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久住女中本舗

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2008年 03月 24日

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『真っ白なキャンバスに』

フリーサウンドノベルレビュー 番外編 『真っ白なキャンバスに』_b0110969_22261724.jpg

道玄斎です、こんばんは。
なんか今日は異常なハイペースで、番外編を量産しているわけで、自分でもびっくりです。
さらっと終わるゲームの楽しさを、今更ながら感じているって感じでしょうか。

番外編ばかりじゃ、物足りないって方もいらっしゃるかと思いますが、少しお付き合い下さいね。
というわけで、今回は「あおぞら幼稚園」さんの『真っ白なキャンバスに』です。

もう余計な前口上はいらないでしょう。
またしても新作、です。

今回は本当に5分くらいで終わる作品。
なんだけども、今回はラストでびっくりしました。「をを、まじか!」と叫んでしまったくらいびっくりです。まさかこういう手でくるとは……。
私は自ら以て「あおぞら幼稚園」博士を任じているわけでしてw だからこその驚きです。別にこの前の舌禍をフォローしようってんじゃないですよ?w 本当にびっくりしました。

いや、これ中編の作品くらいに纏められそうな、そんなのりしろの深さを持った作品なんじゃないかなぁ?
けれども、飽くまで超短編と銘打ってあるわけでして、5分でさらっとプレイ出来るのが身の上ですから、そういう仮定は成り立たないのですけれどもね。

超短編という事で登場人物は二人だけ。
男の子と女の子といういつのも取り合わせ。なんだけども、まさかラストでああなるとは……。完全にしてやられました。
こりゃ、そのうちリリースされる(はず)の長編への期待が高まりますねぇ。

さてさて、ラストで本当に驚かされたのですが、もう少しシメの部分に余韻みたいなものを持たせたら、「一個の短編」としての纏まりが良かったのかもしれません。
もうちょっと女の子のキャラクターの性格付けとか、そこらへんがラストに活きてくる要素だと思うので、その点だけが残念ですね。
中編くらいの物語のオイシイ所を切り貼りしているような印象もあるので、「超短編」というジャンルが活きてくるような、シメの余韻や纏まりがあったら謂うこと無しですな。


けれども、ついに封印が解けた感じですねぇ。
ますます「あおぞら幼稚園」から目が離せなくなりそうです。ほんっとお体に気をつけて頑張って欲しいですね。

by s-kuzumi | 2008-03-24 22:26 | サウンドノベル | Comments(0)
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