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久住女中本舗

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2008年 06月 16日

なんてことない日々之雑記vol.82

道玄斎です、こんばんは。
足が痛くて眠れませんw こういう時にお酒はいけない気がするしなぁ。

今回は備忘録。
極々私的なものですが、役に立つ人もいるかも。
いや、もうこのSonarなるソフトはですね、結構イライラします。あれこれ出来るぶん、細かく設定してやらないとうんともすんともいわねぇ。ちなみに使っているのはSonar6 LE。

説明書を読んでも、ドラムの音源の使い方はさっぱり。
簡単にドラムを打ち込むための「ドラムエディタ」まで到達するも、例によってMS GSが鳴るという。これじゃ、何のためにわざわざソフトや機材を買ったんだか分からん。
解説書には「ドラムエディタ」が出る条件、みたいのが列挙されているけれども、全部で六項目くらいだったかしら? それを満たさないと使えないとは如何なものか。
こうして、寝付けない夜なんぞに、検索エンジンなるツールを使用し、ネットを徘徊し、試行錯誤を経て、やっと使い方が判明しました。

かなり説明的に書いているけれども、実際はこの手順はあれこれ平行しながらやったり出来る部分も多いので、そのらへんは適宜読み替えて下さい。


■■□□□Sonarでのドラムマップ製作方法□□□■□

※おもへらく、MusicCreator4にも応用がきかむ。

※今回は、ドラムの音源を「Drop Zone」にしてある。折角付属しているんだから、使ってやらなきゃ。


手順1

ドラムトラックの製作。
これは極々普通に、てきとーな所に「MIDIトラックの挿入」を行えば良い。普段トラックを追加する時の要領と何ら変わるところは無い。
注意したいのは、この段階では「ドラムトラック」では無く、当然ただの「MIDIトラック」が出来るだけである。

そのMIDIトラックを弄って、今後やる作業の下準備。
先ず、トラックの表示部分を司るところ(トラックがずらっと縦に表示されている部分の最下部にタブっぽく存在している)で「All」か「I/O」を選択。個人的には「I/O」が分かりやすいと思う。
表示を分かりやすくしたら後は弄らなくてもいい。


手順2

音源を選んでやる。ここでは「Drop Zone」を選択する。
ソフトシンセを選ぶやり方と全く同じ。
「表示」→「シンセトラック」から、「Drop Zone」を選択してもいいし、普通に「挿入」→「プラグインシンセ」で追加してもいい。
で、「Drop Zone」の画面を開く(通常、音源を挿入してやれば自動的に画面が開く)。で、普通にプリセットの音源を選ぶように、適当なドラムキットを選んでやる。尚、ここでは「Layered acoustic」を選択しておいた。

ここで、注意したいのは、ちゃんと「Drop Zone」の「画面に表示されている鍵盤」で音が出るか確認する事。画面上の鍵盤でドラムの音が出るキーは、色が濃く表示されているハズ。実際にクリックして音を出してみる。黒鍵にも音が割り当てられているので、ちゃんとそれも確認する事。


手順3

先ほど新規製作した「MIDIトラック」を弄る。
弄るべきは「O」と書いてあるところ。これは当然「Output」の略字だろう。どっから音を出すか、って事だからここをクリック。ずらっと色んなのが出てくるかもしれないけれども、脇目もふらず(恐らく最下行にある)「ドラムマップマネージャー」なるものを選択する。

「ドラムマップマネージャー」を弄くって音を割り当てる。
まず、画面左上の方にある「新規作成」をクリック。するとその真下のウインドウ内に「DM1-」だとか「DM3-」だとかが新規に作成される。
新規に作成した「DM*-」にカーソルを合わせる。
すると、その直下に「DM*-」の設定なるウインドウみたいなヤツに切り替わる。


手順4

実際に音を割り当てる。
手順3まで進んだら、実際に設定をする事になる。重要な項目は「入力ノート」「出力ノート」「出力ポート」の3つ。
デフォルトでは、入力ノートには「0 (C-1)」、出力ノート、或いは名前にも同じ文字列が入っている事を確認。
取り敢えず、手始めとして「出力ポート」をMS GSから先ほど挿入しておいた「Drop Zone」に変えてやる。

で、もっかい「Drop Zone」の画面を見ると、画面上の鍵盤でC2の位置からF #3まで、ドラムの音が割り当てられている事が分かる。途中で何も割り当てられていないキーもあるけど。
これで、何をやるべきか分かったハズ。

つまり、「入力ノート」「出力ノート」に入っているデフォルトの値「0 (C -1)」を実際に「Drop Zone」の鍵盤と同じように割り当ててやれば良い。
「Drop Zone」の割り当てでは、C2~F #3なので、入力ノート/出力ノートの「0 (C-1)」のところをクリックして、数字を入れて「C2」になるようにしてやればOK。ちなみにC2は36。数値を入れてやると、ちゃんとC2なる文字も表示されるので安心。で、手持ちの鍵盤でC2に当たるキーを叩いてみると、ちゃんとドラムの音が出る。
この要領で、「新規作成」をし、「Drop Zone」の割り当て通りに入力ノート/出力ノートを設定していけばドラムマップの完成。ちなみに「出力ポート」はちゃんと「Drop Zone」にしておくこと。

この時の注意点としては、実際にキーボードを叩きながら、ちゃんと音が割り当てられているか確認しておく、という事が一点。
もう一点は、「名前」欄にその音の名前「バス」とか「ハット」とか「スネア」とかを自分で入れてやるといい、という事。これが、実際にドラムエディタを開いた時の「音の名前」になる。


手順5

ドラムマップが完成したら、先ほどのトラックに画面に戻る。
やっぱり「ALL」か「I/O」をクリックして、インプット/アウトプットが分かるようにしてやる。
で、「O」の部分を先ほどから編集していた「DM*-」にしてやる。
この状態で、ピアノロール画面を開くと、無事「ドラムエディタ」が立ち上がる。

完成!!


補足

これは、「Drop Zone」を使っているからこういう手順になると思しい。
手順3で、「ドラムマップマネージャー」を選択して、新規にドラムマップを作ったわけだけれども、MIDIトラックの「O」から「新規ドラムマップ」を選択するとずらっと出てくる、ドラムマップ名に自分が所有しているドラム音源があれば、それを選択する事で「ドラムマップ」は劇的に簡単になるハズ。
これは、単純に「出力ポート」だけをその対応している音源に変えてやれば、OKだと思われる。

まぁ、要するにメジャーな音源を使っていた方が何かと楽、って事やね。


ふぅ……。
ここまで調べるのに1時間半くらい掛けてしまった……。
どなたかのお役に立てば幸いです。
めんどくさいって、人はドラム抜きで創ったトラックをACIDにでも流し込んで適当にドラム付けてやった方が、早いかも……w

さて、そろそろ眠気が痛みを上回ってきたから、あと二時間半くらいしか眠れないけれども、寝てきます……。それでは、おやすみなさい。

by s-kuzumi | 2008-06-16 04:08 | 日々之雑記 | Comments(2)
Commented by 初心者 at 2010-09-24 20:36 x
始めまして!
最近,DTMを始めたものです.
ドラムマップの作り方が解らず四苦八苦をしていました(;;
ここのサイトを見つけて,参考にさせて頂きました!
目から鱗とは,こういうことですね(^^
ありがとうございました!

追伸
自分は・・・1日やっても出来ませんでした(><
諦めないで,頑張ります!
Commented by s-kuzumi at 2010-09-25 14:30
>>初心者さん

こんにちは。はじめまして。
ドラムマップ……面倒ですよねぇ……。もう私は使用しているDAWを変えちゃったんですが、何か少しでもこの記事がお役に立てば幸いです……。

何となく、もっとスマートなやり方がありそうな気もするんですけれどもw
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