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久住女中本舗

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2011年 04月 21日

なんてことない日々之雑記vol.332

道玄斎です、こんばんは。



■ダウン

なーんか、何もかも疲れてきたなぁ……。
調子悪し。

ここんとこ、このブログ、放置気味ですけれども、別に撤退しようとかそういう事は、今んとこ考えてません。また、調子良くなってきたら、細々と続けて行ければ、と。



■マンガ

ここ一月ほど、私の大好きな谷川史子さんのマンガが立て続けにリリースされていました。
内、二冊は所謂「文庫再録本」なんですけれども、勿論購入しました。

ハッピーエンド系の作品と、失恋系の作品と分けられているんですが、どちらにも良作が入ってます。
近年の谷川史子作品は、イマイチ共感出来ない……とか云ってたんですけれども、それでもやっぱり良い味出してます。

ちなみに、帯がついてまして、ハッピーエンド集では「素敵なハッピーエンド、突き抜ける!」なんて、あまりヒネリのない文句でしたが、失恋集では「恋の哀しさは、時にとても甘い…」なんて書いてあります。
何となく、これには承伏しかねる……。

恋の哀しさに甘さなんて無いよね……。舌に残る苦みだけが、延々と続く……というのが実情なんじゃないかしら……。
逆に、そこに甘さを感じ取ってしまったら……それはなんか「純度」が低いような気もするんです。
延々と後悔して、眠れない日々を重ねて、そしていつしか記憶の彼方に放り込まれて、時折、チクッと痛みを思い出して……ってのが、個人的な経験なんですけれどね。

そこに甘さを見いだすんじゃなくて、その残り続ける苦みとどう対峙していくのか、っていうのが、やっぱり大きな問題で、昔の谷川史子作品にはそれがあったんだけれどもなぁ……。

ちなみに、失恋集の方では「プリズム」っていうのが一番好きでした。
又、凄くいいセリフあったので、引用しちゃいましょう。


                   “今 ちょっとだけ  私を 好きでしょう?”



それでは、また。

by s-kuzumi | 2011-04-21 21:13 | 日々之雑記 | Comments(4)
Commented by NaGISA at 2011-04-21 21:57 x
>恋の哀しさは、時にとても甘い…
どこかで読みましたが、「男性の失恋は『名前をつけて保存』。女性の失恋は『上書き保存』」なんだそうです。だとしたら、「恋の哀しさは、時にとても甘い」という意見も、ありなのかなという気がしなくもありません。あくまで女性の側から見たらですが。

私からすれば、もちろん「失恋が甘いなどありえない」と思いますから、「純度が低い」というご意見に、全面的に同意しますけど(笑)。
Commented by なのはな at 2011-04-22 01:02 x
同じく「恋の哀しさは、時にとても甘い…」には全く同意できません
時々思い出して悶絶したり暗い気持ちになりますw
Commented by s-kuzumi at 2011-04-22 02:32
<<NaGISAさん

いや、全く仰る通りだと思います。言い得て妙というか……。

凄く偏見に満ちた物言いかもしれませんが、女性の場合、恋人が居ても、「常にストック(保険)は作っておく」って方が稀にいて、また、そういうちょっと「危険なタイプ」ほど、妙に惹かれるモノを持っていたりして……。私自身、負のスパイラルに入り込んでしまっていましたし、ね……。

失礼にある種の甘美さを感じる、という部分で全面的に御同意頂けて、非常に心強いです。

コメント、本当に有り難う御座いました。
Commented by s-kuzumi at 2011-04-22 02:36
>>なのはなさん

こんばんは。
ですね……。結構遅効性の毒、みたいに、後々になってジワリジワリと蝕んでいくような……そういうのが、少なくとも「男の」失恋、にはあるような気がします……。

一方、女性も同じくらい悩んだり苦しんだりしていれば、溜飲も下がるってもんですが、当の本人は、平気の平左で、下手すると、「この恋が終わった後」の事まで用意周到に用意していて、持ち駒を持っていて(そして、勿論、自分が誰かと付き合っている事を云わない)なんて事が実際問題としてあるわけで……。

けど、逆にそういう悩みを「持てる」というのも、又男の特権なのかもしれませんね……。それはとても辛い事なのかもしれませんけれども……。

そう考えると……少しだけ、気分が楽になりますし、何より、こうしてコメント頂ける事、本当に嬉しく思います。

本当に本当に有り難う御座いました! 

それでは、失礼致します。
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