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2013年 11月 15日

ノベルゲーム愛好家のDTM勉強会 第二十三回

道玄斎です、こんばんは。
今日は、久々のDTM関連の話題。半分私の備忘録を兼ねているのですが、誰かのお役に立てれば幸い。



■マルチ音源を使おう

私事で恐縮ですが、私が今使っているパソコン、大分古くなってきておりまして、最新の技術を詰め込んだサイトなんかを見ようとすると、ストレスが掛かる、って云うと大袈裟ですけど、「もうちょっとキビキビ動いてくれたらなー」と思う事が屡々あります。

けれども、まぁ、書類を書いたり、メールを送ったり、或いはウェブサイトの閲覧、なんて事くらいだったら、全然こなしてくれているので、まだまだ壊れるまで使おうと思うのですが、そう、私には「ノベルゲームのBGM作り」という、誰に頼まれたわけでもない趣味(?)があったのでした……。

「イラストを描く」「音楽を制作する」なんていうのは、特殊な専門性の高いアプリケーションを走らせるわけです。加えて、こうしたソフトは、ヴァージョンを重ねる事で「重たく」なる事はあっても「軽く」なる事はありません。時代の流れに従って、その時その時の状況やマシンのスペックに合うように、機能が追加されたりするんですね。あっ、いや、パソコンに載せるソフトなんて別にどれもそんなもんかw 

兎に角、音楽制作をしていて、そろそろ、今のマシンではきつくなってきたな、と、薄々感じてきてるんです。
でも、取り敢えずまだ、普通の作業には全然使えるのは前述の通りで、音楽制作の為だけに、マシンを買い直す程、立派な音楽制作活動をしているわけでもありませんし、飽くまで趣味の範囲でやってますからねぇ。

そんな事を考えていたら、ふと、気付いたんです。
「俺、マルチ音源持ってるじゃねーか……」と。
マルチティンバー音源、通称マルチ音源は、一つの音源で複数の音色を同時に鳴らすことが出来る音源の事です。

ギターはAという音源を立ち上げて、ピアノはBという音源、ベースはC、ドラムはD……なんてやっていくと、何個も何個も音源を立ち上げる事になるわけで、結果、動作が重くなります。
しかし、マルチ音源を使えば、一つの音源を立ち上げるだけで、ギターもピアノもベースもドラムも全部賄えるわけで、ローパワーマシンで頑張るDTM野郎の強い味方なのではないかとw

いや、まぁ、勿論、「気に入った音がそのマルチ音源の中にない」とか、「この音を使うんだったら、あの音源を立ち上げる」とか、色々あるんでしょうが、「取り敢えず、一通りの音が一つの音源に詰まっている」わけですから、これを使わない手はないと思います!


さて、前口上が長くなりましたが、今回、取り上げるマルチ音源は、Sample Tankというものです。「世界一淫らな音源」の異名を持つ、中々グーな音源……なのですが、如何せん、かなり前にリリースされたものですから、2013年の今からすると、ちょい垢抜けない音があったり……。

けど、けどですよ。
寧ろ、或る音楽ジャンルでの「最新」の音が、必ずしもゲームBGMにマッチするとは限りませんよね。寧ろ、程よくこなれた音源の方が、安心感のある音に仕上がったりする事も。

というわけで、ここからは、画像も交えて、Sample Tankを「マルチ音源」として使う方法を書いていきたいと思います。ちなみに、DAWは、普段私が愛用しているFL STUDIOです。



■複数の音を同時に出してみる

まずは、普通にFL STUDIOを立ち上げて、Sample Tankも立ち上げます。
ちなみに、私の環境では、FL STUDIOを立ち上げる時に、「管理者として実行」してやらないと、Sample Tankは上手く立ち上がりません。

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こんな感じ。
まだ、何の音もセットされてません。ですので、取り敢えず、適当に「ピアノ」「ギター」「ベース」の三つの音をセットしてやりましょう。

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ピアノは「Flutter revPiano」、ギターは「Acoustic12」、ベースは「Bursty Bass」というものを選んでみました。
それぞれの音源名が表示されている所をクリックしてやって、音源付属の鍵盤をマウスでポチポチしてみると、確かに、それぞれ、ピアノ、ギター、ベースの音がなります。
が、大事なのは、これがマルチ音源、という事で、飽くまで「同時に」これらの音が出て欲しいんですよね。

そこで、設定をしていきます。
先ずは、Sample Tankのウインドウ、左上に「歯車」マークをクリックします。
すると、画面が切り替わりますから、「MIDI」と書かれた欄の、「Input port」を「1」に設定してやります。いや、別に、2でも3でもいいと思うんですが、取り敢えずここは1で。

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次に、「ピアノ」「ギター」「ベース」の三つの音をセットしているので、FL STUDIOで、「MIDI Out」を三つ立ち上げます(CHANNELS→Add one→MIDI Out)。

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さて、次は、今立ち上げた「MIDI Out」の設定です。
「MIDI Out」の「Port」の部分を「1」にして下さい。この「Port」の数値は先ほど設定した「Input port」の数字と合わせます。「CHANNEL」はデフォルトでは1です。

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どうでしょう?
設定した「MIDI Out」の鍵盤をマウスでポチポチすれば、Sample Tankで読み込ませたピアノの音がしませんか? そして、先ほどは「デフォルトで1」だと書いた、「CHANNEL」を「2」にして、また鍵盤を叩いてみて下さい。今度は、ギターの音色がしますよね? そして「CHANNEL」を「3」にすれば、ベースの音が出てきます。

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なので、三つ立ち上げた「MIDI Out」の「CHANNEL」を1~3に割り振ってやればいいわけです。勿論、それぞれ「Port」は「1」にしておくこと。
これで、一つの音源で、同時に複数の音を出すことが出来ました! おめでとうございます!



■それぞれの音をミキサーに割り当てる

何とか、Sample Tank一台で、三つの音を出すことに成功したんです、が……。
画面の下の方にミキサーが見えてますよね。でも、音はマスターに流れているだけ……。

ピアノはミキサーのInsert1に、ギターはInsert2に、ベースはInsert3にそれぞれ割り当てて、音量調整をしたり、それぞれにエフェクトを掛けたい! 
そう考えるのは極々自然な事です。いや、寧ろ、そうしない事にはマルチ音源である事の恩恵を受けられないではありませんか!

音が複数出せるだけ、じゃなくて、それぞれの音をミキサーに流し込んで調整出来るからこそ、「一台で全て賄える」わけですからね。

なので、もうちょっと頑張りましょう。
まずは、先ほど、Sample Tankを立ち上げる時に、サラッと流してしまいましたが、Sample Tankの「Channel settings」で、FXスロットに「1」を入力し、Sample Tankの音がミキサーのInsert1に流れ込むようにしましょう。

b0110969_21575873.jpg


次に、ちょっと見えにくいんですが、Sample Tankの音源をセットした部分、あれの右側に「1+2」とかって書いてあるんですよね……。で、その部分、カーソルを置いたまま、マウスホイールをグルグルしたり、クリックしたまま、カーソルを上下させる事で数値を変更出来ます。

なので、取り敢えず、ピアノは「1+2」、ギターは「3+4」、ベースは「5+6」にセットしましょう。

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これで、音を出してみると……あっ、まだ、Insert1にしか音が流れてません。
さて、最後の設定です。先ほど、「Sample Tankの画面の左上の歯車」を押して、設定画面に入っていったと思うのですが、もう一回、その画面に行きます!!
そして、「PROCESSING」のタブを開いて、「Auto map outputs」を押します!!

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ほら、これで、Insert1にはピアノが、Insert2にはギター、Insert3にはベースの音が流れてます!

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■まとめ

上記の手順を踏めば、マルチ音源を最大限使う事が出来るハズです。
以下に、簡単にまとめておきましょう。


1、Sample Tankで使いたい音を複数個セットする。

2、セットした音色と同じ数だけ、MIDI Outを立ち上げる。

3、Sample Tankの左上の歯車から「Input Port」を任意の番号にセット。

4、それぞれのMIDI Outの「Port」を、上記の「Input Port」の番号に合わせる。

5、MIDI OutのCHANNELを変えれば、セットした音がそれぞれ鳴る。


ここまでが、「取り敢えず、複数の音を同時に鳴らす編」です。
以下が、「パラでミキサーに音を送る編」になります。


6、Sample Tankの音源自体を「Channel settings」で、どのInsertに流すか指定。

7、Sample Tankの音源の右に表示される「1+2」といった表示を、それぞれに割り振る。

8、Sample Tankの左上、歯車→PROCESSING→Auto map outputsをクリック。

9、ミキサーに、6で指定したInsert番号から順に、それぞれの音が流し込まれている。


以上です!


意外と、検索してもすぐに情報が出なかったので、それなりに需要があるんじゃないかな……なんて思います! 又、「マルチ音源じゃないけど、俺はFLのすげぇテク知ってるぜ?」なんて方がいらしたら、是非、こっそり教えて下さいねw



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2013-11-15 22:04 | サウンドノベル | Comments(2)
2013年 05月 26日

なんてことない日々之雑記vol.372

道玄斎です、こんばんは。
土日で、ちょっとプレイしたいゲームがあったのですが、色々な事に取り紛れてしまって、プレイ出来ませんでした。なので、今日は、日々之雑記でお茶を濁します。



■究極のオルゴールを求めて

普通に作曲を楽しむ、という状況では、あまりオルゴール(Music Box)の音色を使う事は無かったりします。やっぱり、ピアノやギターが万能選手って感じでしょうかね。

けれども、ノベルゲームの為のDTMという事となると、オルゴールの使用頻度は飛躍的に上がります。
主題歌のオルゴールアレンジ、過去の回想シーン、ちょっと感動的なイイ場面等々、結構オルゴールを使うシーンって出てくるんですよね。
もうそろそろ、回想シーンでオルゴールを流さなくても……みたいな事を思っていても、それでもやっぱり、オルゴールの音は色んな所で使われていたりします。

で、私も何度も何度も、オルゴールに関する記事を書いた気がしますw
オルゴールを如何に「それっぽく」聞かせるか、とか、試行錯誤した記録を備忘録的に纏めた事もありましたねぇ……。
こうした、オルゴールに対する、一種の執念みたいなものは、私の個人的な体験と密接に結び付いていて、或る意味で、物凄いコンプレックスを抱えている部分だったりします。或る場面で、良い音のオルゴールが鳴らせなかった、っていうか……。


まぁ、それは兎も角、2013年の今では、結構オルゴールを取り巻く状況も変化してきているので、そういうのを眺めつつ、話を進めていきましょう。

以前……自分の納得出来るオルゴールの音が見つからず四苦八苦していた頃、思い返せば、「こいつと一緒にDTMを頑張ろう!」って思えるようなDAWにも出会っていなかったし、正直、「趣味です!」って云ってもいいくらいに、DTMにハマるとも思っていませんでした。まぁ、最近は、そっちの方の活動はかなり縮小気味ですが、例によって水面下で色々考えたりしているので、乞うご期待。

で、兎に角、オルゴールの音源を探すのに苦労した記憶があるのです。
一応、総合音源的なものは一個持っていて、その中に「Music Box」っていう音色は確かに入っていたのだけれども、何か、イメージと違うというか……。
で、そこまで趣味として没頭していなかったので、もっと良い総合音源を買う、という発想が無かったんですよね。なので、結構フリーのVstiとかに手を出していました。で、サウンドフォントとかね。オルゴール、Music Boxって言葉を見ると、もう無条件でダウンロードして試してみる、みたいな。

けど、フリーのものは、やっぱりフリーなだけあるというか……。やはり期待通りのものは無かったんです。オルゴールって事でなければ、フリーのVstiでも素晴らしいものがあるんですけどもね。

でも、お金の無い(或いは、あまりお金を掛けたくない)DTMユーザーには、お馴染みのDSK Musicが、最近(でもないのか?)、DSK Music BoxっていうVstiをリリースしたんですよね。
で、早速DAWで呼び出して、音を聞いてみると……意外といい音なんですよw 多分……フリーのオルゴール音源の中では最強の一つだと思います。まだ、試したことがない、って人は、是非是非ダウンロードして使ってみて下さい。まぁ、フリーですから、気に入らなかったら、無かった事にすればいいしw


でも……オルゴールの道も極めていけば、限りなく深い。
というわけで、私は、昨日、新しいオルゴール音源を購入してしまいました。所謂サンプリング音源です。

普通の、音源って、まぁ、何万か払って買いますけど、その中には色んな音が入ってるわけですよね。例えば、みんな使っているKONTAKTなんかだと、値段は39,800円ですが、そこには1000個以上のサウンドが入っています。
ですが、私が購入したのは、「オルゴールの音だけ」しか入っていないものです。それで、定価は7,800円とかですから、結構リッチなものなんじゃないかな、なんて思っています。何年か前に買ったオルゴール音源もそのタイプ。そちらは値段が大体10,000円くらい。

新しい音源を買うと、何か無性に使ってみたくなりますよねぇ。
この新しいオルゴールの音を使って、何かまた、面白い事が出来ないか、色々やってみようと思っています。


あと、余談ですが、色々私的な実験をして気付いた事は、オルゴールの音は意外と和風ホラーの音と相性が良い、という事。
結構企業秘密(?)なんですが、あまり和風ホラーを作る人がいないから、こうやって話せますねw


「○○って音源に入ってるオルゴールの音いいぜ!」とかね、そういう情報があれば、是非こっそり教えて下さい。私のオルゴール道はまだまだ続きます。



というわけで、今日はこのへんで。
それでは、また。
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by s-kuzumi | 2013-05-26 23:11 | 日々之雑記 | Comments(2)
2010年 12月 14日

ノベルゲーム愛好家のDTM勉強会 第二十二回

道玄斎です、こんばんは。
今日も今日とて、素材絡みのお話……。折角、Novelers' Materialがオープンしたので、ちょこちょこっとそれらしい記事を上げていきます。



■オルゴール再び

私はどうも、オルゴールの音が大好きで、FL STUDIOを立ち上げてはオルゴールの音源をセットして遊んでいるような気がします。

以前にも、何度もオルゴールに関する話題、出してきたような気がするんですが、また一つ「テク」というか、自分なりに「こうするといい感じかも……?」というのが掴めてきたので、また情報を公開してみよう、とそういう企画です。

で、これも何度もお話していますが、オルゴールはノベルゲームには定番の音色でして、過去の回想シーンとか、或いは感動的な場面なんかで良く使用されていますよね。
ですから、「ノベルゲームの為のDTM」を標榜している私には避けて通れない道というか、頑張って極めていかないといけない道だったりして。

グーなオルゴールサウンドを出す為の、一番手っ取り早い方法は、サンプリングCDなんかでグーな音色を「購入」しちゃう、というやり方。お金はちょっぴり掛かりますが、ピンポイントでオルゴールの音、という事であれば、2000円も出せば購入出来ちゃうんじゃないかと。
ご自身が過去に作られた曲のオルゴールヴァージョンなんかを作れば、元が取れそうな気、しません?w


私も、結局、色々考えた結果サンプリングCDを購入したクチなんですが、なんとなーく理想の音と違うような部分が無きにしもあらず……といった感じで、ずっと試行錯誤していました。
何といいますか、オルゴール特有の素朴な感じだったり、暖かみのある雰囲気だったり……がサンプリングCDを買ってきてもどうも、上手く再現出来なかったんですよね。
で、あれこれ考えた結果、


・思い切って、低域と高域を切ってみる


という方法に思い当たりました。
そう、これも以前ご紹介したことがある、「ラジオ風音声」「電話越しの音声」のやり方と一緒です。あれも、音質自体は悪くなりますけれども、独特な味わいが出るわけで、それをオルゴールに応用してみる、という感じです。

それを各オルゴールのパートにEQを挟んで、プリセットで「Radio」とかがあれば、それを選択。
そのまんまだと、ちょっと音がザラついているように思いますので、あれこれ弄ってみてもう少し、音がクリアに響くポイントを見つけてみると、意外と素朴で暖かみのあるオルゴールの音……再現されてません?

バンド数が固定されているグライコとかで、やってみると、結構作業もし易いと思います。
ちなみに、音をカットする時はチマチマ1db単位でやらないで、思い切って「下げたい音域は、マックスまで下げる!」という男らしい感じで作業すると、音の変化が分かりやすいです。

オルゴール特有の素朴感を損なうのは、思へらく「高域」のキンキンした部分ですね……。各パートにEQを挟んで高域はカットしていく感じでやると、いいと思います。また、低音の「グワングワン」した部分も思い切ってカットしちゃうとグー。
又、EQの中には「ウォーム機能」が付いているものがありますよね。それを通すと音が「ウォーム」な感じになる、というヤツ。そういうのが付いていれば是非、オンにして暖かみを追加してみましょう。


これだけでも、相当いい感じの音に近づけると思うのですが、もう一頑張りしてみましょう。
今度はリバーブですね。


・多段リバーブにしてみる


これも、センドトラックにリバーブのプラグインを挟んで、40%とかリバーブの量を指定して普通に掛けたんじゃ、イマイチ、オルゴールらしさが再現出来ません。

そこで、お勧めしたいのは「多段リバーブ」です。
リバーブを2個重ねて、ゴージャスな響きにしてやる、というイメージでしょうか? 最初に通すリバーブは、割と小さいサイズのリバーブ空間にして、二段目はそれをグッと広げてやるといい感じ。

プリセットで「small room」とかあれば、一段目はそれで。
で、二段目は思い切って「large room」とかにして、「小さな部屋で鳴っているオルゴールの音を、大きな空間で再生させる」という作業ですね。

この時、同じリバーブのプラグインを使うのではなくて、一段目と二段目でプラグインの種類を変えてみると、何だか音楽的になるような……。私の思い込み……かなぁ? 


ここまでやってやると、私の環境では、自分としても納得の行く音になる……ような気がします。勿論、これが絶対解って事じゃなくて、あくまで「現時点でのベスト」なんですが、参考になれば幸いです。

あっ、そうそう。最終的にマスターにまたもやEQを挟んで、やっぱりキンキン聞こえる部分をちょっとカットして仕上げをしてやるといいみたいですね。
この時は、ピンポイントで音をカット出来るパラメトリックイコライザーを使うと作業が楽、かな。



大体こんな感じ。
「このオルゴール音源を使えば、そんな事をしなくても最初っから最高の音が出るぜ!」とか「そんなやり方じゃあかん!」とか、そういうご意見ご感想、アドバイス等が御座いましたら、是非、お気軽にコメントなど下さいませ。

この記事が、皆様のノベルゲームBGM制作ライフに、少しでもお役に立てれば幸いで御座います。



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-12-14 23:45 | サウンドノベル | Comments(3)
2010年 09月 30日

ノベルゲーム愛好家のDTM勉強会 第二十一回

道玄斎です、こんばんは。
久々のDTMの話題ですねぇ……。以前は確か、SAKURAというシンセサイザーを購入した時に書いたような……。



■Soundationを使ってみよう

水面下でじわじわと進行している企画Novelers' Material。
広く素材を扱うサイト……というかデータベース(?)なんですが、BGMなんかは結構花形でして、色々な方のグーな素材が手に入ります。
まだ、一般公開はしていないのですが、テストして下さっている方、或いは一緒に作業して下さっている方、にはお馴染みですね。

で、私も手持ちのBGMをアップしたりしています。
怪しいセンスのタイトルの曲(えっ? 怪しげなのはタイトルだけじゃないって?)を何曲かアップしているわけですが、「また一曲作ろうかなぁ」と思っていた矢先に、面白いものを見つけました。

それが、Soundation
ウェブ上で音楽が制作出来るツールというか、設備というか、そういう感じ。別にシーケンサーやらを買わなくてもネットに接続できる環境があれば誰でもBGMを作ることが出来ます。

加えて、「素材を組み合わせる」タイプの、ACID的なサービスですから、音楽の知識がゼロでもまったく問題が無かったりしますw
気に入った素材を気に入った順序で貼り付けていけばOK。それ、考えるとACIDってのは凄いソフトですよねぇ……。

で、見つけちゃったんだから使わないとマズイですよねぇ?w
FAQとかを見てみると、そこで作った音楽は、商用として販売しようが何しようが全然OK、という事だったので、Novelers' Materialにアップしておきました。

本当に、サラッと適当に素材を見繕ってきてやって、貼り付ければ完成! という感じなのでアレな感じはあるんですけれどもね。
ただ、割とそうやって出来合いのものを切り貼りしていく……ってのは割と得意みたいで、作業していて結構楽しいですねぇ。何だかんだ云って、完成品を聴いていると愛着がこみ上げてくるのが困りますw


さて、このSoundationなんですけれども、優秀なサービスでして、ちゃんと各トラックにエフェクトも掛けられますし、音量やパンの調整も出来たりします。
尤も、「出来る曲は、用意されている素材に完全に依拠する」という部分はあるんですが、それは短所というよりは「そういうもの」として受け止めるのが吉。

これ、普通にフリーで使えるんですが、お金を支払うと使用出来る素材の数が増えるのかな? 何かそんな感じです。当然の如く西洋のものなので、全然詳しく見てないんですよw 直感的に操作出来ちゃいますからね。もしかすると、私が思っている以上に奥の深いソフトなのかもしれません。

ただ、欠点もいくつかあって、「ミキサー」をどうやって表示させたらいいのか、が全然分かりませんw
マスターの音量レベルを見ないと、どうしようもないんですけれども、それが出来ない……。しょうがないので、自分の耳を頼りに何となく音量を調整して……みたいなそういう感じ。

書き出しは、独自形式のファイル(これを読み込ませるとプロジェクトが復帰出来る)と、.wavで行えます。
ですので、取り敢えず.wavで書き出して、それをFL STUDIOに読み込んで音量やらを調整して.mp3で書き出す、という形で仕上げました。
ちなみに、Soundationだけで仕上げた状態のものは、

こちら

です。出来に関しては……ノーコメントですけどw 
ちなみにタイトルは『篠ノ井高等女学校の朝』と相成りました。タイトルを考える時が一番楽しいですよねw
まぁ、毎度お馴染みの感じはするんだけれどもw
※今、自分で聴いてみたら頭にピアノのノイズが入っちゃってるなぁ。.wavで書き出すとそういう音は載らないのに……。


兎に角、凄い簡単にBGMが作れちゃうので、是非興味を持たれた方はお試し下さい。
そして、素敵なBGMが出来上がったら……Novelers' Materialに登録して下されば小躍りして喜びますw

今は本当にこういう便利なものが出てきて、面白いですよね。
似たようなサービスがある! とか「もっとグーなものがあるぜ?」なんて事が御座いましたら、ご一報下さいませ。


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-09-30 20:23 | 日々之雑記 | Comments(0)
2010年 09月 01日

ノベルゲーム愛好家のDTM勉強会 第二十回

道玄斎です、こんばんは。
今日は、最近すっかりご無沙汰のDTM絡みの記事。折角、新しいソフトシンセを買ったのですから、まぁ、何かやってみようかな、っと。



■和風ホラーでいこう

昨日も、何だかホラーのお話をしましたし、結局、今年の夏にホラー作品を余りプレイ出来なかったのが、フラストレーションになっているようです。

で、まぁ、ホラーのSEを作るのは結構得意なんですよw
「ヤンデレ女登場!」とか副題が付いたSEとか、以前作ってましたねぇ……。
オドロオドロシイ音がするシンセを選んできて、適当に鍵盤を弾いて(というか押して)やれば完成、という超お手軽SE制作ですけど。

お手軽制作とはいへ、結構「らしい」音がするのがSE制作の面白い所。
ピンポイントで「○○な音」というのを作るのは、やっぱり難しいけれども、雰囲気的なSEだったら、結構イケるんじゃないでしょうか?


さて、今日は和風ホラー。
出来れば、出来上がったブツのリンクでも張っておけばいいんですけれども、まだ制作途中なのでそれは無しで。

以前、書いた「一ランク上の和風音楽作り」とほぼ同じ発想で作ってます。
要は和風のスケールを上手く使って、「それっぽい」音にしちゃおう、という事です。いや、本当にスケールさえあれば、テキトーに弾くだけで、本当に「らしい」感じになりますので、お試しあれ。

で、スケールだけでも相当和風っぽくなるんですが、和風でしかもホラーですから、どことなく恐さとか、うすら寒い感じを出した方が良いんじゃないか、と。
先ず、楽器編成が大事かなぁ。
ドラム、ベース、ギター、キーボードなんて編成だったら、「うすら寒い」どころか、寧ろハッピーな感じすら出てきてしまいますw
やっぱり、和風BGMですから、楽器も出来るだけ和風な楽器か、それに近い音を発するものを選ぶのが無難みたいです。お琴とか三味線とか尺八とか。

今回、先日購入したSAKURAなるシンセを使うために、BGMを作ってるわけですから、メインの楽器はこいつでもう決まりです。デフォルトで「お琴っぽいけど別物」の良い感じの音が鳴りますので、それを使う事に。
あとは、ドラムの代わりに太鼓とか、鈴の音とかそういうのをチョイスしてきて、最終的に組み合わせてやればOK。

和風のモノは「足し算」じゃなくて「引き算」の発想で楽器を選ぶといいみたいですね。
それにホラーですから、あんまり賑やかなものはちょっとご遠慮願いたいですし。。

そんなこんなで、楽器を選んで、上手い事組み合わせてやれば……何とかそれっぽいBGMになるハズ。
出来上がったら、例の素材サイトに投稿してみよう。
多分、例によって一分そこそこのBGMだと思いますけれども、自分で作ったものはやっぱりどこかいとおしさを感じますねぇ……。
同時に、BGMを作るってのは大変だなぁ……としみじみ思いますねぇ。ゲーム制作なんてのは、そういうパーツを統合するわけですから、そりゃもう大変だろうなぁ……と。

中には、マルチな才能を持っている人がいて、シナリオを作って、尚かつBGMを作っちゃったり、或いは絵まで描いちゃうような凄い人も居るわけですけれども、そういうのは、もう天才の領域ですなw


こういうのを作っていて、気になるのが、「波形をどうするか」という問題です。
いや、限りなく0dBに近い所まで音を上げていいのかどうか、という事。パート数が多い曲だと自然と音量も上がって、ナチュラルに0dB付近までメーターが上がります。

所が、和風で物寂しい感じを出したい時に、そんなに波形が0dBでピシッと揃っている必要があるのだろうか? と考えてしまうわけですw 寧ろ、音量(音圧?)もちょい抑えめの方が雰囲気には合うような……。こういう最終的な音圧の処理って、皆さんどうやってるんでしょうね?

私は、一応、リミッター或いはマキシマイザーで、音割れしないギリギリくらいまで音を持ち上げちゃうんですけれども、どーなのかな? 歌モノだったらいざしらず、こういうBGMの波形の処理って何かセオリーとかあるんでしょうかね?


というわけで、取り敢えず作りかけの和風ホラーのBGM作ってきます。
たまには、こうして「作ります!」って宣言しないと、「何かめんどくせー」とか「飽きた……」とか「思ったように出来ん!」とかで途中で放りだしちゃいますからw



それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-09-01 21:54 | サウンドノベル | Comments(0)
2010年 02月 14日

ノベルゲーム愛好家のDTM勉強会 第十九回

道玄斎です、こんばんは。
今日はちょっとこんな時間まで起きているわけですが、ずっとピアノの練習をしていました。

ここ数日、ずっとピアノの練習(中々上手くならないのが本当にもどかしい)をしていて、そろそろ今日はお終いにしようかな、というタイミングなのですが、ちょっと思った事などもあるので、そうしたものを綴ってみようかと。



■フリーで使えそうな、ピアノ音源

今日はちょっと事情があって88鍵の愛用クラビノーバが使用出来なかった訳で、やっぱり愛用しているMIDIキーボードでお茶を濁していました。

で、弾きたい曲がピアノ曲ですから、シーケンサーなりを立ち上げて「ピアノ音源」をセットしてやる必要があります。結構ここらへん、悩む所ですよねぇ。つまり「どういうピアノ音源が良いのか」って事なんですが、FL STUDIOに入っているFL KEYSは汎用性は高いけれども、個人的に音は今ひとつ……と云ったところ。上手く音が作れる人だったらいいんですが、そこまで私は各パラメータを弄ったりするのが得意ではないw というかEQだって難しいですよね、狙い通りの音を作ろうと思ったら。

で、49鍵のMIDIキーボードで練習する際に、色々とピアノ音源を試してみたりしています。
今日は、そんなピアノ音源に関するお話。

いや、お金やハードディスクに余裕があればIvoryとか買っちゃえばいいんですけれども、流石に4万円以上しますから微妙に躊躇します。iLokなるオーソライズが必要っていうのもちょっぴりハードルが高め。

んで、やっぱりフリーのものを探してみたのですが、意外といいんじゃない? と思えるピアノ音源がありましのでご紹介。個人的に好きなモノをチョイスしてみます。

・YamahaGrand_Adcock

これは所謂サウンドフォント、なんですが、結構イカすんじゃないかな、と思いますよ。


・splendid

これもサウンドフォント。ちょっと音が大きい印象があるのですが、なかなか素敵な音で鳴ってくれます。


・Clavinova Piano

やっぱりサウンドフォント。愛用機クラビノーバの音……だけれども、私の持っている実機の方がもうちょい深い音が出てくるような……。けど、これも素直に使いやすいと思う。


・SRX-2 Grand 3-Layer

またしても(以下略
これも中々……。


・Equinox Grand Pianos

やっぱり(以下略

スタインウェイとヤマハのグランドの音が切り替えられます。
ヤマハのそれにすると若干キンキンした音になるかも。


・Roland 64VoicePiano

これも(以下略

ちょっと音量が大きめなのと、微妙なリバーブが掛かっている感じ。
好きな人には好きな音だと思いますが、少しクセがあるかな。



Vstiで手に入るものだったら、意外と

・Prova

が良い音を出してくれます。ちょっと離鍵(?)の時に音が不自然になりがちな気はしますが、結構使えるんじゃないかと思っています。

ピアノの様な使用頻度が檄的に高いものほど、意外とDAW付属には良いものが付いていなかったりしてw や、勿論何種類もFLには付属していますし、サンプリングデータもタダで落とせるんですけれども、使い勝手が良くて、となると意外と厳しい。

サウンドフォントプレイヤーが無いと厳しいものばかりご紹介してしまったのですが、是非興味があれば一度試してみて下さい。結構いい音、鳴ってくれると思いますよ。


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-02-14 03:02 | 日々之雑記 | Comments(7)
2010年 01月 16日

ノベルゲーム愛好家のDTM勉強会 第十八回

道玄斎です、こんばんは。
今日はちとゲームをする気力がないので、こういう時はDTMか日々之雑記でお茶を濁す、というわけで、DTMの方、かるーくやってみましょう。



■ちょっとしたアクセントに

今回作った……というか、相当前に作って放置しておいたものを再利用してみました(ですのでFL9じゃなくて、FL8の方で書き出しました)。
ゲームの音楽、ってよりは「少し長目の効果音」みたいな、どっちかって云うとそういう感じかも。

こちらからだうぞ。


静と動、シリアスとギャグ、こういう要素を上手く散りばめてプレイヤーを飽きさせないようにする、そうしたテクニックもノベルゲームの中では重要なのではないでしょうか。
ギャグ一辺倒の作品もありますけれども、肝心要の要素が例えば「恋愛」であったりした場合、地の文が全部ギャグテイストだとやっぱりバランスが悪く思えてしまいます。
そこには作品の本質みたいなものだったり、或いは、全体でどの程度の尺なのかっていう問題もありますが、取り敢えず話を先に進めましょう。

何事も程度の問題、って事なんですけれども、時に本筋から離れる形で、ギャグっぽい文章が入ったり、そのギャグでプレイヤーにホッと一息吐かせたり、ってのはやっぱり大事で(特に長い作品だと)、一種の作品の中でのアクセントっていうんでしょうか? そういう時に使えそうなBGM。

ギャグっつーか、オトボケ的な場面っていうか、そういうものを想定して作ってみました。
作り方も簡単簡単。


1、あんまし真面目じゃないような音を探してくる。

2、適当に弾いてみる。

3、完成


というw
「適当に弾いてみる」ってサラリと書いてしまいましたが、ド単純なメロディでも十分だと思います(ド単純でしょ?)。
却って、そういう場面で無数の音が綺麗に絡み合う荘厳華麗な曲、なんてのが入っていても、それはそれで何かオカシイですしw



■どーやって作ったか

あんまり真面目じゃない音、ってのも、完全に主観ですけれども、何となく雰囲気で分かりますよ、ね?
或いは、手持ちのシンセのプリセットで「こんな音、使えねぇだろ?」ってな音、結構入ってるんじゃないでしょうか? そういう音に市民権を与えてあげる、というのが今回の裏テーマ。

結構、この音色選びが大事かもしれません。
単独で使っていい感じに「オトボケ具合」を出してくれるような、そんな音を探してみるとグー。日常であまり馴染みの無いような国の楽器とかを使用してみるのも楽しいかも。
で、ド単純なメロディを作ってそいつをループさせます。その上に、ドラムのキックとか、「チーン」なんて音を追加してやったりすれば、意外な程簡単にこの手のBGMらしきものは出来てしまう……。

あんまり音が少ないと、それはそれで空虚な感じが出ちゃうので、途中からハットを入れたりしてみました。それなりにリズミカルな雰囲気を出した方がいいみたいですね。
本当は頭にもう一小節あったんですけれども、冗長なのでカット。
色々人の作った曲を見たり、「誰でも出来る音楽入門」みたいな本を読むと、やっぱり4小節ってのが一単位になっているんですよね。そういう意味で「綺麗」なモノではないのですが、元々想定している場面が、とぼけた感じのそれなので、まぁ、あんまり気にしないでいきましょうw


「よし、一曲作ってみっか!」なんて意気込んでシーケンサーを立ち上げたはいいけれども、「えーっと、音色は……」なんてあれこれ弄りながら選び出したのは、いつもの「ピアノ」と「何となく侘びしげな撥弦楽器」そして「ストリングス」。
これじゃ、「毎度お馴染みの袋小路」に入り込むのが目に見えています。って、勿論私の事ですが……w

今回は、それとは真逆の発想。
いっつも「何で、シンセのプリセットに“素直で” “使い勝手の良い”音が入ってねぇんだよ!」なんて悪態を吐いているわけですけれども、逆にその「使えない音が使えるBGMはないか?」と探してみたのが、事の始まりだったハズ。

何か、そうやって、あれこれ「使えない音」を探していくと、思わぬグーなプリセットに出会ったりもして、そういう副産物もあるわけですよ。


なんつーか、やっぱり本当はお手軽BGM制作ってんじゃなくて、しっかり基礎から学ぶのが一番いいとは思うんです(私もちゃんと勉強しなきゃ……)。けれども、延々と勉強をしている内に、「ゲームのBGM」を作る為の作業がいつのまにか「名曲を作る」っていうんじゃ、手段が目的になってしまうわけで、本末転倒。
基礎工事的な勉強は勉強で継続しつつ、その上で「お手軽に出来る何か」を作ってみたり、色々試してみたりするってのも必要よね、と自己弁護しておきますw まぁ、音を出すって行為そのものが持つ快楽というか、楽しさもありますしね。

たまには、こういうヘンテコなものも作ってみると面白いですし、意外と可愛く思えてきてしまうのが不思議。
ちょっとした息抜きに、お気楽ヘンテコ曲作りなんてのもいいんじゃないでしょうか?


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-01-16 23:40 | サウンドノベル | Comments(2)
2010年 01月 11日

なんてことない日々之雑記vol.267

道玄斎です、こんばんは。
もう、ボチボチ眠る時間ですね……。何となく寝付けない為、今日も今日とて何かをボヤきます。



■何度も繰り返して

先日、DTMな記事を書いた際に作った、曲モドキ。
アドバイスなども頂いたので、もちっと手直ししてみました。お休みが多いと、こういう作業が出来て楽しい。

こちらからだうぞ


結局、あの超豪華なピアノ音源を使うのを止めにしました。
というのは、あまりにも重すぎてどうしようもねぇ、というw 一機立ち上げるとそれだけで1Gもメモリーを食うのはちょっとねぇ? 一応ウソでもピアノだけで2パートあったりするので、二機立ち上げられないんですよw

で、ピアノ音源抜きでも700Mくらいメモリー使っているから、もうカツカツですよ。
フリーズ機能って、FLには無かったんだっけ??

しゃーねーから、いつものようにFL Keysで誤魔化すわけですが、やっぱり「コシ」が無いので音のキャラが立ちにくい気が……。
安くて、グーな感じのピアノの音……どっかにないですかねぇ……。ピアノという非常にメジャーでオーソドックスな音だからこそ、拘りたい所ではあります。

いや、きっと突き詰めていけば、ミキシングの手法で何とかなったりするんでしょうけれども、そういう面倒な事をせずに「そのまま“使える音”」が出るものが、やっぱりいいなぁ……。

そういや、これ、珍しくFL的な作り方で作っています。
数小節のパターンを作って、最終的にブロックを組み立てるみたいにしていくやり方。作り自体は単純ですけれども、結構ブロックを重ねました。これだけあれこれ音源を追加して作ったのってもしかしたら初めてかもしれない……。

ま、お気楽、お手軽DTMですから、あまり深く考えないようにしましょうw



■たまに見てみるとおもしろい

たまに、他の方がお書きになっているノベルゲームのレビューを見ると、未プレイの作品があって面白いですね。大体、レビューでも見る場所は決まっているわけですが、自分のデータベースを補完出来る、というメリットが、「普段ちょくちょく見ない所」にはありますよね。
超有名で、今更お名前を出すのはアレですけれども「日向の窓辺」さんです。

名前順に整然と並んだレビューは圧巻の一言。
レビュー数も多くて、見応えがあります。本当に昔からお世話になっていたサイトさん。
自分で、このブログでレビュー(のようなもの)を書いてからは、やや疎遠になっていたのですが、やっぱり私がプレイしていない作品が多くて参考になりますね。

早速、面白そうでさっくりいけそうな作品を2本ほど探してダウンロードしておきました。
明日は、目覚めの一発でこの2作品、プレイしてみようと思います。


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-01-11 01:04 | 日々之雑記 | Comments(0)
2010年 01月 07日

ノベルゲーム愛好家のDTM勉強会 第十七回

道玄斎です、こんばんは。
今日も一曲ブチ挙げてみて、「簡単に」「誰にでも作れる」もの、そんなメソッドをご紹介してみましょう。



■コード進行? んなもんかったるいわい

取り敢えず、音楽制作の環境を揃えて、いざ「曲を作らん!」と意気込んだはいいけれども、結局何も出来なかった経験ありませんか? 私にはあります。というか現在進行形でその状態w

シーケンサーの類でしたら、フリーでも本当に優れたものリリースされ、実際使っている方も多いみたいですよ。私は、「自分が使って楽しい」からFL STUDIOを使っているので、今回もFLの環境で作ったものをブチ挙げてみたいと思います。

そういえば、今までFLの最上位版だったXXLエディションを使っていたのですが、更に上のSignatureエディションなるものが出てきて、今なら62$でアップデート出来る(勿論、一度購入すれば生涯無償でアップデート可能!)わけで、買おうかどうしようか迷っています。
実は、XXLエディションにマキシマイザーやらが付属したものがSignatureエディションで、あんまりマキシマイザーとか使わないんですよね。
ちまちまっと要所要所でゲインを稼いでってやっていると、十分過ぎるというか。ですのでちょっと購入を迷っています。


それはさておき、曲が作れず途方にくれた私は、「すぐ出来るポピュラー音楽」的なマニュアルを買ってきて、熟読してみるのですが、なんかめんどくせぇんだ、これがw
要するにコード進行が載っていて、それにメロを付けろ、みたいなそういう体裁の本が多くて、そういう作り方をする人も多いらしく、実は実用的な本なんですが、「コード進行」なんて云うわけでさら、ただでさえ良く分からないコードなるものを順次進行させていかねばなりません。

「どうしたもんか……」そんな悩みを抱えつつ、某CDを聴いたわけです。洋物のポピュラー音楽です。
曲自体は凄くいい。格好よさやノスタルジックな雰囲気、或いはセンチメンタルな部分を刺激してくれるような、そんな素敵な楽曲だったんです。意外かと思われる方も多いかもしれませんが、ジャンルはHIPHOP。

で、その曲を何度か聴いていて気がついたんです。
「これ、二小節くらいのフレーズが延々と鳴ってるだけじゃん……」と。
話を単純化すると、曲が2つのコード「だけ」で出来ていたんですよね。

そうした限定された条件で素晴らしいものを作る、というのはやはり職人芸的な、技量が必要となるわけですが、テクニックとして「お手軽」に盗めそうじゃありません?w 
というわけで早速パクってきました。珍しくフルレングスの2分オーバーのブツ。ただ、細かい所は全然詰めていなくてベロシティの値も碌に弄っていないという体たらく。まぁ、ラフミックスみたいなもんだと思って。
まだまだ音を追加したり、色々やる予定だけれども、時にはパパっと人目にさらす事も大事。

こちらからだうぞ。




■どーやって作ったか

取り敢えず、「コードは二つしか使わん!」と最初に決め込みましたw
二つだったら何とかなるよね。四つ五つと増えていくと大変だけれども。古典的なロックなんてスリーコードで何とかなるけれども、もうちっと「ノベルゲームで使えそうな曲」がいいんですよね? あまりにもド単純なもの、何か小学校の音楽の時間で出てきそうなもの、そういうものは排除する方向で話を進めていきます。

よくよく考えてみれば、ちょっと素敵なギターの音源を持っていた事に気がつきました。
そいつで以て、2つのコードをアルペジオ風に弾いてパターン化します。んで、FL付属のドラムループ素材をはっ付けて、大まかにざっくりと「曲らしきもの」の体裁を整えてやります。
あとは、そいつを頭から終わりまで鳴らしながら、適当に音を付けていくだけ。

多分……本当に適当だから音がぶつかっている所、あると思います。が、そんなの気にしない。
ピアノの音の処理の仕方が本当に良くないのですけれども(もちっと装飾パートくらい付けてやりたいもんだ)、一応、mp3に変換する時にはYAMAHA C7 GRAND PIANOのサンプリング音源をサンプラーに読み込んでほんのちょっぴりリッチな感じを出しつつ。。
ただ、これ、滅茶苦茶重たいので(立ち上げるだけでメモリーを1G以上喰う……)、本当に書き出す際のみ使用する、という感じ。

作っている最中だと「あれも入れたい」「これも入れたい」みたいな、妙な欲が出てくるのですが、先ずは「ざっくりと形を作る」のが先決。
細かいアレンジみたいな部分は、最終的にやればよかろう、と後回し後回し。

で、ピアノでメロっぽいものを付けて、それもループさせ、ついでにストリングス的なものをこっそり二番目に仕込んでひとまず完成。
それにプラスして、ギターでちょっとだけジャラ~ンと鳴るアクセントの部分を付けて、オートメーションで音量なんかを変化させて(殆どフェードアウトの部分だけれども)完成。

所要時間、1.5時間くらい。
もっともっと詰めて作ればそれなりに聞こえそうでしょ? 何となく物憂い雰囲気の場面とかに使えそうなループ可能な曲モドキ、一丁上がり。

近い内に、またあれこれやって、ブラッシュアップを図る予定ですが、何か使えそうだったら、使ってやって下さい。
ちなみにタイトルは、「shamrock」。制作中の仮タイトルは例の「下総中山落花生」的なものなので、わざわざ書かなくてもよいでせうw 実は、こっそりもうちょっとしたら大量発生すると思しき「桜ソング」へのアンサーソングというか、「道玄斎流桜曲」みたいな性質もあったりしますが、やっぱりあんまり関係ない、ねw



■まとめ

・2つのコードでもループさせれば、意外と曲の背骨になる。

・コードのループを鳴らしつつ、ドラムループも仕込む。

・適当にメロっぽいものを付ける。音がぶつかっても気にしない。

・ちょこちょこっと調整して完成。

と実にお手軽な方法です。
たまに、普段聴かないジャンルの曲を聴くと、色々パクれるネタがあっていいですねぇ。


何かのお役に立てば幸い。
それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-01-07 01:36 | 日々之雑記 | Comments(2)
2010年 01月 04日

ノベルゲーム愛好家のDTM勉強会 第十六回

道玄斎です、こんばんは。
今日は新年一発目のDTMのお勉強。新年というか新春に相応しい感じのものにする積もりですよ。



■1ランク上の和風づくり

今まで、「和風」とか何とか云って、適当なものを出してお茶を濁していましたが、あれってただ単に、ハ長調で云う所の「ファ」と「シ」を抜いて音階を作る、47抜き音階と呼ばれるものでした。
まぁ、「和風っぽい」というか「童謡」とか「童歌」とかそういうテイストかもしれませんねぇ。

でも、47抜きばっかりじゃ、飽きてしまいますし、「もっと和風をっ!」という声にお応えして(というか、私自身がそういう欲求があっただけですw)、もう1ランク上の和風な曲作り、やってみましょう!


三が日……。愛用のFL STUDIOが立ち上がったPCの前に座りながら、ウンウンと唸る男一人ありけり。
そう、私です。
何か、あらたまの年も変わって、一発ドカンと「すっげぇ和風!」ってなものを作りたくなったはいいのだけれども、47抜きだけじゃ限界がある。それに個々人の持つ「弾き癖」も厄介なもの。

何か気分を変えねばなるまい……。
「旨くて簡単にパクれる技、どっかに落ちてねぇかなぁ?」なんて考えていたら、私お琴の演奏経験があった事を思い出しました。何故忘れていたんだ……w
お琴って云っても、箏の琴、琴の琴、和琴なんて色々種類があるのですが、一般的に皆さんも良くご存じのお琴は「箏の琴」です。私が弾いたことのあるものもソレ。13本弦が付いているヤツですね。

13本弦があって、それぞれチューニングというか調弦してやらないといけないわけですから、簡単に言ってしまえば13個の音で構成された「音階」がそこにはあるはずです(本当はオクターブとか含むからもっと数は少なく、且つ音階っていうとちょっと違うか。どの音を選んで弾くかって事やね)。

ここまで思いつければシメたもの。
早速お琴のチューニングで音階を構成してみます……って云っても、もうやり方忘れちゃったし、倉庫からお琴取り出すのはめんどくさい。それになにより、ここは「お手軽」で「それっぽい」ものが作れれば良い、というコンセプトでやっているわけですから、「お琴持ってないやつぁ出直してきな!」なんて云えません。

今あるシーケンサー(フリーソフトでも勿論OK)でちゃんと音が出せる事、すぐに試せる事、こうした要件を満たさないと、「ノベルゲームの為のDTM」にはならないのですw
音が出せるって意味では、GM音源に「koto」ってのは入っていたハズですから問題はない。
あとの一つの要件、つまり「簡単に試せる」という部分……。そう、それは「ネットを使う」という手段と相成りました。

「お琴 調弦」なんてキーワードで検索を掛けていたら、お琴教室のHPが出てきて、ちゃんと「平調子」「雲井調子」など、様々なチューニングの仕方(というか音の選び方)が載っていました。
こちらをご参照下さいませ。

一々、HPを開きながら作業する、ってのも面倒ですから、私は五線譜に書き写しちゃいました。HPでは「ドレミファソラシド」的な表記じゃなくて、「ABCDEFG」の表記ですが、特に問題ないでせう。
「C=ド」「D=レ」「E=ミ」「F=ファ」「G=ソ」「A=ラ」「B=シ」です。
まぁまぁ、丁寧な事に、ちゃんとこのHP「実際の音」が聴けます。シーケンサーを立ち上げて、プリセットから「koto」を選んで、音を確かめながら記述すれば完璧。ぶっちゃけ、このお手本の音をサンプリングして使いたいくらいなんですが、それはやっちゃ駄目なので、自粛。

ちなみに、お琴は13本弦があって、座っている側から見て、反対側から順番にその弦を「一」「二」「三」と数えていきます。横からみると、お琴は「かまぼこ型」になっていて、その頂点が「七」でしょうか。
で、「十」まで数えると、次は「十一」とならずに「斗」となり、十二に相当するものは「為」となり、十三に相当するものは「巾」と呼びます。一番手前の弦ですね。そこだけ理解していれば大丈夫でせう。

で、今回は基本のキの字の「平調子」の「壱越」の音だけで一本作ってみました。
最後の方で力尽きて投げやりになっているのが良く分かりますw 
こちらからどうぞ。

如何でしょう?
今までよりも「和風……というか正月っぽい……」と感じるのではないでしょうか?
お琴の形態上の問題として、基本「この13個の音以外使わなくていい」訳ですから(チョーキングみたいな奏法はあるんだけれども、まぁスルーしても構わないでしょう)、適当に、この「平調子」「壱越」で使われる音だけ、鍵盤で押さえてやれば、何だか和風な音というか曲というか、フレーズが出来たりします。

低い音から高い音まで、或いは高い音から低い音までを順番にたららららっと、鳴らしてやれば、誰がなんと云おうと和風な雰囲気が出てきちゃいます。
本当は、もう一本お琴を絡めたり、尺八入れたり、三味線入れたりしたかったのですが、めんどくさくなってやめましたw


ここいらで、纏めてみましょう。

・和風な曲やフレーズを作る場合、「お琴」などの音階(というか音の選び方)をそのままパクる。

・それはネットで探せば沢山出てくる。邦楽楽器のチューナーを作っているメーカーのHPにも載っていたり。

・あとは、その音階で適当に音を鳴らせば……

・あら不思議。そこはかとなく和風っぽい!

という訳です。
47抜きよりも、一歩上に進んだって感じしますよね?

一つ、注意しておくと、トレモロ的に鳴っている音、あれはお琴の構造上「巾」でしか出来ないんじゃかったかな? 「七」とかでやろうとすると前後の弦に引っかかるし。
ただ、まぁ、そういう「現実では出来ない事が出来る」というのがDTMの旨味でもあるわけですから、色々試してみるのも面白いと思います。

/* ↑「巾」のみでしか出来ない、というのは嘘でしたw
  「巾」以外の箇所でやる曲もあるみたいです。状況を下さった方に感謝!! */

折角の新年ですから、それっぽい曲、どうぞお作りになってみて下さい。
そして、もっとグーなやり方見つけたら、そっと教えて下されば幸いですw


以下、余談。

HPには、テーブルになっていて、弦と音の対応表が付いていますが、やっぱり、こういうのを見ると、五線譜の方が楽よね。文字情報だけじゃなくて、視覚的に音の高さ低さが分かるわけで。
それに、アナログに保存しておくってのは意外と大事なんですよね。コンピュータの中に入れておくってのも手だけれども、コンピュータがぶっ壊れても、紙は残りますし、その紙を手元に置いておけば、いつでも参照出来ますからね。


というわけで、新年一発目のDTMは和風な一曲、でした。
意外と、和風な曲ってのも、使い道があるような気がします。「妖怪」が出てくるような作品とか「和風ホラー」とか、或いは「お嬢様の実家」のBGMとか……。
別に「真の邦楽を!!」って人は、そんなに居ないと思うので、使える所をサラリとパクってしまえばいいんじゃないでしょうかw 真剣にやってる人に怒られるかも、だけども。。。


それでは、また。
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by s-kuzumi | 2010-01-04 21:41 | 日々之雑記 | Comments(2)