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2011年 04月 26日

なんてことない日々之雑記vol.334

道玄斎です、こんばんは。
なんだか頭痛と耳鳴りが止まない今日この頃ですが、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか?



■泣きっ面になんとか

悪い事っていうのは、連続して起こるもんですねぇ。
物憂く、頭痛を訴えていた私を友人が「温泉でも行って、リフレッシュしようぜ」と、誘い出してくれました。

いや、それ自体は全然悪い事じゃないですよねw
寧ろ、有り難い事です。温泉に行ったから、即座に頭痛が無くなって視界が軽やかに開けてくる、なんて事はないけれども、それでも凄く有り難い。


んで、ただ単に温泉に行って返ってくる、ってんじゃ芸がないので、「なんかフラフラ観光しよう!」って事になって、「怪しい少年少女博物館」なる怪しい施設に行ってみよう、と思っていた矢先。自動車事故に巻き込まれましたw

いや、こっちに落ち度は無くて、完全に相手方の方の前方不注意による事故ですw
で、頭打ったり、シートベルトが軋んで肩に食い込んだりしたので(で、結構痛かった。てか今も痛い)、一応、病院に行って、検査してきました。

頭部のレントゲン、及びCTスキャンをされたりしたんですが、取り敢えず、脳みその中で出血がおきてる、とかそういう状況では無いらしい。
ただ、事実として肩や首が痛む(頭痛と吐き気も止まらないわ……)ので、鎮痛剤と湿布が処方されました。

で、取り敢えず土曜日まで様子みて、なんて云われてしまって。
いやぁ、折角の温泉旅行だったのに、とんだ事になってしまいましたなw


日帰り温泉を敢行しようとしたのは日曜で、月曜に検査、今日、検査結果を聞きに病院にこっそり行く、という流れでした。

なんか、ここんとこあんまり起きて欲しくない事が立て続けに起こってる気が……。
って、そんな事書いてると、言霊効果で、更に厭な事が起きちゃいそうですけれどもw


本当は、ちょっと取り上げたい作品、何作品かあって、プレイしよう、と思っていたのですが、少し延期します。けどダウンロードはしてあるから、あとは遊ぶだけ。

良く、「ノベルゲーム(特に一本道作品)はゲームに非ず!」なんて事が云われたりしますが(してない?)、ノベルゲームの「遊び」の部分は「脳で遊ぶ」んですよ。
脳で、作品世界を認識して、再構成して、あれこれ考えて読み進めて読了に至る。

だから、所謂ゲーム的な要素が無くても、ノベルゲームは「ゲーム」なんだと、私は認識しています。というか、逆にかなり知的な遊びなんじゃないかなぁ……なんて思ってます。、みなさんはどうでしょうかね? 



というわけで、頭痛が酷いので、今日はこの辺りで失礼致します。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2011-04-26 22:23 | 日々之雑記 | Comments(4)
2011年 04月 23日

なんてことない日々之雑記vol.333

道玄斎です、こんにちは。
日々之雑記もなんとvol.333まで来まして、ぞろ目でいい感じなんですが、今日は何となく暗めの話題。



■ダウンな季節

残念な事に、ここ最近、身の回りの人たち(含リアル)の調子が悪そうなのだ。
更に残念な事に、私自身も具合が悪いw

一方で、具合が良い、というのは恐らく「精神と肉体の健全性が保たれている状態」とひとまず云っておけば、さしたる異論はあるまい。

だが、どちらかが悪くなれば何故か、もう片方も悪くなる、という現象が往々にして起こる。
何となく、鬱屈とした日々を過ごしていれば、頭痛がしたり、胃が痛くなったり、或いは腹が痛くなったりと、フィジカルな部分にも影響が出てくる。

フィジカルな部分で具合が悪い(例えば、足を折ったとか、重傷になったとか)となれば、それがトリガーになって、イライラしたり、鬱屈とした気持ちが生まれてくる。

こうしてメンタル、フィジカルな部分は両輪として動いていて、恐らく最悪なケースは、「どっちも処置の仕様がない程悪くなっちまった!」って状態だろう。
よって、何とかして、「もう片方」にダメージが来る前に、現状のダメージを軽減、及び消滅させる事が急務となる。

フィジカルなダメージは、適切な処置を受けて、静養する事でしか治らない。
足を折っても、「こんなもん、歩いてる内に治る!」とか言い張って、ウロウロしていても悪化するだけである。
よって、出来る限り早い段階で医者に行き、適切な処置を受ける事が肝要となる。

一方、メンタルなダメージの中々適切な処置が分からないのである。医者に行く、というのも処置の方法として悪くはないが、それで解決出来る程、ヤワな問題でもない。
このメンタルダメージに於ける最大の難関は、「それを認識しにくい」という事に起因する。

足が折れたら、痛いし、場合によっては骨が見えちゃったりして、結構ヤバい、という事がすぐに分かる。
が、メンタルダメージは「ジワジワ」っと浸透してくるような気がする。そして気づいたら、取り返しの付かない地点まで到達している……なんて事があるような……。

最初はちょっとした体調不良だったり、微かな頭痛や胸のむかつきだったりするんだろう。
それが、徴候なのだが、それは「日常に於いて屡々あり得る事」なので、ついつい見逃してしまう。そんな風に何となく、対症療法的に優しさで半分が出来ている薬に頼ったりしていると、ある日、「ズシン」とダメージのその身にのし掛かってくる。
その時になって初めて「ダメージが認識出来る」、というのは極めて厄介だろう。


……と、そろそろ堅めの文章を書くのが辛くなってきたから、いつもの調子に戻しますw
いや、なんかねぇ、頭痛が酷いんだよねぇ……。ここ数週間くらい。頭の中に芯が入っているような感覚もあるし、胸もムカムカする。

けれども、それを「認識し」「客観視」出来ている、という点を以て、私のダメージは重篤ではない、という事も又云えるような気もする。

ただねぇ……どうにもこうにも具合が悪いのよw
私の具合の悪さの最大の発現は、「夢見の悪さ」だろうな。一晩につき、4~5回くらい夢を見る。
「夢を見る」なんて表現を使わずとも「夢む」という一語で事足りるんだが、そこに「夢む」なんて漢文訓読的な表現を使うのも又、アレなので、「夢を見る」としておく。これは脱線ですな。

こないだなんて、何故か中国人になった夢まで見てしまったよ。なんかね、名前が夏(か)さんとかなの。
で、ベトナムだかなんだかに、何かを届けにいく、なんて夢を見ましたw

そう、私の夢の最大の欠点は、「夢の内容がかなり鮮明で、且つ記憶可能である」という点にあったりする。
大体、夢って、布団から起き上がった直後はぼんやりと覚えていたりするけれども、すぐにそれは記憶の彼方へ消え去ってしまうわけです。
けど、私の場合、すっげぇ夢を記憶しちゃうんですよね。下手するとシリーズ物の夢とか見ますしw

で、「ああ、これはこの前の夢の続きだな……」と夢の中で自分が認識する、なんて訳の分からない一幕もあったりするw 
けれども、かといって、夢の中で好きに行動出来るか? って云われたら出来ないんですな。斜め上から自分を俯瞰しているような、そういう夢の見方なので(ご丁寧にもフルカラーだ)、夢を見ている主体としての私は、夢の世界を生きている私、に干渉が出来ないのです。

これ、相当ストレスですよw
というか、眠っている時だに、安らげないわけで、疲れが蓄積されていきます。し、しんどい……。

で、頭痛が延々と続き……と結構厭な状態に入ってます。
いやぁ、困ったなぁ……。こーゆー時はどーしたらいいのかなぁ?


と、なんだか訳の分からん、愚痴っぽい日記になってしまいました……。
少し、アナログ日記を書いたりして気分、落ち着けてきます。
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by s-kuzumi | 2011-04-23 16:38 | 日々之雑記 | Comments(3)
2011年 04月 21日

なんてことない日々之雑記vol.332

道玄斎です、こんばんは。



■ダウン

なーんか、何もかも疲れてきたなぁ……。
調子悪し。

ここんとこ、このブログ、放置気味ですけれども、別に撤退しようとかそういう事は、今んとこ考えてません。また、調子良くなってきたら、細々と続けて行ければ、と。



■マンガ

ここ一月ほど、私の大好きな谷川史子さんのマンガが立て続けにリリースされていました。
内、二冊は所謂「文庫再録本」なんですけれども、勿論購入しました。

ハッピーエンド系の作品と、失恋系の作品と分けられているんですが、どちらにも良作が入ってます。
近年の谷川史子作品は、イマイチ共感出来ない……とか云ってたんですけれども、それでもやっぱり良い味出してます。

ちなみに、帯がついてまして、ハッピーエンド集では「素敵なハッピーエンド、突き抜ける!」なんて、あまりヒネリのない文句でしたが、失恋集では「恋の哀しさは、時にとても甘い…」なんて書いてあります。
何となく、これには承伏しかねる……。

恋の哀しさに甘さなんて無いよね……。舌に残る苦みだけが、延々と続く……というのが実情なんじゃないかしら……。
逆に、そこに甘さを感じ取ってしまったら……それはなんか「純度」が低いような気もするんです。
延々と後悔して、眠れない日々を重ねて、そしていつしか記憶の彼方に放り込まれて、時折、チクッと痛みを思い出して……ってのが、個人的な経験なんですけれどね。

そこに甘さを見いだすんじゃなくて、その残り続ける苦みとどう対峙していくのか、っていうのが、やっぱり大きな問題で、昔の谷川史子作品にはそれがあったんだけれどもなぁ……。

ちなみに、失恋集の方では「プリズム」っていうのが一番好きでした。
又、凄くいいセリフあったので、引用しちゃいましょう。


                   “今 ちょっとだけ  私を 好きでしょう?”



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2011-04-21 21:13 | 日々之雑記 | Comments(4)
2011年 04月 15日

フリーサウンドノベルレビュー 『桃色☆パニック』

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今日の副題 「ベタだけど、良質ラストに泣かされます」

ジャンル:短編恋愛ノベル(?)
プレイ時間:30分程度。
その他:選択肢無し、一本道。
システム:Live Maker

制作年:2011/4/6
容量(圧縮時):42.7MB



道玄斎です、こんばんは。
最近、憂鬱な事が多くて厭になってしまいますが、そんな時に心の支えになってくれるのがノベルゲームだったりします。大体、こういう塞ぎ込んでいる時には、短めで、且つ心が温まるような、そういう作品がいいんですよねぇ。
というわけで、今回は「INFERIOR」さんの『桃色☆パニック』です。
良かった点

・結構ありがちな展開だが、キッチリと纏まっており、ラストも良質。


気になった点

・もうちょっと作品内で語られない背後関係が分かると、より納得感が持てるかも。

ストーリーは、サイトの方から引用してきましょう。
ある日、雨に打たれ、ずぶ濡れになった少女がいた。
いつの間にか隣にいて、いつの間にか一緒に暮らすようになって、いつの間にか惹かれいた……。

こんな感じ。


このストーリーを見ると、究極的にベタな気がします。
実際、ベタベタなシチュエーションです。

外に出るのも億劫な、不精の青年八神が、梅雨の最中に思い立って、ゲームショップとコンビニに行くと、雨に打たれた少女がいて、何となく放っておけない彼は、彼女に声を掛けるのであった……。

この手のストーリーは、本当に定番で、至る所で見る事が出来るわけですけれども、「上手いベタ」と「下手なベタ」っていうのがやっぱり、あるような気がします。
定番のものを定番通りにしっかりと仕上げる事は実は難しいはずです。
「またこのパターンかよ……」と感じさせてしまうか、「定番だけれども、ちょっと面白そうだな……」と感じさせるか、そこにライターの実力が反映されるような気がします。

で、勿論、本作は「良いベタ」感があって、プレイを進めてみたら、ラストでしっかり感動させてくれる作品だった、というわけです。

あー、脱線しますが、「夜、見知らぬ女の子と出会い仲良くなる」って、現実にはなさそうですけれども、実は私、経験があったりしますw
あれは、もう何年前かな、随分昔の事なんですが、夜中に目が覚めてしまって、何の気無しにコンビニに行ったんですよね。そしたら、「お兄さん?」と声が聞こえてくるじゃないですか。きょろきょろっと周りを見回しても誰もいない。けれども、視線を下に移すと、しゃがみながら煙草をふかす妙齢のお嬢さんが居たんです。

いきなり声掛けられてますから、しばらく戸惑って、目をぱちぱちしていたら、今度は「お金かしてくれませんか?」ときましたw
そこで、私も、ハッと我に返り、「いやいや、なんでお金が必要なのよ?」と聞き返します。気がつけば煙草に火をともしていたりして。
どうやら、話を総合すると、この街にあてどなくやってきたはいいけれども、帰りの電車賃が無くて困ってる、という事でした。ってか、もう終電もない時間だよ?w まぁ、困っている人を助けるのは市民の義務ですから、「千円で足ります?」と千円札を握らせて、コンビニに入りました。

で、お約束の展開として、その娘も何故か、コンビニの中にまで着いてきますw
私は煙草とコーヒーか何かを買おうとして、お会計をしようとしたら、その娘が「実は、ストッキングが破れていて寒い……」だの「リップクリームがなくて唇がガサガサ……」だの云い出しましたw 一度、面倒を見ちゃった以上は、最後まで付き合ってやろうかと思って、取り敢えず、彼女にとって必要なもの一式と、私の買い物を持ってレジにいったら合計で3000円くらい取られて……。

って、長くなるから、この辺りでやめましょう。
っていうか、半分、これ、「出会い」じゃなくて「たかり」じゃねーかっていうw


そんな事はどうでも良くて、作品について語りましょう。
ノベルゲームを何本もプレイしている人ならば、気づくであろう、おなじみの曲、が作品を彩ります。率直に云ってしまえばありきたり、の感がなきにしもあらず、なのですが、寧ろ、定番の出会いから始まる作品ですから、定番の音楽が使用されている事、なんだか妙に納得してしまうのです。

で、作品中でも、何故かとてもナチュラルに、ヒロイン楓は、主人公八神の自宅まで着いていってしまいますw そして、奇妙な出会いから始まった奇妙な生活が始まるけれども、ヒロイン楓には何か謎があるようで……。

と、こんな感じでストーリーが進んでいきます。
あっ、大事な事、一つ云い忘れてました。ヒロイン楓は所謂「僕ッ娘」です。一人称が「僕」の女の子ですね。古くは『Kanon』の“うぐぅ”辺りから台頭してきた、ヒロイン造型です。
ちょっと幼げな容姿(18歳だったっけ?)なので、僕という一人称も良く合っていたんじゃないかな、っと。

で、やっぱり、本作の一番美味しい所はラスト、ですね。
ネタバレはしないようにする積もりなんですけれども、シンプルだけれども、ジワッと来る、とても温かい、印象的なラストでしたよ。
非常にソツ無く30分という時間で作品が完結しているのも、力量を伺わせますねぇ。


一方、気になった点は、もうちょい、作品の背後関係について知りたいな、という事。
ヒロイン楓の謎がメインなんですけれども、他にも主人公の立ち位置とかね。結局主人公は、ぷー太郎だったのか? とかw
何となく、ですが、主人公の成長なんかも併せて描かれていたらいいなぁ、なんて思いました。又、さらりと流れてしまうヒロインの設定なんかもね、もうちょい開示してくれても良かったかな? 

ただ、ここらへんは、好みの問題でもありそうです。
シンプルに無駄をそぎ落とした形で作品が成立しているので、余計なものを付与しない方が良い、という意見も当然ありましょうし、私のように、もう少し追加要素があってもな、なんて意見もありそうです。

ともあれ、30分くらいでキチッと纏まっていた、という点。そして、ラストの温かい感動が本作の何よりの魅力です。非常にベタな出だし、なんですが、是非30分最後までプレイしてみて下さい。
きっと、予想していないような、良質なラストに驚くと思いますよ。


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2011-04-15 19:54 | Comments(2)
2011年 04月 13日

フリーサウンドノベルレビュー 『あやかしよりまし祓』

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今日の副題 「拳に魂は宿っているか?」

※吟醸
ジャンル:伝奇ノベル(?)
プレイ時間:第一話~第三話(とオマケ)を含めて一時間半程度。
その他:選択肢無し、一本道。
システム:吉里吉里/KAG

制作年:2011/4/10(に、最終話、第三話リリース)
容量(圧縮時):第一話=11.2MB、第二話=14.2 MB、第三話=24.6MB



道玄斎です、こんばんは。
今日は、兼ねてから予告していた、作品のご紹介。些か変則的なのですが、第一話~第三話まで単独でリリースされているのですが、一括して『あやかしよりまし祓』という作品として取り扱いたいと思います。
というわけで、今回は『冒険野郎のトムソーヤ』さんの『あやかしよりまし祓』です。
良かった点

・スピード感のある展開。ガシガシ読み進めていけます。

・とにかく熱い! 主人公風太郎及び、その父巌がカッコ良すぎます。


気になった点

・画面が小さいので(後述)、メガネを掛けてプレイしたので、少し疲れましたw

ストーリーは、今回は私が軽くまとめておきましょう。
風太郎は、学校に通いながら実家の蕎麦屋「九条庵」を手伝っている。ある日、出前の注文を受けて、稲生さんの家に行ってみると、そこには人語を解する猫、そして不思議な少女がいて……。

と、こんなイントロで第一話始まっていきます。
そうそう、本作は、元々、2007年春にファミ通.COMから配信されていた、所謂「携帯アプリ」でした。
それが「ももいろかんづめ」さんの手によって、コツコツとPC移植作業が行われて、こうしてパソコンにてプレイ出来るようになった、という経緯があります。

凡そ、一年に一話づつ、というジラされながらの移植リリースだったわけですが、無事完結し、且つこうしてレビューを書ける事、嬉しく思います。

というのも、前回の日々之雑記にてチラリと書いたのですが、私が制作した曲が一曲、この『あやかしよりまし祓』にて使用されています。
各話の最後に、次回予告的な寸劇が挟まれたりするのですが、その時に使って頂いている曲ですね。私家版の「オリジナルヴァージョン」は作中で使われているものより、テンポが遅かったりと差異はあるんですが、『あやかしよりまし祓』版の「オリジナルヴァージョン」(ん? 何がオリジナルだか分からなくなってきたぞ……)も、そのうち、例のNMにアップしたいな、と思ってます。
いや、ちょっと.wavの形式で、既にアップしてあるんですが、何分、昔に作ったものなので、もっと手を入れたいというか、あれこれした上で、再アップしたいと思っています(当時はFL STUDIOじゃなかったしね)。


ここらへんで、作品そのもの、について入っていきましょう。
兎に角、主人公(の一人)風太郎が好漢なんですよ。熱いハートを持ったヤツ、っていうか。それが終始一貫している、というのも高ポイントですよね。

大体、ノベルゲーム/サウンドノベルの類では、男性主人公は、割と「ウジウジ」っとしたタイプだったりしますw まぁ、大抵の場合、彼がそうなった理由っていうのが存在して、ヒロインとの関わりの中で解消され、場合によってはその過程で、男気を見せる……そんな造型が一般的、かな。

でも、本作の場合、主人公がとにかく熱い男なんです。加えて、その父親である所の巌さんもシブい魅力全開で、キャラクターとして魅力的です。

キャラクターという事を考えると、作務衣を着た主人公、ジャージを着たヒロイン、という辺りも本作の、というか『あやかしよりまし』シリーズの見所かもしれませんw
男気のある熱い主人公、抑えるべきポイントをしっかりと抑えたヒロイン。なのに、どこかホッと出来るような「ダサさ」があるんです。

わざわざカギ括弧付きの「ダサさ」としたのは、それが「単純にダサい」という事と区別する為、です。
このシリーズに出てくる「ダサさ」は、それが主人公達とプレイヤー(読者)の距離を近づける為に、凄く有益に働いているように思えるんです。そして、それが「ダサ」さを通りこして「カッコよさ」まで昇華しちゃってるようにも思えるんですよねぇ。

カッコよくて熱い男、控えめだけれども誰よりも優しい女の子(当然美人だ)。
こうしたキャラクターは、ノベルゲームではおなじみである、とは先に述べた通り。だけれども、こういうキャラクターって或る意味「理想像」じゃないですか、私達の。
なので、プレイヤーである所の読者とは、心的な距離を感じない事もないわけです。「こんなヤツぁ、現実にはいねーよ!」みたいなねw

風太郎、そして木綿は、ヒーロー、ヒロインとしての素質は備わっているのにも関わらず、作務衣を着て、岡持を持っていたり、ジャージを着ていたり、と、何となく等身大の人物、を感じさせるものになっています。
なので、なんかそういう所で、どこかホッと出来るような、それでいて一層、キャラクターに親しみが持てるような……そんな「ダサさ」があるように思いますが、如何ですかね?

また、引き合いに出して恐縮なんですが、谷川史子の初期のマンガでの「ダサさ」と一脈通じる所がありますね。普通にカッコ良くて純粋な少年でも、下駄を履いていたり、魚屋さんの息子だったり、とどこか、親しみを感じる……そんな温かさがあるんです。


っと、脱線はこのくらいにして、本筋に戻しましょう。
ヒロイン木綿に触れる事で、「あやかし」を見る事が可能になった風太郎。そして、様々な「あやかし」が関わる事件に巻き込まれていきます。
中には、少ししこりを残すような、単純にハッピーエンド、で片付けられないような事件もあるわけですが、兎に角プレイしていて「気持ちよい」んですよね。テンポが凄く良いので、恐らく各話、一気に読めちゃうんじゃないかと思います。

少々の粗を吹き飛ばしてしまうくらいの、勢いがあって、このシリーズを語る時にいつも使う「少年漫画」の勢いある展開、を感じさせます。
美味しい恋愛要素、もちゃんとありますしね。また、風太郎のセリフが「ダサい」んですよw そこが、彼のウブな部分だったり、何度も述べてきているように、温かさを感じるもの、にもなっていて、凄くいいですねぇ。


一方、挙げさせて頂いた「気になった点」に関しては、注釈が必要です。
元々、携帯アプリだったものを移植した、というのが本作の成立事情なのですが、「携帯版をなるべく忠実に再現する」というプロジェクトだった為(イラストの追加、オマケストーリーの追加はありますけれどもね)、画面のサイズが、かなり小さめです。
なので、ちょっと文字が読みづらかったり……という難点があります。あとは一枚絵をもっと大きな画面でみたい、なんて要望もありそうですよね。実際、小さな画面では少し物足りない一枚絵があった事も事実です。ちなみに今回のスクリーンショットは、原寸大です。

どうでもいい話ですが、私、最近メガネ着用率が上昇していて、まぁ、モノは良く見えるようになるんですが、やっぱり目が疲れますねぇ……。
普段はメガネ外すように心がけているのですが、一度何かのタイミングで着用すると、なまじ見えるようになっちゃうから、ついつい着用率が上がりますw
で、今回もメガネを付けてプレイした、という事情もあって、少し疲れましたw あっ、実は今も付けてます……。もう外しちゃいましょうねw


本作と関係して、『あやかしよりまし』、『あやかしよりまし―逢魔―』という作品があります。
凄く有名な作品なので、ご存じの方も多いとは思うのですが、一応、個人的なお勧めプレイ順序を挙げておくと……。

『あやかしよりまし』→『あやかしよりまし祓』→『あやかしよりまし―逢魔―』

ですかね。
ともあれ、PC移植版もこれで完結した、という事で、「祓」の方をプレイ出来なかった方も、作品にアクセス出来るようになったハズ。
是非、『あやかしよりまし』、そして『あやかしよりまし―逢魔―』もプレイして、このシリーズの世界観、堪能してみて下さい。
作品が連結する事で、見えてくる世界っていうのがやっぱりありますからね。そういうシリーズとして見るならば、文句なしの大吟醸ですね。


久々に吟醸を付けられる作品がプレイ出来て嬉しいです。
ずっと移植を待っていた人、又、『あやかしよりまし』をプレイしている人は、迷わずダウンロード&プレイ、です。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2011-04-13 21:37 | サウンドノベル | Comments(0)
2011年 04月 10日

なんてことない日々之雑記vol.331

道玄斎です、こんばんは。
結局、アレが引き金となって、その他諸々抱えていた色んな問題が、我が身に降りかかるような気がして、少し精神的に参っています。けれども、今日は少しだけ明るいお話を。



■『あやかしよりまし祓』ついに公開!

『あやかしよりまし』、或いは『あやかしよりまし逢魔』は、元々、PCでプレイする事を前提に制作されていました、が、一部、知る人ぞしる『あやかしよりまし祓』というシリーズが、携帯アプリにて配信されており、エンターブレインという著名な企業の下でリリースされていました。
プレイされた方、いらっしゃいますか? 私は、かなり昔に(もう以前の携帯の時だ)プレイ済み、だったのですが、ここ数年、着々と、PC移植作業が進められており(主に担当していたのは『ももいろかんづめ』のゆつき様です)、ついに本日、その最終話となる第三話がリリースされました。

一話一話は短いので、三本纏めて、一括してレビューで取り上げたいな、と兼ねてから思っていた作品です。
で、これは宣伝なのですが、PC移植に際して、いくつか変更点があります。それは、一枚絵の追加と音楽の追加、です。

プロジェクトとしては「限りなく、原典に忠実に」という方針だったと記憶しているのですが、やはり或る程度時間が経っている関係上、オマケ要素を増やす、という事が行われたようです。

で、全く私も無関係、というわけでもなくて、各巻(最終話も)の最後、キャラクター同士の掛け合いがあって、次の話への次回予告、がなされるのですが、そこに嬉しくも、私が昔々作った曲が使用されています。
多分、あの頃はSONARを使っていた時期でしたね。結局、何だかんだで上手いこと、MIDIファイル化して、FL STUDIOに読み込ませ音源を割り当てていった、というのが実情なのですが、昔作ったもので、表に出すのは非常に恥ずかしいのですが、こうして使用させて頂いた事、大変嬉しく思います。

ちなみに、使用された楽曲は、私達が運営しているNMに掲載されています。
ただ、オリジナル版(と私が勝手に認定している)ものより、BPMが早めだったり、の若干の変更点が御座います。昨晩かな? 取り急ぎ、本作の制作状況に合わせて、.wav形式でファイルをアップロードしておいたのですが、又、日を改めて、正式版としてNMの方にリリースさせて頂こうかと考えています。

いや、FLのプロジェクトファイルを見て、「なんじゃこりゃー!」と思わず唸ってしまいました。
というのは、当時、まだFLに慣れておらず、今の私から見て、かなりアレな感じのものだったから、です。
出来れば、この「祓」ヴァージョンの曲をアップする際には、そこらへんをもちっと工夫して、少しで聞きやすく、又、現段階での自分が納得出来る形に仕上げたいな、という気持ちがあります。

本当に、自分の作った曲(と呼べるかどうか定かではないけれども)が、実際にノベルゲームの中に使用される、というのは本当に嬉しいですし、「作って良かった!」と思えますね。


まだまだ、気持ちが沈んでいて、中々前向きにゲームの事、考えられない状況なのですが、この『あやかしよりまし祓』に関しては、近々レビューをしていきたいな、と思っております。
「お前ぇの作った曲なんざ聞きたくねーよ!って方も多いとは思うのですが、本当に最後の最後にチラッと出てくるだけなので、そこまで不快感はないハズ……。

けど、この時作った曲、所謂47抜き音階で作ったものなのですが、自分の和風の音楽の原点となっているもので、やっぱり思い入れはありますね。
もし、興味がおありでしたら、エンディングの際に流れる音楽にも、少し、注目して下されば、それに回る喜びは御座いません。


というわけで、取り急ぎ失礼致します。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2011-04-10 01:16 | 日々之雑記 | Comments(4)
2011年 04月 07日

なんてことない日々之雑記vol.330

道玄斎です、こんばんは。
先日まで、少しノベルゲームの勢いに乗れていたのですが(プレイしまくって、感想書きまくりたい、という意欲があった)、やっぱり、少しダメージが大きかったみたいです。


いや、先日の「なんてことある」方の日記を書いた後、色んな方々からメールなど頂きました。
本当に有り難う御座いました。随分、泣き言を云ったり、みっともない所を見せてしまいましたが、平にご容赦願えれば、と。

で、数日経って、気持ち自体は大分落ち着いてきたのですが、何と申しましょうか、事後処理をあれこれしていて、そうしてフッと気が抜けた瞬間に、またズシッとダメージが……。

やっぱり、駄目ですねぇ……。
どうにもこうにも、予想以上に潜在的なダメージ量が多かったみたいで、何かがきっかけとなって、そのダメージが表面化してしまう、みたいな。

みっともなくも心情を吐露してしまうと、ちょっとキツいです……。
引き金は、例の友人の逝去なのですが、相乗効果でその他、本当に「なんてことない」事までも、負担に感じてきてしまう今日この頃です。

一見、平静に見えるところがまたタチが悪い所で、表面は穏やかでも、内側は結構グチャグチャの海の難所みたいになってます。
大体、こういう状態になると、私の場合、頭の中……具体的に云えば額の奥の方に堅い芯が入ったみたいになって、段々胃が痛くなってきますw

こうなると、何かに集中して物事を行うのは難しく、注意散漫になりがち。
気をつけないと、ね。


本当は、思いっきり泣いたり、或いは泣きついたりすればいいんでしょうけれども、性格が災いして、それが中々出来ないんですわ。
なので、本当にメールなど送って、気遣って下さった方々には、お礼を申し上げたく。
いや、こっちから「助けてくれYO!」ってメッセージなり、アクションなり起こせばいいんでしょうけれども(適切な時にそうする事は多分、正しい)、私って性格がアレですから、向こう側から何かがさしのべられるのを待ってしまう、傾向があるんですよねぇ。これは、多分、あまり良くないですね。。

「助けてくれねーかなー?」と思いつつも、こちらからアクションが起こせないっていうのは、やっぱり損な性格ですなw


何となく、心がザワザワとして落ち着きません。
今夜も独り、机に向かってぼぅっとしているんじゃないかなぁ、なんて思います。
お暇でしたら、声掛けてやって下さい(あっ、云えるじゃん!w)。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2011-04-07 18:57 | 日々之雑記 | Comments(0)
2011年 04月 04日

なんてことある日々之雑記vol.13

道玄斎です、こんばんは……。
何かを書き散らかしたりする場合、「なんてことない」方の日々之雑記として書くのですが、年に何度か、或いは一回くらい、「なんてことある」方の日々之雑記を書いたりします。

凡そ、凄く良い事があった場合、或るは凄く悪い事があった場合に更新するわけですけれども、今回は、後者の方です……。


正直、結構凹んでいます。
というのも、仲の良かった友人、が他界してしまったからです。
友人……と云いましたが、昔々、お付き合いしていた事もあり(あっ、女性ですよ?)、そんな事情もあって、割とざっくばらんに色々話す事が出来る、そんな人でした。

近年は、そんなに連絡を取り合う、という事も無かったのですが、折に触れて思い出したり、はしていたんです。
で、昨晩、急に訃報が入って……。今日、お通夜の方、出席してお別れをして参りました。

今、この文章を打っているパソコンの中にも、彼女の写真は何枚も入っています。
正直、ちょっと辛いです。
今日も、少し泣きました。実は昨晩も少しだけ泣きました。

本当は、こんな事、ブログで書く事では無いのかもしれません。
けれども、「こんな人が居た、という事、伝えていって欲しい」と、ご親族からも云われましたので、それを免罪符にして、こんな日記を綴っております。


最初……少し、お通夜に出席するのを、躊躇う気持ちもありました。
死に顔を見てしまえば、きっとリアルに彼女の死を感じてしまうから、なのかもしれません。正直、斎場に着くまで、彼女の死を実感出来ませんでした。
この年になれば、何度も葬儀、というものを経験するのですが、友人が他界する、というのは、あまり経験がありません。

けれども、今日、思い切ってお通夜に出て、ちゃんと自分の中で彼女とのお別れを告げる事で、ある種の踏ん切りが付いたのは事実です。
今ならば、行って良かった、と云えます。逆に参加しなければ、どれほど後悔したか、という「もしも」を考えると、ゾッとしてしまいますね。


兎にも角にも、今は、彼女の御霊の安からん事を祈って。
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by s-kuzumi | 2011-04-04 22:06 | 日々之雑記 | Comments(1)