2008年 07月 27日
道玄斎です、こんばんは。 何だかんだで、101回目の日々之雑記。今日は少しだけ趣を変えて、いつもなら絶対に話題にしないようなものを書いてみようかと。 ■高校野球 私、あんまり野球は見ません。 というか、野球には殆ど興味がないんですよ。自分が中学生とか高校生の時に好きだったのは、バスケットボールでして、何となく野球なんかには興味のきょの字も覚えなかったという。 私の出身高校は、東京にあるんですが、そこそこその地区では強かったみたいです。決して、地区大会で優勝出来るとかそういうレベルではないものの、まぁ、中堅+αくらいのレベルですかね。 結構笑えるのが、私の出身高校、「グラウンドが無い」んですよw 無いって言い切っちゃうと語弊があるかな? 本当に猫の額ほどの土地があって、そこが「一応グラウンド」という事になっていたのですが、少なくとも野球を練習したり、或いはサッカーを練習したり、はたまた陸上部とサッカー部が同じグラウンドで練習したりとかは絶対に出来ない程度の小ささだったんです。 グラウンドが無いんだったら、体育祭とかどうしてるのさ? なんて声が聞こえて来そうですが、「外部の競技場を一日借りる」という体裁を取っていました。私は高校三年間で一度も体育祭に参加していないので(全部さぼったw)詳しい事は良く分からないのですが、区の競技場を借りて体育祭をやっていたようです。 他にも高校に付きものの球技大会なんてのも、某体育館を借りてやっていました。こちらは三年間ちゃんと参加しましたよ? んで、自前のグラウンドすら用意出来ない学校なのに、野球部の奴らは妙に幅を利かせていて、見ていて感じが悪かったんですよw どこの学校もそうとは限らないと思うのですが、花形の部活があるとその部の所属している人たちって何となく、増長しませんか?w しかも学校が黙認するような形で。私は妙にそういう所でセンシティブなのでw 結構気になってたんですが……。 例えば、冬、私が黒のロングコートで登校したら、校門前に待ちかまえていた体育教官に捕まって、「貴様の服装は何だ!」とか怒られて、しかも帳面に私の名前を記して内申点のようなものにそれを加味していた模様です。 これは余談なんだけど、体育教師じゃないんですよ、「体育教官」。何故か教官。体育のセンセは何故か職員室ではなく「教官室」なる部屋があってですね、なんだか威圧的な「体育の鬼教官」みたいなものがまだ名残として残っていましたよ。 で、私がコートで怒られている間、真横を野球部の連中だかが通り過ぎる訳です。 勿論、学校指定のコートじゃなくて、ね。でも彼らは怒られない。 だから私、言いましたよ。「先生。奴らも指定じゃないコート着てますよ」って。そしたら、妙に気まずそうな顔を一瞬だけして「五月蠅い! 今問題なのはお前の方だ!」と一喝されてしまいました。どうにもやりきれないね。 まぁ、話が長くなったのだけれども、兎にも角にも、私は野球ってあんまり好きじゃないし、それが全国の高校の野球部で行われる「高校野球」なるものが、どうにも好きになれない。 結局、強い私立の高校って選手を全国から引き抜いてきたり、或いは財政が豊かな高校は「酸素マシーン」みたいのを導入したりしているわけで、純粋に「みんなで野球、やろうぜ!」みたいなノリがないからなんですね。 勿論、中にはそういう高校も当然あるでしょうし、そういう高校を私は応援したい。 で、ついさっきまで珍しく高校野球を見ていました。というのは「神奈川高校野球」の北神奈川の決勝戦があったんです。慶應義塾VS東海大相模というカード。 最初は私、見る気なんてサラサラなかったんですが、悲しい事に私の一族って殆どが慶応出身なんですよ……。親から伯父だ叔母だって親戚からイトコまで慶応ばっかり。 で、今年約半世紀ぶりに甲子園出場が叶うかどうか? という重要な試合だそうで、「お前も見て応援しなきゃ殺す」みたいなムードになってしまってやむなく、というのが実は真相なのですw 「あのー、大変申し訳ないのですが、私は早稲田出身なので、寧ろ慶応とは仲が悪いというか、あんまり関係がないのですが……」 と、愛校心なんて持ってないくせ(というか親族の刷り込みにより、寧ろ慶応の方に親近感を覚えているのですw 病気したら慶応病院に行くし!)に、大学同士のバトルを引き合いに出して難を逃れようとするも失敗して、仕方なしに見てしまったんです。 ところが、見ていたら、結構面白い。 東海大相模なんて、かなりの強豪です。一方で慶応の連中と来たら、お坊ちゃんお坊ちゃんしているというか、まぁそういう風情でして、両校の選手を見ていると露骨に「肌の日焼けの度合い」が違うというw けれども、点を取られたら、じみ~に粘って、チャンスを待って逆転をしていく慶応の選手に好感を持ってしまったんですよねぇ。決して「むちゃくちゃな飛ばし屋」がいるとか、「アホみたいな速度で投げるピッチャー」がいないのに、妙に粘って頑張るんですよ。 バントの体勢でピッチャーを攪乱して、押し出しで塁に出たりと、なんだか妙にチマチマとした野球なんですが、「そうせざるを得ない感」がヒシヒシとでていて、「何とかして勝たなきゃ!」というような選手のひたむきさが伝わってきて、試合終了まで見てしまいました。 追いついては追い抜かれて、更に追いついては追い抜かれてを繰り返し、結局13回まで延長。結果、慶応が勝ったわけですが、久々に野球を見て面白かったな、と。 たまには、野球なんかも見てみると、良いかもね。 いや、オチも何もないんだけども、たまには普段と違ったものを見たり聞いたりやったりするって結構新鮮でいいなぁ、なんて思いましたね。 ■バター バターが入手困難になって結構経ちました。 手作りのクッキーを主人公に差し入れるゲームのヒロインの女の子達も大変だ。 で、一時よりは何とか入手しようと思えば入手できる状態にはなったのですが、今日行ったお店では「一家族一個まで!」と張り紙がついてました。 何か、こうやって何かの食料の入手が困難になると、昔の「タイ米騒動」を思い出します。 若い方はご存じないかもしれませんが、今から15年くらい前に「米が無い」という状況が起きまして、代替物として大量の「タイ米」が出回る騒ぎとなったんです。原因は冷夏で米が育たなかった、という事らしいんですが、なんだか暫くしたら普通に米が供給されるようになって、「結局何だったんだ?」と。信じられないかもしれないけれども、普通の日本米とタイ米の抱き合わせ販売が行われたり、「タイ米をオイシク食べる方法」なんてのがテレビで特集で組まれたり(何かゼラチンみたいのを一緒に炊くと、日本米っぽくなるとか、そういう内容でした)、一種異様な事件でした。 別に陰謀論みたいのを唱える気はないんだけども、なんだかバターの場合は妙に怪しい所があります。というのもバターって結局、生乳が原料ですよね。バターがないくせに牛乳は大量に出回っているわけで、そこの所、頭の悪い私にはからくりが分かりませんねぇ。 単純に考えると、「牛乳として供給される生乳を生み出す牛」と「バター用の生乳を生み出す牛」とは種類が違うのかもしれません。 まぁ、誰か私にお菓子でも作ってくれる女の子でもいないかしら? という所に話しは落ち着くわけですがw 良く、恋愛モノのゲームとかをやっていると、女の子が「お菓子」を作ってくれたり「お弁当」を作ってきてくれます。あれ、いいよねぇ……?w 若い頃は結構女の子からお菓子とか作ってもらったりしたんだけども、「お弁当」だけは未体験ゾーンだったりします。だから、死ぬ前に一度でもいいから、「あの……良かったら……」みたいにお弁当を差し出して貰えるシチュエーションを体験してみたい。 取り敢えず、それが人生の一つの目標ですかねw ■バチカン市国に行ってみよう いや、勿論飛行機に乗っていくわけではありません。 ネットワーク的に到達してみる、という事ですね。まぁ、アレです、一つの聖地巡礼みたいな。 わざわざLinuxを立ち上げるのが面倒だったので、Windowsでやってみました。 面白かったのが、バチカンのネームサーバの一つに「ミカエル」なんて名前が付いていたりして、流石だなぁ、と感心すること頻り。 例によって、nslookupをインタラクティブモードで入って、set type=nsで。 勿論それだけじゃ、巡礼にならないから、tracertというコマンドで「自分のマシンからバチカンのネームサーバまでの道のり」を描いてみる事にしました。 ちなみにLinuxとかMacintoshの場合はtracertじゃなくて、tracerouteです。 まぁ、私のマシンから25個くらい彼方此方を経由してバチカンに到達するわけですが、東京から大阪へ、そして何故かブラジルを経由してシアトルに行ってパリ、ミラノと進んでいきます。何かこういう事をやってるだけでも世界旅行をしている気分になりますね。 当たり前っちゃ当たり前なんだけども、やっぱりバチカンにもちゃんとネットワークが設備されているんですね。 別にバチカンじゃなくても、興味のある国とかがあれば、みんな同じ手順で出来るからお勧めのネットの楽しみ方だったりします。詳しい事は「nslookup」とか「traceroute」或いは「tracert」とかを検索してみると分かりますよ? こういう時だけ、メインマシンがUnixであるMacintoshユーザーが羨ましく思えますw ではでは、今回はこのへんで。
by s-kuzumi
| 2008-07-27 18:23
| 日々之雑記
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