久住女中本舗

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2010年 09月 30日

ノベルゲーム愛好家のDTM勉強会 第二十一回

道玄斎です、こんばんは。
久々のDTMの話題ですねぇ……。以前は確か、SAKURAというシンセサイザーを購入した時に書いたような……。



■Soundationを使ってみよう

水面下でじわじわと進行している企画Novelers' Material。
広く素材を扱うサイト……というかデータベース(?)なんですが、BGMなんかは結構花形でして、色々な方のグーな素材が手に入ります。
まだ、一般公開はしていないのですが、テストして下さっている方、或いは一緒に作業して下さっている方、にはお馴染みですね。

で、私も手持ちのBGMをアップしたりしています。
怪しいセンスのタイトルの曲(えっ? 怪しげなのはタイトルだけじゃないって?)を何曲かアップしているわけですが、「また一曲作ろうかなぁ」と思っていた矢先に、面白いものを見つけました。

それが、Soundation
ウェブ上で音楽が制作出来るツールというか、設備というか、そういう感じ。別にシーケンサーやらを買わなくてもネットに接続できる環境があれば誰でもBGMを作ることが出来ます。

加えて、「素材を組み合わせる」タイプの、ACID的なサービスですから、音楽の知識がゼロでもまったく問題が無かったりしますw
気に入った素材を気に入った順序で貼り付けていけばOK。それ、考えるとACIDってのは凄いソフトですよねぇ……。

で、見つけちゃったんだから使わないとマズイですよねぇ?w
FAQとかを見てみると、そこで作った音楽は、商用として販売しようが何しようが全然OK、という事だったので、Novelers' Materialにアップしておきました。

本当に、サラッと適当に素材を見繕ってきてやって、貼り付ければ完成! という感じなのでアレな感じはあるんですけれどもね。
ただ、割とそうやって出来合いのものを切り貼りしていく……ってのは割と得意みたいで、作業していて結構楽しいですねぇ。何だかんだ云って、完成品を聴いていると愛着がこみ上げてくるのが困りますw


さて、このSoundationなんですけれども、優秀なサービスでして、ちゃんと各トラックにエフェクトも掛けられますし、音量やパンの調整も出来たりします。
尤も、「出来る曲は、用意されている素材に完全に依拠する」という部分はあるんですが、それは短所というよりは「そういうもの」として受け止めるのが吉。

これ、普通にフリーで使えるんですが、お金を支払うと使用出来る素材の数が増えるのかな? 何かそんな感じです。当然の如く西洋のものなので、全然詳しく見てないんですよw 直感的に操作出来ちゃいますからね。もしかすると、私が思っている以上に奥の深いソフトなのかもしれません。

ただ、欠点もいくつかあって、「ミキサー」をどうやって表示させたらいいのか、が全然分かりませんw
マスターの音量レベルを見ないと、どうしようもないんですけれども、それが出来ない……。しょうがないので、自分の耳を頼りに何となく音量を調整して……みたいなそういう感じ。

書き出しは、独自形式のファイル(これを読み込ませるとプロジェクトが復帰出来る)と、.wavで行えます。
ですので、取り敢えず.wavで書き出して、それをFL STUDIOに読み込んで音量やらを調整して.mp3で書き出す、という形で仕上げました。
ちなみに、Soundationだけで仕上げた状態のものは、

こちら

です。出来に関しては……ノーコメントですけどw 
ちなみにタイトルは『篠ノ井高等女学校の朝』と相成りました。タイトルを考える時が一番楽しいですよねw
まぁ、毎度お馴染みの感じはするんだけれどもw
※今、自分で聴いてみたら頭にピアノのノイズが入っちゃってるなぁ。.wavで書き出すとそういう音は載らないのに……。


兎に角、凄い簡単にBGMが作れちゃうので、是非興味を持たれた方はお試し下さい。
そして、素敵なBGMが出来上がったら……Novelers' Materialに登録して下されば小躍りして喜びますw

今は本当にこういう便利なものが出てきて、面白いですよね。
似たようなサービスがある! とか「もっとグーなものがあるぜ?」なんて事が御座いましたら、ご一報下さいませ。


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-09-30 20:23 | 日々之雑記 | Comments(0)
2010年 09月 28日

なんてことない日々之雑記vol.313

道玄斎です、こんばんは。
今日も今日とて日々之雑記でお茶を濁します。あっ、けど、今日は割と珍しい感じの話かもしれませんね。



■携帯電話を変えた

多分……恐らく……このブログを始めた時から、一度も携帯電話の機種変更をしていませんでした……。ここに来て、本当に久々に(なんと3年以上?)、携帯電話の機種変更をしてしまいました。

いや、別に、その以前使っていたものに何か愛着があったとか、或いはとっても大切なメモリーが詰まっていたとか、そういう事はないんですけれども、ほら、携帯電話ってなんかもう、色んな機能が付いちゃって昭和生まれにはついて行けない所があるというかw

それが不思議なもので、パソコンだとか、そっち系だったら全然最新のOSにしたとしても、怖がらずに操作出来るハズなんですが、携帯電話だけは何か凄い苦手で。。
いや、ちゃんと電話を掛けたり受けたり、或いはメールを打ったりって事は出来るんですけれども、それ以上の突っ込んだ使い方……所謂「+α」になるとからっきしでござんして。

で、何か最近、凄い電池の消耗が激しかったり、或いは、何もしてないのに「圏外」になったり……と不具合が頻発していたので、思い切って機種変してみました。
もう、携帯電話とは10年以上の付き合いがあるわけですが、今回、初めてカラフルな感じのものをチョイス。淡いグリーンなんですが、中々いいもんですねぇ(今まではずっと黒系)。

データも一応、全部移して貰ったし、何とか新しい携帯ライフを満喫出来ています、多分w
それにしても、今の携帯電話は、画面が綺麗ですね。今までのちょっとくすんだ感じの色合いとは打って変わって、物凄く鮮やかで綺麗な感じ。
機種変に当たって、そういうグラフィカルな面を重視するって考え方もありますが、私が重視するのは、相も変わらず「國内メーカーから販売されているのか?」という点だったりしますw Made in Japanじゃないと、どうしても不安で、ね。
お値段的な事を云えば、某K国製のものが一番安かったんですが、そこはやっぱり、ねぇ……?w
国内メーカーのものを購入すれば、何となく、国に還元しているような……そういう良い心持ちもしますしw この国も長い事ねぇなぁ……と思いつつも。。


で、折角なので、新しい携帯電話の写真を撮ろう! と思ったんですが、自らの撮影機能で自らを写せない……という当たり前の事に改めて気がついたのは、ついさっき。
あっ、そういえば、当然ながらカメラの画素数が上がりました。そんなに撮影とかしないので私には勿体ない機能なんですけれどもね。

ああ、勿論、電話番号、メールアドレス等は変わってませんので、それらをご存じの方は今まで通りに送って下されば大丈夫です!


さて、携帯をあれこれ弄ってみたのですけれども、iアプリってあるじゃないですか。
ちょっと触ってみたら、どうやらノベルゲーム的なアプリ(の体験版)があるじゃないですか! それを逃す手は無かろうってんで、プレイしてみました。
「ちょっと良い話」的な感じで、クサイ感じでしたけれども、やっぱり楽しめちゃうのでした。
けれども、そこまで携帯のハードは新しくなっても、ゲーム自体は割と古式ゆかしい感じでw


というわけで、凄い珍しい携帯変更記録でした。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-09-28 21:20 | 日々之雑記 | Comments(0)
2010年 09月 25日

フリーサウンドノベルレビュー 『Serenade』

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今日の副題 「絶妙な不治の病の物語」

※吟醸
ジャンル:隔離病棟の患者と担当看護士の恋愛アドベンチャー
プレイ時間:1時間ちょいくらい。
その他:基本選択肢は無し。クリア後に「MAIL」にキーワードを打ち込むと……。
システム:NScripter

制作年:?/?/?
容量(圧縮時):24.8MB




道玄斎です、こんばんは。
今日は久々、普通の形式のレビューです。例によって「ダウンロードだけしてあって、デスクトップに積んであった」ゲームなんですが、毎度毎度、「もっと早くプレイすれば良かった!」とw
というわけで、今回は「巡遠」さんの『Serenade』です。
良かった点

・ありきたり、では終わらない「不治の病」モノ。ありそうで無かった、グッと感動出来るエンド。

・ぶっきらぼうなヒロインの短いながら、印象的なセリフが作品を盛り上げる。


気になった点

・文章表記でやや気になる部分が。

・あの「MAIL」解説の時のトーコのギャップに、些か戸惑うw

ストーリーは、ベクターの紹介文から引用しておきましょう。
不治の病に犯され隔離病棟に入院している、園田と、
何をやらせても不器用で愛想も無い担当看護士、館林 東子の
隔離病棟で繰り広げられる物語です。

物語は、章ごとに園田、東子と交互に物語が進みます。
基本的に選択肢はありませんが、本編クリア後に
おまけも用意されています。

こんな感じ。


先にも書きましたが、本作は所謂「不治の病」モノです。
2010年の今、寧ろ「不治の病」モノって凄く作りにくい気がするんです。金字塔みたいな作品はありますし、同じテーマの作品も数多くあります。
ですので、病院、不治の病……なんてキーワードで物語を組み立てると、中々そういう設定の「ガワ」の部分でオリジナリティが出しにくいような……そんな気はしてたんですよね。

そんな中で、本作はかなり良い線、いってたんじゃないでしょうか?
直球の恋愛モノ、とも違うし、単純な不治の病モノとも一線を画している……。
ともすれば、安直な「ヒロイン殺し」だったり「主人公殺し」になってしまうところが、非常に納得のいく形で纏められていた所、非常に好印象です。

ストーリーの大きな流れで見てると、こういう印象なんですが、細部にもちゃんと力が入っていましたよ?
私が個人的に「これは印象的だな」と感じたのは、ぶっきらぼう看護師のトーコさんの発話です。

「からかってるでしょ?」

というセリフが随所に出てきて、彼女の性格だったり、主人公との距離感だったりを上手く演出してくれています。ちょっと多用しすぎ……な所はあるにしてもねw
他にも、単発のセリフですけれども、

「私以外の人は、からかわないでほしい」

とか、短くも印象的なセリフがトーコというキャラを作っていたんじゃないかな? と思います。
うんと簡単に云ってしまえば……ツンデレというかクーデレというか、どちらかと云えばそういうタイプで、作中でも「ツンデレ」疑惑が掛けられていましたが、上手く云えないけれども、そういうちょっと俗っぽい感じでもないんですよ。
一つには、トーコというキャラのバックグラウンドもちゃんと描写されており、それが現在の性格にどのように影響を与えているのか? をプレイヤーが読み取れるからだったりします。

ほら、アニメとかラノベとかに出てくる娘さんって、一概には云えないけれども「最初っからツンデレ」であって、別にツンデレになった理由なんて描写されないですよね? 云ってしまえば「キャラとしてのツンデレ」であって、そこに深い理由は無かったりして。
そういう意味で、トーコさんの「ツンデレっぽさ」は、ナチュラルで見ていて感じの良いものでした。


さて、ここらへんで気になった点と絡めて、一本脱線いれておきましょうか。
なんか以前にも書いた事がある気がしているんですが、確認の意味を込めて、もう一度。

本作は、今までつらつらと書いてきたように深みがあって、凄く良い作品、なんですが、何となく文章の表記とか体裁の部分で気になる部分が……。
飽くまで、今から書くのは「原則」です。それが絶対解ではない、という点だけご注意下さい。

で、思いつくままに書いちゃいますけれども「?。」という表記は、これは「?」だけでOKですね。
文末が「!」「?」で終わる時は、句点を入れなくても良い、という事です。

あと、三点リーダーの使い方として「……」と二つをワンセットで使うのが普通……かな? たまにプロのゲーム作品とか見ていても、そういう原則から外れている事があったり、そもそも三点リーダーじゃなくて中黒(=・)を使っていたりする事もあります。
あとは、「!」「?」などを使った後、文章が続くのならば、「全角一字スペースを空ける」という原則が。勿論、それで文章が終わって行が変わったり、カギ括弧が閉じたりする場合はスペースは不要。

大凡、こんな所かなぁ……。
あっ、あとは、会話文は『 』じゃなくて普通に「 」を使えば良いような……。『 』って書籍の名前とか、或いは「 」内で更にカッコを使いたい! なんて時に使う為のものだったりするわけで。
まとめると、


「……! あれは、『全国今川焼き図鑑』じゃないか!」


みたいな……。相変わらず酷い文章ですけれども……w
兎に角、どこまでこうした「原則」を採用するのかってのは、それぞれの裁量に掛かっていますが、「?。」は直してもいいかなっと。


ここらでまた軌道修正。
ジワジワッと心を侵食していくような作品なので、一応プレイ時間は1時間ちょいとしてありますけど、プレイしている時間を測定して後で加算しただけですw 実際は、丸々1日以上掛けてじっくりじっくり読んでました。

ちょぴっと読んで、色々考えたり、内容を反芻したり。自分だったらどうするか? を考えたり……。
これもまた、一概には云えないんですけれども、個人的に良い作品だと思うものの中に、「プレイヤーが我が身にたどって考える時間を提供してくれる」様な作品というカテゴリーがあるような気もします。
流れるようにストーリーが進み、楽しくエンディングを迎えられる。そういう作品も大好きなんですが、一方で、ちょっと立ち止まって、考えさせてくれるような、そういう作品もいいよね、って事ですな。

内容的にはシリアス……なんですけれども、それが「ただ単に暗いだけ」にならずに、絶妙なエンドを迎えており、好印象の作品でした。
あと一点、気になって点を述べれば、本編クリア後に「おまけ」の示唆がなされるんですが、その時のトーコさんのキャラが、浮いてる……様な気がしないでもないw

そんなに有名な作品、ではないと思うのですが、良い作品だと思います。ですので、今回は吟醸を。
そうそう、本編クリア後に、タイトル画面の「MAIL」から文字を打ち込む事でおまけのストーリーを見ることが出来ます。
私は、二つ三つくらいおまけを見て、「これ以上見るのもなぁ……」と思って自粛していますw 本編は本編で綺麗に完結しているので、寧ろ自分の印象の中での純度を高める為の自粛ですw
とはいえ、50個でしたか? おまけがあるので、「この作品を骨の髄までしゃぶりたい!」という方は是非、コンプリート目指してみて下さい。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-09-25 14:28 | サウンドノベル | Comments(0)
2010年 09月 20日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『くだらない話』

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道玄斎です、こんばんは。
三連休という事なので、気になっていた作品を一本プレイ。どの程度の長さか分からなかったのですが、実際プレイしてみたら凡そ20分でしたので、番外編にてお届けいたします。
というわけで、今回は「ノベルゲームセンター」さんの『くだらない話』です。


一概に云えませんけれども、自ら以て「くだらない話」と述べている作品は、大抵面白かったりしますw
本作もくだらない、どころじゃなくて、普通に面白いですし、少し懐かしい感触なんかもあって、久々に楽しかったですねぇ……。

あっ、ちなみに、本作はNScripterとか吉里吉里/KAGとかではなくて、「まぜまぜのべる」にて制作されています。つまり、ダウンロードしてプレイするタイプの作品ではなく、ブラウザ上で遊べる作品だという事ですね。
そんなに頻繁には、扱わないのですが、年に一回くらいはFLASHを使用した作品をご紹介しているような……。今回のレビューもそうした流れの延長線上にある、と思って下されば幸いです。


さて、本作の舞台は、1990年代の初め頃でしょうかね。
『一つ屋根の下』という当時ヒットしたテレビドラマの名前が出てきたり、B'zやZARDといった歌手が大活躍していた時期だと書いてあります。
懐かしい時代ですねぇ……。そんな時期に中学生だった男の子と女の子。それが本作の主人公達です。

当然、携帯電話もなく、ポケベルがほんの少しだけ普及の兆しを見せていた……そんな時代でしょうか。
仲良くなってメールアドレスを交換して、即座にメールを打つ。そういう関係ではなく、今から見れば非常に原始的とも云える「文通」で二人は交流していく事になります。
そもそも、何で文通を開始する事になったのか? というのは、本編を見て頂ければw ここでネタバレをしちゃうのはちょっと勿体ないですからw

ストーリーというか、主人公の男の子の造型なんかは、割とありがちな、「殻に閉じこもっているタイプ」なんですけれども、文通という小道具があったので、ちょっとこう一味違う感じになってましたねぇ……。
「聖母のような女学生の惜しみない愛によって心を開いていく」というわけでもなく、ヒロインの方も等身大の「女の子」という感じで、リアリティを感じました。

イラストは凄く雰囲気の良いもので、ヒロインも可愛かったですね。こういうタイプの絵、凄く好きです。
ラストも、青春ならではのちょっぴりホロ苦いというか、「明朗ハッピーエンド!」という感じじゃなくて、ほんのすこしプレイヤーに想像の余地を持たせるような、そういう処理で私的な分類に従えば「余韻タイプ」という事になりますね。

気になった点は、一点だけ。
文通の内容がバレて、ヒロインがちょいと厭な目に遭うんですけれども、「何故バレたのか?」が分からなかったような……。
あと、これはツールの関係でどうしようもない、とは思うのですが、やっぱりバックログが使えないと、少し不便ですよね、っと。


1990年代に青春真っ盛りだった人は勿論、そんな時代をご存じない方も、楽しめる作品ではないかと思います。文通だからこそ、紙にペンで書くからこそ見えてくるもの。そんなアナログならではのエラーが盛り上がりに一役買っていたりします。
ダウンロード無しに楽しめる作品ですので、さっくりと青春恋愛モノをプレイしたい方は、是非どうぞ。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-09-20 21:33 | サウンドノベル | Comments(0)
2010年 09月 15日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『Sister』

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道玄斎です、こんばんは。
今日もさっくり、短めのものをプレイ。“デスクトップ積みゲー”になってるんですが、「何故もっと早くプレイしなかったのか!」と後悔する事も屡々。
というわけで、今回は「QUADRIENNALE」さんの『Sister』です。


本作は、例の百合ゲームコンテスト(?)のGirls Party参加作だったようです。
百合……的な要素は無いわけでもないのですが、直接的な描写やら、或いは生々しい描写は皆無です。寧ろ、幼なじみの女の子同士の友情とか、そっちの方に焦点が置かれるので、百合が苦手って方でも問題なくプレイ出来ると思います。

舞台は教会、礼拝堂という事でしょうかね。
元気系の夏と、おしとやか系の柚の幼なじみ二人が、礼拝堂で偶然顔を合わせ会話していく……。というのが大筋です。話を見ていくと、どうやら夏と柚は半ば絶縁状態にあったようで、二人にまつわる過去から現在までのエピソードが彼女たち自身の口から語られていくことになります。

単純なエピソード集で、何となく百合! ってんだったらアレですけれども、ちゃんと短編の良さを活かした「一ひねり」が加えられていて好印象ですねぇ。
後半、「ん?」となるセリフがあって、それがラストの伏線というか布石になっているんですよね。

そして、勿論、期待を裏切らない、結構「いい感じ」のラストが待ってます。
総プレイ時間で云えば、5分かそこらなんですが、過去から現在までのエピソードが、五月蠅くないレベルで語られていくので、割と作品としての厚みがあったんじゃないかな? と愚案致します。

ここらへん、さじ加減が難しい所で、エピソードを並べていけば一本の作品になるのか? って云ったら、必ずしもそうじゃないわけで。
「どのエピソードを並べるのか?」「どの程度の数並べるのか?」という割とシビアなジャッジがあって、作品のバランスが保たれたりします。
又、礼拝堂らしい静謐な空間の雰囲気も良かったですよね。そんな場所で、仲の悪くなってしまった二人が偶然出会い、昔を思い出し会話していく……。それだけで十分オイシイわけですがw


この手の「コンテスト内容によってジャンルコード」が決まっている作品には、いつも書いてる気がするんですけれど、先ずは先入観無くプレイしてみてもいいんじゃないかな、と。
一応百合、っていうだけで、本当に普通に何も予備知識無くプレイしたら、百合作品……とは思いがたい部分すらありますし、それで十分楽しめるものになっていたと思います。
云うまでもなく、百合好きの人でも楽しめますよw

今日は大体、こんな所かな。
そろそろ、ワンプレイ2時間くらいある、遊び応えのある作品もプレイしたくなってきたので、近々何か見つけてきます。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-09-15 23:49 | サウンドノベル | Comments(0)
2010年 09月 14日

なんてことない日々之雑記vol.312

道玄斎です、こんばんは。
今日は、ゲームをプレイする気力が減退しているので、効果音絡みの話題でお茶を濁そうかと……。DTMの方じゃないのは、大した事を話すわけじゃないからですw



■効果音の愉しみ

例の企画で、SEの項目に何一つファイルが無いんじゃまずかろうってんで、いくつかアップロードしてみました。
ちょっと作り直したりしたものがあったりして、そういう作業をしていたら、久々に効果音作りの情熱が、また沸々と蘇ってきました。

で、定番もいいとこの素材を作ってみたわけですが、定番というのは、「良く耳にする素材」とほぼ同義です。
具体的な言及は避けますけれども、一昔前のホラー系の作品で良くお目に掛かったようなヤツですね。その素材、自分で効果音制作を初めてから、「どうやって作ったのか」というか、その出自が分かってしまうんですけれども(某シンセサイザーの……FXに……)、まだまだ、弄り甲斐があるなぁ、と改めて思いました。

基本的な音は変わらなくても、エフェクトの掛け方次第で、もう一ひねり出来るというか。
ボコーダーをゆるーく掛けたりしてみると、ちょっとモダンな音になったりしてね。


で、シンセで作れる効果音(とかジングル)はそれはそれとして、ちょっと本当に「マイク」を購入して、録音をしていこうかとw
録音が出来れば、色んな音を自分で録る事が出来ます。
色々アマゾンだとかを調べてみると、マイクはそんなに高いものじゃないですねぇ。歌を歌う人にとってみれば、マイクは重要な道具ですけれども、私にとってみれば、「取り敢えず効果音が録音出来ればOK」という事になりますw

ラジオとかに使っているヘッドセットで、録音が出来る事は既に確認済み。
ただ、あのヘッドセットだとどうしても、変な音が載るので、マイクの必要性がいや増しているのでした。

まぁ、使い勝手の良いものを! となると中々難しいものがあるのですが、又、私流に「質より量」で押していく作戦もアリかなぁ? なんて思ったりしてw



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-09-14 20:44 | 日々之雑記 | Comments(0)
2010年 09月 11日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『清未ちゃん』

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道玄斎です、こんばんは。
今日も今日とて、さっくりとプレイ出来る作品を探していたら、ちょっと気になるタイトルのものを見つけてしまいました。ただ、シンプルでありながら、どこかしら「ホラー」の匂いを感じさせるタイトルで、半分おっかなびっくりプレイしてみたら、不思議な感触を残す、何とも云いがたい作品だったので、取り上げる事にw
というわけで、今回は「Mole Waltz」さんの『清未ちゃん』です。


BGM無し、SEアリ(←ちょっと恐目の音多しw)の或る意味で硬派な作品。
イラストもご覧頂ければ分かるように、ザックリ描かれた良い意味でのギスギスした感じがたまりませんねぇ……。

ストーリーは、割とオーソドックスに、好青年の主人公のクラスに転校生の女の子がやってくるのだけれども、その女の子は、ちょっと変わっていて……。
と、こんな感じで書けば、良くある明朗学園ラブストーリーみたいですけれどもw

個人的な感触で云えば、ヒロイン(?)である所の清未ちゃんは、ヤンデレ属性の持ち主。
兎に角、行動が病んでる……w
まぁ、ここまで極端じゃないですけれども、現実世界でも似たような事しちゃう人もいるみたいですよ。ホント余談になっちゃうんですが、「相手がどこまで許容してくれるか試さずには居られない」というタイプの人がいるみたいで、それがリアルヤンデレに近いんでしょうね。。

恋人同士という特定の状況下に於いてだったら、まぁ、或る程度はそういうのも許容されるというか、駆け引きの一種というか、そういう感じがしないでもない(上手くいけば微笑ましいエピソードになる?w)。
だけれども、それを友達にやっちゃダメだろw

それは兎も角、病んでる清未ちゃんですが、おどろおどろしさ、というよりは寧ろ、ちょっと「笑って」しまうような、そういうテイストで描かれるので(ネギとか、効果音と相俟って笑ってしまいましたw)、読んでるこっちが憂鬱な気分になったり……という事は多分ないんじゃないかしら。

そして、てっきりちょっぴり笑えるホラーになるのかと思いきや、意外や意外、思わぬ所に着地していて、それにもびっくりですw
後書きを見てみると、飽くまで本作は「学園ラブストーリー」なんだそうで……ってやっぱり純粋な学園ラブストーリーと云うのは、些か無理があるような……w


強烈に感動出来るとか、猛烈に恐いとか、そういうのではなくて、さっくり10分程度で「なんだか捉えようがないけれども、妙にクセになる感じ」が味わえる、そんな作品かもしれませんね。
大凡10分、長くても15分程度しか掛からないと思うので、興味を持たれた方は是非、ご一読を。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-09-11 00:30 | サウンドノベル | Comments(6)
2010年 09月 09日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『まほうつかい』

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道玄斎です、こんばんは。
今日は久しぶりの番外編。さっくりライトなノリで楽しめる短編作品を紹介致します。
というわけで、今回は「よろずCircleAKA」さんの『まほうつかい』です。


番外編、ですからストーリー紹介や、良かった点、気になった点は特に挙げません。
何しろ、基本20分未満くらいの短い作品ですから、あんまり微に入り細に入りあれこれ云ってもしょうがないですからね。
本作も、大凡5分もあれば読了可能な、本当にさっくり遊べる作品でした。

さて、本作『まほうつかい』ですけれども、結構有名な『マホウツカイ』とは別物ですw
あちらは2、5~3時間くらいプレイ時間も掛かりますしねw

毎度毎度、あっと驚く急展開、はたまた手に汗握るバトルだったり、複雑に入り組む人間模様……なんてものばかりプレイしていると、少々食傷気味になってしまいます。
或る意味で、ヒネリが無い、それでいながらストレートな良さが味わえる作品……そういうものが恋しくなる時期ってありません?

前者が満漢全席だとすれば、後者は梅干しを入れたおかゆ。
胃もたれしたときに食べると、こんなに有り難いものは無い、そういう優しい手触りです。


5分という尺の中に、或る意味で直球で優しいラブストーリーが描かれるわけでして、「たまにはこういうのも何かいいなぁ……」と思わず唸ってしまいましたw

一応、ちょぴっと作品に触れておくと、主人公の慧斗と、ヒロインの真帆の何てこと無い午後の一時を描く……んですけれども、真帆がいきなり飛ばしてきますw
曰く、「わたし、実は『まほうつかい』だったんだよ!」と。

以前、『エビタベル』という作品をプレイしたのですけれども、ちょっぴりイントロ部分が似てますね。ヒロインが通常では「あり得ない何か」を自称して、男の子の気を引こうとする、みたいな。
そういえば、『エビタベル』も実は優しいラブストーリーで、中々個人的に気に入っている作品だったりします。

ラストのオチも、まぁ、或る意味で「落ちるべき所に落ちた」って感じはするんですけれども、それが、厭味がなくて、気持ち良いですよね。イラストも綺麗ですし、夏の午後らしい爽やかさもちゃんと表現出来ていたんじゃないかな、と思います。
是非、第二弾、第三弾のノベルゲームも制作して欲しいですねぇ。


ちょっぴり甘酸っぱい、短編恋愛ノベルを求めている方にお勧めの一本。
たまには、こういうストレートな作品も良いものですよ。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-09-09 20:34 | サウンドノベル | Comments(0)
2010年 09月 08日

フリーサウンドノベル関係の雑記 箸休めvol.42

道玄斎です、こんばんは。
ノベルゲームにまつわる(時々、あまり関係無かったりするけど)あれやこれを、語っていく「箸休め」のコーナー。今回で42回目、ですけれども、日々之雑記に比べると、些か数値的に見劣りしますねぇw



■初心者向けのノベルゲームって?

ネットでは、ノベルゲームの愛好家はそれなりに目に付きます。
こうやってブログを作ってプレイ記録を付けたり、日々のどうでも良い事柄を書いたりしているだけで、同好の士からコメントを頂いたり、或いはメールを頂いたりする事も屡々。

それが、リアルな世界に目を向けてみると、悲しいくらいにノベルゲームのファンは居なかったりしますw
皆さんの身の回りに、ノベルゲームを語り合えるような、そんなご友人などいらっしゃいます? 恐らく8割9割くらいの方が「NO」と答えるのではないかと。

勿論、リアルでノベルゲームに興味関心のある友人が、ゼロと云っても過言ではない私ではあるわけですけれども、極々稀に、「ノベルゲーム? 何ソレ?」みたいな、「ちょっと興味持ってるんじゃねーか? こいつ……」というような思わせぶりな反応をされることがありますw

良くある会話の流れでは、


「何かお勧めのゲームとかねーかな?」

「俺、あまりプレステとかコンシューマ向けのゲームやらないんだけど、ノベルゲームは結構やってるぜ」

「あん? ノベルゲーム……? なんじゃそりゃ?」

「ほら、昔『かまいたちの夜』とかってあったじゃん? 文章が出てきて絵があって、時々出てきたりする選択肢とか選んでいくゲームだよ」

「かーっ! あのかったりぃヤツな! 何であんなのが流行ってたのか分からねーぜ!」

「いやいやいやいや、時代は選択肢とかを要求しないゲームすら実現させている……。それに、ホラ、お前……その……なんだ……ロリコンだろ? 可愛い女の子の絵とか出てくるんだぜ(何を可愛いと思うか、それは個人差だがな……)」

「まじかっ! ん? ちょっと待ってくれよ。可愛い女の子に関してはあとでじっくり聞くとして、選択肢がないんだったら、それただ読むだけってことかよ?」

「(あっ、痛いとこ突いてきやがった……)」

「読むだけだったら、それ、ゲームじゃねーだろ」

「……それに関しては、色々な議論の積み重ねが無いわけじゃないんだが、ゲームとは何だ? 娯楽だろう? 楽しければいいんだよ。じゃあ、聞くけど、映画は娯楽じゃないのか? 映画には選択肢も何もないだろう?」

「おいっ! 話すり替えるなよ!」

「……まぁ、兎に角、美少女が出てきて、面白いノベルゲームは大量にあるんだ。短いヤツからどっぷり長時間楽しめるヤツまでな」

「そんなに云うなら、一本やってみっか……」

「おお! それがいい! 是非やりたまえ。今すぐやりたまえ!」

「で、アマゾンで買える?」

「…………」


みたいなね。
そこから、フリーで遊べるものがある、という事を伝え、その中にとてつもない珠玉の一作がある事を伝え、取り敢えずお勧めのものを何作か、ピックアップして伝えるんですけれども、中々、「ノベルゲーム」を知らない人にお勧めすべき作品、となると難しいんですよね。

いくつか要件はあると思うのですが、「割とさっくりプレイ出来る」とか、「ビジュアル的にクオリティが高い」とか、歴戦のノベルゲーマーからしてみれば、「軟派」な要素になっちゃうかも、ですけれども、色々考えて、その辺りでいつも作品を紹介しています。

具体的な作品名は出しませんけれども、中々、「これからファンになる(かもしれない)人」に向ける作品を選ぶって難しいですねぇ……。
あの「ごハミ○キ」のゲームとか、流石にちょっと勧めがたいですしw 原作のファンだったら怒られちゃうかもw


大変口幅ったい云い方なんですけれども、ウソでも数百本プレイすれば、流石に玄人とは云えないまでも、初心者とは云えないですよねぇ……w 
で、やっぱり、個人的に好きな作品(良く、偏りが指摘される……w)をそのまま、全くの初心者に勧める訳にはいかないんですよねぇ……。

そもそも、このブログも含めて、私の活動の根本にあるのは「草の根レベルのフリーのノベルゲーム/サウンドノベル布教」なので、そこらへん、色々頭を悩ませる問題です。
多分、恐らく、「それなりに数をこなしてきた歴戦のゲーマー」と、「全くの初心者」「数本プレイした入門者」では、好きなゲームって或る程度、傾向的な差が見られそうな気がする……。

大凡、云えそうなのは、年季が入ってくると「ビジュアル的な部分で惑わされにくくなる」って事かな。
いや、勿論、ビジュアルに力が入ってれば、すげぇ嬉しいんですけれどもねw
もちっと具体的に云えば、立ち絵の有無とかで、作品を判断しなくなるというかw 私も本当に何年も前は「絵がついてないとちょっとね……」と思ったりしてましたけれども、そうでない名作に触れて随分、考えを改めましたねぇ。


若葉マークのノベルゲーマーに勧める作品、皆さんだったらどんな基準で選びます?
結構、こういう事も考えていくと奥が深いよね。



というわけで、今日はこのへんで。
それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-09-08 21:10 | サウンドノベル | Comments(0)
2010年 09月 04日

フリーサウンドノベルレビュー 『夏の雫』

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今日の副題 「あなたは10年、待てますか?」

※吟醸
ジャンル:短編感動系ノベル(?)
プレイ時間:小一時間ほど。
その他:選択肢アリ。トゥルーエンド一種、アントゥルー二種、Ifエンド一種の計四種類。
システム:NScripter

制作年:2010/8/23
容量(圧縮時):22.1MB



道玄斎です、こんばんは。
何だか久々のノベルゲームのレビューな気がしますね……。今回プレイした作品は、先日のラジオでもチラッとお話した作品。何となく紹介文とかタイトルとかで気になっていたんですが、やっぱり良い作品でしたねぇ。
というわけで、今回は「晴れ時々グラタン」さんの『夏の雫』です。
良かった点

・短編とは言え、丁寧に作り込まれているのが良く分かる。

・100%ハッピーで終わらない、少しだけ物憂い印象を残すトゥルーエンド。こういうの好きなんですよw


気になった点

・前半部分、アイキャッチがやや多すぎるか?

・かなり早い段階で、大凡のストーリーが見えてしまう部分が無きにしもあらず。

ストーリーは、イラストも載っている紹介ページがあるので、そこへリンクを張っておきましょう。こちらからどうぞ。



というわけで、久々に作品を堪能致しました。
いきなりの脱線ですけれども、どうも、考えてみるに、「フリーのノベルゲームで、どの季節が一番多く描かれるか?」というと、それは「夏」になるのではないでしょうか?
『ヒトナツの夢』とか、『夏色のコントラスト』、或いは最近のものだと『僕と君の夏休み』とかね。次に多いのはやっぱり冬かな? 

季節感を感じさせる作品がある一方で、季節なんてどこ吹く風で、別の主題を焦点化していく作品も当然あります。勿論、優劣とかそういう話じゃなくて、と但し書きを付けておきますけれども、季節を利用する事で、その季節の持つ「イメージ」を作品に取り入れたり出来るわけで、それが気持ちよく作品内容とハマると、プレイしていて思わず興奮してしまう事も屡々。

夏でしたら、強い日差しと、その強さ故に生じる陰翳だったり、或いは、どこか懐かしさを思い出させるような、そんな雰囲気があるように思います。


こっからが本題ですけれど、本作も夏という舞台装置を巧みに使った、纏まりの良い良質の作品だったのではないでしょうか?
十年ぶりに故郷を訪れた主人公。そして蘇る少女との思い出と現在が交差しながら、ストーリーが進んでいきます。

実を云えば、その本当に冒頭の部分で、大凡、ストーリーの概略は分かってしまう……部分があったりしますw 何十本、何百本という数、ノベルゲームをプレイしていれば、似たようなイントロの作品を目にする事は一度や二度ではないはずです。
けど、それでも尚、何となく無印じゃ収まりが悪いなぁ、と思って今回は吟醸にしています。

理由はいくつかあって、小一時間という尺でありながら、かなり丁寧に作り込まれており、そうした作り込みの部分が、やっぱり作品にとって確かなプラスになっていた、という事。
100%天真爛漫でハッピー! という感じではなく、ほんのひとさじの物憂さや、切なさを感じさせるトゥルーエンドが極めて、私の好みに近かったという事、なんかが挙げられます。

立ち絵や一枚絵も、いいんですが、個人的にはやっぱり、随所随所に出てくる「影絵」的な演出が好きですねぇ……。作品の内容だったり、季節感を感じさせてくれる部分だったりと、かなり気に入ってしまいました。
ただ、これ、気になった点とも少し関わりがあって、影絵の演出は主に「アイキャッチ」部分で出てくるんですよね。
これも先に書きましたが、「現在」と「過去」が交差しながら、描写されていくんですけれども、都度、アイキャッチが入るんですよね。勿論、そのアイキャッチが入る事によって、「あれ? これは……現在の事……だよな?」みたいな、要らぬ誤解を招く危険性が減ってはいるのですが、チャカチャカっとクリックして読み進めていくと、前半から中盤に掛けては、1~2分に一回くらいアイキャッチが入る事になるので、些か五月蠅い部分が無きにしもあらず、といった印象を個人的には受けました。


とはいえ、割と「ありそう」な入り口であるのにも関わらず、最後まで読ませる底力、みたいなものは十分感じましたし、内容もやっぱり、私好みの良い感じのものになっていました。
夏を締めくくるのに相応しい、そんな一作だったのではないでしょうか?

尺も、小一時間……具体的に云えば、一ルート40分欠けるくらいですから、一気にプレイする事が出来るハズ。選択肢も一箇所だけですしね。
そうそう、トゥルーエンド、そしてアントゥルーエンドをコンプリートすると、トゥルーエンドの「If」ヴァージョンを見ることが可能。やっぱり、個人的には、本編トゥルーが一番好きですけれども、「何がなんでも超ハッピーエンドじゃなきゃ、納得出来ん!」という方にはお勧めw

まぁ、これはただの雑談……というか半分愚痴になりますけれども、10年待てる女の人って居ないですよ、きっとw いや、それが男だったら10年待てるんだ、頑張ればw
『源氏物語』の光源氏宜しく「待てない男」ってのも居るんでしょうけれども、何となくの実感として、男の方がピュアなので、10年くらいだったら何とか凌げたりするんじゃないかしら?w 逆に10年待ってくれる女の人が居るのならば……もう、その人と結婚するしかないですなw


大凡、こんな所かな?
又、お勧めして頂いている作品もありますので、また隙を見て、レビューが書けたら、と思っています。
まだまだ暑い日が続きますが、どうぞ体調等崩されぬよう。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-09-04 17:45 | サウンドノベル | Comments(0)