2008年 06月 23日
道玄斎です、こんばんは。 今日は、完全に読書の日にする予定ですので、ゲームのプレイは致しません。 毎日毎日ゲームやってると、それはそれで良くないからね。 けれども、不思議な事で「日々之雑記の方が面白い」なんて方がいらっしゃるようで、大変びっくりいたしました。とりとめの無い事ばかり書いていて(今日は、最後でモーツァルトが出てくるw)、結構楽しんで私自身は書いているんですけれども「なんか、つまらねぇ記事で悪いなぁ」と思ったりする事も屡々。 ■再びレビューを考える。 これは、まだ完結していない(というか完結の目途すら立たない)「ノベルゲーム論」という連載(といっても、ここで勝手に不定期に書き散らかしているだけだ)で、まぁちらほら書きたいのだけれども、結局、ノベルゲームでも何でもゲームの「レビュー」若しくは「批評」とかってありますよね。評論っていうととっても偉そうなイメージがするので、小市民の私はレビューっていうのを今は一貫して使っていこうと思っています。 まぁ、それはいいや。 で、結局、ゲームの批評なりレビューなりをこういう「ブログ」で展開するってのは、どういう事なのか? って問題で、いつも物凄い真剣にそれについては考えているんだけども、言うなれば「DJ」なのかな? と。昨日の夜、お友達のゲームレビュワーから電話があった時に思いました(どうでもいいけど、ちゃんと病院行って下さいよ!)。 何か、こう、「紹介サイト」とか「紹介ブログ」っていうのとはまたちょっと違うわけでしょ? こういうのって。一応、ストーリーとかも載っけて分かりやすさを確保してあるけれども、それなりに長いし(大体、文章だけで平均でテキストファイルで5KBくらいなんだよ。って、ここまで長いのは私くらいかもしれないw)、中には「実際にプレイした人じゃないと分かって貰えないような内輪ネタ」みたいのも入ってるし。 じゃあ、ここで私が展開してるのはなんじゃらほい? って時に「DJかもなぁ」と思ったわけです。DJってラジオのパーソナリティじゃないですよ。あのレコードこすったりする方の人w あれって、一応、選曲して流す順番を決めて、みんなが好きな音楽を掛けたり、その中に「みんなは好きじゃないかもしれないけれども、俺はこれが好き」みたいな曲も掛けたりする。 って、感じで、このブログも容量一杯になって別のブログに移行するか、はたまた私が飽きちゃって、こういうレビューを止める時までの長い1ステージみたいなもんかなぁ、と思ったわけです。クラブとか、そういうフロアの1パッケージが何時間くらい掛かるのか分からんけれども、ゲームのお皿を回すDJという感じで、そのパッケージを長期スパンでやってる、という感じが今しています。 主役は勿論、曲(=ゲーム)であって、私じゃない。 けれども、まぁ、ナビゲートというか、フリーのサウンドノベルみたいなものに目を向けさせる、みたいな、そういう役目が私、という事になります。ちょっと偉そうだけども。 だから、聞いたことがない曲(=ゲーム)でも「ちょっとこれ、いいんじゃない?」って思ったら、実はクラブ(=このブログw)から離れて、お店に曲を(ベクターとかでゲームを)買いに(ダウンロードしに)行って欲しいんですよw で、その曲に満足して、「何か他にもねぇかなぁ?」って時にはまた来て貰えばいいし、或いは「あの曲いいよな!」ってお目当てが既にあって、ちょっとクラブで掛かっているのを聞きに行くかって感触で、レビューを見て貰ってもいいんじゃないかしら? ここまで書いて、何か難しそうに語ってしまったけど、それってまぁ、当たり前なんだけどw ただ、やっぱりDJなわけですから、そのDJの特徴みたいなのも出ているハズです。 人気のDJっていう人たち(私はどんな事やってる人たちなのか全然分からないのですが)がいる以上、タダ単に曲を掛けるだけじゃなくて、独自の解釈があって、それをリミックスしたり心地よく聞けるようにする、とかそういう工夫があるんでしょうね。そういう意味で、単なる紹介じゃないレビューというのを、今考えています。 まぁ、この日々之雑記は言うなれば、MCみたいなもんですよ。 MCの方が多いんじゃないかって?w それも私の特徴です……w ■壊れそうになったスピーカーと、オーディオインターフェイス。 さてさて、皆さんは怒ったりする事ありますか? 私は殆どありません。結構鈍いというか鈍感なので、あんまり怒ったりとかしないというか出来ないんです。けど、たまにやっぱり人間ですから、ムカッとくること、あるんですよ。 私の場合、その場その場で怒るっていうよりも、それを持ち帰って一ヶ月とか発酵させた後で「あれって、怒っていいよねぇ?」と自問自答してから怒るというめんどくさいタイプでw で、まぁ原因は語らないのですが、ちょっと最近ムカッとくる事がありまして、最初はただただ悲しいという感じだったのですが、段々「これはちょっと怒った方がいい」と思って、三日くらい前から怒ってますw んで、怒りを昇華させるべく、シーケンサーに向かって打ち込みをやってたんですよ。それが、また物凄い「鳴り」が良い感じででして、ストレスを全部ぶつける感じでガシガシやっていたと。音圧を上げまくって、例の「テクノっぽいもの」を作っていたのです。まぁ、本当に出来るのか? っていう実験でもあるんだけども。 大体、ローランド製のマルチ音源にパワーが足りなさすぎる。けど、今回は「テクノっぽいもの」だったので、ローランドをやめまして(いや、それでもスケッチみたいな部分では使ってるんだけど)、それっぽい専用のシンセを使ったらその音の鳴りの良さったら……。 ちなみに、使っているものを微妙に紹介しておくと「Superwave P8」ってヤツです。フリーのVsti。プリセットだけでいかにも、な音が出ます。 で、こっちもかなりノリノリで、コードとか載せて(P8を使ってコードを入れると、もうそれだけでかなり気持ちよい音になる)あれこれ試行錯誤していたら、スピーカーが「ぼべぇえぇ~~~~!!」みたいな音を立てました。。 シーケンサーを見てみると、音量メーターみたいな部分があって、メーターを振り切っていたんですね。「青色」の部分がそのメーターにあって、その青色の範囲で鳴っていれば正常範囲内。なんだけども「赤色」の部分も存在していて、そのまんま「危険信号」なわけです。 シンプルな気持ちよいシンセ音で、ついつい各トラックの音量を下げるのを忘れていたんですよ、きっと……。 実際に、大音量、というわけじゃなくて、まぁ各パラメータとの兼ね合いでそういう風になってしまったんですが。で、マシンがウンともスンとも言わなくなってしまったので、久々に「長押し強制終了」をしましたw Windows95とかの時は三回に一回くらいはこの終了方法にお世話になってましたね。ちょっと誇張しすぎか。実際は10回に一回くらい。 で、余計にストレスが溜まってしまったというお話でした。どーしよーもないわね……。 ■本屋さんのお話。 私は本が好きです。って今更改めて宣告する必要もないのですが。 けれども、書庫を整理したついでに「暫く本を買うのを自粛する」と決めてしまったのです。折しも足を怪我して、「大量に本を抱えたまま、本を持ってウロウロ出来ない」という状況も後押しして、ここ最近は、本当に本買ってなかったんですよ。 先月までは月に100冊くらい買ってたのにね。 幸い、足の怪我も一段落してもういつでも抜糸して大丈夫なんです。 明後日にでも、抜糸しに行こうかと思ってるんですけれども。 で、「もう結構普通に歩けるようになったし、本でも買うか」と思ってしまったのが運の尽き。今日、取り敢えず15冊色んな本を買ってきました。ブックオフとかも利用しているから、経済的にもそんなに負担が掛からない。「若者のの非行に走る原因はなんだ?」みたいな今から30年くらい前の本まで何故か買ってますw で、私、自分で言うのも変ですが、かなりの本買い野郎だと思ってたんですよ。 本のために、床に補強工事して貰うくらいですしね。なんだけども、今日本屋さんで、私を遙かに凌ぐ「本買い野郎」を目撃してしまいました。 私、最初本屋の人かと思ったんですよw というのは、ほら本屋さんって大量の段ボールに詰まった本を運ぶ時に「カート」みたいの使うじゃないですか。アレを借りて、自分が買う本、選んでるんですから。 で、次から次へとそのカートに本を入れていく。 私が見た時で既に100冊を越えていました。なんだけども、それに飽きたらず執拗に本を探しては、積み上げていくという作業を繰り返して……。 あの人、結局、本屋を出る時に200冊くらいは買ったんじゃないかなぁ? 多分、「真っ先に読みたい本ベスト20」だけ、手持ちにして後は郵送してもらったりしてね。 流石に私でも、一日100冊はないですよ。 凄い人がいるもんだ、と思いましたね。 で、移動時間とかにぐわぁっと買った本を今、4冊読了しました。まぁ、割と軽めの本ですからさっくりと。 今、緊急で読みたいのが今読了した4冊と、6冊の計10冊です。ほら、さっきから「テクノっぽい何か」を作る、みたいな話してたじゃない? で、やっぱり自分のそういう「テクノっぽい音」のルーツはTMNetworkにあるので、TMNetwrok関連の書籍を10冊買ってきて、研究する、というわけです。研究っていっても、バンドスコアを買ったりとかそういうのじゃなくて、ツアーの記録とか、小室の対談集とか、木根さんの自叙伝とかそういうのです。ウツ(宇都宮隆)はそういうの、書かないからねぇ。 多分、こういうのを読んでいくと目指すべき「TMっぽい音」が出来るんだと思うのですよ、私は。兎に角こういう研究から入るタイプなんですよ。 現時点で4冊読んだわけなんですが、さりげなくあの「TMサウンド」の秘密を自ら語っているようなところがあって、収穫は上々といったところ。坂本龍一との対談なんか、かなりネタの宝庫になってますね。「ハウスミュージック」の作り方を坂本龍一が語っていて、これは即使えるネタだなぁ、なんて。詳しい人が聞いたら怒りそうだけども、私の中ではああいう「ダンスミュージック」っていうのかしら? ああいうのは、ハウスだろうが、トランスだろうがテクノだろうがユーロビートだろうがみんな兄弟みたいな捉え方なので、割と広いレンジで情報が収集出来るので嬉しいです。 で、小室哲哉は以前モーツァルト生誕何年だかのミュージカルかな? その音楽担当もやっていたので、モーツァルトの本も一冊買ってきました。タイトルは『モーツァルトはどう弾いたか』。どうやら、記載されているURLにアクセスすると「当時の音」でモーツァルトが聴けるらしい。 今もURL生きてるのかなぁ……?? 八年も前の本なんで、ちょっと不安です……。 今確認してみたら、ちゃんと生きていました。んが、クリックしてもクリック先のファイルが消失している……。 紆余曲折を経て、著者のページにて、それっぽいものを見つけました。どうやら『モーツァルト・18世紀ミュージシャンの青春』なる本を上梓したらしく、『モーツァルトはどう弾いたか』は過去の本という事になっています。ですので、『モーツァルト・18世紀ミュージシャンの青春』で解説している「モーツァルトの音」は少し聞けるという感じなのですが、MIDIファイルなんですよねぇ。MIDIでモーツァルトが再現出来るのか? という問題はあるのですが、興味のある方はチェックしてみて下さい。こちらから行けますよ。 んじゃ、読書再開してきます。 それでは、また。
by s-kuzumi
| 2008-06-23 19:27
| 日々之雑記
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■レビューリストを作りました。随時更新予定です。こちらからどうぞ。
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