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久住女中本舗

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2014年 01月 26日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『闘う男のミカタ★恋するほぐシャキ体験キャンペーン』

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道玄斎です、こんにちは。
今日は、ちょっとイロモノゲームのご紹介。以前、『ペヤングどらま館』という作品(?)がありましたが、本作も、企業によって作られたプロモーション用のゲーム。
というわけで、今回は「花王株式会社」さんの『闘う男のミカタ★恋するほぐシャキ体験キャンペーン』です。プレイはこちらのページからどうぞ。



ゲームの女の子のタイプって、ザックリと二分割出来ると思いませんか?
「可愛い系」と「綺麗系」。勿論、それに当てはまらないタイプもいますし、中には「可愛さもあるし、綺麗さも併せ持っている」なんてハイブリッド型もあったりしますが。

本作(?)は、先ず、「あなたの属性を選んでください」と言われ、「学生」若しくは「社会人」を選択します。
すると、学生の場合は、「城貴優」、「穂久下こころ」の二人が表示、社会人の場合は、「城貴あい」、「穂久下サキ」の二人が表示され、要はヒロインを選択せよ、というわけです。

どうも……この四人のヒロインの苗字から察するに、城貴優とあい、そして、穂久下こころとサキは姉妹という設定のようですねぇ。城貴が蒸気、穂久下が気分を「ほぐす」と掛かっている事は云うまでもありません。

で、名は体を表す、というわけで、城貴姉妹が「可愛い系」、穂久下姉妹は「綺麗系」の造型です(「こころ」ってのは、「可愛い系」の名前なんですけどもね)。言動もやはり、そうしたタイプにキッチリ分けられています。ちなみにスクリーンショットは城貴優です。

ブラウザで遊べるノベルゲーム、なんですが、BGMがついてないのがどうにも寂しい気がします。
1ルート、2分もあれば終わってしまう作品とはいへ、やはり、無音なのはなぁ、とw ゲームのラストで、ヒロイン達がじゃじゃーん、と「蒸気でホットアイマスク」を主人公に差し出すんですが、その時も効果音くらいあっても良いかもしれませんね。

内容としては、至ってオーソドックスなノベルゲームの体裁です。
ただ、前提として、ヒロインは主人公の事を一定以上気に掛けてくれている、というか、好意を持ってくれている、という状態w
ヒロイン達の質問に選択肢で答えていくと、お勧めのホットアイマスクを教えてくれる……そんな作品です。

結構笑えるのが、選択肢で「ダメな答え」をしても、ヒロイン達は全く意に介さず、「そういえば」と、ホットアイマスクを勧めてくるところですw このちょっぴり強引な所が妙に面白さを誘いますねぇw
又、「ダメな答え」を選び続けても、半ば強引に話が進んでいき、所謂バッドエンドは存在しません! ヒロイン達は最後の最後まで、主人公(私達)に好意を持ってくれたまま、アイマスクを勧めてくれるのです!

本当に1ルート2分もあれば終わってしまうような、そんな作品ですが、企業がこうした「ノベルタイプ」のゲームを、プロモーションに使っている、というのが面白いですね。
先にも述べましたが、BGMやSEを入れてみたり、ダメな答えを選び続けたら、ヒロイン達が拗ねたりする、といったアクションや、エンドを用意すれば、もっと(ギャグ的な意味ではない)面白さが増すんじゃないかな、と愚案致します。


最近では、フリーのノベルゲームも尺の長いものが増えてきましたよね。
そんなゲームとゲームの合間に、ホットアイマスクでリフレッシュしてみてはどうでしょう?w



新年一発目のレビューが、ちょいイロモノですが、今日はこの辺で。
それでは、また。

by s-kuzumi | 2014-01-26 16:00 | サウンドノベル | Comments(2)
Commented by 西日本(hiko) at 2014-01-28 03:04 x
NAGISAさんが主催されている、ニコ生での道玄斎様の印象破壊的発言が忘れらせず、久々にコメントした西日本という者です。
今回も私の期待通り、素敵な方向へインパクトのあるレビューをされていたので、アルコールの勢いもあり(スコッチ700cc程…)思わず投稿させていただきました。
本年に入ってからも、道玄斎さんの文中から漂わされる紳士的雰囲気によって、個人的関心と同時に人間の二面性への好奇心をそそられる日々を過ごしております。
今後もNAGISAさんと共に、客観的に見て微笑ましい光景を、電子の世界にて拝見させていただくことを期待しています。
それでは、夜分遅くの投稿を謝罪しつつ失礼させていただきます。


追伸
著作権の問題で配信停止となった、シナリオと設定が個性的なフリーゲーム「光の目」というSLG+RTSが存在する事例も多々あるので、是非ともサウンドノベル以外のジャンルも開拓・紹介していただきたいと、普段から心中にて願っています。
Commented by s-kuzumi at 2014-01-29 22:31
>>西日本(hiko)さん

こんばんは。コメント有り難う御座います。

Nさんのニコ生は、最近行ってないんですけれどもねw 以前、私が放送に遊びに行った時に、それを視聴なさっていたのでしょうか?

やはり、人間は二面性……というか多面性があって、決して意識しているわけではないのですけれども、「放送」と「ブログ」では、ちょっと性格が異なって見えるみたいですね。

「放送聞いて幻滅する人、絶対出るよ」なんて、事も云われたりするんですが、どちらも私である事は変わりないので、それで幻滅されちゃうのならば、仕方ないかなー、と、その辺りは割り切って考えております。

これからも、ちょくちょく、ブログや、或いはどこかの放送で印象崩壊があったりするかと思いますが、どうぞ宜しくお願いしますw


数年前から、めっきり忙しくなってしまって、中々ノベルゲームの時間を捻出するのにも苦労したりしているので、他ジャンル……に関しましては、ちょっと厳しいかな、というのが本音です。

それはともかく、スコッチを嗜まれるとの事、素敵ですね。お酒の話なぞも、今度是非、致しましょうw
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