久住女中本舗

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2010年 10月 30日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『のべるのじかん』

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道玄斎です、こんばんは。
今日はなんだか又しても久しぶりな気がしますが、ゲームをプレイしたので、その記録……所謂レビューですね。何となく、まだ調子が悪いので、超大作とかは後回しにして、短いながらも味わい深い作品、をチョイスしてきました。
というわけで、今回は「LAT」さんの『のべるのじかん』です。


ここ最近、天候とかと相俟って、ちょっとダウンしていたのですけれども、ちょっと、くすりと笑えるような、そんな作品で、ちょっとプレイしていて気分が軽くなりました。

ちなみに、この作者さんの作品は、全部プレイしているのですけれども、まさかこういう作品を作るとは意外でしたねぇ。割といつも「泣かせる」というか、感動的な作品が多かっただけに、良い意味で意表を突かれた感じ。
ジャンル分け……というか、そういうのを無理にしようとすれば、きっと「ギャグ」というか「コント」というか、そういう方に入るのかな? 若干、例の「フリーソフト」シリーズに近い感触があったりなかったりw

こういう作品だとスクリーンショットをどこから撮ってくればいいのか、凄く悩むんですが、今回は思わず爆笑してしまった場面を取ってきましたw
ノベルゲームを題材にしたコント集という趣ですけれども、個人的に一番ギャグとして面白かったのは「オープニング」なんじゃないかな? と思ったりしますw

何て云うか、「ノベルゲームを題材にしたギャグを、まさしくノベルゲームで行う」という二重の構造が私、凄く好きでして、こういうのって、何となく不思議な感触を覚えたりしません?
いつもみたいに、シリアス、感動というのとは一味違って、これはこれで、息抜きにピッタリの楽しい作品になってましたね。

基本の路線は、「のべるズ」なる男2女2の四人組が、ノベルゲームを使って、コントをやっていく……というそういう感じです。
お! と思ったポイントとしては、意外な程この4人、クセがないんですよね。ギャグでガシガシ押していく、というタイプでありながらも、キャラクターはそこまでアクが強くないというか、割とさっぱり風味で、だからこそギャグだけが妙に上滑りする事なく、楽しめたのかな? なんて思いますね。


そういえば、久々の脱線なんですけれども、本作、「ふりーむ」で落としてきました。
で、ふりーむでダウンロードページに飛ぶと、ご丁寧に「84724K(ISDNで約243分)」なんて、作品のサイズとダウンロード時間が表示されるわけですが、ISDNで何分ってのは、2010年の今、一体どれほど役に立つんだろう? とか思ったりしますw

昔は、80MBも容量があったりすると、ダウンロードを諦めざるを得ないような、そういう部分もありましたけれども、今は本当に便利になりましたね。
だけれども、ISDNなんてのもかなり画期的だったんですよね、昔は。導入した時にはあまりの速さにブッたまげたもんですが、その速さを以てしても、4時間くらい掛かる容量が、今はあっという間にダウンロード完了してしまうわけで時の流れの無常を感じますw

東京は今晩(というか今?)、台風で厭な天候ですけれども、こういう楽しい作品をプレイすると、幾分気分も楽になるのではないでしょうか?
ちょっと鬱々として、塞いでいる方にお勧めの作品です。明日も何か楽しく素敵な作品をプレイ出来たらいいな、と思いつつ。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-10-30 20:37 | サウンドノベル | Comments(2)
2010年 10月 29日

なんてことない日々之雑記vol.317

道玄斎です、こんばんは。
何で台風が今頃来るんだよ! と悪態を吐きたくなる今日この頃ですが、皆様は如何お過ごしでしょうか?



■頭痛

台風とかが来ると、私は頭痛に苛まれるようになりますw
気圧が変化したりするのがマズイんでしょうかねぇ。兎に角、頭というか目の奥? が痛かったりして、気力がゼロ付近をウロウロするハメに。。

本当は、コンピュータなど立ち上げずに、横になるなり眠りに就くなりすればいいんでしょうけれども、こういうのは習慣ですからねぇ。

プレイしたいゲームは沢山あれど、ちょっと具合が悪いので、先送り先送り……。
明日、明後日で何かプレイ出来たらいいなぁ……。



今日は短い(短すぎ!)ですが、このへんで。。。。

それでは、また。。
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by s-kuzumi | 2010-10-29 20:10 | 日々之雑記 | Comments(0)
2010年 10月 25日

なんてことない日々之雑記vol.316

道玄斎です、こんばんは。
面白そうなゲームもまた少し出てきたので、ゲームプレイを再開したい今日この頃ですが、皆様におかれましては、如何お過ごしでしょうか?

私は……前回の日々之雑記に引き続いて、北の大地特集(?)でもやってみようかと思い、筆を執った次第……。お付き合い下されば幸いです。



■リボンナポリンの罠

話に聞いてはいたんです。
北海道には「リボンナポリン」なる名物の飲み物(ジュース?)がある、と。

しかし、実際に売っている所を見てみれば、「名物です!」って感じでもなく、本当にカジュアルにさりげなく自販機に置かれていて、些か拍子抜けの感がなきにしもあらず。
で、ちょっと一種独特な飲み物の画像を是非ご覧頂きましょうw
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こんな感じw
味、想像出来ます? いや、北海道在住の方ならご存じでしょうけれどもw
私が乏しい経験から敢えて、似たような味を探してみると……「幼い頃、小児科で貰ったオレンジ味と僭称する風邪の飲み薬」に近いですw それに炭酸を混ぜた感じ。。

旨いかマズイか、で問われたら、まぁマズイよねぇ?w 味覚って人それぞれだと思うけど。。
疑問は、「リボン」はいいとして「ナポリン」とはなんじゃらほい? とそういう部分ですよねぇ。私、缶の色などから推測して曰く「スパゲッティナポリタンと関係があるのでは!?」という説を出してみたら、「そんな馬鹿な……」と一蹴されました。

んが、wikipediaを見てみると(項目がある事自体が吃驚だ)、ナポリタン由来らしいですよ! 意外とこういうの推測するのは得意なんだ……。
けど、断じて云いますけれども、「ナポリタン味」でもないですからね……w

ちなみに、この「リボンナポリン」、姉妹品に「リボンシトロン」というものがあり、大抵の場合、並べて売られています。こっちは分かりやすいですよね、「シトロン」ですから。
けど、まぁ檸檬味とかそういうわけでもなくて、所謂「サイダー」ですw けど、シトロンの方は、私、今年の夏に長野県でも見てるんですよねw 東京には無い気がするんですが、意外と地方にはあるっぽい。ナポリンは普通に北海道限定って事みたいですけれどもね。



■やけ食いアイスクリーム

で、ちょっと小樽とかにも行ったんですが、名物(らしい?)アイスクリームを購入しました。
普通に「大きいぞ!」ってのは聞いていたのですが、まさかここまでとはおもはざりき……。
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こんな大きさでした……w
ちなみに、これで500円。安いですよねー。
あっ、私一人で食べました……w 所要時間15分そこそこって感じでしょうか……? 甘い物は大好きなんですが、流石に量が多かったです。。それにモタモタしているとタレて来ちゃって。。

もう、一週間以上前に行ったわけですけれども、向こうはコート+マフラーくらいの装備していないとキツかったんですが、そんな中で大量のアイスクリームでしょ? 食べ終わったら体の内側から寒くなってきて、暫くぶるぶる震えていました。

やけ食いのように、アイス食べたわけですが、もちっと味わって食べれば良かったな、と反省。
また懲りずに食べに行きたいです。



そんなこんなで、今更感は漂いますけれども、北の大地への旅を振り返る第二弾、という事で。


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-10-25 20:57 | 日々之雑記 | Comments(8)
2010年 10月 21日

なんてことない日々之雑記vol.315

道玄斎です、こんばんは。
今日も今日とて何てことない日々の話題でお茶を……w



■疲れた

ちょっと色々用事があって、北の方まで行ってきました。
東京と10℃くらい気温が違うので、びっくりですね……。この時期にして既に、コートにマフラー無しじゃ過ごせないかも……。

で、まぁ散々な目にあって帰ってきたわけですが、それは割愛しておきましょうw 強いて云える部分があるとせば、「江戸時代だったら切り捨て御免が成立するだろう」とか、「恥がましくて、切腹したい!」とかそういうのばっかりw

それはそうと、空気がね、全然綺麗で澄んでいて良かったですねぇ。
向こうから見ると、東京では、塵芥にまみれて生活しているんだなぁ……と、本当にそういう感じですね。あちらは空気がパリッとしていて、爽やかそのもの。
空気のせいかどうか分かりませんけれども、不眠症気味の私がぐっすり眠れたんだから、驚くべき事です。

いや、これ、何度か書いたり話したりした事あるような気がするんですけれども、私、毎晩ね、凄い大量の夢を見るんですよw そのせいで朝起きてもぐったり……というか、そういう日々。
それが、ことんと眠りに落ちて、すくっと起きられた、というわけで、自分自身が吃驚しました。お水が冷たいのも良い感じ。
脳みそが、ちょっとクリアになっているというか、そういう感覚。あちらに住んだら、この感覚が持続出来る……と思えば、向こうへ永住したくなるような気もするんですがw

ざっくりとした印象としては、「私の知ってる日本」とちょっと違う感じがする、って事ですかね。
いや、勿論、そこに否定的なニュアンスは無くて、ですよ?
関西と関東の間にある差異よりも大きなものが、横たわっているような……。過去に一度だけ行ったことはあるんですけれども、何て云うか、観光名所っぽい所ばかり見ていて「街の空気感」みたいなものは、その時肌で感じなかったんですよ。
だから、本当に市井の中に入り込んで……みたいのは初めてで、新鮮な体験でしたね。


まぁ、彼の地の事はさておいて、飛行機は恐かったですねぇ……。
行きは、明け方の飛行機だったので、睡眠を取らずに空港に向かいました。お陰で、離陸の瞬間麻酔が掛かったみたいに眠ってたので、何とか恐怖を克服(?)する事が可能でしたが、行きはよいよい帰りは恐いってわけで、帰りの飛行機は夜でした……。

あの、「ふわっ」と浮かび上がる瞬間……アレが厭なんですよねぇ。
着陸も、何段階かに分けて、「ふわっ」と降りていくじゃない? 本当に恐いですよね……。鉄の塊が空を飛んでいる、という事も意識したくないけれども、そういう時にはどうしても意識してしまいますし。。。

何だかんだで、温泉にも入っちゃいましたし、結構エンジョイしました。
また、何かの機会で是非行ってみたいですね。


というわけで、また近々ノベルゲームのプレイ、再開予定です。

それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-10-21 21:06 | 日々之雑記 | Comments(0)
2010年 10月 13日

なんてことないラジオ予告vol.3

道玄斎です、こんばんは。
今日も今日とて、突発でラジオでもやってみようかな? と思います。
時間は、午後8時半くらいから。
放送URLは、

http://std1.ladio.net:8040/foxtrot84149.m3u

レス等は、Novelers' Cafeの該当スレッドにお願い致します。


また、例によってグダグダな感じになりそうですが、割とさっくり行ってみよう! と思ってますので宜しければお付き合い下さいませ。


それでは、また後ほど……。
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by s-kuzumi | 2010-10-13 18:18 | 日々之雑記 | Comments(0)
2010年 10月 11日

フリーサウンドノベルレビュー 『fragments』

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今日の副題 「ボリューム多めの“正統派”」

※吟醸
ジャンル:少し不思議な恋愛シミュレーションアドベンチャーゲーム
プレイ時間:1ルート1時間半程度。エンドリストコンプリートまで4~5時間くらい?
その他:選択肢アリ、ヒロイン毎にトゥルーエンドとそれ以外のエンドに分岐。
システム:NScripter

制作年:2005/8/?
容量(圧縮時):356MB




道玄斎です、こんばんは。
今日は、前回の日々之雑記でチラリと触れていた作品のご紹介。今改めて情報を整理してみると、何と5年以上前に制作された作品のようです。 元々は所謂「同人ソフト」として頒布されていたものを、2008年にフリーで公開して下さった、という形ですね。
中々気合いが入った良い作品だったんじゃないかな? というのが偽らざる所感。
というわけで、今回は「CHRONOGATE」さんの『fragments』です。
良かった点

・オーソドックスな作りでありながら、奇を衒わない素直なキャラクターメイキングに好感が持てる。

・シナリオも、細部に拘り良く練り込まれていると思う。


気になった点

・選択肢が多すぎるw コンプリートまで試行錯誤を必要とする。

・エンディングがスキップ出来たら、もうちょいテンポが良くなったのでは?

ストーリーは、ベクターの紹介文から引用しておきましょう。
『山と海に囲まれた小さな町、八木山町――

たいして目新しいものがあるわけでもなく、かといって古式ゆかしい旧跡なんかがあるわけでもない、そんな目玉一つ無い田舎の町にある八木山高等学校の二年生、片平雄治。

ある月曜日、目を覚ました彼は自分が高校の保健室のベッドに寝ていることに気付く。
しかも、ここ数日分の記憶を失った状態で。

この日を境に、少しずつ変わり始める世界。動き始める時間。
そして、久し振りの再会。有り得ないハズの邂逅。

見知らぬ少女は告げる。

「記憶を取り戻すのなんて、無理な話よ。だってあなたは何一つ失ってはいないんだもの――」

片平雄治の少し不思議な初夏の物語が今、幕を開ける――』

CHRONOGATEが送る少し不思議な恋愛シミュレーションアドベンチャーゲーム。

こんな感じです。


いや、これは良い作品でした。
個人的な感触ですと、あの名作『I'm』にちょっと近い感触があるかな? という感じですね。ただ単に、女の子と接近して、仲良くなって付き合ってお終い、という感じではなくて、主人公の抱えている問題だったりがフィーチャーされてくる辺り「っぽい」かな、っと。

久々の大作なので、どこから書こうか、ちょっと迷ってしまいますが、概略的な所から行こうかな。
基本は、普通のノベルゲーム/サウンドノベルと全く同じで、文章を読み、選択肢を選び、エンディングを見ていく……と非常にオーソドックスな作りです。
先に『I'm』っぽいと書きましたが、内容的にもそういうオーソドックスさを持っています。

が、それがありきたりに終わらない、「美味しさ」もしっかり持っていて、非常に好印象でした。
この世界(?)、話題作が出ると、その後追いというか、似たような作品が相次いでリリースされたりするわけですが、後追い作品って、割とtoo muchになっていっちゃう部分があるような気がします。
それは、特にキャラクターの性格付けの部分で、なんですけれども、ドンドン過剰になっていってしまう、みたいなw 或る食べ物に異常なまでの執着を示す、とかねw

かと云って、キャラが薄味過ぎると物足りなくなってしまうわけで、そこの所のさじ加減は非常に難しいというか、繊細さが要求されたりします。
本作をプレイして先ず感じたのは、かなり「ナチュラル」なキャラクター造型なんですよね。けれども、「薄くない」という絶妙なバランスで以て成り立っていたのではないかと。

プレイすれば分かるんですが、主人公の、そして主人公とヒロインの関係に於けるバックグラウンドがしっかりしているんです。
主人公雄治は、帰宅部寄りの美術部員でしてw 毎日部活には顔を出さないけれども、一応美術部に所属しており、絵を描くことが嫌いではない、という、ともすれば、サラリと流れてしまうような設定が、最後の最後までちゃんと効いていて、そういう部分で「これは……」と思わされる所が多かったですねぇ。
美術部であるというフレーバーが最後まで活きてくるのは、美術部部長奈留美先輩のルートと、クラスメイトの紗依のルートですかね。美術部の部長のルートで絵を描くこと、が活きてくるのは当然だとしても、クラスメイトの紗依のルートにまで、そうした細かい設定が活きていて、これはいいな、と思いましたよ。

こういう、ちょっとしたディティールというか、フレーバーを最後まで活かすか、或いは流してしまうか、で作品全体の印象は結構変わるんですよね。
又、持病の心臓病と、作中で語られる不思議な現象との絡みも上々で、凄く丁寧な作りを感じさせました。


所で、皆様は、ヒロインが複数出てくる恋愛ゲームの場合、攻略順って気にしたりします?
私は……結構気にしてますね。私の場合、最初に頭と尻尾を決めちゃう事が多いです。頭に当たるのは、所謂「幼なじみ」や「クラスメイト」的なキャラクターで、尻尾に当たるのは、作品の謎の部分を担当するミステリアス系のヒロインというかw
具体的な作品名を出して、解説すると分かりやすくなるかな? 『ノトス水上紀行』という作品があって、私の場合だったら最初に手を出すヒロインは「亜子」で、最後に攻略するのは「ヒカリ」だという事です。ってこの喩えで分かるかなぁ?w

本作のプレイに於いても、そうなるように、ちょっと意識してみたのですが、予定は大幅に狂いましたw
最初は、普通にクラスメイトの紗依を攻略しようと思っていたのですが、何と……14歳のヒロインが出てくるじゃないですか!w
急遽、14歳のヒロインこと百合子に照準を合わせてそのルートに入っていってしまいましたw 百合子のルートを丁度クリアした後に聞いたのですが、「百合子のルートは入りにくい」んだそうですよ。
そんなに難しい……かなぁ? 百合子と仲良くしていくような選択肢を選んでいけば自ずと、彼女のルートに行ける気がするんだけれども……。

逆に私の場合、百合子以外のルートに入るのに苦労しましたw
特に、紗依と真埜ですね。先輩ルートは割と入りやすいんじゃないかな? と思います。序盤のとある選択肢で彼女のルートにぐぐっと近づけますし、ね。

どのルートを選んでも、各ヒロインには最低2つはエンドがあり、内1つはトゥルーエンドという位置づけですよね。先にも述べた事と関連するのですが、ヒロイン毎の重い軽いの差が、あまり存在せず、どのルートに行っても楽しむ事が出来ます。トゥルーエンドはどれも納得感のある良いものですしね。
個人的にはやっぱり百合子のトゥルーとか好きかなぁ? キャラクターという事で云えば、先輩も好きなんですが、ラスト付近でちょっと女のズルイ部分が見え隠れするのでw


ここらへんで、久しぶりに脱線を入れておきましょうかね。
本作の不思議な要素は、主人公の身に起きる「記憶喪失」です。要するに「時間が吹っ飛ぶ」わけですけれども、サークル名が「CHRONOGATE」さん、ですから、その第一弾の作品として相応しいテーマを内包していたな、と。
そう、クロノスって時間の神様がいまして、「クロノ」って言葉が時間に関わる事象の語源になっていたりします。例えば腕時計に付いてたりしません? 「クロノグラフ」ってヤツが。あと、動きが同期する事を「シンクロ」って云いますよね、この「クロ」も「クロノス」が語源みたいです。そういえば、昔『クロノトリガー』ってゲームもありました。


さて、軌道修正をしてw
今までつらつら書いてきた通り、かなりボリュームもあり、内容も丁寧で良い作品だったんです。
ですが、気になった点もやはりいくつかあります。その最大のものは「選択肢が多い!」という点に尽きるんじゃないかとw

選択肢が「ちょっと多め」とかじゃなくて、本当に「多い」ですw
しかも、ルートに入るのにはかなりシビアな判定がある一方で、或る一定の所までいけば、それ以後の選択肢の意味が無かったりして……。
結構、バッドエンドを見る事になるんじゃないかな? なんて思います。私も何回見ましたかねぇ……。少なくとも10回は目にしてますねw

この選択肢の多さとも関わる気になった点は、「エンディング」が飛ばせない、という問題です。エンディングっていうか所謂エンドロールですよね。イラストが配置されて、見応えのあるエンディング……という感じでもなく、黒地に白文字でスタッフロールが流れるだけ、なので何度も見ると流石に少し飽きてきちゃいます。一度見たら二回目からはスキップ出来るとプレイしやすかったかな、なんて思います。


制作されたのが2005年ですから、今からみると少し懐かしい感触があるかもしれませんね。
けれども、良い作品は年月が経っても相も変わらず「良さ」を保っているものです。コンプリートはちょっと面倒ですが、是非プレイしてもらいたい作品です。
久々にボリューム多めの作品をプレイして、私も凄く満足致しました。苦労した甲斐はありましたねw


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-10-11 19:45 | サウンドノベル | Comments(2)
2010年 10月 09日

なんてことない日々之雑記vol.314

道玄斎です、こんばんは。
今日は日々之雑記を……。



■プレイ中

今、久々に長めの作品をプレイ中。
或る意味でオーソドックスな恋愛モノ、でありながらも、厭味のないキャラクターメイキングや綺麗に纏まっていくエンドなど好印象です。

悪い意味じゃなくて、少し旧き良き時代(?)を思い起こさせるような、そんな魅力に溢れた作品ではないかと。何となくの個人的な印象では、ちょっぴり『I'm』っぽい所もあるような……。
少し、選択肢が多め、且つエンド数も多いので、コンプリートまで時間は掛かりそうですが、コツコツプレイしたいですね。

最近、著しくペースが落ちていますが、色々忙しかったり、集中出来なかったりの結果ですw
まぁ、細く長く草の根活動的にやれればいいかな、と思っているので、お付き合いいただければ幸いです。



■雨降り

何だかここんところ、天気が安定していなくて、今日も午後から強い雨になりました。
今日は丁度お昼くらいでしょうかね、そのくらいから友達とドライブ。なんで男二人で、しかも雨降りの日にドライブなんだって感じですけれども、半分、定期的に行われる恒例行事と化している感もあってw

まぁ、別段、特筆すべきような所には行ってないわけですが、結構面白いもんです。
車から出ないでウダウダグルグルしていれば、雨に濡れる心配もありませんし、ね。ただ、ドライブの楽しさって色々あると思うんですが、他の場所の空気とか、空気感を味わうってのもありますよねぇ……。窓を開けていると流れてくる空気、みたいな。
それが、雨の日だと堪能出来ず残念っちゃ残念ですよね。



■Novelers' Material

また、改めてちゃんと告知するつもりですが、段々と形になってきています。
BGMももう、60曲以上ですか? 登録され、背景素材なんかもかなり大量にあるので、皆様のお役に立てるのではないかと。。

また、私も和風っぽいBGMを作って登録しよう、とは思うんですが、中々やる気が……ねぇw
へなちょこなBGMなんですけれど、それでも作ろうと思うと結構労力が掛かりますw 作業していると苛々しますしねw
たまにいらっしゃいますでしょ? BGMもイラストも何もかもご自身で手がけている作者様。あれは本当に凄い事だなぁ、と改めて感じています。

そういえば、画像素材も何点かあったので、そっちも今度アップしておきましょう。使い勝手が良いかどうか、は別にしてもw

そろそろ……Novelers' Materialも正式にご紹介出来そうで、私も楽しみにしています。公開の暁にはどうぞ宜しくお願い申し上げます。



明日くらいに、現在プレイ中の長編(?)の作品、ご紹介出来たらいいなぁ、なんて思いつつ。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-10-09 20:25 | 日々之雑記 | Comments(0)
2010年 10月 06日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『娘子隊皓旗』

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道玄斎です、こんばんは。
今日は、ちょっと珍しい感じの作品のご紹介。近未来の戦争を描いた作品です。
プレイ時間は大凡20分ほどですので、今回は「番外編」に扱わせて頂きます。
というわけで、今回は「藍恋工廠」さんの『娘子隊皓旗』です。



本作、「こういうのがある」と教えて頂いてプレイしたわけですが、先ず、タイトルが読めませんでしたw
どうやら「じょしたいこうき」と読むと思しい。。なんかこう、最初このタイトルを目にした時に「女子挺身隊」ってのが脳裏に浮かびましたが、本作も又、未来の戦争モノですから当たらずとも遠からず、と云った所でしょうか。

さて、少しだけ作品のバックグラウンドについても語っておきましょう。
所謂、近未来の戦争という事で、日本という国家は解体されてしまっていますw 国連が統治している、という形。だけれども、日本列島には独自の兵力があって独立を目指している……というようなイメージでしょうか。
何となく、そうしたフレームだけ見れば、割と目にしたことがあるような気もしますw

けれども、本作の良い所は、ズバリ戦闘シーンにあったりします。
ちょっと特殊な用語などが出てきたりはするんですが、それが、「未来の戦争」の良いフレーバーになっている感じですね。
実際、後書きを見てみると、作者の方は元自衛官だそうで、そこはかとないリアリティや、迫力はそうした所から生まれているものと推測されます。
伝奇的な手に汗握る、チャンチャンバラバラっていうよりは、ガンダム的なモビルスーツの戦闘、って感じでしょうか?

ストーリーはさらりさらりと流れていって、大凡20分で読了可能。
ただ、これ、中々面白い設定などを持っているので、もうちょっと長く読んでいたい気がしますねぇ……。一時間~一時間半くらいのシナリオに十分耐えうるわけで、もうちょっと細かい部分、味わいたいな、というそういう感触です。

例えば……途中でシナリオに介入してくるライサとミハイルというキャラがいるのですが、この二人に関しては(特にライサ)飛ばし気味で、もうちょい丁寧にそのひととなりというか、キャラクターを描写しても良かったのでは?
私だったら、一旦、ライサとミハイルと一緒に主人公明日香は、仲間の列島軍の所に戻って、生活を共にしたり、或いは戦闘を共にしたり……と「共通の時間」を作りますかねぇ……。
その中で、ライサとミハイルはどういう人物なのか? どういう能力を秘めているのか? 何故、国連軍から逃げ出してきたのか? といった疑問を少しづつ解消させて、ラストへ持っていけば、1時間くらいは余裕でプレイ時間が伸びると思いますし、やや駆け足だった展開も程よいテンポになるんじゃないかと。



大凡、こんな所でしょうか。
何だかんだで、ちょっと変わり種の作品で、たまにはこういうのもいいですね。
迫力のある戦闘シーンや、リアリティある兵器描写を楽しみたい方は是非、どうぞ。


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-10-06 20:41 | サウンドノベル | Comments(0)
2010年 10月 05日

フリーサウンドノベルレビュー 『はるけきかなた』

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今日の副題 「小さいからこそ味わいが」

ジャンル:小市民的ラブストーリー(?)
プレイ時間:1ルート、1時間ちょい。全部で3時間ほどあれば読了可能。
その他:選択肢アリ。ヒロインの分岐、個別ヒロイン毎の分岐等ある。
システム:吉里吉里/KAG

制作年:2010/8/14
容量(圧縮時):161MB



道玄斎です、こんばんは。
ここんとこ、ずっとペースダウンしてますねぇ……。面白そうな作品、色々お勧めして頂いているのですが、色々とやることがあって、中々ゲームに集中出来ません。
今日は、先週末くらいからプレイしていた作品のご紹介。自ら以て「小市民的」と書かれておりますけれども、良い意味でその通りだな、と感じる優しい手触りの作品でした。
というわけで、今回は「bush clover」さんの『はるけきかなた』です。
良かった点

・馴染みのあるテーマでありながら、等身大の恋愛ストーリーをきっちり纏めている。

・ちょっぴり凝った文体で、「プレイする」というよりも「読む」という感じ。こういう文体もいいですよね(但し、気になった点とも関わる。後述)。


気になった点

・起動方法が分かりづらいというのは、ちょっとw システム絡みで若干不備がなきにしもあらず。

ストーリーは、ベクターの紹介文から引用しておきましょう。
僕―――野上秀秋は、彼女に別れを告げられた。太陽が容赦なく照りつける、夏の日の午後。歩きなれた街を行き、通いなれた書店を訪れる。
「秀ちゃん?」
そこには昔馴染みの千夏の顔があった。そして新しい恋を見つけたとき上手くいくように、と2人でデートの練習へ向かうことになる。夏の暑さは数日ではやまず、僕はまた例の書店に足を運んでいた。
「今日は騒がしい彼女さんを連れていないんですね」
柊伊織、と書かれたネームプレートをつけた女性店員とであった。

やがてめぐり来る季節・・・
僕はもう一度恋をするのだろうか。

こんな感じです。

さて、すっかり秋になりましたねぇ……。この季節は金木犀の香りがとってもいい感じ……と毎年毎年書いてますね……。けど、そんな何てこと無い日々の中にもドラマってあるはずで、「世界の運命を賭けた恋!」とか、そういう大層なテーマでなくても、十分素敵なストーリーが出来る、という好例だったのではないでしょうか?

小市民的というのは、言い換えれば「等身大」という事でもあると思います。或る意味で色んな所にありふれているのかもしれない。けれども、だからこそ感情を入れて読む事が出来る……そういう手触りを感じましたね。

一応、二人ヒロインが居まして、昔からの幼なじみで年下の千夏、ちょっとミステリアスな年上のお姉さん伊織がヒロインとなっております。
千夏が3ルートで、伊織は2ルートで合計5ルートかな? あるんですけれども、どちらも一つのエンドを見るのに大凡1時間ちょいくらいです。多分……1時間半掛かる事はないと思います。
で、一度何かしらのエンドを見れば、既読スキップが使えますから、他のルートを見る事も楽々。合計で3時間ってところでしょうか。

このブログをご覧の方は直ぐにピンときたと思います。
クールでミステリアスな魅力溢れる伊織が、かなりピンポイントで私の好みだという事ですねw
伊織の場合、ちょっと、こう爛れた感じのエンドもあるんですが、グッドエンドは素敵ですし、何だかんだで私の好み直球ですね……。

でも、今回、所謂「幼なじみ系」のヒロインである所の千夏も、かなりいいな、と思ったのは事実です。
原因はいくつかあると思うんですが、一つは「幼なじみと云っても年下である」という事、もう一つは「主人公も幼なじみも大学生になっている」という事が大きかったかな、と思っています。
幼なじみで同じ高校で、同じクラスで、家も隣で……なんてやっていくと、流石にありきたり感はありますからねぇ……。
高校って、嘘でも一時間目から六時間目くらいまでありますからねぇ……。スケジュールというか主人公とヒロインの活動時間帯っていうのも自ずから限られてくるところがあったりします。勿論、焦点の当て方次第、ではあると思うんですけれども。

それが大学とかになると、滅茶苦茶自由度が高くなりますよね。
一人暮らしが普通になっていたり(高校生でも、何故か両親が海外に居るってケース、凄く多いですけどw)、部活じゃなくてサークルがあったり、授業出ても出なくても良かったり……。
シナリオの中でキャラを動かしたい場合、高校生よりも大学生の方が自由度が高いような気は以前からずっとしているんですが、そんなに多くないんですよねぇ。
不思議っちゃ不思議だけれども、或る意味で、「学校」というスケジュールの制限があるからこそ、作りやすいってのもあるのかも。


で、千夏の場合、当然の事ながら「幼なじみ」の恋に付きものの話題になっていくんですが、時に閉塞感すら感じてしまうような、そんな袋小路に陥らないのが、本作の良い所。
一直線でグッドエンドだけ見る事も勿論可能ですが、他のエンドを見ることで初めて分かる話題があったりして、そういう作りもいいですよね。ちなみに、千夏は3ルートの内1本がバッドエンド風味でした。

一方で、伊織さんの場合、分岐点が一箇所しかないはず……なんですが、結構最初にバッドエンドに行ってしまう人も多いのでは?w 最初、私も「まさかこの選択肢で!?」とちょっと吃驚しましたw
ただ、バッドエンドもコケティッシュな伊織さんの一面が見えるので、それはそれで美味しいんですけれどもね。



さて、気になった点、なんですが、実は「起動」するのに苦労しましたw
普通に実行ファイルと思しき.exeを叩いてもエラーが出て起動しないのですw 実は、「harukekikanata.xp3」を「krkr.eXe」にドロップしてやる、と起動します。「ファイルぶっ壊れてるじゃねーか!」ってプレイしないのは勿体ないですよ! 是非、ドラッグ&ドロップを。

ただ、これ、もうちょっと何とかならなかったのかなぁ? と思えなくもない場所です。
実はシステムに関係する所で気になった点がいくつかあって、特定のルートではバックログが効くけれども、特定のルートではバックログが効かないとか、出てくるはずがないキャラがある瞬間立ち絵で出てるとか。後者はスクリプトのミスなんですが、起動方法を含め、もうちょいそういう所、しっかり組むと、全体も締まって、作品の印象も一段と良くなるんじゃないかなと思います。

もう一個の気になった点は、やや特殊な文体だという点ですね。
いや、サラリと読めてしまう作品が多い中で、小説調の「読ませる」文体で書いている事、物凄く評価出来ますし、それが効果的な場面も多々ありました。が、やや、それがtoo muchになっている部分もあったような……。
ノベルゲーム/サウンドノベルの文体って、考えてみれば難しいですよね。
ラノベ調だけ、っていうのは面白くないですし、一方で、時には軽く読み飛ばせるような作品だって恋しくなる。適度に読みやすく、適度に「読ませる」ような……そんな文体が個人的にはベストだと思います。
ちょっとこう色々書いちゃいましたけれども、ライトなものが多い中で、本作のそれは中々良いと思いましたよ?



大体、こんな所でしょうか?
偶然出会った幼なじみから「デートのチェックをしてあげる」なんて興味を惹くイントロから始まる、小市民的、だけれども優しく等身大の素敵な恋愛作品だったと思います(イントロについてはもっと先に述べるべきでしたねw)。
やたらスケールの大きな恋愛作品では味わえない、小さいからこそ味わいのある作品を是非堪能してみて下さい。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-10-05 20:25 | サウンドノベル | Comments(0)