしw
ちなみに、今回のヒロインの属性は担当さんの言葉でもあるのですが、読者アンケートが反映されているようです。好きな女性のタイプをアンケートハガキで聞いていたようで、ちらりと見える限りでは「長髪」「黒髪」「太め」「丸顔」「タヌキ(顔?)」「身長が低い」なんて所にチェックが付いていたようです。ってそれどこの福沢祐巳?w 祐巳ちゃんは長髪、じゃないけど、それ以外はまさにって感じですな。

と、兎に角、今日、更に五回くらいは繰り返して読む積もりですよ。
さっさと年賀状書いちゃおうっと。


それでは、また。
[PR]

by s-kuzumi | 2009-12-28 20:34 | 日々之雑記 | Comments(0)
2009年 12月 27日

フリーサウンドノベルレビュー 『雨降りの夜には』

b0110969_2035559.jpg

今日の副題 「久々の館モノ」

ジャンル:ホラー(?)
プレイ時間:30分くらい。
その他:選択肢あり、バッドエンド、ノーマルエンド、トゥルーエンド。
システム:NightmareSystem

制作年:2002/8/28(初版)
容量(圧縮時):2.48MB




道玄斎です、こんばんは。
今日は何故か、ホラーを、しかも少し古式ゆかしい感じのものを探してきました。初版が2002年で、今回プレイしたものは2006年にヴァージョンアップされたもの。あまり他のサイトなどでも紹介されていないものなんじゃないかな? と思います。
というわけで、今回は「臥龍の深淵」さんの『雨降りの夜には』です。
良かった点

・古式ゆかしい、館モノの雰囲気がたっぷりのホラー作品。


気になった点

・トゥルーエンドへ行く為の推理……出来ないんじゃ……?w

ストーリーは、サイトの方から引用しておきましょう。
雨宿りによった廃墟のような病院
そこで、出会った老婆と少女
ホラーかな? かなり力を入れて作ったつもりです。
NightmareSystem 同梱 SEを入れたためサイズが少し大きくなりました。(2.5mbyte弱)
登場人物はすべて架空の人物です。

という感じ。
サイズが大きくなりましたって、2.5MBですから、今の水準からすれば「滅茶苦茶小さい」と云っても過言ではなかろうかとw ただ、「SEを入れたため」とあるようにBGMは無くて、効果音のみ、となっていまして、それが逆にホラー系の作品としてマッチしていた部分でもあります。
それがまた、恐さをかき立ててくれるような良質の効果音がグーな感じで使われており、効果音を作る者としても「こういうのが作れたら」と思えるようなものでしたよ。

で、久々に館系のホラー作品。
館系ってジャンル名があるのかないのか、私が勝手に使っている言葉ですけれども、こうしたノベルゲームを少なからずプレイした方はピンと来るのではないでしょうか?
『1999 Christmas Eve』とか『柵の淵』とか、『Bisque Doll』とか、建物の中を探索していくタイプのホラー作品です。多くの場合、その建物に閉じこめられて「どうやって脱出するのか?」みたいな部分が焦点となり、謎を解き明かしていく内に、その館を巡る陰惨な過去だったり悲劇だったりを知り……という、そういう或る意味でお馴染みの作品の事です。

最近、この手の館モノ、あまり新作として見かける事はないのですけれども、私はやっぱり結構好き。
まだレビューを書いていないものだったら『June Bride』(あってる? ちょい自信無し)とかもそっち系だった気がしています。以前、プレイした時は(何年前だ??)あんまりコンプリートとか意識していなかったので、トゥルーエンドらしきものを見て、さっくり切り上げた記憶がありますねぇ。


一応、館モノに分類していますが、本作はメインとなる舞台は「病院」です。しかも、バッドエンドを回避してトゥルーエンドに行くためには、「夜の病院」でないとマズイので、雰囲気バッチリ。
よくよく考えてみれば、日常に於いて、病院ほど「死が身近」にある場所はない、と云えるかもしれません。例えば入院とかした経験のある方ならご存じだと思いますけれども、夜中の病院の恐さは半端じゃないですよねw 「喉が渇いたぜ……」ってな時に、自販機で飲み物を買いに行ったりする時、自分の出す足音が妙に気になったり、非常口の明かりがいやに目立って見えたり。

何が云いたいのかってーと、病院って結構怖いぞ、とw
怪談関係の本を一冊見てみれば、その中に一本や二本、病院にまつわる怪談が入っているハズです。ですからホラーとは凄く相性の良い舞台なんですよね。しかも、何かワケアリな病院だったら……? それが本作のオイシイ所。

天候不順によって、病院に宿を借りた主人公一行(ちなみに、主人公はヒロ。その友人の美鈴、ナンパな感じのオガも一緒)は、奇妙な老婆と可愛い娘さんと出会います。
老婆の衣装は西洋風の喪服みたいな感じですし、女の子も黒いドレスを着ている。なーんか、怪しげな病院なわけですよw 

悲しい哉、その怪しい地下室に行った際に、友人が懐中時計を落としてしまって怪しい病院だと知りつつも、再度その病院に行く主人公と友人。こっからが本当の本編って感じですかね。
選択肢も出てきて、実際にバッドエンドを体験したりするようになります。

ここらで、解説しておくべきなのは、本作がNightmareSystemなる自作と思しいシステムを使用している、という点。NScripterや吉里吉里/KAGになれてしまっていると、やっぱりちょっと使いにくく感じる部分があります。右クリックを押すと即座にセーブ画面に。「じゃあロードはどうすんだ?」って事になりますが、所謂「右クリックでメニューを表示」は本作の場合「右クリック押しっぱなし」で行います。んで、「セーブ」なり「ロード」なりは右クリックをしたままカーソルを移動させ「そこで右クリックを解除」してやることで選択される、という昔のLinuxのウインドウマネージャーみたいな独特の操作性。
普通に右クリックすると、丁度カーソルがセーブの位置にあるわけで、右クリックだけポンと押すと、セーブが選択される、という事になるわけです。
個人的には、文字表示の部分も「高速出力」の方が使いやすいかな? と思いました。

読み返しが出来ないとか、色々あるわけですが、短めの作品ですし、何より自作は凄いじゃないか、という事で、システム面に関してはあまり突っ込まない方針で。


気になった点は、やはりラストへ向かう選択肢の問題、でしょうか。
夜の病院を探索し、情報を集め、それを元に推理をして事の真相を知る、というタイプではあるのですが、恐らく普通に推理は不可能なんじゃないかとw 探索して得られた情報が、どうにもトゥルーエンドへの選択肢に直結しないというか。ミスリード……ともまた違う、何か凄い独特なタイプでした。

この時点で、プレイヤーは幾つか情報を持っているわけです。
「○○で、何かがあったらしい」とかね。
だけれども、最後の謎解きで、そうした情報が全然役に立たないというかw けど、まぁ選択肢には限界がありますから、総当たりでやるなりすれば、いつかは解けてしまいます。そうして明らかになる真相が、こちらの予想の斜め上をいくわけで、ちょっと軽く衝撃を受けましたw
もうちょっと丁寧な描写があるなり、或る意味でプレイヤーをリードしてくれるような部分が、もうちょいあっても良かったのかな? っと。少し後半からラストに掛けてがストーリーも不明瞭な部分もあったりして。

「事のおこり」が、アレだった、と云うのには少し無理があるんじゃないかなぁ、と。
その時点で明示されている情報を頼りに選択肢を選ぶと、絶対にトゥルーエンドには行けません。多分……。
最後に三連発くらいで選択肢が出てくるんですが、一個目が難しいわけです。一個目が分かれば二個目は割とすんなり。で、三個目もちょっと難しい。
推理として見た場合、これは無理があるんじゃないかなぁ……と思わざるを得ないw


けれども、ホラーとして見た場合、意外な程楽しめてしまうのも事実なんですよね。
今だからこそ逆に新鮮な影絵のホラー作品として、雰囲気は出てますし、結構夜の病院の探索も楽しいしね。何度も同じとこ出入りしたり、条件が変わった段階で同じ所を探索すると、またセリフとかが変わったり、この手のゲームの王道ではあるのですが、そこがダルくならず楽しい、というのは評価したい所。
そのホラーとしての面白い部分が、ちゃんとラストの選択肢に反映されていれば文句なし、だったんですが、やっぱり、そこが引っかかっちゃうかな。
その最後の選択肢までは、割と楽々行けると思います。で、どれだけすんなり最後の選択肢三連発を突破出来たか、で評価も変わってくるかもしれません。
完全なネタバレはしませんが、軽くヒントを。「“主人公達”の直接体験」を選択するようにすると、二つ目までは大丈夫だと思います。三つ目はあれこれ試してみて下さいw


大体こんな所でしょうか?
ラストのオチと、ホラー作品としての中身がもっとリンクしていて、納得感のあるオチだったらより満足度が高かったのではないかと。
古式ゆかしい館系ホラーが好きな人は一度プレイしてみては?

それでは、また。
[PR]

by s-kuzumi | 2009-12-27 20:03 | サウンドノベル | Comments(0)