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久住女中本舗

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2007年 12月 30日

フリーサウンドノベル関係の雑記 箸休めvol.15

道玄斎です、こんばんは。

やっとこさ帰ってきました。温泉、良かったですよ。
ちょっと髭剃り負けして、肌が荒れていたのが一発で直りました。と言ってもまだ少し荒れているんですけれどもね。


さてさて、もう完全に年の瀬というヤツですね。
今年一年間、皆様にとってどのような歳でありましたでしょうか?

一応、(今の所)フリーのサウンドノベルとかノベルゲームとか場合によってはアドベンチャーゲームとか、略してADVなんて呼ばれるもののレビューをメインに活動してきたわけで、私なりにフリーのノベルゲーム(と、ちょぴっとフリーじゃないノベルゲーム)について振り返ってみたいと思います。


・昨日のラジオの事。


昨日はまた止まっていたホテルが違うホテルでして、そこはネット設備が無く、超楽しみにしていたラジオを聴く事能わず。本当に本当に残念。
今、ラジオ用のスレッドを見てみると三桁に迫る勢いだった事が分かります。
いやぁ、掲示板の中身も思わず「ニヤっ」とするような濃い中身で、トーク自体も非常に濃密だったと予想されます。にしても、本当に聴けなかったのが口惜しい。
誰か、聴かせてくれませんか?w



・ブログ始めた。


というわけで、七月くらいでしょうか?
ブログを始めてみる事にしました。今、ご覧になっているモノです。
元々、割とブログには懐疑的で「手打ちでHTMLを書いてた人間のやるもんじゃねぇ」と酷い偏見を持っていた事を白状しなければなりません。
実際、使ってみるとこのエキサイトブログの使い勝手はともかくとして、「楽」の一言です。
基本的なタグは一発でアイコンをクリックしてやればOKだし、さらっと書き流す事も可能。「こりゃ普及するわけだわ」と痛感しました。

で、最初は「俺こと道玄斎」と「あの人こと久住」が、なにやら怪しげな書物を読んだ記録だったり、どうしようもねぇ日々のどうしようもない話をつらつら書いていたのですが、もう何ヶ月もずっと私のターン。久住は「いまさら岩波文庫の青シリーズで割り込めません……」とぼやきつつも、裏でこちょこちょやっています。もう暫くしたらまた表(矢面ともいふ)に出てきてくれるでせう。

こういったブログを始めてみた、という意味では新しい事にチャレンジ(っていうと大げさだけどもね)した一年だったなぁと。



・サウンドノベルの事。

上の話題と関連して。
結局、活動実態の無いサークル(?)の活動の一環にしようと思って始めたものの、そっちが今の所の専業になるというw

元々、こうしたフリーのサウンドノベルをプレイするのが大好きだったので、「何かやらなきゃ」と思って真っ先に思いついたのがそれらのレビューを書く事でした。折しもいくつか参考にしていたレビューのサイトがいつの間にやら消失したりしていて、恩返しっていうと大げさだけれども、自分もこの世界に貢献出来たらなぁ、と身の程知らずにも思ったのでした。

新作を追いつつ、過去の作品もプレイする。
発表順に日次的にレビューを書かなかったことが、私にとっては良かったかな、と思います。
温故知新と言いますが、最先端のモノをプレイした次の日に、昔にプレイしたもので遊ぶ。私は記憶力が凄く悪いので(三歩歩いたら忘れる鳥頭)、隣接した時間の中で新旧のもので遊ぶと、それぞれの良さや逆に気になった点なんかも見えてきて新鮮な体験でした。
振り返ってみると、私が良く「ぼたんゆきテイスト」と呼んでいる一連の作品群(って言い方はマズイかしら?)の時代的変遷みたいな、そういうのを一人で楽しみながらプレイしていました。

非常に多産なゲームメーカーさんを追っかけたり、或いは過去でプレイしてこなかった作品をプレイし直したり、はたまたご紹介頂いて自分が見逃していた作品をプレイしたり、充実した日々を過ごしました。

今年発掘した、注目のゲームメーカーさんを(以前に答えた事があったけど)挙げておくと、「花を吐く抄女」さんですね。
一応、即売会で作品を頒布なさるけれども、その直後にはフリーにして配布してくれる心意気。また、独特な言い回しや雰囲気を持った作風で、直球で私の好みだったりします。声優さんのチョイスも中々グーだと思います。ちょっと気怠い感じの女性のキャスティングは本当に絶妙。

基本的にこのブログで取り上げているゲームはみんなお勧めです。
一応の目安として途中から導入した三段階、乃ち「大吟醸・吟醸・無印」が私個人のお勧め指数となっています。



・出会いの事。

公私に渉り色々な出会いがありました。
勿論、ノベルゲームに関わる方達との出会いを忘れる訳には参りません。

畏れ多くもレビューを書かせて頂いた事がご縁となって、交流を持てた憧れの人も居ますし、色んな方から作品を紹介して頂いたり、或いはコメントを付けて頂いたり、或いは原稿を書かせて頂いたり。
自分が大好きなこの界隈で、こうしたご縁が出来た事、本当に嬉しく思います。

出会いがあれば別れもあるのが人の世の常。
今年も色々な別れがありました。結構自分の中でダメージになっているようなものもあったり、こっちも盛りだくさんでしたね。
別れは無い方がいい。



・お酒の事。

私はお酒が弱いです。
今も軽く一杯呑んでいますが、もう結構いい気分です。
日本酒・焼酎が好きで、あまり洋酒は飲みません。ワインなんかも家にはあるものの、全然栓を抜いていませんねぇ。
これは不思議なもので、ワインだとかウイスキーだとかを呑むと、絶対に次の日に響くんですよね。具体的に言うと二日酔い。頭痛が酷い。

日本酒も呑みすぎると二日酔いになるけれども、洋酒よりは全然いい。
一方で焼酎ってヤツは結構呑んでも全然二日酔いにならない。平日は割と焼酎を寝しなに呑む事が多いです。意外と神経質で不眠症気味の私は、お酒の力で眠る事も多いので。
そんなこんなで、日本酒も焼酎も絶対に切らせません。

そういえば、今年はあまりベルギービールは呑まなかったなぁ。
近所のスーパーに一応ちょこっとベルギービールは置いてあるので、正月は日本酒を楽しんだ後にでも、ベルギービールを買いに行きますか。



・コンピュータ

ついに、コンピュータを新調しました。
セレロンの2.8GHzでWindows2000が走っていたマシンです。OSもずっと2000でした。XPなんていらねぇよ、と。
ただ、さすがにガタが来たみたいで、それでもパーツを交換したりすれば全然現役で使えた筈なのですが、大事な仕事中にマシンが壊れては、という事で思い切って出来合のマシンを購入。ずっと自作マシンだったので、ちょっとだけ寂しい。

それにしてもVistaの使い勝手の悪さは異常。
例のDTMの件でも、MidiMapperが入っていないらしいんですよね。だから、それと関係するのかどうか定かではないもののMIDIの音楽で音が出ないものがあったりする。
フリーのDTMソフトもなんか動かないものもあったり、ね。

こりゃ、またアレな話なんだけども、マイクロソフトオフィスも最新ヴァージョンが付いてきてインストールしたわけですが、こいつの使い勝手の悪さも……。
そもそも文章を書いたりというのは、私は断然一太郎派なのです。なんだけども、世間一般ではWordを使うのが半ばデフォルトなのでした。Excelなんかはしょうがないんだろうけれどもね。



・敷島の道

たまに、へんてこな和歌をここにも書き付けています。
へんてこと卑下しつつも、自分では気に入っているものもあったりします。実は密かに私家集(しかしゅうと読まず。しけしゅうと読むべし)を編んでいたりしますが、恐らく日の目を見ることはなかろうかと。
とはいへ、今年はそれなりの数の歌を詠みました。某著名歌人(多分誰でも知っている歌人)と肩を並べて連載を持つ、私の知り合いである歌詠みがいるわけですが、その人の和歌に平然と駄目出しをするという恥知らずな事もやっていますw
敢えて言うけれども、私の歌の方が古式ゆかしい伝統を踏まえた良い和歌であろうかと、自画自賛してみるw たまには自画自賛も必要。

今回の旅路で、何か一首良い歌が読めるかなと期待していたのですが、全然駄目でした。
結局、新鮮なものを見たり、美しいものを見たりしても自分の心みたいなものが、静かでないと和歌は詠めませんねぇ。それは私が全くの素人だからなんでしょうけれども。
自分の心が見るモノ、感じるモノを写す鏡のようになった時に始めて、自分でも良いなと思える歌が出来る。



・員外 フリーじゃないノベルゲーム。

こいつを書くのを忘れていたぜ。
というわけで、追記という形で書いてみます。

所謂、商業作品で、しかもまぁ恋愛モノとでもいいましょうか。
ぶっちゃけ美少女ゲームってヤツです。
今年も隙をみて何本かプレイしましたね。18禁じゃないヤツも含めて。

敢えて、メーカー名やブランド名、或いは作品名は出しませんが、「発想が良い」ものが多かった気がします。
ただ、発想自体は良くても、一本の作品とみたときにどうか、と言われれば「ちょっとな」と思える作品があった事も事実です。斬新な設定、良い発想はあれど、それをストーリーに載せテーマに結びつけ、最終的にエンディングで結実させていく力みたいなものが不足していたような気がします。

フリーのものと、商業のものを同列で語る事は愚かしい事だとは思うのですが、フリーで提供されている作品の方が商業作品を凌駕しているような事もありました。
ただ、細やかな設定や細部に渉る演出の妙などはやはり商業は凄いものがあります。
勿論、フリーでも「これは……」と思えるような凄い作品も今年は沢山ありました。ただ、敢えて無茶を承知で、フリーのノベルゲーム、商業ノベルゲームという大きな枠でならして見てみると、そういう細やかさみたいな所にはやはり、商業に軍配が上がる。

来年も商業作品にも密かに目配りをしつつ、ゲームを楽しんでいきますよ?
ただ、少し忙しくなるのでペースは落ちると思いますが。



まぁ、大体このへんでしょうか。
取り敢えずは、明日コミケに行ってきます。多くの方にお会い出来るのを楽しみにしています。

多分、黒っぽい服装をした背の高い仏頂面の男が(同人ゲームのブースのあたりに)居たら、それが私です。
どうぞ、お気軽お声を掛けてやって下さい。

それでは、また。

by s-kuzumi | 2007-12-30 22:16 | サウンドノベル | Comments(0)
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