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久住女中本舗

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2007年 12月 27日

「マリア様がみてる キラキラまわる』 今野緒雪 コバルト文庫

道玄斎です、ごきげんようw

一応、「ライトなノベル」のカテゴリで日記を書いているのですが、ちょっとだけ告知を。
向こう数日更新が出来ないかもしれません。というのも明日(というかもう今日か)四国に行かねばならないのです。ネットカフェなんかを利用して更新が出来たらやってみようかと。
大体、毎日更新していた(時たまそうでないときもあったけどさ)ので、なんだか自分の中でも調子が狂ってしまいますね。
今日(というか昨日)、レビューを書けて良かったと思います。最近、レビュー以外の記事が多かったしね。

まぁ、何だかんだで更新してしまうかもしれませんが、ネットカフェなんかだとゲームがプレイ出来ないので、こういうグダグダしたものを更新するかと思います。
旅路とはいへ、一週間とかそういう話ではないので、割とすぐに戻ってきます。31日は私も楽しみにしていますし。

ということで、だめ押しの告知。
さくらミント」さんが、31日のコミックマーケットに参加されます。
『月照 ~ツキノテラス~』のパッケージ版を頒布なさるのですが、私もライナーノーツを書かせて頂いております。まぁ、私の文章なんざどうでもいいのですが、是非コミックマーケットに行かれる方はお手にとってみて下さい。とても良い作品なので。



さて、本題です。
ネタバレもあるので、未読の方はご注意を。

『マリア様がみてる』の新刊を読了しました。
私はライトなノベルは読むのが早くて、「マリみて」なら大体30~40分で一冊読了してしまいます。子供の頃から本ばかり読んでいたせいでしょうか、割と本を読むのは早いのではないかと自負しています。

ですが、今回は読了するまでに凄い時間が掛かってしまいました。
最近、一気にライトなノベルを読むのがなんだか辛くて、半分くらい読んであれこれ作業をして、読むのを再開するという手順を踏んだので、購入してから12時間後くらいに読み終えた事になります。まぁ、いい歳こいてこんなのを読んでいるというのは、一般的には恥ずかしい事なのかもしれないのですが、好きなものはしょうがないw

それはともかく、今回は短編を予想していたのですが、見事に裏切られました。
ちゃんと「本編」のリリースでしたね。

今回は、なんだか少しだけ「??」が多かった気がします。
割と前半部のトーンは暗めだし、志摩子さんの生い立ちに関する衝撃的な事実がいきなりポンと出てきたり。
前巻での祥子様の異常行動は車の免許を取得する為だったというのは、なんだか拍子抜けしてしまいました。実際、瞳子と祐巳ちゃんのロザリオ授受を「あっ、もう終わり?帰っていいっすか?」とあっさり流したのは、この試験勉強のせいだったんですか……?
だとしたら、なんだかなぁ?という気がしないでもないw

意外と今回は、祐巳ちゃんと柏木さんが良い雰囲気(?)です。
しかも由乃さんと祐麒も微妙にいい感じでくっついています。祐麒にもいい思いをさせてやってほしいと切に思いますw

さて、今回一番いただけなかったのは69ページです。
本を持っている方は開いてみて下さい。イラストページです。
志摩子さんが、志摩子さんが……、帽子を被っている!!しかもニット帽と思しいものを。

志摩子さんは帽子なんて被らないんだい。しかも洋服もなんだか「普通の女の子」チックなんですよねぇ。俺は志摩子さんにはプリーツスカートにブラウスとかわりとカッチリとした小綺麗な衣装以外認めないw

どうでもいいのですが、私は「マリみて」占いなんかをやると、殆ど必ず「白薔薇」属性になります。白薔薇のメンツは大好きなので(聖様のお姉様もとても良いキャラです。一発キャラだったけど)自分としては嬉しい限り。

マリみて界隈では抜群に人気のある聖様ですが、それは言わずもがなであの「いばらの森」のエピソードが素晴らしかったからでしょう(あと「あの経験」を踏まえた上でのあのキャラクター造型もね)。
だけれども、考えてみるとああいう経験って割と誰でもあるような気がするんですよね。
聖様の唯一無二の最高に切ないエピソードでありながら、或る程度の普遍性を持っている。そういう所が聖様人気を後押ししているような気がします。

いよいよ、祥子達三年生は卒業となります。
次回は……けどやっぱり短編集かな?w
早く本編が読みたい気はするけれども、祥子様がいなくなると凄く寂しいですね。



さて、大分酔いも廻ってきました(そうアルコールを入れつつこれを書いています)。
明日はそれなりに早いのでぼちぼち床に就こうと思います。
それでは、また。

by s-kuzumi | 2007-12-27 03:16 | 読書 ライトなノベル | Comments(2)
Commented by TAKER at 2008-01-06 00:19 x
ごきげんよう、TAKERです。

今回の新刊は冬コミ進行末期で、
私のアンテナが断絶していた時期の発売でしたので、
発売そのものをこの記事で知った次第でした。
で、ようやく落ち着いたところで読了いたしました。

今回はなんというか…、
マリみての刊行ペースが早まった頃から、
たまに今野先生のテンションが変なときがある気がしますが、
今回もそんな違和感を感じる一冊でした。
SUNSUNとかはさすがに無いな、と感じてしまいました(苦笑)

それでも確実に作品内でも時間が進み、
次巻か、その次あたりにはついに3年生の卒業でしょうか。
次あたりは私もワンクッションとして短編集がきそうな気がします。

全巻の祥子様の奇行については、発売直後から、
自動車免許ではないか、という予想が多く見られましたね。
Commented by s-kuzumi at 2008-01-06 15:34
>>TAKERさん

ごきげんよう。

今回は、確かにおかしかったですね。
「SUNSUN」はあれは、本当にどうにかしていたとしか思えない……w

先の巻の祥子の異常行動を併せて考えても、なんだかここ(本編の)数巻に渉って妙な空気がマリみてに充満しているような気がしますねぇw
違和感とはちょっと違うかもしれないんですが、いい加減、黄薔薇ファミリーのやりとりももうマンネリじゃないかとw

短編でワンクッション入れる事で、是非祥子の卒業時にはいつもの世界が戻っていて欲しいです。
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